記録ID: 1557920
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
30年ぶり燕・槍(表銀座)
2018年08月14日(火) ~
2018年08月15日(水)
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,983m
- 下り
- 3,335m
コースタイム
当初予定では、燕岳から大天井へ縦走して一泊、二日目は槍ヶ岳を経て大喰・中岳・南岳と3000m峰を縦走して南岳で一泊、三日目に槍平を通って新穂高へ下山…という計画でした。
しかし槍ヶ岳に登頂した後、土砂降りに見舞われ、遠くで雷の音も聞こえたので、3000mの稜線を縦走するのはアッサリと諦め、槍ヶ岳山荘で一泊するか、槍平まで降りてから一泊するかでしばし迷ったものの…降りるなら早く降りてしまおうと、槍平へ下ったのが良い判断となりました。
槍平小屋のお兄さんから 今日一泊すると 明日はこの雨で滝谷出合の渡渉地点が渡れなくなるので、帰れなくなる。明日中に帰りたいなら、泊まらずにこのまま頑張って下るしかないですよ…と言われ。
おいおいもう16:30だよ。今から下山したら下に着くのは何時だよと。でも最後の1時間半は林道歩きだし、日が落ちてもヘッドライトあればなんとかなるか…ということで下山することに。
それでも滝谷の沢は結構増水していて、ビビりな私はチビりそうになりましたが…心の中で泣きながらなんとか渡渉できました。その次のチビ沢とかいう沢もそれなりに増水していてちっとも「チビ」沢じゃない感じでしたが…
20:00にようやく下界の明かりが見えた時にはもう…泣きそうに。ということでその明かりに駆け込むと、そこはホテル穂高で、一泊朝食のみ(夕食は遅すぎて提供できず)で13,000円のデラックスなお部屋に宿泊することに。お蔭で財布が空っぽになってしまいましたとさ。
しかし槍ヶ岳に登頂した後、土砂降りに見舞われ、遠くで雷の音も聞こえたので、3000mの稜線を縦走するのはアッサリと諦め、槍ヶ岳山荘で一泊するか、槍平まで降りてから一泊するかでしばし迷ったものの…降りるなら早く降りてしまおうと、槍平へ下ったのが良い判断となりました。
槍平小屋のお兄さんから 今日一泊すると 明日はこの雨で滝谷出合の渡渉地点が渡れなくなるので、帰れなくなる。明日中に帰りたいなら、泊まらずにこのまま頑張って下るしかないですよ…と言われ。
おいおいもう16:30だよ。今から下山したら下に着くのは何時だよと。でも最後の1時間半は林道歩きだし、日が落ちてもヘッドライトあればなんとかなるか…ということで下山することに。
それでも滝谷の沢は結構増水していて、ビビりな私はチビりそうになりましたが…心の中で泣きながらなんとか渡渉できました。その次のチビ沢とかいう沢もそれなりに増水していてちっとも「チビ」沢じゃない感じでしたが…
20:00にようやく下界の明かりが見えた時にはもう…泣きそうに。ということでその明かりに駆け込むと、そこはホテル穂高で、一泊朝食のみ(夕食は遅すぎて提供できず)で13,000円のデラックスなお部屋に宿泊することに。お蔭で財布が空っぽになってしまいましたとさ。
天候 | 二日間とも午前中は晴れ時々曇り、午後から土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:毎日アルペン号 14:45新穂高温泉発⇒21:40新宿駅西口着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすがの表銀座、北アルプスの王道コースだけあって指導票・ペンキマークともに欲しいところに十分に配置されており、迷う要素なし。 西岳から槍に至る東鎌尾根は場所によっては両側の切れ落ちた急峻な尾根筋を通るところもあり注意が必要 今回一番誤算だったのは帰路、槍平小屋から新穂高への道の途中 滝谷出合の沢の増水。今シーズンはまだ丸木橋が無く、増水したら即渡渉不能に… お蔭さまで三日間の予定を急遽、強行軍で二日で下山する羽目に。槍平小屋が滝谷出合の渡渉地点のライブカメラ映像をネットに公開しているので、ここを通る人は見るべきでしょう(私は見てませんでした)。 |
その他周辺情報 | 予定より一日早く下山してしまったので、テントでなく下界で一泊する必要に迫られ…ともかく足もガタガタだったので 一番早く目についた ホテル穂高 に宿泊。時刻が遅かったので夕食なし。朝食のみ。朝食はよくあるバイキングではなく、席でいただくきちんとした和食の食事でした。おいしい。 風呂も夜の間いつでも入浴でき、温かく体もほぐれる良い温泉でした。 …しかし。到着時に空いていた部屋はデラックスツインとかいう豪勢な部屋のみ。一泊朝食のみで13,000円はちょっと財布に厳しい。テント泊なら1,000円ぐらいだからね。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
撮影機器:
感想
私が中学・高校のころ、親戚のおじさんが毎年一回ずつ 北アルプスなどの山へ私たち兄弟を連れて行ってくれました。当時行った山は、燕岳や槍ヶ岳、剱岳や大日岳、北岳などなど。楽しかった思い出です。
そのおじさんが先月病気で亡くなりました。まだ70歳でした。いくらなんでも若すぎると思うけれども、生きている限りは必ず死はやってくるので、仕方ないとも思う。
それでお盆休みに山へ行くにあたって、思い出の山を選びました。燕岳と槍ヶ岳。たぶん槍ヶ岳はおじさんに最初に連れて行ってもらった山のような気がする。もう30年ぐらい前の話です。当時は沢渡駐車場で前泊して朝上高地を立ち、槍沢小屋に一泊、槍ヶ岳山荘に一泊、三日目に下山でした。
今回はルートは全く違うものの、思い出の山を二つ繋げて、北アルプスの王道ルート 表銀座コースを歩きました。30年近くたっているし当時の記憶も途切れ途切れですが、山自体は何も変わらず、変わったのは人間がつくった小屋や標識やトイレ(これが一番変わったかも)
おじさんのおかげで長続きする趣味もできたことだし、これからも無理せず危険を冒さず、のんびりと長く山歩きを続けていきたいと思います。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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