赤石岳〜大沢岳〜塩見岳〜蝙蝠岳・・南ア〜太平洋が繋がりました！

2018年08月12日(日) ~ 2018年08月15日(水)

• GPS: 37:50
• 距離: 56.8km
• 登り: 5,884m
• 下り: 5,623m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:22
• 合計: 6:44

7:53 椹島ロッジ
9:21 9:25 カンバ段
11:28 11:37 赤石小屋
12:08 12:09 富士見平
13:01 13:07 北沢源頭
14:08 14:08 赤石岳・小赤石岳間分岐
14:31 14:33 赤石岳
14:37 赤石岳避難小屋

2日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:02
• 合計: 9:07

4:41 赤石岳避難小屋
5:55 5:55 百間平
9:26 9:26 百間平
10:56 11:57 赤石岳避難小屋
12:01 12:01 赤石岳
12:15 12:16 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:28 12:28 小赤石岳
12:39 12:39 小赤石岳の肩
13:16 13:16 大聖寺平
13:48 荒川小屋

3日目

• 山行: 8:53
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:30

5:22 荒川小屋
6:20 6:28 お花畑（荒川前岳南東斜面）
6:56 7:02 前岳
9:00 9:00 高山裏縦走路水場
9:18 9:18 高山裏避難小屋
10:17 10:29 板屋岳
12:44 12:49 小河内岳
13:27 13:27 前小河内岳
14:05 14:11 烏帽子岳
14:52 三伏峠小屋

4日目

• 山行: 11:13
• 休憩: 1:11
• 合計: 12:24

1:32 三伏峠小屋
1:46 1:47 三伏山
2:37 2:44 本谷山
4:20 4:27 塩見小屋
5:38 5:45 塩見岳
5:49 6:06 塩見岳東峰
6:36 6:36 北俣岳分岐
6:55 6:59 北俣岳
8:29 8:48 蝙蝠岳
9:10 9:10 四郎作ノ頭
10:31 10:39 徳右衛門岳
12:57 12:57 中部電力施設
13:35 13:36 蝙蝠岳登山口
13:56 ゴール地点

天候

1日目　曇りのち雷雨のち霧
2日目　曇り時々晴れのち雷雨
3日目　晴れのち曇りのち雨
4日目　晴れのち曇り時々雨

4日間とも雨具大活躍（泣

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙臨時駐車場に車ととめて、東海フォレストのバスで椹島へ・・駐車場は深夜到着時点で既にほぼ満車で、その後は路駐が伸びました（バスの転回場所にとめてあった車にバスの運転手さんが困っていたので、それは避けましょう）

