小辺路(高野山〜熊野本宮)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 63.6km
- 登り
- 3,767m
- 下り
- 4,517m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 4:33
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 11:48
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
世界遺産熊野古道、よく整備されている 全体通して登山道ではほとんど人と出会わなかった(登山者は5人くらい?) |
その他周辺情報 | 十津川村観光協会の地図が秀逸 https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/blog/index.php?c=blog_view&pk=1526966443 電話、バス停、トイレ、自販機などの設備から歩行時間、標高、展望場所などの情報も満載 長い歩行時間のため水の心配はあったが、MAPに載っていなくても多くの水場があったため、それほど水に困ることはなかった。 【高野山】小辺路入口にコンビニ(デイリーストア)あり 【大滝集落】トイレ(キレイ)、水道水 【大股】自動販売機(BOSSコーヒー多数)、トイレ(キレイ)、水道、公衆電話 【萱小屋】山小屋(3人程度宿泊可能)、水場 【伯母子峠】山小屋(10人程度宿泊可能)、トイレ 【伯母子登山口(三浦)】トイレ(キレイ)、水道水 【五百瀬】小さい商店 【三浦峠登山口】橋の手前(枯れてたが…)と最後の集落脇に水場あり 【三十丁の水場】水場あり 【三浦峠〜西中】沢沿いに3箇所ほど水場あり 【西中〜昴の里】水場多数、トイレ(キレイ)、自販機(ビールあり) 【昴の里】自販機、アイス、足湯、トイレ(キレイ)など 【果無】登山口手前・集落内に水場あり 【観音堂】水場あり、トイレ 【道の駅ほんぐう】トイレ(キレイ)、自販機 |
写真
装備
個人装備 |
テント泊用装備
寝袋なし
|
---|
感想
今年の夏はアルプスではなく、世界遺産 熊野古道 小辺路
テント装備の長時間歩行はきつかった。
【1日目】
高野山観光後、千手院橋より熊野古道小辺路START
高野山は観光客で賑わっていたが、熊野古道に入れば先程までの喧騒も嘘のように静か。基本前半は緩やかな林道歩き、薄峠から山道になり、グッと下り川まで下りてきたら急な舗装路を登る。その後龍神スカイラインを歩き水ヶ峰、タイノ原林道などを経て大股へ。細かいアップダウンが多く結構疲れる。
大股で小休止後、一登りで萱小屋へ、ここで泊
【2日目】
桧峠を経て伯母子峠へ、ここから伯母子岳をピストン、山頂からは絶景、再び峠まで戻り三浦口方面へ下る、単調な長い下りが足に堪える。三浦峠へは急な登り、展望も少なく我慢の時間が続く、三十丁の水場がありがたい。峠が近づくと明るくなる。峠から再び長い単調な下り、石碑や跡を楽しみながら進む。西中まで下りるとすぐに自販機あり、休憩適地、ここから長い舗装路の歩きが始まる。夏の時期は照り返しもきつく非常に暑く、昴の里が待ち遠しい。昴の里はいろいろそろっておりゆっくり休める。トンネルくぐり吊り橋渡り果無集落を目指す。石畳のいい雰囲気の登りだが急、そして暑い、果無集落は観光客もいて賑わっていたが、今回ここで熱中症気味になり大休止、民家で水を借りクールダウン、とてもありがたかった。
体調も戻り、三十三観音の石仏を楽しみながら観音堂へ、ここで泊
【3日目】
果無峠へは一登り、確かに果てしない登りだったが、登ってしまえば感無量、そして長い長い下りの始まり、ところどころ開け、熊野方面が見えると旅の終わりを感じる、嬉しいような寂しいような感じ。
下りきって舗装路を歩き、最後は中辺路と合流して熊野本宮、そして大斎原でGOAL
全体を通して、ピークや尾根道は少なく概ね歩きやすく道を作っているが、基本はガッと登ってグッと下るこの小辺路、先に進むにつれ峠越えの標高差が増えていくつくりがなんとも言えない修行感がある。
熊野古道といえば石畳…のイメージが強かったが、ほとんどは土の登山道、舗装路歩きも多いし展望も少なめ、杉林多数、そのような中で、伯母子峠〜三浦口、三浦峠〜西中、果無集落周辺などは雰囲気の良い道も多かった。
長い道のりであったが、達成感は非常にある小辺路であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する