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Yamareco

記録ID: 1564790
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜〜鹿島槍でパトロールの方のお世話になる

2018年08月19日(日) ~ 2018年08月20日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
25.6km
登り
2,778m
下り
3,198m

コースタイム

1日目
山行
9:20
休憩
0:50
合計
10:10
7:10
30
7:40
20
8:00
50
8:50
10
9:00
80
10:20
10:40
10
10:50
11:00
10
11:10
50
12:00
30
12:30
40
13:10
0
13:10
13:20
50
14:10
14:20
180
2日目
山行
8:10
休憩
2:00
合計
10:10
5:50
40
6:30
6:40
40
7:20
7:50
40
8:30
50
9:20
9:40
80
冷池山荘
11:00
11:10
20
11:30
11:40
30
12:10
12:50
160
種池山荘
15:30
10
15:40
0
15:40
ゴール地点
天候 8/19 はれ 8/20 はれのちくもり
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第2駐車場に車を止める(八方バスターミナル向かいにあるので)
八方アルペンライン(ゴンドラ・リフトを乗り継ぐ)片道1550円
扇沢〜八方バスターミナル(季節運行バス1800円)
コース状況/
危険箇所等
ルートは明瞭。危険箇所多数。
五竜〜鹿島槍は、岩場、鎖場、梯子、ザレ場の連続
その他周辺情報 みみずくの湯(JAF割で500円)
8/19八方ゴンドラ乗り場
6:00きっぷ発売開始の列に並び、
6:30運行開始のゴンドラに乗り込む
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8/19八方ゴンドラ乗り場
6:00きっぷ発売開始の列に並び、
6:30運行開始のゴンドラに乗り込む
八方池山荘でこの景色
白馬三山がド〜〜ン!!!
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八方池山荘でこの景色
白馬三山がド〜〜ン!!!
雲に浮かぶ雨飾、火打、妙高、高妻の山々
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雲に浮かぶ雨飾、火打、妙高、高妻の山々
定番の八方池
白馬三山が水面に映る
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定番の八方池
白馬三山が水面に映る
丸山ケルンに来ると、唐松岳が正面に。
右は不帰ノ嶮、左が五竜岳
丸山ケルンに来ると、唐松岳が正面に。
右は不帰ノ嶮、左が五竜岳
唐松岳山頂
おそ松君のイヤミのシェーのポーズ
バックは剱岳
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唐松岳山頂
おそ松君のイヤミのシェーのポーズ
バックは剱岳
五竜山荘の先でハイマツの中に母ライチョウ
ヒナは隠れて見えず
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五竜山荘の先でハイマツの中に母ライチョウ
ヒナは隠れて見えず
牛首の難所を越えると、
どっしりして存在感のある五竜岳が迫ってくる
牛首の難所を越えると、
どっしりして存在感のある五竜岳が迫ってくる
百名山55座目の五竜岳山頂
五竜山荘でゲットしたTシャツを着て、さっそく記念撮影
立山、剱の山並みを望む
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百名山55座目の五竜岳山頂
五竜山荘でゲットしたTシャツを着て、さっそく記念撮影
立山、剱の山並みを望む
鹿島槍までの険しい稜線
ここからが正念場
ザレ場、鎖場、岩場の連続
八峰キレット小屋は全く見えません
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鹿島槍までの険しい稜線
ここからが正念場
ザレ場、鎖場、岩場の連続
八峰キレット小屋は全く見えません
何度もピークを巻く
このザレ場の下りが最も緊張した
足元の石がガラガラ落ちていく
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何度もピークを巻く
このザレ場の下りが最も緊張した
足元の石がガラガラ落ちていく
やっと八峰キレット小屋が見えて、一安心
計画より1時間遅れ…
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やっと八峰キレット小屋が見えて、一安心
計画より1時間遅れ…
剱方向に日没
わっかが見えた。
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剱方向に日没
わっかが見えた。
8/20
朝日に照らされる剱を見ながら、
鹿島槍を目指す
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8/20
朝日に照らされる剱を見ながら、
鹿島槍を目指す
強風にさらされ、立てません。
北峰では、屈んだ格好で撮影
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強風にさらされ、立てません。
北峰では、屈んだ格好で撮影
雲に覆われていますが、
左手には槍ヶ岳や穂高連峰
雲に覆われていますが、
左手には槍ヶ岳や穂高連峰
双耳峰の鹿島槍ヶ岳南峰
岩場を越えて頂上を目指します
双耳峰の鹿島槍ヶ岳南峰
岩場を越えて頂上を目指します
百名山56座目鹿島槍ヶ岳(南峰)にて、
槍のポーズで撮っていただく
今日もバックは剱岳
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百名山56座目鹿島槍ヶ岳(南峰)にて、
槍のポーズで撮っていただく
今日もバックは剱岳
この先のルート
冷池山荘、爺ヶ岳、種池山荘がしっかり確認できる
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この先のルート
冷池山荘、爺ヶ岳、種池山荘がしっかり確認できる
おお、富士山のシルエット!
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おお、富士山のシルエット!
登山パトロールの方に
一気に追い抜かれた
このあと、扇沢まで何度もお会いします
1
登山パトロールの方に
一気に追い抜かれた
このあと、扇沢まで何度もお会いします
冷池山荘からのコースタイム目安
扇沢まで5時間
このペースで行ければ扇沢16:10発のバスに間に合う♪
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冷池山荘からのコースタイム目安
扇沢まで5時間
このペースで行ければ扇沢16:10発のバスに間に合う♪
杖を突くおじいさんのポーズで撮ってもらう。
爺ヶ岳中峰もバックは剱岳
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杖を突くおじいさんのポーズで撮ってもらう。
爺ヶ岳中峰もバックは剱岳
爺ヶ岳南峰
ここだけバックは鹿島槍
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爺ヶ岳南峰
ここだけバックは鹿島槍
眼下には、今日の最終目的地
扇沢のターミナルや駐車場が見える
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眼下には、今日の最終目的地
扇沢のターミナルや駐車場が見える
荷揚げのヘリが砂塵を巻きあげながら、
種池山荘で荷下ろし作業中
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荷揚げのヘリが砂塵を巻きあげながら、
種池山荘で荷下ろし作業中
種池山荘でキンキンに冷えたコーラをいただき、
柏原新道を下ります
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種池山荘でキンキンに冷えたコーラをいただき、
柏原新道を下ります
小雨が上がった扇沢では、
きれいな虹のアーチが出迎えてくれた
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小雨が上がった扇沢では、
きれいな虹のアーチが出迎えてくれた

