雲ノ平へ4泊5日

2018年08月04日(土) ~ 2018年08月08日(水)

• GPS: 32:31
• 距離: 52.6km
• 登り: 3,119m
• 下り: 3,371m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:46

7:19 十三重之塔 慰霊碑
8:14 8:29 太郎坂(アラレちゃん)
9:02 9:18 青淵三角点(青淵山)
9:34 9:35 積雪深計測ポール
11:01 11:11 五光岩ベンチ
11:41 11:41 太郎兵衛平
12:11 12:45 太郎平小屋
13:05 薬師峠

2日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 2:08
• 合計: 8:49

4:56 薬師峠
5:15 5:23 太郎平小屋
6:03 6:13 第一徒渉点
6:21 6:25 第二徒渉点
6:40 6:41 第三徒渉点
7:25 7:25 カベッケが原
7:33 8:11 薬師沢小屋
10:51 11:17 アラスカ庭園
11:51 11:51 奥日本庭園
12:14 12:31 祖母岳
12:52 13:16 雲ノ平山荘
13:45 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:16

4:52 雲ノ平テント場
5:02 5:03 スイス庭園
5:56 6:02 祖父岳分岐
7:44 8:14 黒部川水源地標
9:08 三俣山荘

4日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 2:09
• 合計: 10:06

4:45 三俣山荘
5:35 5:35 三俣峠
5:50 6:02 三俣蓮華岳
6:43 6:43 丸山
7:12 7:13 中道分岐
7:46 8:00 双六岳
8:36 8:36 双六岳中道分岐
8:39 8:39 双六岳巻道分岐
8:54 9:19 双六小屋
9:22 9:22 双六池
10:02 10:05 くろゆりベンチ
10:21 10:21 花見平
10:34 10:44 弓折乗越
11:19 11:39 鏡平山荘
11:42 11:50 鏡池
12:28 12:29 シシウドヶ原
12:51 12:53 イタドリが原
13:07 13:07 チボ岩
13:20 13:52 秩父沢出合
14:32 14:33 小池新道入口
14:51 わさび平小屋

5日目

• 山行: 1:15
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:22

6:46 わさび平小屋
7:02 7:03 笠新道登山口
7:18 7:19 中崎橋
7:39 7:39 お助け風穴
7:53 7:58 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
8:04 8:04 新穂高温泉駅
8:08 ゴール地点

通常なら3泊4日のコースですが、悪天候や体調不良により停滞の可能性も考慮して予備日を1日とって3泊目4泊目はその時の状況により三俣、双六、鏡平、わさび平のいずれかにと考えていました。結果、台風の接近を考慮して高地での宿泊は三俣を最終とし最終泊地を新穂高温泉から至近のわさび平に変更しました。
長かったけれど終わってみればほんのひと時だったような...
おっかない場所もいくつかありましたが、なんとか自力でクリアでき無傷で帰れたので良しとします。

天候

概ね晴れで、4日目の朝だけガス

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン号で往路は新宿〜折立、復路は新穂高温泉〜新宿。
折立登山口に繋がる有峰林道は朝6時まで夜間通行止のため料金所で渋滞、更に工事区間の信号待ちもありますので、登山口7時着で計画するのが無難です。

コース状況／危険箇所等

折立〜太郎平までは樹林帯の登りはそれなりにきつく、樹林帯を越えると灼熱地獄。水は多めに。
太郎平〜薬師沢は気持ちのいい沢沿いの道。
薬師沢〜雲ノ平は急な直登でテント泊装備の自分にはかなりきつかった！
黒部源流に向かう下りは歩きにくい急な下りで緊張感バリバリ。
三俣蓮華岳の山頂直下は不慣れな自分にはおっかない感じ！
太郎坂では頭から出血されている方を目撃、鏡平〜秩父沢では岩に血痕が何か所か。転倒すると山行が台無しになることもありますので、無理はしないで着実に歩きましょう。

その他周辺情報

帰りに中崎山荘で温泉と生ビール、ラーメン、おつまみをいただきました。バス待ちの時間調整。

写真

8/4 7:13

出発！

8/4 7:41

こんな道が続きます。

8/4 8:18

お馴染みさん。

8/4 8:46

結構登山者多いです。

8/4 9:26

2時間少々で木道。

8/4 9:55

また山道に戻ったり。

8/4 10:02

その先、行列できてます！

8/4 10:54

あれが薬師岳か？

8/4 11:02

太郎平小屋が見えてきました！

8/4 11:02

しかしまだ2kmもある...

