大正池から槍ヶ岳へ、南岳へのちょこっと縦走
- GPS
- 20:21
- 距離
- 50.0km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:44
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 11:39
天候 | 両日共に晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
立川20:30発 - 松本22:38着 あずさ33号で 移動。 ただし、15分程電車の遅れがあった。 駅から5分程度のビジネスホテルへ。 向かう途中に24時間営業のマンガ喫茶があり、そこに向かう 若い登山者グループあり。なるほど、そういう手もあるか。。。 移動距離が長く疲れたので、準備は起きてからすることにして寝る。 14日 4時起床。近くのコンビニでポカリスエット1.5L×2本、 ミネラルウォーター500ml 購入 松本駅4:45発の始発電車、新島々乗り換えで予定していたが、 慌てて忘れ物しても仕方ないと、予定切替。直通のほうがゆっくり 寝られるからいいかと思い直し、松本駅のロッカーに登山に使わない 荷物を預け、バスセンターへ。 松本バスセンター 5:30発 上高地行き直通バス 松本ではガラガラだったけど、 沢渡でたくさんの方が乗ってこられました。 大正池で途中下車 7:05 着。登山開始。 15日 17時09分 上高地バスセンター着。 17時30分発のバスの整理券が目の前で無くなり、 18時発のバスの整理券がとれた。 トイレに行っている間に、売店が閉まってしまった。 自販機も無し? 新島々での電車待ちの間に自販機でコーヒー。 松本19時54分着。 松本20時31分発 名古屋22時34分着 しなの26号 名古屋駅まで一泊。松本は祭りのためか?ホテル予約できませんでした。 16日 名古屋ー>高松へ。。 うん?23時 名古屋→高松 の夜行バスという手もあったかー。 |
その他周辺情報 | 上高地バスセンターのお店は17時30分で閉まってしまい、雨で濡れた体を温かいコーヒーで・・・という望みはかなわず。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
ドライレイヤー
ショートパンツ
ハイソックス
トレランシューズ
防寒着
雨具上下
ザック
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
気温計
笛
計画書
ヘッドランプ
サブライト
ファーストエイドキット
保険証
ポール
エマージェンシーシート
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 横尾〜上高地の間でヘルメット落としました。。。ホント馬鹿。 |
感想
初めての槍ヶ岳、初3,000m峰、初の北アルプス
を単独行というのは不安もあったけど地元、四国の剣山周辺の鎖場を必ず通過する25km以上の縦走を繰り返し、体力的には出来るだけの準備をしてきた。あとは登山雑誌の槍ヶ岳特集で槍の穂先攻略をイメージトレーニング(汗)
約20年ぶりの大正池に寄り、梓川沿いを散策して歩く。レリーフとなったウエストンさんに挨拶し、ガシガシ歩く。ここあら槍沢ロッジ15kmくらい?高低差がほとんど無いし道は広いので走ってしまいたいが、、、走ったあとに急登を登り続ける自信無いので、早歩き。
河童橋を過ぎしばらく行き、キャンプ場の間を通過していると、目の前から赤いTシャツ、胸にはTJARのロゴ入りを着た人たちが!関門閉鎖8時の前だったので、関門撤収ですか?選手の皆さん全員通過ですね? はい。との返事。お疲れ様ですと声をかけ、選手には会えなかったかーと残念に思ったけど、その数分後、目の前から30番ビブをつけた選手が進んでくる。えっ?予想していなかったのであっという間にすれ違ってしまったけど、かなり疲労していそうな歩き方。声かけてよいのか一瞬躊躇したがなんとかお疲れ様ですと声をかけたら、ありがとうございまーす!と声を振り絞っていただいた。ほんと凄い人だ。前回の大会でも今回も参加選手中最高齢の挑戦、応援してます。頑張ってくださいと背中に祈り、逆に勇気をもらって自分も進む。
槍沢ロッジを過ぎてからようやく登りらしくなってきたとともに雨が。レインジャケットを着る。最後のキャンプ場をすぎると急登が。あまり上を見る暇がなかったけど、気づくの眼の前に槍の穂先が! 殺生ヒュッテからは果てしなく長く感じた。槍ヶ岳山荘にはほぼ計画通り15時に着。山荘についてホットコーヒーをいただき、槍沢のカールを見ながら槍の穂先を見ながらいただく。うーん、あれ登れるの??? 雨で岩が濡れているかもしれないし、遅くなって雷雨激しくなるといやだから、今日は登らず、明日の朝に登るか考えよ、として割り当てられた部屋に戻る。
部屋では憧れのアスリートとの楽しい出会い。
翌朝、4時頃起床。天気も素晴らしく登らない理由がないのだけど、お腹空いては!と、6時開始の朝食をたっぷり食べ、6時30分頃登頂開始! 下の方でいきなり間違えて、次どこに手をかけてよいのかさっぱり分からず、えいっとかなり遠目のところに手をかけて進む。。。こんなんでこの先大丈夫か? 鎖やステップのあるところは逆にルートがはっきりしているので、その通りに進む。 また、どこに手足をかけるのか分からん場所が出てきたので後ろの人に先に行ってもらって自分は真似して・・・早すぎてついて行けん。そして梯子。最初のほうの梯子は斜めなので怖くないけど最後はほぼ垂直なのでより慎重に。登りきったらそこは頂上。この日は格別に天気がよく、遠く富士山まではっきり見えるほど。7−8分ほど山頂に滞在。山頂からの絶景を堪能したかった、というよりも梯子を降りるのが怖い(汗)。それでもいつまでもいるわけでにはいかないので、慎重に降りていく。さっさと降りたいところを我慢して慎重に一歩ずつ。往復1時間ちょっとで山荘に戻る。喉がからから。身軽のほうがいいからと手ぶらで登ったけど、少し水持っていったほうがよかったな。。
小屋に戻って荷物をチェックし、穂高手前の南岳へ向かって3,000mの縦走。この空気の薄さにまだ慣れていないので、いつもと違ってどんどん抜かされるが、この領域では自分は初心者。中岳への梯子に驚いたり、天狗原への下りでまたもや鎖・梯子の世話になり距離がある分、槍の穂先の下りよりも緊張した。天狗池を過ぎ、槍沢の登山道に戻ってあとは昨日来た道を引き返すのみなので早歩きに。槍沢ロッジでお昼を。。。と思ったらかなり強く雨が降ってきて、どうしようか?と1時間停滞。止みそうにもないが、ここから樹林帯で雨に直接打たれるところは少ないか、、、と思い直してレインウェア上下を着込んで帰途につく。案の定、あまり雨に打たれない。なんだもっと早く出発すればよかった。横尾につくと雨がやんでいるのでここでレインウェアを脱いで先を急ぐ。
脱いでしまったときに、何を間違えたのかヘルメットのザックへの付け方を間違えたようで途中で落としてしまっていた。上高地まで気づきませんでした。大失敗。戻る時間の余裕がなく、そのままバスに乗る。
それ以来、長野県警の落とし物情報のチェックが日課になっております。。。まぁ、そのたびに登頂時の興奮を思い出してニヤついているのだけど。。。
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