2018山の日 鳳凰山(2座) 無謀な登山客と遭遇、下山をお願いする
- GPS
- 12:07
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,927m
- 下り
- 1,908m
コースタイム
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 12:06
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線に出てからの岩場は気を付けて通過しましょう。下手すると滑落する場所もあります。コースの整備状況は素晴らしい。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
|
---|
感想
山の日や山で過ごすべく、ご近所の相方さんと鳳凰山(2座)へ。
たぶん鳳凰山が一番天気良かったかも。
南アルプスの森林限界は鳳凰山の標高とほぼ同じ。
稜線に出るまでは樹林帯の中ですが、植生が豊かなので飽きることはありません。
むしろ直射日光に晒されず快適かも。
タカネビランジ・ホウオウシャジャン・ヤマウドなど、高山植物のお花畑や、
キノコ、苔など、標高や場所によっていろいろ楽しめます。
流行りのファストハイクではなく、ゆっくり楽しんでもらいたい。
そして樹林帯を抜けた後の稜線歩きは最高です。
休みの初日なのに、夜叉神から登る人は少ないようでした。
静かな登山となりましたが。
最期に・・・
帰路、午後3時過ぎに杖立峠を越えた場所で無謀な「登山客」と遭遇。
すれ違うなり・・・
「杖立峠はもうすぐですか?」
「杖立を過ぎればスピードが出て、コースタイム通りに南御室小屋まで行けますか?」と質問責め。
[知らねーよ、あんたの体力と相談しろよ。夜叉神峠からここまで1時間以上掛ってれば、CT通りに行ける訳ねーだろ!]と言いたいのをぐっと堪えて・・。
聞けば朝寝坊して、午後に夜叉神から登りだしたとの事。
あまりに無計画っぽいのと、滝のような汗、そしてちぐはぐな格好、装備が目につきコイツはヤバイぞと、相方と尋問開始。
[このまま登ると5時には暗くなるよ、ヘッドライト有るの?]
「無いです。見えるでしょ?だって日没は7時くらいでしょ。」
[小屋まで樹林帯だからすぐ真っ暗になるよ。歩けなくなりますよ。]
「だって滑落するような場所無いでしょ?なら大丈夫」
[南御室小屋に予約したの?]
「してない。さっき留守電にメッセージ入れた」
[じゃぁ暗くなったら何処かでビバークするの?ツェルトとか有る?]
「ツェルトってなに?」
もうこの時点で貴方は遭難してますよ!とにかく無事に帰りたいのなら「我々と夜叉神峠まで一緒に降りて、そこに泊って、明日早朝から再挑戦しましょう」
とキツく注意するもまったく聞く耳持たず。
もうこりゃダメだ、と思うも話をしたからには無事に下りてもらいたい気持ちを、
なんとか伝える。
「せっかく遊びに来たのに怪我したらもったいない、明日ゆっくり登ってください」
等々きつい言葉は逆効果と見て、やさしく励ます方向で説得。
杖立峠まで登ったら、下山して夜叉神峠小屋に泊ると約束してくれたので、そこで別れましたが・・・。
この方(中年男性)が無事に下山してくれた事を願って止みません。
自分も大した登山者じゃないけど・・・改めて自立した登山者となるべく研鑽を積んで行こうと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する