バスの定時は7時半始発でしたが、6時半前に臨時便が出ました（最後の1人で乗れてラッキー）・・譲っていただいた3人組さんありがとうございました

乗車時に3千円で東海フォレスト系列の山小屋で使える利用券を購入する方式なので、バス代は実質無料（テン泊の方も1回は小屋を利用する必要があります）

下山も二軒小屋から同社のバスで畑薙へ帰りました

コース状況／危険箇所等

ポストは、畑薙臨時駐車場受付や椹島の赤石岳登山口等にありました

危険個所としては、大沢岳山頂直下のガレ縁と前岳からカールに向う細尾根くらい・・悪天候時は特に要注意

塩見岳山頂直下の天狗岩を通過する岩場は、マーキングに忠実に行けば岩は安定していてOK

歩きにくかった所は、今回のコースで唯一破線道になっていた蝙蝠岳から森林限界以下に下る部分（倒木の通過やハイマツ漕ぎ）・・半袖短パンは避けた方が無難かと

その他は一般道で特に問題ありませんでした

その他周辺情報

下山後は二軒小屋ロッジのドミトリールーム（6名1室を2名で使用）に宿泊・・グルメとくつろぎのリゾートで、気持ち良く帰宅できました（1泊2食1万3千円）

写真

8/12 5:56

畑薙臨時駐車場は満車で駐車場所探しが大変でした

8/12 7:38

臨時便に乗れて計画より1時間早く椹島に到着

8/12 7:53

赤石岳登山口の階段・・今は自転車通行OKのようで沢山とめられていました

8/12 11:28

途中で雷雨となって怖かったですが何とか赤石小屋到着・・小雨になったので計画通り赤石岳避難小屋まで行きます

8/12 12:46

森はシットリでいい感じ

8/12 12:51

花がマズマズ多いのは救い

8/12 12:53

ホソバトリカブト

8/12 13:09

タカネマツムシソウ

8/12 13:17

シナノキンバイ

8/12 13:17

ハクサンフウロ

8/12 13:20

ツリガネニンジン

8/12 13:22

オトギリソウ

8/12 14:07

う〜ん名前が思い出せない

8/12 14:32

真白をバックに一応登頂写真

8/12 14:36

赤石岳避難小屋は混雑していて布団1枚に2名・・でも笑いの絶えない楽しい小屋でした

8/13 4:39

2日目、霧が立ち込める中を最初の目標の大沢岳へ

8/13 5:11

日が昇り聖岳〜兎岳が雲を払いつつ姿を現わしました・・今回山行初の展望♪

8/13 5:52

霧の百�諒燭鮨覆澆泙�

8/13 6:02

ウッスラと見えたのは奥茶臼山〜前茶臼山のよう

8/13 6:44

大沢岳へはゴーロでかなり歩きにくい道

8/13 7:15

山頂がウッスラと見えてきて〜

8/13 7:31

目指す大沢岳に登頂・・これで太平洋から荒川前岳まで赤線が繋がりました

8/13 7:52

下山にかかる頃には赤石の雲が取れてきました！

8/13 7:53

荒川三山

8/13 7:56

未明に出発した避難小屋も見えます

8/13 7:56

富士山の頭は雲の中

8/13 7:56

塩見岳とその奥は間ノ岳〜西農鳥岳・・西農鳥岳の最高地点は実は標柱のピークではないというコア情報を、三伏峠小屋で登山指導員の方からいただきました

赤石〜聖

南ア北部を眺めつつ避難小屋へ戻ります

8/13 8:38

百間洞のテン場の様子

8/13 8:49

大沢岳を振り返る

8/13 10:52

避難小屋に戻ってきましたが〜

8/13 12:15

土砂降りになってしまって中々小屋から出られませんでしたが、小やみになってくれた隙を突いて椹島分岐まで来たところ

8/13 12:19

小赤石へは少々苦行に

8/13 13:06

大聖寺平まで来ましたが、この段階で中岳避難小屋は諦め・・翌日の悪沢ピストンが消えました

8/13 13:48

荒川小屋にエスケープ・・水場が近くて快適な小屋

8/14 4:31

翌朝の小屋前で・・荒川小屋はこんないいロケーションだったのですね

8/14 4:43

これが見られただけで満足

8/14 4:43

笊ヶ岳

8/14 4:49

悪沢岳方向の空が焼けてきました

8/14 4:52

スゴい空になってきて〜

8/14 5:15

山の端から来ました

8/14 5:16

予期していなかった感動の朝

8/14 5:17

一瞬の晴れ間に感謝

8/14 5:52

前岳に向かう途中で赤石岳と荒川小屋

8/14 5:53

前日登った大沢岳をズーム

8/14 6:18

お花畑の入口・・残念ながら時期は遅かったです

8/14 6:21

笊〜布引

8/14 6:22

頭上に飛行機雲

8/14 6:36

前岳へ

8/14 6:36

悪沢岳

8/14 6:57

前岳山頂に到着

8/14 6:58

中岳〜悪沢岳

8/14 6:59

富士山

8/14 7:01

小屋がランドマークの小河内岳

8/14 7:02

4日目に登る塩見岳

8/14 7:02

間ノ岳〜農鳥岳

8/14 7:03

中アの宝剣〜木曽駒

8/14 7:16

オッ雷鳥さん

8/14 7:16

母子連れのようでした

8/14 9:18

高山裏避難小屋で一服

8/14 9:17

TJAR選手用の補給スペース・・今年はいつもより大会スタート日が遅い様で、選手とのスライドは無くて少し残念

8/14 9:29

目指す板屋岳へ

8/14 9:59

お花畑を通過し〜

8/14 10:23

板屋岳山頂に到着・・今回の目標コンプリート！

8/14 10:35

ピストンして荒川三山縦走か塩見〜蝙蝠尾根か迷いましたが、やはり面白そうな三伏峠方向へ

8/14 13:00

ガスガスでしたが小河内岳通過

8/14 13:49

次は積雪期に狙いたい烏帽子岳

8/14 14:29

ナナカマドの実が色づいてきて秋近し

8/14 14:39

お花畑もタカネマツムシソウの時期で高山は既に晩夏

8/14 14:49

テント場を通過し〜

8/14 14:51

三伏峠小屋に到着・・大部屋は1／3程度の感じでユッタリと泊まれました

8/15 1:45

4日目が一番ロングコースになってしまい、ご来光も見たいので早出

8/15 4:49

塩見小屋を過ぎた辺りで空がいい色に

8/15 4:59

反対側はまだ眠そうな悪沢岳

8/15 5:08

そして来ました！

8/15 5:09

仙塩尾根からご来光・・早出した甲斐がありました

8/15 5:09

仙丈ヶ岳

8/15 5:09

甲斐駒ケ岳

8/15 5:09

北岳〜間ノ岳

北アルプス

8/15 5:20

岩場はマーキングに従えばOK

8/15 5:26

中アの宝剣方面

8/15 5:26

南駒〜空木

8/15 5:47

塩見岳西峰に到着

8/15 5:45

山頂で多くの人が呟いていた“ここヤっバ〜！”

8/15 5:59

次のピークは蝙蝠岳

8/15 6:35

蝙蝠尾根分岐に到着

8/15 6:42

特に危険と言う程ではありませんが、岩稜通過はマーキングに従って慎重に

8/15 6:56

蝙蝠尾根を進んで行くと早くもガスの湧き上がりが顕著に

8/15 8:47

蝙蝠岳山頂到着時は完全にガスの中で、雨もパラついてきて4日連続カッパ大活躍

8/15 8:58

ガスってもケルンなどで特に迷わず

8/15 9:38

但し、多くの倒木に破線道を実感

8/15 10:38

徳右衛門岳山頂

8/15 11:39

長い下りでしたが、苔と針葉樹の森を楽しんで下山

8/15 12:52

中電施設を通過し〜

8/15 13:56

二軒小屋ロッジに無事到着・・グルメと団欒の素敵なリゾートのおかげで、気持ち良く帰宅できました

繋がった赤線♪

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

今年のお盆連休は南アルプス南部の縦走で、メインは「荒川前岳〜板屋岳」と「赤石岳〜大沢岳」の赤線繋ぎです。

天気は4日間とも雨に降られたものの、各日の朝方は天気に恵まれて雄大な展望も楽しめました。

赤線繋ぎの方は、2日目に「赤石岳〜大沢岳」、3日目に「荒川前岳〜板屋岳」を歩いて今回の目標コンプリート。北は甲斐駒登山口の駒ケ岳神社〜南ア〜深南部〜鳶ノ巣山を経て弓張山地〜南の太平洋まで繋がりました。

TJARの選手方に比べれば本当にチッポケな達成ですが、コツコツ・コツコツ繋いだ結果が地図に現れて、満足の南ア山行となりました。