裏銀座南下縦走、ナメちゃんの魂と共にデポッた車を取りに行け

2018年08月26日(日) ~ 2018年08月28日(火)

• GPS: 23:14
• 距離: 44.0km
• 登り: 3,397m
• 下り: 3,674m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:36

距離 10.1km 登り 1,818m 下り 224m

5:48 高瀬ダム濁沢登山口
6:08 6:13 ブナ立尾根取付
6:39 6:40 権太落し
7:55 8:02 三角点
9:11 9:24 烏帽子小屋
9:33 烏帽子ひょうたん池
12:24 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 8:28
• 休憩: 1:47
• 合計: 10:15

距離 17.2km 登り 1,311m 下り 1,636m

5:44 野口五郎小屋
6:02 野口五郎岳
6:26 真砂岳
6:31 真砂岳分岐
7:18 東沢乗越
7:52 7:57 水晶小屋
8:19 8:28 水晶岳
8:50 9:04 水晶小屋
9:27 9:30 ワリモ北分岐
9:46 ワリモ岳
10:26 10:33 鷲羽岳
11:13 11:20 三俣山荘
12:04 三俣峠
12:22 三俣蓮華岳
12:46 丸山
13:05 13:06 中道分岐
13:36 13:40 双六岳
14:04 双六岳中道分岐
14:06 双六岳巻道分岐
14:22 15:19 双六小屋
15:59 双六小屋

3日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:28

距離 16.8km 登り 270m 下り 1,851m

6:11 双六小屋
6:16 双六池
6:52 くろゆりベンチ
7:02 花見平
7:11 7:13 弓折乗越
7:41 7:49 鏡平山荘
7:50 鏡池
8:23 8:31 シシウドヶ原
8:52 イタドリが原
9:06 9:07 チボ岩
9:24 9:25 秩父沢出合
10:08 小池新道入口
10:22 11:14 わさび平小屋
11:26 笠新道登山口
11:34 中崎橋
11:43 お助け風穴
11:54 11:56 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:03 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:08 新穂高登山指導センター
12:14 新穂高温泉無料駐車場
12:34 宝山荘別館
12:38 中尾高原口バス停
12:39 ゴール地点

天候

一日目　晴れガス半々、終盤爆風
二日目　晴れガス半々、微風快適
三日目　大雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

⚪新穂高温泉中尾高原に車をデポ。　有り難い、駐車代無料
⚪中尾高原バス停留所〜松本駅　バス　　　2880円　移動時間　約2時間
⚪松本駅〜信濃大町駅　　　　　電車　　　650円　 移動時間　約1時間
⚪信濃大町〜高瀬ダム　　　　　タクシー　8000円　移動時間　約40分

コース状況／危険箇所等

全体通して、人気のコースなので、非常に良く整備されており、ルートも明瞭ですが、北アルプス最深部なので、充分な飲食料、緊急装備は必携。

その他周辺情報

信濃大町駅前の七倉荘　素泊まり4800円
近くにコンビニ、スーパー等有ります。
非常に親切にして頂きました。

写真

出発前夜、ベースキャンプの七倉荘、バディーの負傷により、急遽ソロ山行に行き先も大幅に変更。

8/26 5:46

高瀬ダムからスタートです

8/26 6:04

久々のソロ山行なので、少し不安が…

8/26 6:05

気を引き締めて、アルプス三大急登、ブナ立尾根を登ります( ;｀Д´)

8/26 8:03

二時間で標高1000mアップ( ＞Д＜；)
ずっと樹林帯で、汗だくです(/´△`＼)

