記録ID: 1548289
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ハイキング
剱・立山
黒部五郎岳〜飛越トンネルからピストン〜
2018年08月05日(日) ~
2018年08月06日(月)
富山県
岐阜県
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 24:11
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,479m
- 下り
- 2,456m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:36
距離 11.9km
登り 1,403m
下り 395m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[飛越トンネル〜飛越新道・神岡新道分岐〜北ノ俣避難小屋] 整備された登山道。 全体的に粘土質で、雨天時やそのあと・雪解け期はドロドロになるであろう場所も多いが、乾燥していて歩きにくい場所はなかった。 北ノ俣避難小屋の水場は十分な水量あり。なお、北ノ俣避難小屋は土台が傾いており、使用禁止。 [北ノ股避難小屋〜北ノ俣岳] 避難小屋からしばらくは木道だが、荒廃しており危険。十分に注意してもどうしようもない部分も一部にある。特に下りに注意。 木道が終わると、そこから上は急傾斜の湿地帯を上る道で、こちらも道が川になってしまい非常に荒廃が進んでいる。掘れていない部分を人が歩き、それが原因で粘土が乾燥して弱くなり雨に流される、という悪循環。 北ノ俣岳が見えてくると急傾斜のハイ松帯を登る道。整備はいいが傾斜がきつい。 [北ノ俣岳〜中俣乗越〜黒部五郎岳] 整備された登山道。黒部五郎岳の直前は急傾斜だが、それ以外は割と緩傾斜。 [黒部五郎岳〜黒部カール] 急傾斜だが道は整備されている。 黒部カールの小川の水は飲めるが、ぬるくなると少しにおいがある。 【( ̄(エ) ̄)クマ (かもしれない)情報】 1日目の朝、神岡・飛越新道分岐〜鏡池平の間で、登山道近くの笹原を走って逃げる動物の物音がしました。姿は見えませんでしたがクマかもしれません。 同ルートを使う予定の単独行・寡黙なパーティーの方はクマ鈴・ラジオをご持参ください。 |
写真
感想
「気になる黒部五郎にとにかく行きたい」という一念。
歩く距離が少ないのは折立からのコースですが、人が多く有峰林道ゲートの開門を待たなければならないデメリットもある、ということで、すこしだけ黒部五郎寄りに上ってくれる飛越トンネルからの登山道を選択。
「ドロドロの飛越・神岡新道」という印象の強いこの登山道ですが、今年の夏はカラカラでその心配はない。本来なら滑る原因となる粘土から水分が抜け、からからになってひび割れていて、こっちが逆に心配になるレベル。
問題があるとすれば、避難小屋より上の部分。急傾斜の粘土質なので、掘れやすい。でもそこに木道を作ったところで、粘土質だからすぐに木杭が抜けてしまう。整備が難しい道なんだな、と感じさせてくれる登山道でした。
北ノ俣から黒部五郎にかけては、常にどこかの山が見える快適な登山道。傾斜もそこまできつくない。ここまでの苦労が報われる展望を楽しめました。
中俣乗越から見た、薬師・水晶・鷲羽岳の味のある山容。すれ違う人が異口同音で褒める雲の平も見える。黒部五郎から見た北ノ俣岳方向のペロンとした山容もまた良かった。
本当は黒部五郎小屋でテントを張りたかったのですが…完全な体力不足のため中俣乗越でビバークする羽目になったのは反省点。雲の平のような、アクセスが難しいが景色がいい場所に向かうには、まだまだ体力が足りない様子。精進せねば、と思わされた山行でした。
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