ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1548289
全員に公開
ハイキング
剱・立山

黒部五郎岳〜飛越トンネルからピストン〜

2018年08月05日(日) ~ 2018年08月06日(月)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
24:11
距離
30.1km
登り
2,479m
下り
2,456m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:28
休憩
1:08
合計
10:36
距離 11.9km 登り 1,403m 下り 395m
2:48
126
4:54
4:56
72
6:08
56
7:04
7:24
175
10:19
10:20
15
10:35
11:19
53
12:12
12:13
71
13:24
2日目
山行
12:46
休憩
0:43
合計
13:29
距離 18.3km 登り 1,076m 下り 2,088m
3:02
112
4:54
4:55
16
5:11
5:12
20
5:32
96
7:08
7:09
88
8:37
9:06
50
9:56
40
10:36
10:45
9
10:54
168
13:42
13:43
52
14:35
115
16:30
16:31
0
16:31
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネル岐阜県側駐車場(20台以上・無料)
コース状況/
危険箇所等
[飛越トンネル〜飛越新道・神岡新道分岐〜北ノ俣避難小屋]
整備された登山道。
全体的に粘土質で、雨天時やそのあと・雪解け期はドロドロになるであろう場所も多いが、乾燥していて歩きにくい場所はなかった。
北ノ俣避難小屋の水場は十分な水量あり。なお、北ノ俣避難小屋は土台が傾いており、使用禁止。

[北ノ股避難小屋〜北ノ俣岳]
避難小屋からしばらくは木道だが、荒廃しており危険。十分に注意してもどうしようもない部分も一部にある。特に下りに注意。
木道が終わると、そこから上は急傾斜の湿地帯を上る道で、こちらも道が川になってしまい非常に荒廃が進んでいる。掘れていない部分を人が歩き、それが原因で粘土が乾燥して弱くなり雨に流される、という悪循環。
北ノ俣岳が見えてくると急傾斜のハイ松帯を登る道。整備はいいが傾斜がきつい。