8/26 8:12

タヌキ岩通過

8/26 8:16

此処でやっと眺望がひらけました。綺麗なカール。

8/26 8:24

天気最高〜

8/26 8:57

美味しそう

8/26 9:15

三時間ちょっとで烏帽子小屋前に到着。
ちょっとペース速すぎ、バディーが居ないので気をつけねば。

8/26 9:15

赤牛岳かな？

8/26 9:17

大分から遠征のお二方と一緒に登って来ました。
掲載許可有り難う御座いました。

8/26 9:17

また撮影有り難う御座いました。

8/26 9:21

8/26 9:27

チングルマ、この先も沢山ありました。

8/26 9:28

右手前が烏帽子岳

8/26 9:28

高瀬ダムがエメラルドに見えます。

8/26 9:44

小さくなっていく岩々の烏帽子岳。

8/26 9:44

三ツ岳に近ずくと、ゴーロ地帯。

8/26 9:48

高瀬ダムサヨウナラ〜

8/26 10:09

初めて見る生物、ゆっくりと進んでいます。

8/26 10:28

視界良好なれど、前にも後ろにもハイカー無し、寂しい(ー_ー;)

8/26 10:34

ルートは明瞭

8/26 10:57

燕チックな三ツ岳付近。

8/26 10:57

三ツ岳山頂付近。

8/26 11:00

この先歩く稜線がずっと先迄見えますが、誰も居ません。
こういう時は何時もバディーと貸し切り〜贅沢〜最高〜と叫んだりしていたが、今日は寂しい(ー_ー;)

8/26 11:24

またまた燕チック。

8/26 12:05

美しい稜線を黙々と進みます。

8/26 12:12

野口五郎小屋迄あと400m

8/26 12:21

水晶岳方面

8/26 12:21

この辺りから爆風が…

8/26 12:28

小屋の近くの棒?
立ってられない程の爆風になって来たので、時間は早めですが、野口五郎小屋に泊まることに決めました。

8/26 16:16

本日は宜しくお願い致します。
一番乗りだった事もあり、小屋の方と、レスキューの方と色々なお話をさせて頂きました。

8/26 18:44

ガスが少しどいた唯一の一枚、綺麗なアーベントとかモルゲンとか、星空は無し(ー_ー;)

8/27 5:51

朝からほぼガス、少し幻想的な一枚。

8/27 6:04

本日最初のピークハントは野口五郎岳、バックは真っ白(ー_ー;)

8/27 6:18

だんだん明るくなってきたー.+:。 ヾ(◎´∀｀◎)ノ 。:+.

8/27 6:30

右にごつごつの真砂岳が見えてきました。

8/27 6:34

表銀座方面。

8/27 6:44

足元注意

8/27 6:57

8/27 6:57

ゴーロ地帯

8/27 7:02

生物は確認出来ず。

8/27 7:14

ガスと光が刻々と移り変わります。

8/27 7:17

此処で安全祈願。

8/27 7:18

8/27 7:32

視界不良

8/27 7:36

ここの激下りは慎重に

8/27 7:44

石の感じが急に変わり

8/27 7:44

腐食してる感じ

8/27 8:23

振り返ると、登って来る方がひとり見えます。

8/27 8:25

水晶岳に到着〜
ここもバックは真っ白(ー_ー;)

