赤岳 阿弥陀岳 横岳 硫黄岳(初めてのお泊り)
- GPS
- 29:28
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,488m
- 下り
- 2,482m
コースタイム
2007/06/24 曇後雨 行者小屋4:30―5:34赤岳展望荘5:48―6:57横岳7:09―8:02硫黄岳8:11―9:15赤岳鉱泉9:21―9:51行者小屋10:49―12:39美濃戸
天候 | 2007/06/23 晴れ 2007/06/24 曇後雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2007年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
去年の夏に山登りを始めてから、テントを持って山に行きたいと思い、道具を序々に揃えていた。
気候も良くなり、体力もついてきたから、そろそろ行ってみようと思っていた。
今週末は土日フリーで天気も良さそうなので、登山口からテン場まで比較的近く、景色、山歩きも楽しめそうな南八ヶ岳へ行くことにした。
美農戸に7時ごろ到着し、やまのこ村の駐車場に車を止めた(2日で2,000円)。
65Lのリュックを背負い出発。あーやっぱり重てー、少し不安になりつつ、南沢を登っていく。
ゆっくりゆっくり登り、2時間半で行者小屋に着いた。今日の宿泊地だ。
それにしても天気が良い、梅雨の最中とは思えない。
ここにリュックをデポして、文三郎道経由で赤岳を目指す。
サブリュックに背負い替えので、とても軽く、急登もそれほど苦にならず、赤岳山頂に立つことができた。
最高の眺めを堪能してから、次は阿弥陀岳を目指す。
文三郎分岐まで来た道を降る。
赤岳と阿弥陀岳の中間に中岳という丘みたいな山を通過する。
中岳と阿弥陀岳との鞍部から阿弥陀岳山頂までは結構きつい岩場だった。
山頂は赤岳山頂と違い、静かでいい。
展望も悪くなく、諏訪平、南アルプス、富士山も見える。
ここで30分程のんびりした後、行者小屋まで降った。
午前中、空き空きだったテン場は、戻ってくるとテント村へと変貌していた。
受付を済まし、空きスペースにテントを張る。
家で一度広げてみたので、難なく設営することができた。
家族で泊まれるよう3人用のテントを買ったが、今日は1人なので、テント内は広々しているものの何か寂しい。
喉が乾いたので、小屋で生ビール(800円)を注文する。
最高にうまいし、この自然の中で飲む生は格別だ。
ビールを飲んだ後、飯を食べ、早々に寝ようとするが、学生さんが大勢いるのでとても賑やかで寝れない。
そのうちに寝てしまったが、寝袋で寝るのが初めてなので1時間おきに目が覚めた。
いまいち寝れないまま、3時ごろになると回りが騒がしくなり、起きて朝ご飯を食べた。
朝食を食べ終え、仕度を整えているとヘッドライトの電球が切れてしまったが、夜が明けてきており問題ない。
今日は地蔵尾根を登り、横岳、硫黄岳に行く予定だ。
4時半に出発したが、まだ体が眠っているのか足取りが重い。
1時間弱で地蔵ノ頭に着く。横岳と逆方向だが、すぐそこにある赤岳展望荘でトイレ休憩にする。
赤岳展望荘のトイレはウォシュレットで感動した。
さすがに水は噴射しなかったが便座は暖かった。
横岳の途中にある日ノ出というところでは、ツクモグサが沢山咲いていた。
横岳へ向かう稜線沿いは核心部となり、鎖やハシゴが現れるが、そんなにこわくはなかった。
横岳山頂は朝から賑わっていてるので、早々に次の硫黄岳に向かう。
硫黄岳への道は、比較的単調となり、登山道脇に咲くキバナシャクナゲを見ながらのんびり歩く。
ウルップソウはまだ咲いていませんでした。
硫黄岳山頂はただ広く、南八の山々を見ると、2日間よく歩いたと自分で感心してしまう。
硫黄岳から赤岳鉱泉への降りは、何故か足取りも軽くガンガン降る。
赤岳鉱泉で少し休憩後、行者小屋へ向かうが、予想外の登りと小雨が降り始めて少し凹む。
行者小屋に到着すると、雨は本降りとなり、テント撤収に難儀する。
また重いリュックを担ぎ、南沢を降り、美農戸へ下山した。
そういえば、雨天に歩くのは、4年くらい前に尾瀬を歩いて以来だ。
今回の山行は、初めての泊まりでテントを設営したり、雨の中、テントを片付けたり、
久しぶりに雨の中歩いたりと内容の濃い2日間でした。
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