ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1545996
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

暑いぜ北鎌尾根っ!

2018年08月02日(木) ~ 2018年08月04日(土)
 - 拍手
zve01117 その他2人
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
55:34
距離
49.5km
登り
2,999m
下り
2,992m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
1:57
合計
9:57
5:23
5:26
7
6:06
6:20
5
6:25
6:25
38
7:03
7:05
3
7:08
7:17
13
8:10
8:34
32
9:06
9:06
8
9:14
9:14
6
9:20
9:20
25
9:45
10:07
21
10:28
10:28
45
11:13
11:16
81
12:37
13:17
118
2日目
山行
10:28
休憩
3:04
合計
13:32
4:03
243
8:06
8:41
151
11:12
11:50
202
15:12
16:49
13
17:02
17:16
18
17:34
17:34
1
17:35
宿泊地
3日目
山行
5:21
休憩
1:28
合計
6:49
6:03
14
宿泊地
6:17
6:17
4
6:21
6:23
28
6:51
6:51
26
7:17
7:33
31
8:19
8:43
21
9:04
9:04
6
9:10
9:10
9
9:19
9:19
32
9:51
10:16
38
10:54
10:54
12
11:06
11:22
2
11:24
11:24
36
12:00
12:00
6
12:06
12:10
38
12:48
12:48
4
天候 酷暑
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
水俣乗越→北鎌沢出合→北鎌沢のコル→槍ヶ岳まで総てが危険個所。
水は、北鎌沢の2000メートル辺りの赤岩で補給することをお勧めします。
とにかく暑さで体力を使い、ルーファイと浮石に神経を使いました。
当然ですが、尾根には日影が無いので、それなりの対策は必須です。

