ついに達成日本百高山（西岳、赤岩岳、赤沢山、樅沢岳他）

2018年07月22日(日) ~ 2018年07月24日(火)

• GPS: 55:33
• 距離: 49.5km
• 登り: 4,102m
• 下り: 4,339m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:48
• 合計: 9:26

5:25 一ノ沢登山口
5:36 5:36 山ノ神
6:20 6:20 王滝ベンチ
6:41 6:43 烏帽子沢
7:06 7:08 笠原沢
8:13 8:28 最終水場
9:08 9:23 常念小屋
10:24 10:42 横通岳
11:37 12:01 東天井岳
12:53 12:54 大天荘
13:04 13:08 大天井岳
13:16 13:22 大天荘
13:52 13:58 大天井ヒュッテ
14:33 14:48 大天井ヒュッテ
14:51 宿泊地

2日目

• 山行: 7:44
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:14

4:29 宿泊地
4:51 4:51 貧乏沢下降点
5:57 6:14 赤岩岳
6:46 7:02 ヒュッテ西岳
7:09 7:21 西岳
7:29 7:29 ヒュッテ西岳
8:12 8:25 赤沢山
9:18 9:18 ヒュッテ西岳
10:00 10:03 水俣乗越
11:44 11:54 ヒュッテ大槍
12:39 12:44 槍ヶ岳山荘
13:11 13:25 槍ヶ岳
13:43 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:36
• 合計: 8:35

4:22 宿泊地
4:55 4:56 千丈乗越
7:19 7:34 樅沢岳
7:53 7:53 双六小屋
7:57 7:57 双六池
8:23 8:27 くろゆりベンチ
8:37 8:40 花見平
8:49 8:55 弓折乗越
9:19 9:20 鏡平山荘
9:46 9:50 シシウドヶ原
10:03 10:03 イタドリが原
10:13 10:14 チボ岩
10:21 10:21 秩父沢出合
10:49 10:49 小池新道入口
11:02 11:40 わさび平小屋
11:52 11:52 笠新道登山口
12:02 12:02 中崎橋
12:14 12:14 お助け風穴
12:27 12:30 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:35 12:55 新穂高温泉駅
12:56 12:56 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:57 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

往路：自宅→穂高駅登山者駐車場に安曇野観光タクシーに5時に迎えに来てもらい一ノ沢まで4900円
復路：12:55新穂高温泉バス→12:30平湯温泉（890円）12:50→15:15松本駅（2370円）16:00→穂高駅（320円）16:27

コース状況／危険箇所等

登山道がない山頂のコース状況
〇横通岳
離れているが、常念側、大天井側両方とも、山頂への明確な踏み後あり。
山頂は360度の展望
〇東大天井岳
山頂は登山道から少し離れているが、明確な踏み後あり5分ほどで山頂。三角点なし
山頂は360度の展望
〇赤岩岳
事前にヤマレコMAPで地図上にルートをiPhoneにダウンロードしておいたので、大体の位置を確認しておけば、明確な踏み後があることがすぐわかる。山頂までルートは明確で迷うことはまずないと思う。
山頂は360度の展望
〇赤沢山
ここはかなり手ごわいと考えていたので、事前にヤマレコユーザーさんたちの記録をよく読んでおくとともに、写真と解説をPDFファイルにしてiPhoneのiBookに保存しいておいた。困ったらそれを見ようと思ったが、踏み後も比較的明確で、トラロープもあるので、山頂まで迷わず行けた。

しかし、ハイマツが繁茂しているためよく踏み後を確認することが必要で、ハイマツ漕ぎもある。鞍部から登り上げると山頂付近は平坦となり、三角点は一番奥。山頂からは360度の展望。

帰路、下降点（ケルンを積んでおいた）から下ってすぐの岩の所で左側に踏み後のようなところがあり、一瞬迷ったが、ここは右に（写真参照）

また、帰路はハイマツの伸長方向と逆になるので、往路に比べてかなりの抵抗がかかる。
アタックザックを背負っていったが、知らないうちに、ジッパーが開いてしまい、フリースの上着をハイマツに絡めとられてしまった。また、ズボンのポケットに入れておいたハンドタオルもいつの間にか無くなっていた。
アタックザックの中に財布も入れておいたので危うく失くすところだった。
ジッパーが開かないように紐で縛っておくなど、十分注意する必要がある。

参考としたsakura0725さんのヤマレコの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-982878.html
sakura0725さんに感謝いたします。

〇左俣岳　（2674.1mだが、樅沢岳の一部とされているようで、日本百高山にはカウントされていない。百番目の新蛇抜山は2667m）
地図とGPS機能を使って山頂の三角点付近にいることは確認したが、三角点はハイマツの中にあるのか見つからなかった。

