針ノ木岳・蓮華岳（扇沢から）

2018年07月27日(金) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,868m
• 下り: 1,832m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:03
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:35

距離 17.4km 登り 1,868m 下り 1,837m

4:42 扇沢駅
5:27 大沢小屋
7:22 7:34 針ノ木小屋
8:18 8:27 針ノ木岳
8:56 9:05 針ノ木小屋
9:51 9:52 蓮華岳
10:39 針ノ木小屋
11:43 11:44 大沢小屋
12:17 扇沢駅
12:17 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■扇沢の無料駐車場に駐車。
　※4時の段階で7割程度の駐車状況。
　※なお、柏原新道付近の駐車場は全て満車のようでした。

コース状況／危険箇所等

◎ルート
■扇沢〜大沢小屋：整備された登山道です。所々刈払いが不十分なのか草が登山道に覆いかぶさっている箇所もありましたが問題はありません。関西電力の？道路を3回横断するので、車が来ていないか注意が必要だと思います。
■大沢小屋〜針ノ木雪渓取り付き（1850m付近）：沢に向かって斜面を斜上していきます。ロープが付いている箇所が数箇所あり、1箇所は岩に手がかりが少ないので横断しにくかったです。取り付き手前の沢には立派な橋がありますが、その手前の沢の渡渉部は丸太が数本渡してあり、バランスをとり渡ります。
■針ノ木雪渓（2260m付近まで）雪渓は少しづつ後退しているようで、マヤクボ沢出会いの少し先には、シェルンドとなっている箇所があり、旗のルートを忠実に進むことが大事だと思います。2200m付近から左側にルートが既にできており、雪渓を登る必要はなくなります。
■針ノ木雪渓末端〜針ノ木小屋：ザレた登山道にステップ・土留がされていますが、下に石を落とさないように注意しながら歩きました。
■針ノ木小屋〜針ノ木岳：針ノ木小屋から出てすぐは急な登りですが、その先は緩やかに登って行きます。ザレているので滑りやすくなっている箇所があり注意が必要です。
■針ノ木小屋〜蓮華岳：小屋を出てすぐは急ですがステップ等あり登りやすいです。途中からザレている感じの登山道になりますがつづら折れに上るようになっており登りにくくはありません。

☆小屋関連他
□大沢小屋：飲み物等はもちろんあるようですが、貸しアイゼンの取り扱いがあります。500円でレンタルできるようです。白馬大雪渓より急なところもあるので、あったほうが楽だと思われます。
□針ノ木小屋：小屋と併設されたトイレは有料です。少し歩いたテン場横のトイレは無料になります。
□扇沢駅：24時間トイレが使えます。また水も飲めるようです。有料駐車場の下に無料の登山者用駐車場がありますが、8月の土日はいっぱいになることが多いようです。

