剱岳：早月尾根ピストン

2018年07月31日(火) [日帰り]

• GPS: 09:19
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,490m
• 下り: 2,484m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:42
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:19

距離 17.9km 登り 2,490m 下り 2,490m

4:21 馬場島
4:47 松尾平
6:57 6:59 早月小屋
9:07 9:18 カニのハサミ
9:26 9:39 剱岳
9:44 9:52 カニのハサミ
11:42 11:45 早月小屋
13:20 松尾平
13:40 馬場島

天候

晴れ、少し雲あり

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

前日に仕事を定時で上がって新幹線に乗り、19時37分富山駅着。レンタカーで馬場島荘まで移動して馬場島荘前駐車場で車中泊（馬場島荘は空きなしだった。当日電話したので当たり前か...）。

その他周辺情報

下山後はアルプスの湯。食事処が少し寂しいけど風呂は充実。

写真

7/31 4:24

まだ薄暗かったのでお化け屋敷の入口みたい（笑）

7/31 4:53

おばけ杉、じゃなくて一服杉。

7/31 4:54

この立山杉も迫力。

7/31 5:01

この2本（?）の杉の間を通る。

7/31 5:48

北に猫又山。その左奥にほぼ重なって毛勝山。

7/31 5:59

猫又山の右に赤谷山も。

7/31 6:08

南には奥大日岳。

7/31 6:27

コバイケイソウ

7/31 6:29

モミジカラマツ

7/31 6:34

標高2000mを超えたらてっぺんが見えた！

7/31 6:36

この可愛らしいのは・・・？

7/31 6:37

2つの池塘。

7/31 6:37

ゴゼンタチバナ

7/31 6:46

アキノキリンソウ

7/31 6:56

2224mピーク到着。早月小屋の向こうに剱岳！

7/31 6:56

小屋の真上は剱御前、雪渓を挟んでその左が別山。右は奥大日岳。

7/31 7:09

あまり有名でない北側の山々が美しかった。一番高く見えるのが釜谷山、その右手前が猫又山、一番右奥が毛勝山。

7/31 7:20

トウヤクリンドウ

7/31 7:22

奥大日岳

7/31 7:32

いよいよ岩場へ。

7/31 7:48

ツマトリソウ

7/31 7:53

雪渓をかすめる。ハイドレーションの水が生暖かくて、雪を入れれば良かったと通り過ぎてから後悔。

7/31 8:02

岩と雪。剱っぽくなってきた。

7/31 8:04

シナノキンバイ

7/31 8:06

マツムシソウ

7/31 8:07

アップで。

7/31 8:10

イワツメクサ

7/31 8:14

ここでハイドレーションに雪注入。一気に冷たくなった！

7/31 8:19

トリカブト

7/31 8:25

ダイモンジソウ

7/31 8:27

ウサギギクには青空が似合う。

7/31 8:31

イワツメクサ

7/31 8:40

最後の標高標識。

7/31 8:41

まだまだ登る。

7/31 8:43

トウヤクリンドウ

7/31 8:53

チシマギキョウ

7/31 8:56

獅子頭を時計回りに巻く。この時北側数百メートルの谷で大きな落石があったようで、10秒ほど轟音が続いた。

7/31 8:59

ツガザクラがほんの少しだけ残っていた。

7/31 9:10

もうちょい！

7/31 9:15

別山尾根との分岐標識が見えた！ 実は相当下からもこの標識が見えることに下山時に気づく。

7/31 9:17

年季が入りすぎてほとんど文字が読めない。どれだけの間登山者を見守ってきたんだろう？

7/31 9:23

着いた〜！

7/31 9:26

山頂で初めて開ける東側の展望。一番高いのが白馬岳、一番右が五竜岳。

7/31 9:27

アップで。

7/31 9:35

南側。左は雄山。中央はるか遠くの円錐形が黒部五郎岳。その左、雲に霞んで尖ってるのが笠ヶ岳。

7/31 9:37

雄山から笠ヶ岳にかけて。

7/31 9:39

何枚も撮った中でおそらく一番雲が少なかった瞬間。

7/31 9:39

北側には日本海の水平線。

7/31 9:50

水晶岳（中央お椀型）と薬師岳（右奥）の雲が一瞬晴れた。これ以上待つのは諦めて下山開始。

7/31 10:04

ヨツバシオガマ。iPhone5だけど、背景の山をボカシて撮るコツが最近わかってきた。

7/31 10:04

ミヤマオダマキ

7/31 10:10

分岐標識が徐々に小さくなる・・・

7/31 10:10

日本海

7/31 10:12

イワツメクサを前景に。

7/31 10:16

分岐標識がさらに小さくなって・・・

7/31 10:22

とうとう見えなくなった。標高2800m地点。名残惜しい・・・

7/31 10:33

クルマユリ

7/31 10:39

クロトウヒレン

7/31 10:53

ミヤマキンポウゲ

7/31 10:58

ミヤマリンドウ

7/31 11:00

チングルマ

7/31 11:12

L字型の杭の上を渡っていく。

7/31 11:14

振り返るとこんな感じ。

7/31 11:20

またいつか来るよ！

7/31 11:50

アスレチックのような・・・

7/31 12:01

ベニバナイチゴ

7/31 12:35

秋の気配もほんの少し。

7/31 12:41

馬場島が見えてきた！

7/31 12:57

往路で撮らなかった立山杉をいくつか。

7/31 12:59

すさまじい・・・

7/31 13:08

巨木好きの自分にはたまらないルート。

7/31 13:20

このあたりからは今日のルートでほぼ唯一走れる区間。でもつま先が痛くてあまりスピードが出せなかった。靴替えようかな・・

7/31 13:40

駐車場にゴール！

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

Echigoya

一度登ってみたいとずっと思っていた剱岳。登山口までのアクセスオプションをいくつか考えた上でずーっとタイミングを見計らっていて、昨日ついに実現できた。

トレランスタイルの自分は別山尾根は避けたいので、早月尾根でのピストン。とはいっても上部の岩場はおそらく自分の人生で一番本格的なものなので、あまり時間を気にせず、落ち着いて、かつ楽しみながらの山行にした。おかげで岩場は無事に登り降りできたけど、そのあとの樹林帯で三度も転んでしまう。長い下りで集中力のなさが出たのもあるけど、安心と思って足を乗せたポイントがずるっと滑るという箇所が多かった。日本三大急登といわれる黒戸尾根や西黒尾根よりもしんどかった気がする。

それと、虫が多かった。ハッカ油を持って行って途中何度もスプレーしたけど、それでも蚊にさされたし、蜂やブヨっぽいのもいた。駐車場でも車の外に数分いると寄ってくるので閉口する。

でも、さすがにこの山は達成感があった。平日にも関わらず山頂に十数人の人がいて、それぞれかなり長い時間を過ごしていらっしゃるようで、自分も長くいたくなってしまった。岩と雪に加えて、この日は花もたくさん見ることができた。

なお、ヤマプラでプランニングすると、途中通過点として「避難小屋跡」と「丸山」というのが出てくるけど、「避難小屋跡」というのは標高1960m地点で、実際には小屋の跡かたはなくなっている。「丸山」というのは、2224mピークのことのようだ。

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上市町の最高気温は33度。剱岳山頂の正午の気温は事前の予報で13度、風はほとんどなし。ほぼ終始半袖シャツ1枚で、寒い場面はまったくなかった。摂った水分は1.7L、行動食は750kcal。

所要時間は標準歩行時間の60%。

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山座同定の参考にさせて頂いたサイト：
http://amgm.web2.jp/2012/120726ToyamaTsurugidake.htm