8/4 11:03

雄大な風景にいい気分。

8/4 11:03

あれは剱だっけ？

8/4 11:43

あっつい！

8/4 12:16

薬師岳に乾杯！

8/4 12:59

薬師峠キャンプ指定地が見えてきました。

8/4 13:33

ほぼ予定通りに到着。

8/4 13:36

冷たくおいしい水がどばどばと！

8/4 20:20

テントの前にミニ三脚を据えて、f3.5/60秒/ISO400にて天の川初めて撮影できました！
ちょいとピント外れです。

8/5 5:15

2日目。太郎平を出発。

8/5 5:24

黒部五郎岳はまたいつか。今回は薬師沢へ。

8/5 5:25

気持ちいい眺め。

8/5 5:32

渡渉箇所には鉄橋が架かっています。

8/5 5:48

こんな道を淡々と下ります。

8/5 5:59

ときおり短い梯子も。

8/5 6:10

淵が見えたのでイワナがいないか見に行ったら、チビがいた！

8/5 6:21

大きな沢には長い鉄橋。

8/5 6:27

気持ちいいなぁ〜
学生さん達のグループと抜きつ抜かれつ。

8/5 6:34

こんな道がずっと続いてほしい。

8/5 6:40

追随してます。

8/5 7:14

こんな道も。

8/5 7:16

小さい沢には木の橋も。

8/5 7:34

薬師沢小屋が見えてきました。

8/5 7:46

おいしい水をいただきました。
この冷たい水があったからこそ、2時間の急登坂が越えられたようなもんです。

8/5 7:49

怖い吊り橋を慎重に。

8/5 8:05

吊り橋を渡ると梯子！
おっかない！

8/5 8:08

8/5 8:05

増水時の道、私には怖くて無理！

8/5 8:07

温泉との分岐。

8/5 8:08

これはまだ良い方で...

8/5 8:41

こんな道！

8/5 9:46

こげな道！

8/5 10:09

約2時間で急登をクリアしました。

8/5 10:14

ナツアカネかな？
ブユをたくさん捕食してネ！

8/5 10:25

木道に変わった！まもなく雲ノ平か？
と思いきや、あと30分くらい先でした。

8/5 10:52

おお！

8/5 10:55

足も大汗かいたので靴を脱いでリラックスタイム。
今回投入したcwxのジェネレーター、ここまでこれたのもこれのお陰かも知れません。

8/5 11:19

奥日本庭園！

8/5 12:19

アルプス庭園（祖母岳）に行ってきました。
いい眺めでしたよ。

8/5 12:21

いい眺めだなぁ〜

8/5 12:41

水晶岳と雲ノ平山荘。絵になります。

8/5 12:56

雲ノ平山荘。素敵な形です。人力で運べるサイズの資材で最大の強度が出せる構造なんだとか。

8/5 12:58

いただきましょう。

8/5 13:02

常温でしたが、うまし。

8/5 13:14

モダンな内装。泊まってみたいなぁ。

8/5 13:17

お高いですが、記念に。

8/5 13:23

お花畑です。季節営業の。

8/5 13:47

テント場が見えてきました。あまり混雑してない様子に安堵いたした。

8/5 15:02

せっかくマクロレンズを持ってきたので、チングルマに遊んでもらいました。

8/5 15:20

設営完了。岩が多いので張れるサイトは実質的に少ないです。

8/5 15:28

逆手にとって岩のテーブル。

8/5 17:38

影の自撮り(笑)
実物よりスマート(笑)

8/5 17:51

雲ノ平の水場。

8/5 20:52

今夜は稜線を入れて撮影。

8/6 4:48

3日目、出発です。

8/6 4:56

寒いはずだわ。

8/6 5:01

名残惜しいので牛歩戦術(笑)

8/6 5:04

スイス庭園に寄っていきます。

8/6 5:06

8/6 5:06

この深い谷のある風景をスイスと名付けたのでしょうか。

8/6 5:10

アップ。

8/6 5:15

テント場が見えてます。

8/6 5:22

ガスの中をゆっくりと。

8/6 5:54

まだ見えてます。

8/6 6:03

安全策を取り祖父岳はパス。

8/6 6:24

これが今回の見納めかな。

8/6 6:25

美しい雲。

8/6 6:31

端正な顔立ちの笠ヶ岳。

8/6 6:31

とんがり槍ヶ岳。

8/6 6:42

目の前に逆光に輝くチングルマ、その先に槍ヶ岳。

8/6 6:50

雪が消えるのが遅かったのか、花盛りのチングルマもちらほら。

8/6 6:59

なぜこんな形になるんだろう。

8/6 7:14

三俣山荘が見えてきました！今日はあそこまで！

8/6 7:48

石ころだらけでおっかない急な坂を降りたら、黒部源流。
あれ渡るのか...