その他周辺情報

■道の駅“小谷”：深山温泉+定食でお風呂が半額（６６０円→３３０円）いつも比較的空いているように思います。

写真

7/27 4:31

早朝の扇沢駅をスタートします。まだ静かです。

7/27 4:39

登山口には誰もいませんでした（土日限定？）ポストに登山届を出します。

7/27 4:43

道路と登山道が交差します。

7/27 4:47

枯れ沢を4箇所横断します。1箇所目が長いです。

7/27 4:54

明るくなってきました。赤沢岳方面。

7/27 4:54

途中に登山口の表示があります。

7/27 5:22

朝の大沢小屋。静かです。

7/27 5:37

大沢小屋からしばらく進むと沢に雪が出てきました。

7/27 5:39

シモツケソウ

7/27 5:43

少し沢を歩きます。渡渉っぽい感じですが、大したことはありません。木が数本横断させてあり、しっかりしています。

7/27 5:46

雪渓に取り付くところには橋が掛かっています。

7/27 5:48

雪渓に取り付きます。思ったよりも踏み跡は少なく、サクサク行きたいので10本歯アイゼンを装着しグイグイ登ります。

7/27 6:19

雪渓は涼しくて最高です。朝早いので少し寒いくらいです。

7/27 6:35

マヤクボ沢との出会。
春に滑りたいですね。

7/27 6:37

雪渓左に道が出てきます。

7/27 6:41

雪渓末端。標高2300m付近です。

7/27 6:59

道は整備されていますが、ザレているので少し注意しながら進みます。

7/27 7:05

雪が多ければ左の雪渓を登っていくような感じがします。

7/27 7:15

種池山荘へ続く稜線。

7/27 7:18

針ノ木小屋に到着しました。

7/27 7:26

雲海の先には富士山も見えました。その左は八ヶ岳だと思います。

7/27 7:26

小屋からは裏銀座〜槍ヶ岳の展望がとても良かったです。

7/27 7:27

さあ針ノ木岳へ向かいます。

7/27 7:28

キオン

7/27 7:37

ミヤマキンバイ

7/27 7:38

雲ひとつない快晴です。

7/27 7:39

イワカガミ

7/27 7:44

ウサギギク
結構咲いていました。

7/27 7:45

7/27 8:22

針ノ木岳の頂上に到着しました。

7/27 8:11

裏銀座へ続く稜線、高瀬ダムも良く見えます。

7/27 8:14

スバリ岳、後立山連峰へ向かう稜線。

7/27 8:15

蓮華岳

7/27 8:15

雲海が綺麗です。

7/27 8:34

お花畑が所々にあります。

7/27 8:35

シナノキンバイ

7/27 8:50

針ノ木小屋のテン場。整地されていて快適そうですが、風の影響を受けそうです。しかし、下の方の場所を取れれば風も大丈夫そう。

7/27 8:51

チングルマは咲き終わった箇所も結構ありました。

7/27 8:59

7/27 9:28

コマクサは終盤だと思います。

7/27 9:28

タテヤマリンドウだと思います。

7/27 9:29

蓮華岳へ続く稜線。

7/27 9:38

イワギキョウ

7/27 9:39

蓮華大沢。ここも滑ってみたいです。

7/27 9:45

タカネツメクサ

7/27 9:46

蓮華岳まであと少し…

7/27 9:47

蓮華岳の頂上。

7/27 9:48

ガスが湧いてきました。

7/27 9:48

7/27 9:53

祠があります。

7/27 9:53

ガスと少し顔を出した針ノ木岳。

7/27 9:54

ガスと青空のコントラストが綺麗です。

7/27 10:07

イワツメクサ

7/27 10:24

ガスが湧いてきた雪渓。

7/27 10:35

下山します。

7/27 10:36

チングルマも結構咲いていました。

7/27 10:54

沢水が冷たくて、顔を洗ったりするのに最高です。

7/27 11:02

雪渓はサクサク下ります。

7/27 11:02

設計取り付き箇所から針ノ木峠方向。

7/27 11:09

雪渓のノド付近。ここが一番急なようです。

7/27 11:19

あっという間に雪渓末端まできてしまいました。
もう少し長ければいいのに…

7/27 11:26

雪渓から登山道にあがり、すぐにこの岩のトラバースがあります。
足をかけるところが少なく、難儀します。

7/27 11:39

大沢小屋まで戻ってきました。
ここからが結構長かった…

7/27 12:01

道路に出ればあと少しです。

7/27 12:12

登山口まで戻ってきました。

7/27 12:12

扇沢駅は賑わってきていましたが、春先ほど混んでないようです。

7/27 12:19

ハサイダーフロート（500円）とりんごサイダー（200円）でゆっくりクールダウンしました。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 10本刃アイゼン

感想

posurf

台風の接近もあり、金・土で爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳を縦走するつもりでしたが、泣く泣く予定を変更し、日帰り山行にすることにいたしました。
日帰りなら修行系ではなく、楽しいルートに行きたいと思いましたので、雪渓を登って涼をとれる針ノ木雪渓からの針ノ木岳に行くことにしました。
ヤマレコで調べていると、日帰りで蓮華岳にも行っている記録も多くあったので、蓮華岳にも行くことにしました。
今年は雪が溶けるのが早く、雪渓は後退気味だったようですが、雪渓の登り下りは快適そのものでとても楽しめました。