記録ID: 153934
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
粟ヶ岳(カンジキ履いてやっと登頂〜)
2011年12月04日(日) [日帰り]
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- GPS
- 06:30
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
9:30粟ヶ岳登山道〜10:30粟薬師〜12:04八合目,午の背〜13:03粟ヶ岳山頂13:15〜14:54粟薬師〜16:00粟ヶ岳登山道
天候 | 6合目まで雨、7合目から上はアラレのち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
粟ヶ岳はもう2回も敗退しているので今日の天気予報は雨だがカンジキを買い、強行し三度目の正直で登頂だけを目的にひたすら登った。 雨でも雪でも槍が降っても登頂する気持ちで望んだ。(勿論、槍が降ったらヤメル) 粟ヶ岳登山口から五合目の粟薬師628mまでは雪がないので普通のハイキング気分で登れる。 六合目から残雪が登山道脇にある程度。小雨からアラレに変わり外気温が下がってくる。今日は雪を見るとワクワクどころか気持ちだけでも雪に負けないように気を引き締める。 七合目までは膝下の雪で2週間前の残雪に今日の新雪が積もっているがまだ膝下の雪なのでツボ足でも登っていけるが七合目を越える付近から新雪が積もり膝上の雪深さとなりツボ足で登るのは難しくなってきたのでカンジキを履き登る。カンジキを履くと踏み抜く深さ半分以下の膝下なので何とか登っていける。アラレから吹雪に変わる。 八合目からは細尾根の岩稜で強風の「午の背」を渡る、午の背は風が強い細尾根なので雪が飛んであまり積もっていない。カンジキは少し雪が積もった岩稜の上でも普通に歩け快適である。吹雪は益々強くなる。 九合目付近から(どこが九合目かはっきり判らない)尾根を北側から東側に急登のぼりとなる。吹雪で先が見えないので地形図とコンパスで位置を推定。 急登な坂を登りきると登り坂が緩くなりまもなく山頂の標識が見えてくる。 今回は昨日敗退した原因は膝上の雪に阻まれたこともあるがなによりも気持ち(雪と強風と寒さへの怖さ)が負けたことが敗退の主要因だったことが悔しいので今日は道具はほぼ完璧に準備したのであとは気持ちだけは折れないように望んだ。 |
写真
撮影機器:
感想
山登りを始めて3年チョットの奥多摩や奥武蔵のあまり厳しくない雪山しか経験していない軟弱都会人(埼玉は都会ではないが新潟からみれば同じ関東)ではあるがこれから真冬に向かい益々雪深くなる新潟の山には絶対登れなくなるし、今回登れなければもう春まで山登りを休むしかないと思いこの粟ヶ岳2回の敗退を糧にとにかく「登頂だけ」を目的に登った。
今まで山登りは、登るルートや登る過程や野山の草木や山頂での気持ちの良い眺望などを楽しみに登っていたが今回初めて「登頂」だけを目的に登った。
昨日は敗退してドンヨリした気持ちであったが、今日は昨日よりも悪いコンデションの中、登ってこれて本当に良かったと達成感に今浸っている。
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やはり新潟は雪国ですね
新潟県OB KIPYONより
即日リベンジ素晴らしいです。自分の場合周回しないと帰れないので、周回目的オンリーとか、そういう時もありますが...でも、奥武蔵と新潟雪山では状況が違いますから
とにかく、おめでとうございます⁈
こんばんは。
本当にそうですね、これからドンドン厳しい冬になりそうで山だけでなく普通の生活にも(明日の天気予報は雪)チョット戸惑っています。
会社の人から「スタットレスに変えるだけじゃないくて、ゴム長靴とゴム手袋と雪かき用スコップもないと駄目だよ」と・・
こんばんは、ありがとうございます。
山登りの目的、山登りの楽しみ方、山登りの未知への挑戦は人や経験や環境により様々ですがそのレベルが高い低いに関係なく「なんだそんなこと誰でも出来るよ」と言われようが「自分なりの挑戦」言い換えれば「自己満足」できればそれで楽しいんですよね、山登りは!
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