◆コース詳細は、大天井ヒュッテのブログが参考になります。
http://www.yarigatake.co.jp/otenjo/blog/2018/07/post-813.html
横尾では、日陰を求めて休憩。
2018年08月02日 08:16撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 8:16
横尾では、日陰を求めて休憩。
水俣乗越方面へ右折。急登&強烈な日差しで水と体力を大量消費。槍沢キャンプ地とこの分岐の間で水の補給はできました。冷たくておいしい!体力は消費するのみ・・・
2018年08月02日 11:11撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 11:11
水俣乗越方面へ右折。急登&強烈な日差しで水と体力を大量消費。槍沢キャンプ地とこの分岐の間で水の補給はできました。冷たくておいしい!体力は消費するのみ・・・
今日の最高到達地点の「水沢乗越」に到着。「北鎌沢出合」の標識は無い。正面には綺麗な三角錐の針ノ木?がお出迎え。
2018年08月02日 12:41撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 12:41
今日の最高到達地点の「水沢乗越」に到着。「北鎌沢出合」の標識は無い。正面には綺麗な三角錐の針ノ木?がお出迎え。
天井沢側へ下りました。予想を超える地獄の下り。とにかく足場が安定せず、滑る、石落とす、時間と水と体力が減る一方。増すのは疲労のみ。
2018年08月02日 12:53撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 12:53
天井沢側へ下りました。予想を超える地獄の下り。とにかく足場が安定せず、滑る、石落とす、時間と水と体力が減る一方。増すのは疲労のみ。
浮石地獄を避け東側斜面を下りました。トレースあるけど楽じゃない。
2018年08月02日 13:25撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 13:25
浮石地獄を避け東側斜面を下りました。トレースあるけど楽じゃない。
槍様、明日行きますのでよろしく。でも・・・景色より日影が欲しい気分。
2018年08月02日 13:56撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 13:56
槍様、明日行きますのでよろしく。でも・・・景色より日影が欲しい気分。
北鎌沢出合までが遠いぃ。体力は既にエンプティー。
2018年08月02日 13:57撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 13:57
北鎌沢出合までが遠いぃ。体力は既にエンプティー。
テントが見え今日のゴール「北鎌沢出合」を視界に捉える。
2018年08月02日 16:22撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/2 16:22
テントが見え今日のゴール「北鎌沢出合」を視界に捉える。
天井沢沿いにある北鎌沢出合には、水とテント場があります。北鎌沢を流れる水で体の汗を拭い、食事・飲料用にも利用。元気と体力の回復を図りました。とにもかくにも激暑の一日でした。
2018年08月02日 18:30撮影 by  F-05J, FUJITSU
2
8/2 18:30
天井沢沿いにある北鎌沢出合には、水とテント場があります。北鎌沢を流れる水で体の汗を拭い、食事・飲料用にも利用。元気と体力の回復を図りました。とにもかくにも激暑の一日でした。
食事と睡眠で体力を回復させた2日目。ハーネスとメットを装備して北鎌尾根へ挑む。先ずは急峻な北鎌沢を登る。
2018年08月03日 05:13撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 5:13
食事と睡眠で体力を回復させた2日目。ハーネスとメットを装備して北鎌尾根へ挑む。先ずは急峻な北鎌沢を登る。
沢は幾つかの分岐あり。水は20180803現在、2000メートル強の所まで流れていた。沢全体が赤っぽい岩で覆われ、高さ1メートル程度の高さから流れ落ちている場所が最後の水場でした。この日、一人3リッター弱を消費。
2018年08月03日 07:25撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 7:25
沢は幾つかの分岐あり。水は20180803現在、2000メートル強の所まで流れていた。沢全体が赤っぽい岩で覆われ、高さ1メートル程度の高さから流れ落ちている場所が最後の水場でした。この日、一人3リッター弱を消費。
沢の源頭部にあたる北鎌沢のコル。日陰で呼吸を整え、クールダウン。日の出前出来るだけ登ることをお勧めします。予定より1時間遅れ。
2018年08月03日 08:14撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/3 8:14
沢の源頭部にあたる北鎌沢のコル。日陰で呼吸を整え、クールダウン。日の出前出来るだけ登ることをお勧めします。予定より1時間遅れ。
北鎌沢のコルのレリーフ。
2018年08月03日 08:15撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/3 8:15
北鎌沢のコルのレリーフ。
次の目標、独標。
2018年08月03日 08:54撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 8:54
次の目標、独標。
独標
2018年08月03日 09:35撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 9:35
独標
天狗の腰掛。どの岩が?山の形が?えっ?
2018年08月03日 09:56撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/3 9:56
天狗の腰掛。どの岩が?山の形が?えっ?
独標の入り口。右へのトラバースにフィックスロープ。大天井ヒュッテの方が2018年7月18日(ブログに記載あり)張り替えてくれましたので、安心して利用させていただきました。ありがとうございました。
2018年08月03日 10:55撮影 by  F-05J, FUJITSU
2
8/3 10:55
独標の入り口。右へのトラバースにフィックスロープ。大天井ヒュッテの方が2018年7月18日(ブログに記載あり)張り替えてくれましたので、安心して利用させていただきました。ありがとうございました。
