ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1545782
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北鎌尾根 

2018年08月03日(金) ~ 2018年08月04日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
36.2km
登り
2,580m
下り
2,580m

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
2:25
合計
10:15
5:40
80
スタート地点
7:00
7:15
65
8:20
8:40
0
9:20
70
10:30
10:40
0
10:40
12:10
160
14:50
15:00
55
15:55
天狗の腰掛 
2日目
山行
9:45
休憩
1:05
合計
10:50
4:40
80
天狗の腰掛
6:00
130
8:10
50
北鎌平
9:00
9:15
15
9:30
10:00
60
11:00
60
12:00
45
12:45
55
13:40
0
13:40
14:00
60
15:00
30
15:30
小梨平
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路毎日アルペン号 復路さわやか信州号
コース状況/
危険箇所等
バリエーションのため危険箇所は水俣乗越以降山頂まで。特段崩壊しているなどはなかった。
その他周辺情報 登山後は小梨平にて風呂
大曲からの急登は暑さでバテバテ。
1
大曲からの急登は暑さでバテバテ。
水俣乗越着
おそろしいザレなので、お助けロープおかりして降ります。
1
おそろしいザレなので、お助けロープおかりして降ります。
ロープで降りて間もなく、右側に踏み跡があるので、そこを伝ってひたすらおります。
2
ロープで降りて間もなく、右側に踏み跡があるので、そこを伝ってひたすらおります。
北鎌尾根がくっきり。
3
北鎌尾根がくっきり。
雪渓のこってましたが、脇を通っていけるので、アイゼン要らず。
雪渓のこってましたが、脇を通っていけるので、アイゼン要らず。
ケルンが時々ある。
ケルンが時々ある。
大槍がみえました。
2
大槍がみえました。
気に青紐下がっていたりします。
気に青紐下がっていたりします。
天気いいなぁ。
北鎌沢出合までは、けっこう長かった、、、。1時間半くらい?左手に大きな黒い岩、ケルンが目印。
2
北鎌沢出合までは、けっこう長かった、、、。1時間半くらい?左手に大きな黒い岩、ケルンが目印。
この写真の奥から下ってきました。この黒い岩のすぐ左手から登っていきます。
1
この写真の奥から下ってきました。この黒い岩のすぐ左手から登っていきます。
さぁコルを目指して歩きます。
さぁコルを目指して歩きます。
しばらく登っていると大きな分岐左手にケルンがでてきます。右です。ここで右俣がいつ枯れるかわからないので、水分補充。熱中症対策で。4,5L担ぎました。苦笑。
1
しばらく登っていると大きな分岐左手にケルンがでてきます。右です。ここで右俣がいつ枯れるかわからないので、水分補充。熱中症対策で。4,5L担ぎました。苦笑。
急登、ひたすら登ります。
急登、ひたすら登ります。
また大きな分岐。真ん中の木に赤テープがあります。(バリエーションなのか?)テープのある右手へ
1
また大きな分岐。真ん中の木に赤テープがあります。(バリエーションなのか?)テープのある右手へ
大きな沢筋にそってひたすら登る。天候がよくて、迷うことがなかったため、クライマーズホイホイのバツ印を見ることはなく、登ります。
大きな沢筋にそってひたすら登る。天候がよくて、迷うことがなかったため、クライマーズホイホイのバツ印を見ることはなく、登ります。
大分上り詰めて、コルめがけて登ります。
大分上り詰めて、コルめがけて登ります。
倒木あり。
最後の分岐は左です。ちなみに私は誤って右へ行き、コルより右側に出てしまいました、、、、。
1
最後の分岐は左です。ちなみに私は誤って右へ行き、コルより右側に出てしまいました、、、、。
コル。テント2張りはいけますね。ここでビバークしようかと思ったのですが、風もなく、夕立も来ないと判断し、先に進むことに。
2
コル。テント2張りはいけますね。ここでビバークしようかと思ったのですが、風もなく、夕立も来ないと判断し、先に進むことに。
独標までは踏み跡明瞭です。
独標までは踏み跡明瞭です。
あの下から登ってきたのかと思うと、、、ため息。
2
あの下から登ってきたのかと思うと、、、ため息。
天狗のコルまではビバーク(テント1張り)なら行ける箇所が数箇所ありました。
1
天狗のコルまではビバーク(テント1張り)なら行ける箇所が数箇所ありました。
天狗の腰掛けにて。今日はここでビバーク。
2
天狗の腰掛けにて。今日はここでビバーク。
絶景です。
本日の寂しい夕食笑
2
本日の寂しい夕食笑
独標。大きい。あれを登らないと、槍が見えない。
1
独標。大きい。あれを登らないと、槍が見えない。
早朝4時起き、4時40分出発。
5
早朝4時起き、4時40分出発。
独標が近づいてきました。
3
独標が近づいてきました。
踏み跡をたどっていくのですが、
1
踏み跡をたどっていくのですが、
写真じゃ分かりづらいですが、独標の下側に向かうかなりくっきりしたトレースがあります。くっきりしすぎてて行きたくなりますが、これはミスルートですのでお気をつけくださいませ。
4
写真じゃ分かりづらいですが、独標の下側に向かうかなりくっきりしたトレースがあります。くっきりしすぎてて行きたくなりますが、これはミスルートですのでお気をつけくださいませ。
上がっていきます。
上がっていきます。
写真正面の大きな岩壁の下まで行きましょう。
1
写真正面の大きな岩壁の下まで行きましょう。
下部に行くと左手は直登ルート。悩みましたが、ソロなので、よく見るトラバースルートへ。今年小屋の方がロープを張り替えてくれたようです。
4
下部に行くと左手は直登ルート。悩みましたが、ソロなので、よく見るトラバースルートへ。今年小屋の方がロープを張り替えてくれたようです。
しばらく踏み跡たどります。
しばらく踏み跡たどります。
このスリングのところも直登できそうですが、有名な逆コの字の岩はこの先。
1
このスリングのところも直登できそうですが、有名な逆コの字の岩はこの先。
ここです。よく写真でみる、逆から見た画ではどんなに狭いのかと思っていましたが、意外としっかり、足場もあります。
3
ここです。よく写真でみる、逆から見た画ではどんなに狭いのかと思っていましたが、意外としっかり、足場もあります。
逆コの字を過ぎ、暫く行くと、、、
逆コの字を過ぎ、暫く行くと、、、
比較的新しいハーケンにスリング。このスリングはそんなに信用しちゃならんと思いますが、ここを登っていきました。その後の上部のスラブは、どんなスラブかと思っていましたが、しっかり立てる斜度です。
比較的新しいハーケンにスリング。このスリングはそんなに信用しちゃならんと思いますが、ここを登っていきました。その後の上部のスラブは、どんなスラブかと思っていましたが、しっかり立てる斜度です。
丈夫に出ると槍が。独標の頂きは少しもどらなければならなかったので、パス。
1
丈夫に出ると槍が。独標の頂きは少しもどらなければならなかったので、パス。
基本登れるところは直登です。
1
基本登れるところは直登です。
どーん!
この岩場のところは右手を下ります。
この岩場のところは右手を下ります。
直登を悩んだら基本右側を巻きました。右側いけんなぁ、、、と思ったところだけ左へ(ほとんどなかったかな)
1
直登を悩んだら基本右側を巻きました。右側いけんなぁ、、、と思ったところだけ左へ(ほとんどなかったかな)
振り返って鹿の窓。P11?もはやなにPなのかわからない笑
振り返って鹿の窓。P11?もはやなにPなのかわからない笑
この左手の岩壁はなんか、さすがに直登できませんでしたので、やはり右側に少し巻きました。
巻くときは下がらないように巻くのがコツ。
1
この左手の岩壁はなんか、さすがに直登できませんでしたので、やはり右側に少し巻きました。
巻くときは下がらないように巻くのがコツ。
後半はとにかく稜線通し。馬の背的なところはとにかくまっすぐ。
1
後半はとにかく稜線通し。馬の背的なところはとにかくまっすぐ。
北鎌平で最後の休憩。
3
北鎌平で最後の休憩。
写真ではわかりづらいですが、てっぺんに2本、剣のようにも見える岩がそびえ立っているので、そこが祠のあるところ。とにかくそこを目指して登ります。やや左側から登っていくような印象
。晴れていれば迷いません。
3
写真ではわかりづらいですが、てっぺんに2本、剣のようにも見える岩がそびえ立っているので、そこが祠のあるところ。とにかくそこを目指して登ります。やや左側から登っていくような印象
。晴れていれば迷いません。
ここがクラックルート。といってもですよ。クラックのぼりなんかしなくて大丈夫。クラックを入ってのぼるというより右側の壁のホールドで登っていくような印象。スタンスホールドしっかり見て登ってください。
2
ここがクラックルート。といってもですよ。クラックのぼりなんかしなくて大丈夫。クラックを入ってのぼるというより右側の壁のホールドで登っていくような印象。スタンスホールドしっかり見て登ってください。
登頂!!10人弱の山頂にいた人たちの反応は初めは、キョトンとされていました笑 え?どこから?と、皆さん写真をとってくれたり、話を聞いてくれたりありがとうございました。
4
登頂!!10人弱の山頂にいた人たちの反応は初めは、キョトンとされていました笑 え?どこから?と、皆さん写真をとってくれたり、話を聞いてくれたりありがとうございました。
気持ち良い〜〜〜!
3
気持ち良い〜〜〜!
帰るまで気は抜きませんよ。
2
帰るまで気は抜きませんよ。
帰りは飛ばして帰ってきました笑
2
帰りは飛ばして帰ってきました笑

