大岳山ー下から歩いて御岳山〜奥の院〜鍋割山経由

2018年08月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,526m
• 下り: 1,646m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 1:44
• 合計: 7:04

距離 16.3km 登り 1,526m 下り 1,678m

8:07 滝本駅
9:13 10:00 御岳山駅
10:25 長尾平分岐
11:02 11:12 奥の院(甲籠山)
11:25 11:31 鍋割山
11:44 11:46 鍋割山分岐
12:09 大岳山荘跡
12:21 12:50 大岳山
13:34 13:38 綾広の滝
13:48 ロックガーデン
13:53 天狗岩
14:10 14:14 長尾平分岐
14:22 御岳山
15:09 15:11 滝本駅
15:11 ゴール地点

標高差850mくらいなのに思った以上に時間がかかった。心拍数はいつもより上がっていたし、脚の疲労度もいつも以上だった。歩くスピードが速かったのか、道のりが厳しかったのか？どちらもないような気がする。舗装路区間がいつもより断然長かったので足が疲れたのだろうか？普通に暑さのせいかもしれない。理由はどうあれ、低山だからといって高をくくったらしっぺ返しがくる。なめたらイカン。
＊GPSの電池切れに気づかず、途中ログが抜けている。（交換したばっかりなのに）
＊奥の院は捲き道を行ってしまったので合流点から頂上へ戻った
＊登り始めにカメラの時間を修正した際、誤って西暦もいじってしまい、ほとんどの写真が2017年に撮影したことになっているorz

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は御岳登山鉄道「滝本駅」に隣接されているが、今回は駅対面のコインパーキング(土日\1,300、平日\1,000）。駅の駐車場は普通車\1,000だったのでこっちにすればよかった。ケーブルカーは乗らずに下から歩いた。

コース状況／危険箇所等

【滝本駅〜御岳神社】
関係者車両が通行する舗装路。人が少なく静かな中で歩けるが何気に急登。結構息が上がる。大岳山までは標高差800m程度だが後半足にキタのは、この区間の急登がじわじわと後で効いてきたのかもしれない。
【御岳神社〜鍋割山】
神社から奥の院の鳥居までは遊歩道的な歩きやすい道だが鳥居から登山道らしくなる。緩やかで歩きやすい道と急登の繰り返し。奥の院と鍋割山への登りは距離は短いながら急登。
ケーブルカー駅から御岳神社までは登山者、ハイカー、観光客で人が多い。長尾平から奥の院方面へ行く人は少なく、ロックガーデン（岩石園）へ向かう人が多いようだ。
【鍋割山〜大岳山】
鍋割山の下りからは緩やかで気持ちのいい道になるが、しばらくすると岩や鎖場が出てきたり急登があったり登山道らしくなって結構楽しい。大岳山荘から山頂までは岩場が多い。
山頂は30人ほどで賑わっていた。

*御岳神社からは奥の院や鍋割山の捲道で大岳山へ行ける。捲き道はよく踏み固められた歩き易い道

【ロックガーデン】
沢沿いの気持ちのいいなだらかな道。この道はお薦め。自分は使わなかったがロックガーデンから七代の滝経由で神社に戻れる道があるようだ。
多くのハイカーやファミリーで賑わっていた。

その他周辺情報

・ケーブルカー御岳山駅や神社手前の参道にはお店があって食事や軽食、休憩ができる。
・近くにつるつる温泉。今回は着替えを忘れたので寄らなかったが次回は是非。名前が面白いので。

写真

8/25 8:02

今日はケーブルカーに乗らず

8/25 8:03

滝本駅対面の参道から足で上がります

8/25 8:03

鳥居脇のイチョウの木は推定樹齢500年

8/25 8:06

最近名前を覚えたミズヒキ

8/25 8:09

うねうねと道が曲がっているからだそうで、なんともドキッとする名前。

8/25 8:16

こんな説明付きの道標がいくつかあった

8/25 8:18

頑張って踏ん張っている大杉

8/25 8:20

ハエドクソウ？きれいな色をしているのに、根を煮詰めた汁を紙に染み込ませてハエ取り紙を作ったのが名前の由来とのこと

8/25 8:26

ツルカノコソウ？赤い点々が付いているのはミズヒキ。

8/25 8:31

こんな感じの静かな道。舗装されているので歩きやすいが・・・。

8/25 8:33

よく見るキノコ。食べられるのか？

8/25 8:41

何の実だろう？

8/25 8:46

ヤマレコで見たことはあるが名前がわからない

8/25 8:51

ノブキ

8/25 8:55

説明がないと何のことかわからない

8/25 8:56

きれいなスギ林が続く。この杉は何年物？

8/25 9:04

秋海棠。きれいな色だ。

8/25 9:04

ユウガキク？

8/25 9:07

ケーブカー駅近くのレンゲショウマ群生地へ寄り道

8/25 9:11

ミツバフウロウかな？【追記】ゲンノショウコウかも。

8/25 9:12

ハキダメギクと言うらしい。もう一つ別種の花が咲いているが何だろう‽

8/25 9:13

ツユクサ。子供頃普通に道端に咲いていたが山で見るのは初めてかも。

8/25 9:15

ケーブルカー駅脇に田部井さんの記念碑。上京して初めて登ったのが御岳山だったそうだ。

8/25 9:16

さて、さて今年は最盛期かな？

8/25 9:17

レンゲショウマにたどり着く前にもいくつかの花が。でも、名前が・・・。

8/25 9:19

何て言うんだっけなぁ

8/25 9:22

おお、この葉っぱは、え〜と何だったけなぁ

8/25 9:23

可愛らしい蕾ちゃん

8/25 9:24

品のある色合いだなぁ。

8/25 9:25

終わたのか、これからなのか？

8/25 9:29

ああ、きれいだ

8/25 9:34

カップルが跨いでいた。お幸せに。

8/25 9:35

ノアザミ

8/25 9:36

ヤマホトトギス。紫色が濃い。
【訂正】ヤマジノホトトギス。花が水平に開く。ヤマホトトギスは花びらが下向き、と指導員さんに教えてもらった。

8/25 9:36

何でこんな名前、ヘクソカズラ

8/25 9:39

こちらは色の薄いヤマホトトギス。今年は数が少なかった。
【訂正】ヤマジノホトトギス

8/25 9:44

レンゲショウマをアップで

8/25 9:47

蕾がいっぱいあるということは最盛期はこれからなのか？

8/25 10:05

カメムシ

8/25 10:08

これはセンニンソウと言うのではないか？仙人のひげになぞらえて。【追記】雄しべが長いのでボタンヅルらしい

8/25 10:10

ヘビイチゴかな

8/25 10:11

この黄色の花はヘビイチゴで

8/25 10:11

これはクサノオウと思われ

8/25 10:12

ヤマトリカブト

8/25 10:13

ツユクサが密集

8/25 10:14

葉っぱに特徴があるけどわからない。オトギリソウかもしれない。

8/25 10:16

これは？【追記】アカソ？

8/25 10:17

推定樹齢千年の欅。平安時代は神代ではないと思うが。

8/25 10:18

御岳神社の山門。ほんの入り口。

8/25 10:20

関東各地の御岳講の記念石碑

8/25 10:22

本殿は帰りに寄ることにして左へ行く

8/25 10:23

ムラサキ色の花びらがたくさん道に落ちていたので上を見ると何やら花が咲いている

8/25 10:24

どうやらクズの花らしい

8/25 10:28

長尾平でタマゴダケ発見

8/25 10:30

近くにヤマホトトギス

8/25 10:31

？

8/25 10:33

奥の院、大岳山方面へ向かう。帰りはロックガーデンから戻ってきた。

8/25 10:33

これもハエドクソウ？

8/25 10:35

奥の院の山門脇に天狗の腰掛（大杉）

8/25 10:35

登山道は山門をくぐって左。捲き道ではなく奥の院経由で向かう

8/25 10:36

この辺から登山道らしくなる

8/25 10:39

わからず

8/25 10:45

タマゴダケが開くとこうなる

8/25 10:55

ちょっとした鎖場もある。濡れて滑り易そう。

8/25 11:05

奥の院の祠。確か素戔嗚尊が祀られているはず。ここに来たかった理由である。祠の左わきに奥の院峰への道がある。

8/25 11:06

パーティーを避けて捲き道を行き、合流点から登り返す。

8/25 11:12

ピーク？を一つゲット

8/25 11:12

来た道を戻って次は鍋割山へ向かう

8/25 11:13

あれが大岳山かな

8/25 11:22

鍋割山も捲くことができるが山頂へ向かう

8/25 11:26

二つ目ゲット

8/25 11:46

捲き道に合流して大岳山に向かう

8/25 11:52

いわゆるハセツネのコースなのか

8/25 11:52

この辺から岩場が増える

8/25 11:53

枯れたのではなくこういう花だったと思う。名前は覚えてないが。

8/25 11:57

これはシャジンではなくソバナかな

8/25 12:09

大岳山荘跡に大岳山の山門。祠は帰りに寄る。山頂まで岩場が多い。

8/25 12:25

到着。富士山に雲がかかっていると思ったら

8/25 12:29

数分後に富士山頂が見え始めた。

8/25 12:35

これ以上は雲が取れなかった

8/25 12:44

富士山以外は

8/25 12:45

どれが何山か

8/25 12:46

わからないので

8/25 12:46

とりあえず周りの山を撮っておく。いつか分かるかもしれないし。こっちは丹沢方面らしい。

8/25 12:51

休んでいるアゲハに別れを告げて下山開始

8/25 13:03

帰りに寄った祠の狛犬。イノシシかと思ったがなにやらオオカミのよう。

8/25 13:07

大岳山〜鍋割山間の岩場。こんなところがところどころあるが難しくない。

8/25 13:32

途中の分岐でロックガーデン方面に向かう。気持ちのいい道が続く。

8/25 13:37

綾広の滝

8/25 13:40

多くの人がロックガーデンにいた

8/25 13:41

ヒカゲミツバでしょう

8/25 13:42

何度か沢を横切る

8/25 13:51

これはあれだよ、あれ！え〜と、フシグロセンノウ。この写真を撮ろうとしゃがんだら左腿内側が攣った。

8/25 13:54

左が天狗岩

8/25 13:55

天狗岩は登れるがパス。ここから七代の滝へ降りても長尾平まで戻れるようだが、捲き道で戻った。

8/25 14:13

ハセツネとの縁がいまいちわからなかった

8/25 14:18

ツリフネソウの花がひっくり返って吊られず乗っかっているのかな

8/25 14:20

御岳神社に参拝

8/25 14:22

神社内のレンゲショウマ

8/25 14:30

御岳神社参道の石垣に咲いていたアジサイ。珍しい色だ。

8/25 14:32

黄色はクサノオウ。白黄色がハキダメギク

8/25 14:36

思いのほか脚が疲れていたのでケーブルカーで帰ろうかとも思ったが、いやいや足で降りよう。クマに会えるかもしれない。

撮影機器：

DSLR-A100 SONY

感想

レッズ

本当は家族で赤城山に行く予定にしていたが、上越国境方面は午後から天気が不安定という予報だったので中止。黒檜山〜駒ヶ岳周回くらいなら午前中で降りてこれるし、天気も大丈夫な気もしたが、先日の高尾山のこともあったし、無理強いはせず、一人で大岳山（歩きなれてない家族にとっては時間が長すぎるので）に行った。

大岳山へは御岳山経由で向かったが、御岳山と言えば、昨年見逃したレンゲショウマの最盛期を今年は見てやろうと思ったのもこのコースを選んだ理由。
昨年は1週間くらい遅かったので今年は1週間くらい早くてちょうどよかろうと思っていたところ、なんか咲き終わった花が多いような気がした。今年も最盛期を逃したかと思ったが、帰宅後調べたら昨年より2週間早かった。ということは、今年はもしかしたら1週間早かったのかもしれない。最盛期は今週末か？

下山時に使ったロックガーデンの沢沿いの道は歩き易くて景色もよく、ハイキングにお薦め。大岳山まで行かなくても途中で帰っても来れる周回コースも設定できるので、登山ビギナーの妻子を連れて行くのにちょうどいいと思った。