[北ノ俣岳〜中俣乗越〜黒部五郎岳]
整備された登山道。黒部五郎岳の直前は急傾斜だが、それ以外は割と緩傾斜。

[黒部五郎岳〜黒部カール]
急傾斜だが道は整備されている。
黒部カールの小川の水は飲めるが、ぬるくなると少しにおいがある。

【( ̄(エ) ̄)クマ (かもしれない)情報】
1日目の朝、神岡・飛越新道分岐〜鏡池平の間で、登山道近くの笹原を走って逃げる動物の物音がしました。姿は見えませんでしたがクマかもしれません。
同ルートを使う予定の単独行・寡黙なパーティーの方はクマ鈴・ラジオをご持参ください。
粘土が乾燥してひび割れ
2018年08月05日 05:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 5:01
粘土が乾燥してひび割れ
乾燥した粘土
2018年08月05日 05:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/5 5:03
乾燥した粘土
鏡池平。
手鏡サイズ
2018年08月05日 05:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 5:36
鏡池平。
手鏡サイズ
水平がずれた北ノ俣避難小屋
2018年08月05日 07:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/5 7:25
水平がずれた北ノ俣避難小屋
北ノ俣避難小屋への案内板。
2018年08月05日 07:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 7:30
北ノ俣避難小屋への案内板。
北ノ俣避難小屋への案内板。
雪のせいでしょうか。大きく傾いています。
2018年08月05日 07:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/5 7:30
北ノ俣避難小屋への案内板。
雪のせいでしょうか。大きく傾いています。
2018年08月05日 07:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 7:30
2018年08月05日 07:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 7:47
粘土質の表層土壌の下にある土の部分が雨に流され、大きくえぐれている部分。
表面の粘土が流れる、というより、乾燥で弱くなった粘土に守られていた土が流されてしまっている感じ。
2018年08月05日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/5 8:42
粘土質の表層土壌の下にある土の部分が雨に流され、大きくえぐれている部分。
表面の粘土が流れる、というより、乾燥で弱くなった粘土に守られていた土が流されてしまっている感じ。
2018年08月05日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 8:53
有峰湖。
大きすぎて絵にならない。
2018年08月05日 09:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/5 9:19
有峰湖。
大きすぎて絵にならない。
薬師岳
2018年08月05日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/5 10:15
薬師岳
薬師岳。
北ノ俣付近から
2018年08月05日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/5 10:34
薬師岳。
北ノ俣付近から
黒部五郎付近からみた槍・穂高。
2018年08月06日 04:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 4:51
黒部五郎付近からみた槍・穂高。
2018年08月06日 05:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 5:01
2018年08月06日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 5:04
笠ヶ岳と焼岳
2018年08月06日 05:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 5:17
笠ヶ岳と焼岳
朝日に照らされる笠ヶ岳
2018年08月06日 05:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/6 5:17
朝日に照らされる笠ヶ岳
黒部五郎岳山頂より。
2018年08月06日 05:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/6 5:20
黒部五郎岳山頂より。
2018年08月06日 05:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 5:21
黒部五郎より北ノ俣方向
2018年08月06日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 5:22
黒部五郎より北ノ俣方向
黒部五郎より北ノ俣方向
2018年08月06日 05:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 5:25
黒部五郎より北ノ俣方向
2018年08月06日 05:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 5:33
黒部五郎をカールから
2018年08月06日 05:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/6 5:55
黒部五郎をカールから
黒部カールの岩。
氷河の条痕が印象的。
2018年08月06日 06:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 6:09
黒部カールの岩。
氷河の条痕が印象的。
黒部カール
2018年08月06日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/6 6:10
黒部カール
黒部カール
2018年08月06日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 6:10
黒部カール
黒部カールを上から目線で
2018年08月06日 06:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/6 6:50
黒部カールを上から目線で
黒部五郎の肩から北ノ俣方向
2018年08月06日 06:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 6:55
黒部五郎の肩から北ノ俣方向
黒部五郎
2018年08月06日 07:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 7:03
黒部五郎
黒部五郎に上る道
2018年08月06日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 7:35
黒部五郎に上る道
黒部五郎に上る道
2018年08月06日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 7:35
黒部五郎に上る道
黒部五郎
2018年08月06日 09:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 9:20
黒部五郎
黒部五郎
2018年08月06日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 10:37
黒部五郎
北ノ俣より薬師を望む
2018年08月06日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 10:43
北ノ俣より薬師を望む
北ノ俣より黒部五郎を望む
2018年08月06日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 10:44
北ノ俣より黒部五郎を望む
北ノ俣は火山岩。
岩がカラカラと音を立てます。
2018年08月06日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/6 10:46
北ノ俣は火山岩。
岩がカラカラと音を立てます。
北ノ俣より避難小屋方向を望む。
2018年08月06日 11:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 11:01
北ノ俣より避難小屋方向を望む。
2018年08月06日 12:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/6 12:24

感想

「気になる黒部五郎にとにかく行きたい」という一念。
歩く距離が少ないのは折立からのコースですが、人が多く有峰林道ゲートの開門を待たなければならないデメリットもある、ということで、すこしだけ黒部五郎寄りに上ってくれる飛越トンネルからの登山道を選択。

「ドロドロの飛越・神岡新道」という印象の強いこの登山道ですが、今年の夏はカラカラでその心配はない。本来なら滑る原因となる粘土から水分が抜け、からからになってひび割れていて、こっちが逆に心配になるレベル。
問題があるとすれば、避難小屋より上の部分。急傾斜の粘土質なので、掘れやすい。でもそこに木道を作ったところで、粘土質だからすぐに木杭が抜けてしまう。整備が難しい道なんだな、と感じさせてくれる登山道でした。

北ノ俣から黒部五郎にかけては、常にどこかの山が見える快適な登山道。傾斜もそこまできつくない。ここまでの苦労が報われる展望を楽しめました。
中俣乗越から見た、薬師・水晶・鷲羽岳の味のある山容。すれ違う人が異口同音で褒める雲の平も見える。黒部五郎から見た北ノ俣岳方向のペロンとした山容もまた良かった。

本当は黒部五郎小屋でテントを張りたかったのですが…完全な体力不足のため中俣乗越でビバークする羽目になったのは反省点。雲の平のような、アクセスが難しいが景色がいい場所に向かうには、まだまだ体力が足りない様子。精進せねば、と思わされた山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:740人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら