月山の夏:姥沢から山頂と胎内岩下、大雪城上まで
- GPS
- 04:58
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 712m
- 下り
- 709m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所は全くなし。 |
写真
感想
この夏の猛暑でなかなか山に行く気にならなかったが、この辺で調子を整えておきたい。この週末は北の高気圧に覆われて、気温が低下するらしい。姥沢からリフトで月山に行ってみることにした。
予報どおり朝から街は快晴だが、一昨日の大雨、昨日の強風で、山はまだ雲が架かっているかもしれない。月山スキー場の駐車場は7:20到着、山には雲が架かっているが、徐々に晴れそうである。そのまま舗装道路を登り、途中の小屋で環境協力金一人200円を払い、歩いて10分ほどで月山リフト下駅へ着く。結構なウォームアップだが、今日は、それ程暑くはない。リフトは一応8:00からというで、待っている人もいるが10数人程度だった。一人往復1030円。
リフト上駅前には月山の標柱があるが、その背景は姥ヶ岳で、そこまでは見える。月山は雲の中である。準備をして8:10に出発する。石の道、次いで木道を少し行くと姥ヶ岳方面と牛首方面の分岐があり、左へ姥ヶ岳に向かう。階段状の登りがしばらく続き、その後緩い木道の登りになると姥ヶ岳山頂になる。ここからは朝日連峰の展望がよいのだが、今日は雲の中である。気温が低くて登るのには良いのだが、多分5℃位で、耳が痛いし、手がかじかむ程で、涼しいのを完全に通り越して、寒い。次のピークは右から巻き、下りとなって鞍部、湯殿山神社からの道が合する金姥である。そこから柴灯森の緩い登りとなり、牛首に着く。牛首からしばらく行くと急登となるが、その前に月山らしく白装束の行者さんの一行とすれ違う。行者さんといっても月山講の人たちで普通の方々。以前もこの辺りですれ違った覚えがある。それからも時折先達の法螺貝の音が聞こえた。ここからも石の道で登りでは問題ない。鍛冶坂の急登の途中で一度休憩。鍛冶稲荷に達すると、もう少しで山頂の一角である。そこから少し登り、広い山頂へ、さらに進んで頂上小屋を経て最高地点の月山神社に到着する。三角点には行っておこうと、左に神社を見ながら少し行くと、左に三角点への道に入る。今日の眺望は時折雲が架かる周辺の山くらいだが、山の雰囲気には十分である。
山頂から今日は大道寺口の胎内岩、できれば大雪城まで行ってみようと、山頂南側の分岐を大道寺口方面に向かう。途端に周辺は、終わりかけではあるがハクサンイチゲ ロードとなる。ゆったりとした下りは、一部背の低い笹や潅木もあるが、大部分は草原で大岩が点在する高山らしい風景が続く。姥沢からとは違った景観が楽しめるし、メインロードの喧騒から少し離れただけで、誰もいない山を楽しめるので、お勧めである。20分程下ると左に岩が集積した胎内岩がある。中には入らなかった。さらに下ると同じような草原が続くが清川行人小屋への2つの道が分岐する。ペンキとロープでルートは表示されている。この辺りは小さなミヤマリンドウがきれいである。分岐から右に進むと残雪が見えてくるが、今年は雪は少なそうなので、ここら辺(標高1800m位)で山頂に戻ることにする。標高差200mの登り返しであるが、気温が低くて助かる。山頂の分岐近くまで誰にも会わなかった。山頂周辺も今日は雲が架かったり晴れたりのようだった。下りも順調だが、まだ昼頃だし、登ってくる人も多い。狭い所では登山者の行き来に時間がかかる。牛首から、リフト上駅方面へ向かうが、徐々に気温が上がってきて、この辺が一番汗をかいた。しばらく土のトラバースと木道の下り、沢を渡ると木道の登り、石の道の登りになり分岐点に達する。そこからリフト上駅に下る。今日は遠望は効かなかったが、気温は一時寒いほどで、山での体調を整えるのには良かったかな。
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