8/27 8:29

良く見ると水晶が沢山有ります。

8/27 8:39

僅かな残雪。

8/27 8:48

水晶小屋の裏のお地蔵さま。

8/27 8:58

従業員の方々と手拭い談義の後、水晶手拭いを購入しました。

8/27 9:03

これから向かうワリモ岳、鷲羽岳。

8/27 9:04

奥に常念岳の頭が見えました。

8/27 9:07

鷲羽岳に向かう美しい稜線。

8/27 9:23

8/27 9:29

雲ノ平にうしろ髪引かれそうになるも、引かれる髪が無いので、鷲羽方面へ。

8/27 9:36

8/27 9:49

ワリモ岳山頂付近。

8/27 9:52

急登を前に、野口五郎小屋で頂いた、おむすびをひとつ頂きました。パワーがみなぎります＼(^_^)／

8/27 10:02

手前に雲ノ平、奥に黒部五郎岳。

8/27 10:25

初の晴れたピーク鷲羽岳に到着(⌒‐⌒)
撮影頂いた方にヤマレコ見てますよと言われて、めちゃ嬉しかった.+:。 ヾ(◎´∀｀◎)ノ 。:+.
有り難う御座います。

8/27 10:34

鷲羽池

8/27 10:49

三俣山荘と奥に三俣蓮華岳。

8/27 11:00

表銀座方面。
赤岳の向こうに穂高や常念。

8/27 11:14

三俣山荘、ガイヤの夜明け拝見しました。

8/27 11:18

8/27 11:42

振り返って鷲羽岳、ワリモ岳。

8/27 12:03

8/27 12:19

三俣蓮華岳登頂ー＼(^_^)／

8/27 12:22

三俣蓮華岳からの鷲羽岳、ワリモ岳

8/27 12:25

稜線の先にうっすらと双六岳をロックオン〜

8/27 12:26

黒部五郎岳

8/27 12:32

穂高のギザギザ

8/27 12:51

右側に笠ヶ岳が顔を出しました。

8/27 13:34

双六岳登頂ー＼(^_^)／
ツアーの方にidatenさんヤマレコいつも見てますよと声をかけて頂きました。
ものすごく嬉しい.+:。 ヾ(◎´∀｀◎)ノ 。:+.
有り難う御座います。

8/27 13:48

双六小屋に向かう道

8/27 13:59

眼下に本日のお宿、双六小屋をロックオン

8/27 17:33

双六小屋からの鷲羽岳、右側奥に野口五郎岳も頭が見えます。

8/27 17:34

ちょこっと尖った樅沢岳、ノーマークだった山でしたが、あそこまで行けば、電波が届くとの事で、くつろぎ衣装からまた着替えて、夕飯前に一登りして、電話タイム(⌒‐⌒)
夕飯後は談話室で消灯迄プチ宴会.+:。 ヾ(◎´∀｀◎)ノ 。:+.

8/28 6:28

そして翌日、雨です(ー_ー;)

8/28 6:48

眺望も無いし雨足もどんどん強くなるので、さっさと下ろう。

8/28 6:55

この先で、Wちゃん(燕、槍からソロ縦走の綺麗な方)に追い付き、下山その先の新島々駅迄御一緒させて頂きとても楽しい下山になりました。
有り難う御座いました(⌒0⌒)

8/28 8:23

シシウドヶ原

8/28 8:25

花火みたい
お疲れ様でした〜

撮影機器：

SC-02G SAMSUNG

装備

個人装備

ツエルト アルミシート ココヘリ発信器

感想

鬼軍曹

今夏の最大イベント野口五郎〜雲ノ平〜高天ヶ原〜水晶〜鷲羽〜黒部五郎〜笠ヶ岳の裏銀座全部乗せコース、構想5ヶ月、前々からの根回しにより核心部の有給休暇も取得出来、準備万端でベースキャンプ地の七倉荘に到着。

明朝、高瀬ダムからスタートという時点で、バディーが右膝負傷(　TДT)
こういう場合はどうするべきか、散々悩みました。

全ての計画を頓挫して、明日電車バスを乗り継ぎ車を回収して群馬に帰り病院へ連れてく、アイシングで明朝迄に奇跡の復活を願う、私一人で計画通りの山行を行う。

結果的には、雲ノ平、高天ヶ原、黒部五郎岳、笠ヶ岳をスルーして、最短距離で徒歩で車を回収して群馬へ帰る、ナメちゃんはベースキャンプの七倉荘でアイシングして待つ事に、という事で上記の様な山行となりました。

自分的には、行程は短くなったものの、楽しい山行が出来ました。

地元に戻って病院に行ったバディーは右膝の皿が割れる重症、全治半年。

歩く際に足を引きずっていたものの、笑顔を絶やす事の無かったバディーの精神力に谷川馬蹄形縦走の時以上のリスペクト。

動かさなければ痛くないと帰りは半分以上運転迄してくれて、痛みを隠しどれだけ我慢していた事か診断結果を聞き愕然としました。

お互いに仕事や体調色々ある中で、毎週バディーと山に行き、時には低体温、プチ滑落、道迷い、プチ熱中症、警戒雨量越のゲート封鎖で帰宅不能、等々数々のピンチでも、いつも笑顔のバディーは今回も泣き言は一切無し。

暫く山に行けない事をひたすら謝り、代理バディーを探す始末。

私はバディーの回復を願い自分に何が出来るかを模索中、暫く山に行く気力は無し。

コメント

ゆぞ

ほんとごめん
お疲れ様でした。
レコ見て泣いちゃった・・・悔しいやら情けないやら。
ひとまず百名山71座？踏破おめでとう(^ー^)
一緒に行きたかったよ。待っててね

一緒に下山してくれたhちゃん、大分の健脚さん、ガイドの今村さん、他にもレコを見てくれているという大勢の山屋の方々、idatenの不安なボッチ縦走にパワーをありがとうございました。

山行中はもちろんですが、焦りや気の緩みは本当に危険です。身をもって再確認しました。
牛乳いっぱい飲んで治すから、ひとりでもお山に行ってください。osaくんやsくんも付き合ってくれるよ！きっと

鬼軍曹

Re: ほんとごめん
翔んでもございません。
快く送り出してもらって感謝してます。
ソロでも山は素晴らしいけど、ナメちゃんと一緒だと何倍も楽しいし、心強い事を再確認しました。
煮干しを牛乳で流し込んで、復活してくれ🎵

ロプ

裏銀座南下縦走 凄いですね
流石idatenfさんですね。ハードな登山をしてる姿を見ると勇気付けられます。小生には真似の出来ないことなので羨ましいです。単独山行だと不安や焦りが生じ判断を狂わすこともあるかと思いますが、何より適切な状況判断で無事に下山したことが重要な意味を成すと思います。これからも安全第一での登山を楽しんで下さいね。
相方のtororowoさんが同行出来なかったのは残念でしたが、怪我が完治した後にリハビリ登山から始めていつの日か一緒に縦走してあげて下さいませ。応援致します。

鬼軍曹

Re: 裏銀座南下縦走 凄いですね
ろぷさん　今晩わ
山では勿論ですが、下界でもちょっとした油断が大きな代償を招く事を今回痛感しました。
これが北アルプス最深部で起こらなかった事は良かったと前向きにとらえます。
暫くは身体を鍛えてバディの復帰を待ちます。
コメント有り難う御座います。

hatsu

ガンバ！
山は逃げません。身体も気持ちも万全にしてバディと共にいつかリベンジしてください。

鬼軍曹

Re: ガンバ！
hatsuさん　初めまして
有り難う御座います。裏銀座全部乗せコース必ずリベンジというか、楽しみに行きます。

hatsuさんの山行記録少し拝見させて頂きましたが、自分達どころではない修羅場でしたね。
怪我を完全に治して、安全第一で岩登って下さい。
それからバイク格好良いですね(　＾∀＾)

Danchan

ヤマレコ見ました
鷲羽岳山頂でお会いした者です。
ヤマレコ見ました。
バディーさんの早期回復とidatenさんの今後のご活躍を願ってます。

鬼軍曹

Re: ヤマレコ見ました
Danchanさん　今晩わ
鷲羽岳では、撮影有り難う御座いました。私の事をレコで見ていると言われた時は本当に嬉しかったです。
また双六山荘からの下山序盤に先導有り難う御座いました。
また何処かでお会い出来ると嬉しいです。

ゲスト

tororowoさん、焦らず療養して下さいね
山行時の負傷はとっても悔しいことと思います。idatenさんも大切なバディーを置いてのボッチ縦走は不安だったと思います。膝のケガは焦らず、じっくり治すことが大切です。リハビリも頑張ってください。お二人の応援隊です。
本当にtororowoさんの精神力には、リスペクトです。

鬼軍曹

Re: tororowoさん、焦らず療養して下さいね
Kakaoさん
こんにちはー　この度はお騒がせして申し訳ありません。
この経験を忘れずに、入山前や、小屋、テン場、等でも油断しない様に気をつけます。
少し歩ける様になったら、食材沢山持って尾瀬散歩付き合って下さい.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+.
荷物は全て私が持ちますよ〜

ゲスト

Re[2]: tororowoさん、焦らず療養して下さいね
もちろんです！よろこんで(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง⁾⁾