〇樅沢岳
山頂は登山道から5mほど、山頂はハイマツに覆われておりよくわからず。三角点なし

写真

一ノ沢から登って行く途中でハクサンシャジン？

常念小屋

横通岳の三角点
前に中房温泉→燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳→上高地
の時に通過はしたものの、山頂を登ってなかったので今回登頂

これが証拠

7/22 10:42

横通岳山頂
残念ながら霧で視界不良
地図には載ってないが山頂への明瞭なトレースあり

7/22 10:44

横通岳山頂から辛うじて槍

7/22 10:56

東大天井岳に向かう途中で
前穂→奥穂→涸沢→北穂の各3000m超峰

7/22 10:57

南岳→大喰岳→槍ヶ岳
素晴らしい眺望

7/22 11:38

常念の方は霧

7/22 11:38

ミヤマキンポウゲ

7/22 11:38

東大天井岳の途中のお花畑

7/22 11:39

横通岳と常念岳

7/22 11:39

チングルマの綿帽子

7/22 11:40

チングルマ（ぼかし）と常念

7/22 11:40

チングルマと常念（ぼかし）

7/22 11:42

シナノキンバイとミヤマキンポウゲのお花畑

7/22 11:42

白と黄色系のお花畑

7/22 11:43

チングルマ

7/22 11:44

ハクサンイチゲ

花を愛でながら歩くと東大天井岳の登り口に
地図にはないが明瞭なトレースあり
そこを登って山頂登頂証拠
前回はトラバース道通過で山頂は踏破せず

7/22 12:01

穂高連峰が見事

7/22 12:01

鷲羽岳

7/22 12:01

もう槍は見えすぎて
見えるのが当然のようになる(笑)

7/22 12:01

東大天井岳の方に霧が

7/22 12:35

チシマキキョウ

7/22 13:03

大天井岳

7/22 13:05

大天荘到着後、2度目の大天井岳山頂に

7/22 13:07

雲は多めながら山と雲の感じがいい

7/22 13:07

同じく

7/22 13:07

三俣蓮華岳→黒部五郎岳→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶岳
手前は硫黄岳

7/22 13:07

水晶岳→南真砂岳→真砂岳→野口五郎岳

7/22 13:08

高瀬ダムの向こうにピラミド型の針ノ木岳

7/22 13:28

イワツメクサ

7/22 13:51

今日のお宿
大天井ヒュッテ

7/22 13:51

あれが牛首展望台か
登りきつそう

7/22 13:54

ホソバトリカブト

7/22 13:54

クルマユリ

7/22 14:10

タカネヤハズハハコ

7/22 14:14

牛首展望台
大天井ヒュッテから激登

7/22 14:14

こんな社あり

7/22 14:16

さすがに展望がいい

7/22 14:16

明日目指す赤岩岳の後は北穂

7/22 14:17

針ノ木岳方面

7/22 14:17

鷲羽→ワリモ→水晶

7/22 14:17

鷲羽岳方面

7/22 14:20

もちろん槍は直ぐ間近

7/22 14:21

大天井岳

7/22 14:21

燕岳、餓鬼岳方面

7/22 14:22

槍・穂高方面

7/22 17:07

大天井ヒュッテの夕食
とんかつが名物　山に来て贅沢

7/22 17:30

明日,登頂を目指す赤岩岳と北穂（左）

7/23 4:58

明朝、4時半に出発
びっくり平まではトラバース道で展望なし、ここで尾根道

7/23 5:02

尾根道は槍・穂高を愛でながら

7/23 5:02

小槍も見える

7/23 5:02

赤岩岳→奥穂高岳→ジャンダルム

7/23 5:02

赤岩岳→奥穂高岳→抜戸岳→笠ヶ岳

7/23 5:18

常念の向こうに富士山

7/23 5:20

圧倒的存在感の槍ヶ岳

7/23 5:37

時には足下のお花たちも愛でながら
チングルマ

7/23 5:51

赤岩岳登り口
明確なトレースあり
ヤマレコユーザさん達の記録で確認したとおり

ヤマレコMAPでダウンロードした地図で確認

7/23 6:00

明確なトレースを辿っていくとすぐ山頂へ
三角点にタッチ
日本百高山97座目

証拠写真

7/23 6:02

赤岩岳山頂からの眺望も素晴らしい

7/23 6:02

赤岩岳から西岳と穂高連峰

7/23 6:02

槍と北鎌尾根

7/23 6:02

北鎌尾根

7/23 6:02

大天井岳

7/23 6:02

鷲羽岳

7/23 6:02

槍ヶ岳

7/23 6:03

奥穂→北穂→南岳

7/23 6:03

富士山→北岳→塩見岳？

7/23 6:04

槍ヶ岳

7/23 6:12

シナノキンバイ

7/23 6:18

ハクサンフウロ

7/23 6:18

ツガザクラ

7/23 6:31

常念岳

7/23 6:56

西岳山頂で

7/23 7:13

西岳山頂　日本百高山98座目

7/23 7:13

西岳から槍ヶ岳

7/23 7:13

同じく

7/23 7:13

西岳より
南岳→中岳→大喰岳→槍ヶ岳

7/23 7:13

西岳より
前穂→奥穂→北穂→南岳

7/23 7:13

西岳より
前穂→奥穂→北穂

7/23 7:16

西岳より
富士山

7/23 7:18

西岳からパノラマ

7/23 7:19

常念岳

7/23 7:19

西岳から赤岩岳と大天井岳

7/23 7:20

鷲羽岳、野口五郎方面

7/23 7:35

西岳のテン場の地番奥の赤沢山鞍部への下降点の目印の岩
意外と小さい
ここの右側を下る

7/23 7:44

要所要所にトラロープあり

7/23 7:44

同じく

7/23 7:44

赤沢山の頂上はまだまだ先

7/23 8:05

山頂付近はなだらか
山頂はこの一番奥

7/23 8:12

三角点に到着

7/23 8:12

日本百高山99座目

その証拠

7/23 8:14

赤沢山からの槍ヶ岳

7/23 8:14

ちょっとひいて

7/23 8:14

南岳→中岳→大喰岳

7/23 8:14

前穂→奥穂→北穂

7/23 8:14

アップ

7/23 8:14

西岳

7/23 8:14

真砂岳と野口五郎岳

7/23 8:14

北鎌尾根と槍

7/23 8:15

中岳→大喰岳→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳

7/23 8:19

奥穂→ジャンダルム→北穂

7/23 8:43

帰りに迷いそうになったところ
山頂からの下降点直下の岩
この左手前に踏み跡のように見えるところがあり、迷う
わかりずらいがここは岩の右側にルートがある

7/23 8:51

常念岳がきれいに見えたので

7/23 8:51

西岳のテン場の下降点にある岩
赤沢山方面から

7/23 9:06

西岳テン場の下降点から見た赤沢山
右は前穂

7/23 10:13

赤沢山から西岳テン場に帰ってから約1時間後
花を楽しむ
ウサギギク

7/23 10:16

東鎌尾根は初めて歩くがアップダウンがきつい

7/23 10:37

こんな長い梯子もあり
設置してもらった人に感謝

7/23 11:12

槍と北鎌尾根

7/23 11:12

下ったり登ったり

7/23 11:33

イワギキョウ

7/23 11:55

イワギキョウとイワツメグサ

7/23 12:00

シナノオトギリ

7/23 12:10

アップダウンに相当疲れたところで槍が間近に

7/23 12:24

タイリクオウギ

7/23 12:45

槍穂に大勢の人
小槍も見えた

7/23 12:52

ミヤマキンバイ

7/23 12:53

タカネツメクサ

7/23 12:55

槍ヶ岳山荘に荷物をデポして槍穂に登る。
渋滞しているので待ち時間に小槍撮影

7/23 13:13

槍ヶ岳山頂
これで3回目の登頂　いつもうれしい

7/23 13:14

槍の三角点

7/23 13:16

頂上から小槍

7/23 13:16

頂上は狭い

7/23 13:16

下りの梯子

7/23 13:17

登りの梯子

7/23 13:17

穂高方面はガスってきた

7/23 13:17

槍ヶ岳山荘
平日だが大勢の人

7/23 13:18

黒部五郎岳→薬師岳→鷲羽岳谷→水晶岳→赤牛岳

7/23 13:18

赤牛岳→真砂岳→後ろに立山→野口五郎岳→針ノ木岳

7/23 13:20

針ノ木岳

7/23 13:35

見事なタカネツメクサの株

7/23 13:35

7/23 15:36

槍穂に登る方々
こちらはビール飲みながら見てる
生ビールが1杯1000円だが、何物にも代えられない（笑）

7/23 17:07

槍ヶ岳山荘の夕食
ハンバーグ

7/23 17:35

影槍

7/23 15:35

大喰岳

7/23 17:44

水晶岳→赤牛岳→後ろに立山→野口五郎岳

7/23 17:44

黒部五郎岳→後ろに薬師岳→祖父岳→鷲羽岳→水晶岳

7/23 18:32

槍ヶ岳山荘近くのミヤマオダマキ

7/23 19:43

笠ヶ岳の向こうに白山

7/24 4:33

翌朝（24日）
新穂高温泉から遅くとも13時40分のバスに乗るため
槍ヶ岳には登らず、4時20分に出発。
笠ヶ岳と抜戸岳

7/24 4:33

双六岳→三俣蓮華岳→黒羽五郎岳

7/24 4:46

西鎌尾根　東鎌尾根よりアップダウンがなく助かる

7/24 4:48

笠ヶ岳と抜戸岳

7/24 4:54

薬師岳→祖父岳→鷲羽岳→水晶岳

7/24 4:54

抜戸岳→双六岳→三俣蓮華岳→黒部五郎岳

7/24 5:01

5時　朝日が笠ヶ岳と抜戸岳にあたる

7/24 5:04

朝日を浴びる奥穂高岳

7/24 5:04

朝日を浴びる焼岳と乗鞍岳

7/24 5:07

西鎌尾根
なんか雰囲気いい

7/24 5:52

見事なタカネナデシコ

7/24 5:53

タカネナデシコ中心のお花畑
これは珍しい

7/24 5:53

見事なイブキジャコウソウ

7/24 5:53

小さい花だが　存在感がある

7/24 5:54

タカネナデシコとミネウスユキソウ

7/24 5:55

ミヤマミミナグサ

7/24 6:17

西鎌尾根は穏やかでいい

途中左俣岳の山頂を踏破。東大天井岳の一部とされているのか、日本百高山には入っていない。
山頂は、登山道から少し離れていて、三角点を探すものの、ハイマツの中にあるのか,発見できなかった。

7/24 6:26

ハクサンイチゲ

7/24 6:33

ハクサンチドリ

7/24 6:20

所々にあるミニお花畑に足を止めて
チングルマ

7/24 6:38

硫黄岳

7/24 7:19

ついに樅沢岳到着
日本百高山100座目やったー

7/24 7:22

きれいな西釜尾根

7/24 7:20

樅沢岳山頂？

7/24 7:22

樅沢岳山頂から槍ヶ岳

7/24 7:22

アップ

7/24 7:22

穂高連峰

7/24 7:22

焼岳と乗鞍岳

7/24 7:23

三俣蓮華岳→黒部五郎岳→後に薬師岳→祖父岳→鷲羽岳

7/24 7:23

祖父岳と鷲羽岳

7/24 7:23

黒部五郎岳→薬師岳→祖父岳

7/24 7:23

三俣蓮華岳と黒部五郎岳

7/24 7:30

双六岳

7/24 7:32

もう少し先の方が高いのかなと行ってみると
立派な標柱がありました。
下の砂地に百高山と書いてあるのが分かるでしょうか

7/24 7:39

抜戸岳と笠ヶ岳

7/24 7:47

双六小屋

7/24 7:56

双六池とお花畑

7/24 7:56

双六池とお花畑

7/24 7:57

ハクサンイチゲのお花畑

7/24 8:21

樅沢岳

7/24 8:22

双六小屋と鷲羽岳

7/24 8:25

タテヤマリンドウ
色が濃い

7/24 8:36

これで見納め
槍ヶ岳

7/24 8:36

これで見納め
槍穂高

7/24 8:39

ハクサンイチゲのお花畑

7/24 8:39

ハクサンイチゲ

7/24 8:40

シナノキンバイのお花畑

7/24 8:42

シナノキンバイ

7/24 8:59

鏡平小屋
この先は下るばかり
予定以上の早さで新穂高へたどり着く

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

bekopapa

日本百高山(標高別順位1位富士山 から100番目の新蛇抜山(2667m南アルプス))まで全て踏破しました。苦節8年、2010年9月2日の富士山を皮切りにして、今回の赤岩岳、西岳、赤沢山、樅沢岳を登ったので、達成出来ました😊
思えば、北俣岳分岐から水場往復1時間半かけて水を確保しなければならなかった蝙蝠岳、聖岳から標高差600mを往復した兎岳、中盛丸山、大沢岳(南アルプス)、水場がないので水6.5リットル他計23.5キロのザックを担いで行った黒河内岳(南アルプス)、長大な読売新道にある赤牛岳(北アルプス)などなど、辛かったけど思い出深い山々でした。


東大天井岳から360度



大天井岳から360度



牛首展望台からの360度



赤岩岳からの360度



西岳からの360度



赤沢山からの360度



槍ヶ岳からの360度



樅沢岳山からの360度