装備

個人装備
ハーネス・スリング120×2 180 カラビナ環付き1 カラビナ4 ヌンチャク1(ロープ持参なし)ジオグラフィカをGPS代わりに使用 文庫本1
備考 熱中症対策のため、塩タブレット多く持参。軽装化するため、バーナーガスは持参せず、火を使わない食料のみ。

感想

二日間ともに快晴だったため、北鎌尾根全体を見渡しながら、歩くことができた。天候不良だったりガスに巻かれたら、単独行は嫌だなと正直思うのと、雨だったら濡れた岩場をあるきたくない。近々、事故が立て続いていたので、正直緊張感はあった。また、所々にレリーフがあり、気は引き締まる思いに。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、これから行かれる方、やはり、危険な箇所には変わりないので十分に気をつけてください。ゴミが多いのが気になり、小さなゴミたちは気持ち拾っていったが、悲しい。。。。北鎌尾根はとにかく体力勝負。10時間以上歩ける体力、6時間程度岩場を歩ける集中力、天候、岩場はクライミングでいうと体感5.6〜5.8をひたすら。少しでもルートを外すとザレ地獄にあうか、浮石にあいます。登坂道具は使いませんでした。ただ、ガスっていたり、天候不良だったり、大きなルートミスをしたときには念の為懸垂が出来る準備は必要なのだと思います。が、体力確信なので、単独行の場合は、荷物を限りなく少なくするのがベストかと。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2927人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら