八ヶ岳 美濃戸山荘から赤岳、横岳、硫黄岳周回

2018年08月25日(土) ~ 2018年08月26日(日)

• GPS: 16:14
• 距離: 24.7km
• 登り: 1,884m
• 下り: 1,857m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 2:58
• 合計: 7:08

7:27 やまのこ村
7:31 7:31 赤岳山荘
7:36 7:40 美濃戸山荘
8:49 8:54 中ノ行者小屋跡
9:49 10:20 行者小屋
11:22 11:32 地蔵の頭
11:36 13:08 赤岳天望荘
13:29 13:44 赤岳頂上山荘
13:46 13:54 赤岳
13:57 14:10 赤岳頂上山荘
14:35 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 4:34
• 合計: 8:54

6:18 赤岳天望荘
6:20 6:22 地蔵の頭
6:27 6:37 二十三夜峰
6:38 6:49 日ノ岳
6:53 6:56 鉾岳
7:00 7:11 石尊峰
7:14 7:42 三叉峰（横岳）
7:45 7:49 横岳
7:50 8:23 奥ノ院（横岳）
8:32 8:35 台座ノ頭
8:52 9:26 硫黄岳山荘
9:51 10:21 硫黄岳
10:38 10:55 赤岩の頭
11:57 12:02 ジョウゴ沢
12:04 12:09 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:12 13:07 赤岳鉱泉
14:03 14:07 堰堤広場
14:49 15:08 美濃戸山荘
15:12 赤岳山荘

天候

前日台風20号が東北に進んだものの、25日は曇りで強風、26日は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘の駐車場、赤岳山荘を越えて少し坂を登ったところにあります。24夜の車中泊から26日夕方まで駐めていただきました。\1,000／日のようです。
なお美濃戸口からこの駐車場まで部分的にコンクリート舗装はあるものの、所々数十cmの凸凹の多い悪路でした。普通の乗用車で、時速10km以下で走りましたが、3回ぐらい下を擦りました。隣に駐車した方も同じことを言っていました。トイレは道を挟んで山荘の反対側奥の方にあります。

コース状況／危険箇所等

美濃戸山荘から行者小屋の間で、途中土石流が流れたと思われるところがありました。コースから外れる可能性がありますのでピンクのテープなど目印を失わないように。

その他周辺情報

美濃戸口から八ヶ岳の南側を回って、海ノ口温泉湯元ホテル和泉館へ。

写真

8/25 7:08

赤岳山荘の駐車場。前夜23時頃は4台程度でしたが、朝7時には半分以上埋まっています。

8/25 7:08

参考：駐車場入口。赤岳山荘のお店を通り過ぎ若干坂を登って左側です。

8/25 7:27

左が赤岳山荘のお店。この道の先に駐車場があります。道の右側にトイレがあります。（協力金100円）

8/25 7:32

美濃戸山荘まで林道は続きますが、この橋で車は進入禁止。

8/25 7:35

数分歩くと美濃戸山荘へ

8/25 7:39

赤岳鉱泉この林道をそのまま進みます（左方向）。行者小屋はここから山道に入ります（右方向）。

8/25 7:41

八ヶ岳といえば苔ですね。

8/25 7:46

沢沿い、何度か橋を渡ります。

8/25 7:52

8/25 7:55

沢沿いの道

8/25 7:56

8/25 8:06

8/25 8:09

所々倒れた木々が道を塞いでます。

8/25 8:14

8/25 8:14

8/25 8:17

きのこ

8/25 8:39

8/25 8:44

8/25 8:48

8/25 8:55

8/25 9:01

8/25 9:07

ここは増水したら渡れないですね。

8/25 9:25

8/25 9:27

ここは土石流？　前の方にくっついていくしかありません。

8/25 9:30

土石流の沢沿いの道から森の中への入口。危うく見逃すところでした。

8/25 9:31

8/25 9:39

この森の中の道も土石流でしょうか。

8/25 9:44

ここも前の人に付いていかないと分からなくなります。

8/25 9:45

土石流が来る前はどんな道だったんだろう？

8/25 9:53

右側に進むとすぐに行者小屋です。

8/25 10:08

8/25 10:08

行者小屋で小休止。霧が出ています。台風の影響でしょうか、風はありませんが。

8/25 10:22

地蔵尾根を進みます。最初はわりと緩やかな道でしたが・・・

8/25 10:30

土砂で歩きにくい道

8/25 10:38

8/25 10:47

階段が出てきました

8/25 10:55

山から下りてくる人たちに、頂上はかなりの強風だよと。信じられませんでしたが、登っていくと確かに風が強くなってゆく・・・

8/25 10:58

ここも階段

8/25 11:01

階段というか梯子？

8/25 11:03

8/25 11:04

急な斜面は続きます

8/25 11:08

8/25 11:18

岩を登るという感じ

8/25 11:31

地蔵の頭に着きました。かなりの強風です。まっすぐ歩けない。

8/25 11:32

尾根を歩いて赤岳展望荘に向かいます。風が強く、尾根から谷底に落ちないように注意。

8/25 11:36

赤岳展望荘に到着。変わらずかなりの強風です。

8/25 13:08

宿泊の受付を済まし、昼食を食べ、最小限の荷物をそろえ、念のためレインウェアを着て、赤岳頂上に向かい出発です。

8/25 13:20

急な斜面です。風は強く、霧も出ている。ただ荷物は最小限と軽いため楽でした。

8/25 13:24

8/25 13:27

登りきったところ

8/25 13:28

霧の中、この細い尾根を進む

8/25 13:32

8/25 13:35

8/25 13:36

見上げればまだまだ頂上は遠い。

8/25 13:38

8/25 13:40

北峰に到着。その先には赤岳頂上山荘、そして南峰が。

8/25 13:40

黒い石は軽石です。

8/25 13:44

8/25 13:45

8/25 13:49

赤岳南峰、赤嶽神社

8/25 13:53

8/25 13:58

8/25 14:17

先ほど何とか歩いた峰だが、どうやって帰ろうか？

8/25 14:21

鎖に掴まりながら慎重に下りてゆきます。

8/25 14:26

8/25 14:31

8/25 14:34

無事、展望荘に戻ってきました。

8/25 14:36

個室棟のようです。
なお写真はありませんが、夕食と朝食はバイキング方式。特に夕食は大好きなキノコの料理が出て大満足です。

8/26 4:37

ほぼ真っ黒（真っ暗）ですが富士山です。
4:40に第1陣の朝食開始。

8/26 5:02

かなり明るくなってきました。富士山がはっきり見えています。

8/26 6:04

昨日登った赤岳、今日なら頂上からの眺め良かったなぁ。

8/26 6:17

赤岳展望荘にお礼を言って出発。

8/26 6:21

先ずは地蔵の頭まで戻ります

8/26 6:27

二十三夜峰、梯子で登ります。朝っぱらからかなりきついです

8/26 6:30

8/26 6:34

8/26 6:34

これは一枚岩だったか・・・

8/26 6:39

8/26 6:42

鉾岳かな

8/26 6:45

8/26 6:47

8/26 6:50

8/26 7:01

8/26 7:03

8/26 7:13

8/26 7:15

8/26 7:15

8/26 7:18

鎖をしっかり握って進む

8/26 7:18

三叉峰

8/26 7:19

三叉峰から富士山を見る

8/26 7:19

三叉峰の分岐点

8/26 7:22

歩いてきた赤岳方向を振り返る。風が強く雲（霧）となり赤岳が見えない

8/26 7:32

少し待っていると赤岳が見える・・・時もある

8/26 7:41

目の前に横岳の主峰

8/26 7:46

8/26 7:46

8/26 7:47

8/26 7:49

8/26 7:52

8/26 7:55

横岳山頂で。

8/26 7:56

横岳頂上から赤岩の頭方向を見下ろす

8/26 7:57

8/26 7:59

8/26 8:02

8/26 8:03

8/26 8:17

8/26 8:19

8/26 8:21

8/26 8:28

8/26 8:31

8/26 8:38

8/26 8:50

8/26 8:53

8/26 8:54

硫黄岳山荘に到着。小休止。

8/26 9:03

甘酒をいただきました。
トイレも水洗で綺麗でした。

8/26 9:26

硫黄岳山荘前の駒草神社

8/26 9:27

8/26 9:30

8/26 9:33

8/26 9:34

これから本日最後の上り、硫黄岳へ。

8/26 9:36

8/26 9:46

振り返って硫黄岳山荘を見下ろす

8/26 9:51

8/26 9:53

爆裂火口

8/26 10:00

8/26 10:05

8/26 10:17

8/26 10:19

場所がロボット雨量計跡あたりだったので、その機械の音？と思ったら蝉でした。

8/26 10:22

硫黄岳から赤岩の頭方面に下りてゆきます。けっこう急な下り。

8/26 10:31

8/26 10:32

8/26 10:33

8/26 10:39

赤岩の頭の下の分岐点

8/26 10:40

ちょっと計画ルート（赤岳鉱泉方面）からはずれて赤岩の頭に登って見ました。そこから今来た道、硫黄岳を振り返る。

8/26 10:41

8/26 10:58

8/26 11:49

8/26 11:57

8/26 11:58

8/26 11:59

8/26 12:03

8/26 12:04

8/26 12:04

8/26 12:09

8/26 12:11

赤岳鉱泉に到着、登山客やこの周辺でのキャンプ客でにぎわっていました。昼食メニュー多数、カレーも種類多い。温泉は準備中のため入れませんでした。残念。

8/26 12:45

8/26 13:04

赤岳鉱泉を後にして出発。いい眺めですが、先ほど降りた硫黄岳は写真には入りきれず右側の方に。

8/26 13:08

8/26 13:13

沢沿いの道を進みます。

8/26 13:17

8/26 13:24

8/26 13:27

8/26 13:37

8/26 13:37

赤岳鉱泉から美濃戸山荘までは1.5時間の予定ですが、意外に長い、着かない・・・疲れて一休憩。

8/26 13:40

8/26 13:40

8/26 13:42

8/26 13:44

8/26 13:45

8/26 13:53

8/26 14:00

堰、土石流を止めるためでしょうか。

8/26 14:01

8/26 14:03

8/26 14:03

8/26 14:04

8/26 14:07

おそらく山小屋の車も通る林道を進みます。

8/26 14:09

8/26 14:50

やっと行者小屋方面への分岐点のところまで来た！

8/26 14:57

美濃戸山荘に到着。もう少しですが、疲れ切っていたので牛乳を飲み、スイカを食べる。

8/26 16:23

八ヶ岳高原ラインの途中で車を止めて，本日登った山を眺める

8/27 10:16

下山の翌日、立ち寄った松原湖から八ヶ岳を眺めた。
左端が赤岳、真ん中のくぼんだところが夏沢峠か。

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-01G シャープ

IXY 200 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ベスト ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 非常食 飲料（500mL✕2） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ コッフェル ヘルメット スパッツ

備考

ポンチョは持って行きましたが使わず・・・風が強いと使えない。

感想

yoshidasakura

　登山道はところどころ土石流の跡あり、また森の中も道がわかりにくいところありけっこう大変な山であると思いました。登山直前に新田次郎氏の「永遠のためいき」を読みました。時代も変わりましたが、八ヶ岳の恐ろしさ（登山の難しさ？）を知るのに大変参考になると思います。
　赤岳展望荘は食事はビュッフェ方式、美味しかったです。五右衛門風呂も入れてありがたい。
　赤岳から硫黄岳までは、横に進むだけと思っていましたが、実際には起伏が大きき鎖場、梯子もありけっこうきつかったですね。
　さて、美濃戸口から赤岳山荘までの林道はかなり凹凸が大きく、車の下が擦れました。歩けば1時間かかりますが、次回来ることがあれば歩きたいと思います。例えば1日目は赤岳鉱泉まで進み、一泊。翌日赤岳にピストンするというような行程であれば美濃戸口から赤岳山荘までの林道を歩くのも十分可能かと思います。