8/6 7:49

水源はもっと先なんですね。

8/6 7:54

なんとか渡りきりました。増水してたら、どうすんのかな？

8/6 8:05

一休みしていたら、沢登りの方がやってきた！凄い！

8/6 8:19

足の自撮り(笑)

8/6 8:19

記念にと。

8/6 8:30

雨降ったら沢になる道ですね。

8/6 8:30

清冽な流れ。

8/6 8:57

先が見えてきました。

8/6 9:06

せせらぎの畔にウサギギク？

8/6 9:12

三俣山荘のテント場に到達。

8/6 9:12

ハイマツの間を抜けたら...

8/6 9:14

三俣山荘と鷲羽岳。

8/6 10:51

小屋泊りの予定ではありませんでしたが、後半戦に向けて体力を温存したかったのでテントは張らず。

8/6 9:19

真正面に槍ヶ岳！

8/6 9:27

ななかまど部屋のNo.1をいただきました。

8/6 9:27

8/6 16:56

名物ジビエシチューです。

8/6 16:58

うま〜

8/6 18:57

夜7時から、常駐している女医さん主催の勉強会がありました。説明もうまかったし、とても参考になりましたよ。

8/7 4:04

朝早く出かけたかったので、お弁当をお願いしました。荷物が増えるのは嫌なので、屋外のベンチでいただきました。

8/7 4:07

おいしかったですよ。

8/7 4:37

夜明け近し。

8/7 4:44

さて、出発しますかね。

8/7 4:44

4日目、スタート！
今日はわさび平まで！

8/7 4:45

最初の目的地は、三俣蓮華岳！

8/7 4:47

ハイマツの間を抜けて。

8/7 4:53

ガスですが、道がわからないほどではありません。

8/7 5:04

ガスもまたよし。

8/7 5:18

歩きやすくはないですが、淡々と歩きます。

8/7 5:35

さて山頂を目指しましょう。

8/7 5:43

あれかな？

8/7 5:56

山頂直下は急な坂で少々おっかない！けどなんとかクリア。

8/7 5:57

8/7 6:05

8/7 6:06

とりあえず双六方面へ。

8/7 6:07

8/7 6:14

残雪ありましたが雪上歩きは皆無でした。

8/7 7:05

雲が怪しげだなぁ〜

8/7 7:08

広々〜

8/7 7:12

稜線コースを選択！

8/7 7:12

8/7 7:18

中道、巻道が見えます。

8/7 7:19

8/7 7:19

ガスはあれどいい気分で歩けます。

8/7 7:22

ガスが消えてきたよ！

8/7 7:23

どんどん青くなってきた！

8/7 7:46

双六岳山頂。

8/7 7:46

8/7 7:46

8/7 7:46

いっぱい立ってますね。

8/7 8:05

靴紐を締め直して出発。行く手が雲なのは残念。

8/7 8:07

とにかくいい気分で歩けます。

8/7 8:10

8/7 8:12

だだっ広いので濃霧時は道がわからなくなるとか。だからケルンがあるわけですね。

8/7 8:30

中道分岐への下りは結構神経使いました。

8/7 8:34

チングルマ咲いてました！

8/7 8:37

中道分岐。双六岳山頂で三俣側の中道分岐までの距離を尋ねられた方と偶然出会いました。

8/7 8:37

本場アルプスなら牛がいそうな雰囲気(笑)

8/7 8:39

8/7 8:53

双六小屋、結構大規模。

8/7 8:57

8/7 8:58

8/7 9:00

ネクターをいただきました。

8/7 9:17

三俣山荘が見えます。

8/6 11:06

ちなみに前日に三俣山荘からも双六小屋が見えました。

8/7 9:19

診療所。

8/7 9:19

冬季小屋。

8/7 9:25

テント場。

8/7 9:57

おっかないとこもありました。

8/7 10:02

当然ながら黒百合はもうありません。

8/7 10:35

たくさんの方が休憩されてました。

8/7 10:42

鏡平山荘が見えてからが長い！

8/7 10:56

正面の壁みたいなのは槍ヶ岳周辺のはず。雲で見えん。

8/7 11:20

昨年の到達点、鏡平山荘。

8/7 11:21

懐かしや〜
昨年は双六小屋へ行く予定が足が痛んでここに泊まって引き返したのでした。今回双六から鏡平まで歩いてみて、昨年鏡平で引き返して正解と思いました。

8/7 11:22

どれにしようかな〜

8/7 11:24

ブルーハワイ味に決定！

8/7 11:25

味はラムネだそうです。

8/7 11:25

青と白のコーデを狙いました(笑)

8/7 11:42

鏡池に移動して雲の動きを注視。

8/7 11:46

おっ？

8/7 11:52

きた！

8/7 11:52

切り取られたような槍の穂先！

8/7 11:55

8/7 12:05

昨年歩いた道。

8/7 12:52

メチャ暑いです。
登ってくる人達はヘトヘト。

8/7 13:36

やっとこさ秩父沢。

8/7 13:35

小指が痛くなったのでクールダウン。チメテェ〜

8/7 13:50

対岸にいたおじさん、前かがみになって水に頭をつけて顔も洗ってたけど、タオルを濡らして拭けば安全だと思いますよ。

8/7 14:32

ここから林道です。

8/7 14:51

4日目目的地のわさび平に到着。

8/7 14:51

名物の冷やしフルーツ！

8/7 14:54

汗かいたのでトマト200円に塩ぶっかけていただきました。200円。

8/7 15:32

テント場、昨年よりは混んでました。

8/7 15:46

秋を感じさせます。

8/8 6:09

最終日。フライシートを裏返して乾かします。

8/8 6:47

さらば。

8/8 6:57

行く手に怪しげな白いものが。

8/8 7:03

笠新道入口の水場はこんな感じ。

8/8 7:08

ガスが上流に移動中！

8/8 7:09

煙みたいに。

8/8 7:09

なぜかヘリコプターが！

8/8 7:14

ガスがかかってきました。

8/8 7:38

自撮り(笑)

8/8 7:42

また自撮り。

8/8 7:43

秋を感じさせます。

8/8 7:58

よく歩いたなぁ〜

8/8 8:03

近道を通って...

8/8 8:08

新穂高センター到着は、
8月8日午前8時8分8秒！
素晴らしい(笑)

8/8 8:08

8/8 8:15

早速日帰り温泉に。いい湯でしたよ。

8/8 9:35

中崎山荘のテラスで山々と乾杯！

8/8 10:44

3杯目(笑)
おつまみは、飛騨名物らしき『あげづけ』うまし！

8/8 15:48

帰りのバスは上高地経由でした。ラッキー(笑)

8/8 15:41

大正池見えました。

今回見かけた花々。

盛夏の雰囲気ですが、ところによりチングルマやハクサンイチゲがまだ咲いている場所もありました。

真ん中の下はアオノツガザクラ？だとしたら相当な遅咲きでは？

印象としては黄色と紫色が優勢かな。

右の真ん中はトウヤクリンドウ？
北側の斜面でしか見かけませんでした。
左の真ん中はチョウジギクのように見えるけれど、尾瀬ヶ原で見たのとは違うなぁ。

わさび平より下で撮影したものです。

毎晩これ読んでました。おススメです。読むと黒部源流に行きたくなりますよ(笑)

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone 6s Apple

装備

MYアイテム

show696

重量：11.59kg

個人装備

雨具 ゲイター 防寒着 グローブ クライミンググローブ 帽子 着替 靴 サンダル サブザック スリング カラビナ 行動食 非常食 調理用食材 アルコール飲料 ハイドレーション ストーブ 燃料 クッカー マグカップ テーブル コジー ライター カトラリー 地形図 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ランタン ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 iPhone モバイルバッテリー 時計 サングラス タオル ストック ポール テント スリーピングマット シュラフ 熊よけ鈴 カメラ カメラバッテリー

感想

show696

昨年の8月に計画していたこのルート、直前に捻挫のため無期延期となり今年挑戦できました。
百名山が4座もあるのに今回は安全を重んじてどれにも登らず、ただただ写真を撮りながら歩いたのでした。それもまたよし。
次回行くなら、薬師沢からの急登を避けて(笑)北ノ俣岳、黒部五郎岳ルートかな。しかし雲ノ平山荘には泊まってみたいし...