独標の頂上へは、西側の巻道を進み頂上直下の辺りから、スラブと浮石地獄のザレ場を直登しました。稜線にでたら、ザックを置いて槍様と反対側の独標山頂に向かいました。
2018年08月03日 11:33撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 11:33
独標の頂上へは、西側の巻道を進み頂上直下の辺りから、スラブと浮石地獄のザレ場を直登しました。稜線にでたら、ザックを置いて槍様と反対側の独標山頂に向かいました。
独標から見る槍様の表情は噂通り険しそう。予定より行動が1時間半近く遅れている。
2018年08月03日 11:37撮影 by  F-05J, FUJITSU
4
8/3 11:37
独標から見る槍様の表情は噂通り険しそう。予定より行動が1時間半近く遅れている。
再び槍様を撮る
2018年08月03日 11:52撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 11:52
再び槍様を撮る
三度槍様を撮る
2018年08月03日 12:37撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/3 12:37
三度槍様を撮る
何度も槍様を撮る
2018年08月03日 14:10撮影 by  F-05J, FUJITSU
2
8/3 14:10
何度も槍様を撮る
やっぱり槍様を撮る
2018年08月03日 14:33撮影 by  F-05J, FUJITSU
3
8/3 14:33
やっぱり槍様を撮る
光を放つ槍様
2018年08月03日 15:12撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/3 15:12
光を放つ槍様
槍様直下ら今日の宿泊予定のヒュッテ大槍。
2018年08月03日 15:21撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/3 15:21
槍様直下ら今日の宿泊予定のヒュッテ大槍。
チムニーでロープ登場。
2018年08月03日 15:42撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 15:42
チムニーでロープ登場。
予定より1時間半遅れで槍ヶ岳山頂に到着。祠の後ろから登頂。一般登山道から登頂した方から、ねぎらいの言葉を頂きました。ありがとうございました。
2018年08月03日 16:25撮影 by  F-05J, FUJITSU
5
8/3 16:25
予定より1時間半遅れで槍ヶ岳山頂に到着。祠の後ろから登頂。一般登山道から登頂した方から、ねぎらいの言葉を頂きました。ありがとうございました。
山頂からヒュッテ大槍へ宿泊依頼の電話をするも満室で宿泊できず。今日もテン泊かと落胆しながら槍ヶ岳山荘まで下りたんです。
2018年08月03日 17:07撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 17:07
山頂からヒュッテ大槍へ宿泊依頼の電話をするも満室で宿泊できず。今日もテン泊かと落胆しながら槍ヶ岳山荘まで下りたんです。
テン泊回避!嬉しい!!殺生ヒュッテに宿泊。しかし、夕食は既に終了していたため一泊朝食付でお世話になりました。2日目も体力と水を沢山消費しました。
2018年08月03日 17:10撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/3 17:10
テン泊回避!嬉しい!!殺生ヒュッテに宿泊。しかし、夕食は既に終了していたため一泊朝食付でお世話になりました。2日目も体力と水を沢山消費しました。
3日目。殺生ヒュッテの朝食です。
2018年08月04日 05:28撮影 by  F-05J, FUJITSU
1
8/4 5:28
3日目。殺生ヒュッテの朝食です。
上高地へ向けて下山開始。
2018年08月04日 06:00撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/4 6:00
上高地へ向けて下山開始。
上高地へ向かう。今日も暑い・・・
2018年08月04日 06:01撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/4 6:01
上高地へ向かう。今日も暑い・・・
東側から見る槍様の表情は、優しそう。
2018年08月04日 06:22撮影 by  F-05J, FUJITSU
8/4 6:22
東側から見る槍様の表情は、優しそう。
異常な暑さは、上高地にミストをもたらした・・・どこまで暑くなる日本。
今回の北鎌尾根で、私の山登りへの想いも更に熱くなりました。
おわり。
2018年08月04日 11:07撮影 by  F-05J, FUJITSU
4
8/4 11:07
異常な暑さは、上高地にミストをもたらした・・・どこまで暑くなる日本。
今回の北鎌尾根で、私の山登りへの想いも更に熱くなりました。
おわり。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具上下 ハーネス 菅付カラビナ2個 確保器 ヌンチャク2個 スリング2本 ヘルメット ストック ヘッドランプ(予備電池) 手袋 サングラス 帽子 水容器(4?)シュラフカバー マット 着替 コッヘル その他
共同装備
30メートルローブ コンロ ガス テント ツエルト

感想

暑い北鎌尾根でした。
初めての槍ヶ岳山行をバリエーションの北鎌尾根経由で登頂できたことに自己満足しています。
登頂できたのは、リーダーの後ろを歩いただけなんですけど・・・。
まぁ今の私では、ルートを読むのは無理だったでしょう。しかし、北鎌を経験したことは私にとって大きな財産だし、ある程度の自信になった。
リスクへの準備、軽量化と安全の選択、睡眠と水と食事の重要性、浮石の歩き方、日々の体つくり、事前調査の大切さを認識し、益々山行が楽しくなった。
更に困難な山行へと挑戦したくなりましたが、家族も心配するので適度に挑戦したいです。
北鎌から見た北側の槍は「来るんかい!」と厳しい表情でしたが、帰りに見上げた槍ヶ岳の南側は、優しい表情に見えました。
「また来なさい!」ってことかな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:923人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら