再び南ア、5年ぶりの女王【仙丈ヶ岳】へ
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- GPS
- 05:59
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
(往路) 芦安〜広河原 乗合タクシー 夜叉神ゲート5時半開門に合わせて出発(バス、乗合タクシーが登山者数に合わせて出るため、待ち時間なし) 広河原〜北沢峠 バス 6時50分発予定が6時10分ごろに早出 (復路) 北沢峠〜広河原 バス 13時30分発(登山者が集まり次第随時出発していたようです) 広河原〜芦安 乗合タクシー 人数集まり次第出発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはありません 登山届:北沢峠登山口にあり(用紙あり) 水場:仙丈小屋直下、薮沢小屋周辺 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:金山沢温泉 850円 芦安駐車場近くにあり便利ですが、市営の割に値段が高く、しかも脱衣場、洗い場が狭い。館内空調も入ってなく、暑かった。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
当初の予定では北アルプスに1泊2日で行く予定だったが、数日前から喉が痛くて咳も度々。それでも週末に仕事から開放されれば良くなると思って金曜の夜に出発したが、運転していても咳がゴホゴホ。長距離運転と睡眠時間のことを考えて、もう一つの候補であった仙丈ヶ岳の日帰りに急遽変更。(週末に晴れマークがついていて、それほど悪い状態じゃなかったので、中止という選択肢は無し)
早朝5時前から、芦安のターミナルは人でいっぱい。それでも、乗合タクシーには余裕があって、すぐに車両に案内される。バスもほぼ同じ時間に出るが、金額もほとんどかわらないし、荷物をトランクに乗せてくれるのでタクシーのが楽。
広河原から今度は北沢峠行きのバスに乗り換える。始発の6時50分まで40分以上待たされると思っていたら、6時10分ころにバスが入ってきて、満員になったところで出発。繁忙時は時間があってないようなものらしい。おかげで北沢峠に7時前には到着。予定より30分以上早く出発できた。
標高2000mの北沢峠はさすがに涼しい。それでも連日20度を超えているとのことで例年に比べると異常に暑いらしい。
まずは樹林帯を登っていく。人気の山であるので、登山道も整備が行き届いていて、ときどき平坦なところもあって、かなり歩きやすい。標高を100mあげるごとに1合目、2合目という案内もあり、順調に高度を稼いでいく。
大滝ノ頭からひと登りすると森林限界を超え、ハイマツの緑の中、展望が開けてくる。振り返れば甲斐駒ケ岳や鋸岳、小仙丈ヶ岳までのルートがはっきり見える。
小仙丈ヶ岳山頂は、最高の展望台。標高第2位の北岳、第3位の間ノ岳が並んで見える。本当はその間に富士山が見えるはずだが、今日は残念ながら雲に隠れてしまっている。ここから見るカールを抱えた仙丈ヶ岳は本当に美しく、まさに女王との呼び名がピッタリ。
カールを見下ろしながら稜線を進むと仙丈ヶ岳山頂。多くの登山者で賑わう山頂の外れでのんびり過ごす。日差しは強いが、下界の猛暑が嘘のように爽やかな風に包まれている。
花の最盛期は過ぎていたが、秋の花のトウヤクリンドウや、先日の悪沢岳・赤石岳でも多く見たチシマギキョウなどがぼちぼち咲いていた。
仙丈小屋の直下や馬の背から大滝ノ頭までのトラバースには多くの沢が流れていて涼を取ることができる。5年前の同じ時期にあった薮沢の雪渓は今年は残っていなかった。
5年前は初めてのテント泊を北沢峠でして、のんびりと仙丈ヶ岳を楽しんだのに比べて、今回は日帰りの少し慌ただしい登山であったが、美しい稜線と、森深い南アルプスらしさを十分味わうことができた。
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