感想

5年ぶりのゴタテ。
天気に恵まれ、眺望もよく、
一番良いタイミングで登ることができました。
しかし、想像以上にキツかった。
暑さでペースが上がらず、五竜からキレット小屋までの、
長い鎖場やザレ場の下りにてこずって、到着が遅れたのが、一番の反省点。

8/19
中央道、長野道を走り、5:00過ぎに八方第2駐車場に到着。
朝食を摂って、八方ゴンドラ乗り場へ。
すでに切符を買う列ができていた。
6:30に運行が始まり、ゴンドラ、リフトを乗り継ぐ。
高度が上がるにつれて展望も良くなり、テンションも上がります。
7時過ぎに八方池山荘をスタート。
ド快晴!!!
白馬三山がど〜〜〜ん!!!峻険な不帰険も。
ウメバチソウなどお花も楽しみながら、八方池で定番の逆さ白馬三山♪
登山者大勢。道を譲り合いながら進み、唐松頂上山荘に出ると、
剱岳、立山が目の前に!!!!
唐松岳で、から松→おそ松→イヤミでシェーのポーズ。
さらに先へ。
太陽燦々。暑さで徐々にペースが落ちていきます。
五竜山荘で、あこがれの「山が好き酒が好き」Tシャツをゲット!
ハイマツの中にライチョウさんを見つける。こんな天気なのにラッキー♪
気をよくして、牛首の鎖場をサクッと通過し、Tシャツ着て五竜岳で記念撮影。
時間は14時過ぎ。予定より1時間遅れ。
鹿島槍の双耳峰に連なる稜線は、行程の厳しさを予感させます。
17時到着を目標にして、気力で下ります。
これが想像以上にキツイ。垂直に近い角度の長い鎖場、
足元の石が崩れるザレ場の下りが延々と続きます。
いくつもピークを巻いて、八峰キレット小屋が見えたときは、ほんとに安堵しました。
結局17:20に到着。
パトロールの方に注意を受け、小屋の方に遅い夕食を用意してもらい、
剱方向に沈む夕日を眺めて、即就寝。
この日は20人ほどが宿泊。

8/20
五竜方面に出立する早出の人たちを見送り、5:00に朝食。
パトロールの方に今日の予定を伝え、5:30出発。
キレットをサクッと通過。この朝は強風が吹き荒れ、
時折岩陰で風を避けたりしながらも、体調は絶好調。
1時間ほどで鹿島槍北峰。風に耐え、貸し切り状態の山頂で自撮りし、南峰へ。
こちらは冷池小屋から登ってきた人が続々到着。
剱、立山をバックに、槍のポーズで撮っていただいた。
この先の、冷池山荘、爺ヶ岳、種池山荘がすべて見えます。
富士山のシルエットをはじめ、お花や景色を楽しみながら歩いていると、
布引山の先でパトロールの方にあっという間に追い抜かれ、
冷池山荘で、そのパトロールの方に再びお会いする。
今越えてきた鹿島槍を見上げながら休憩。
コースタイムの標識によれば扇沢まで5時間。
16時に扇沢に行けそうだ!
爺ヶ岳への快適なトレイルを進んでいると、
またしてもパトロールの方に追い抜かれる。種池山荘でランチの予定とのこと。
岩場を登り爺ヶ岳中峰。
ストックを杖のようにして、おじいさんの屈んだ姿で剱岳をバックに撮っていただく。
さらに南峰。ここだけバックは鹿島槍。
そして眼下には、最終目的地扇沢のバスターミナル。
荷揚げのヘリが、扇沢と種池、冷池山荘を行き来しています。
この荷揚げが幸運をもたらします。
種池山荘前で、パトロールの方とあいさつを交わし、
売店で先ほど届けられたばかりの、キンキンに冷えたコーラをいただく。
柏原新道を黙々と下ります。
駅見岬でパトロールの方に、まだ距離があるとアドバイスを受け、
気を抜かずに歩き通す。
扇沢に着くと小雨が降り出し、すぐに止んだ。
そしたらきれいな虹が\(^o^)/
そして、ここでも任務を終えたパトロールの方に出会い、
今回の謝辞を伝え、少々雑談も。
扇沢から八方まで、季節運行のバスで戻り、
みみずくの湯の露天風呂から白馬三山を眺めながら疲れを癒した。

剱・立山を終始見ながら歩き続けた2日間でした。
天気に恵まれこんなに眺望の良いトレッキングは久しぶり。
ただ、照りつける太陽は暑く、体力の消耗が著しい。
水の不安が脳裏を横切りました。
五竜岳からは、ザレ場の下りなどで手間取ったため、
結局、宿泊予定の八峰キレット小屋の到着が17時を過ぎてしまったことは反省しないといけません。
逆に、早朝に通過した八峰キレットは、拍子抜けするくらいスムーズに通過。
何度も顔を合わせたパトロールの方に言われました。
「また、八峰に来てください」
あぁ、『岳』の世界を垣間見た気がしました。

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コメント

なんとーーー! お会いしてた!!!
muneさん こんばんは〜

やっぱりやっぱりmuneさんだったんだーーー
私も19日〜20日で唐松〜五竜に行っておりました
(1枚目の写真の列に私が写ってるw)
唐松岳山頂でmuneさんに似てるなぁと思いましたがお声がけする勇気がなく。。。 そのまま五竜までの縦走路でたびたびお会いしました。なんてこと。。。 勇気を出してお尋ねすれば良かったです

しかししかしまさかこの日にキレット小屋まで行かれてたとはビックリです  白岳までの登りで私はヘロヘロ、早く五竜山荘着かないかなぁと思ってたのにその先を見据えてたとは驚愕です

ライチョウさんもいたんですね。。。 私は全く会うことができませんでした
2日目の朝は結構風が強かったですよね。でも2日間お天気に恵まれていい日になりましたね  このロングを1泊2日で行かれるとはやっぱりmuneさんスゴイです  八峰キレットもサクっとこなされて。。。
今度は絶対お声がけさせていただきますのでまたお会いできるのを楽しみにしております
2018/8/22 1:42
Re: なんとーーー! お会いしてた!!!
-black-さん、こんにちは。
全く気づきませんでした。
-black-さんの唐松岳の写真のバックに写っているのは、私ですね。
五竜山頂到着が14時過ぎていて、五竜小屋泊まりも考えたのですが、
混雑しそうな雰囲気だったので、キレット小屋へ向かいました。
想像以上に厳しい下り。なんとか無事に到着出来て、正直ほっとしました。
ザレ場の下りが苦手なのを再認識しました。
まだまだです。
2018/8/22 13:36
同じ緑オスプレーで宿泊したyoshi119です
muneさん、初めまして!いや、お久しぶりです(笑)
同じヤマレコユーザーでしたか
ヤマレコしてる人に声掛けしてもらおうとヘルメットにステッカー貼ってたんですけどね そんなことならもっと話しておけば良かったです。
私と逆ルートで行かれたんですね。当日は暑くて本当に参りましたね
これも何かの縁ということでフォローさせていただきます
2018/8/22 15:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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