欅平〜後立山縦走〜扇沢
- GPS
- 20:26
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 4,828m
- 下り
- 4,027m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:47
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:28
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:35
天候 | ずっと良くない。4日目はそこそこ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
扇沢からはバスと電車を乗り継いで糸魚川まで、糸魚川からは新幹線で一駅で黒部宇奈月温泉駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
祖母谷〜唐松岳は草刈されていて快適に歩くことができた。 全体的に道が濡れていたのでスリッピー。 |
その他周辺情報 | 信濃大町駅の駅そばが美味しかった。 |
写真
装備
個人装備 |
縦走テント泊装備
ヘルメット
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感想
後立山連峰、長野県側からのアプローチの良さから富山県と長野県の県境にあるにもかかわらず長野の山として認識されてはいないだろうか?
そんな認識を打破すべく今回登山口を富山県側、欅平とした縦走ルートを歩いてみた。
1日目
黒部峡谷鉄道は始発に乗っても欅平に着くのが9時と登山の開始時刻としては絶望的に遅いので、この日は餓鬼山手前の避難小屋まで。
登山道は急登が続き汗を搾り取られる。コル直下の水場がありがたい(枯れている事も考慮して大量に背負ってきたが)。避難小屋はとてもきれいで快適。ノートに書き残してきました。
天候が気になるのでラジオで情報収集。久々に気象通報なんぞを大真面目に聞いた。
2日目
天候次第だが五竜まで予定。
午後の天気が怪しいので3:30発。餓鬼山で弱い雨が降ってきたが直に止んだ。夜が明け明るくなってくるもガスで目指す唐松岳が見えない。忍耐の登り。次第にアルパインな雰囲気になってきたなと思ったら唐松のテント場に出た。ちなみに登山口の祖母谷からここまで誰にも会わなかった。北アルプスの登山道でここまで人がいない道もそう無いのでは?
時間的にも余裕があるので唐松岳に登って予定通り五竜のテン場まで行こう。唐松岳に行く道の途中にコマクサが咲いていた。
唐松〜五竜のテン場までは結構距離もあるはずだがあまり覚えていない。視界は無かったのだが。
3日目
冷池のテン場までの予定。
5時半までに雨があがっていなかったら冷池行き縦走は中止、遠見尾根で下山か停滞かと思っていたらぴったり5時半に雨が止んだ。行きましょう。
とはいえずっと何も見えない。でも五竜岳にはしっかり寄った。
岩場が濡れていてスリッピー。気を抜かずに行きましょう。キレット小屋で小休止してカッパを脱いだ。
キレットも濡れていてスリッピー。
何も見えないので黙々歩くしかない。でも鹿島槍は北峰にもしっかり寄った。この辺りからカミナリがゴロゴロしだした。南峰で記念撮影などをしていると結構近くでピカッゴロゴロ。やばい。冷池に急ごう。雨も降ってきたがカッパも着ずに急ぎましょう。カミナリは怖い。
なんとか到着、本降りになる前にテントに潜りこんだ。
4日目
扇沢まで下山予定。ここまできたら多少荒れていても下山する。
明るくなってから行動。冷池山荘裏手からは雲海が見えた。
始めのうちはやはりガスで視界は無かったが、爺ヶ岳の南峰では今山行初の展望となった。ブロッケン現象も見えた。
名残惜しいが、午後から天気が悪そうなのでさっさと下山。
扇沢8時55分のバスにギリギリ間に合った。バスと電車と新幹線を乗り継いで富山へ帰還。
1日目2日目の急登、3日目の荒天、全体的に修行系山行だった。
それでも富山側から縦走した事で後立山も富山の山なんだと実感。時間と天気が許せば下山も富山側にしたかったというのが本音だが。
お疲れ様でした。
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