甲斐駒ヶ岳 〜黒戸尾根デイトリップ〜
- GPS
- 11:58
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,651m
- 下り
- 2,647m
コースタイム
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:55
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はとても整備されていて歩きやすいです。 ただ七丈小屋のホームページの情報では、黒戸尾根で熊出没が確認されているようです。 登山口すぐの吊橋から20分ほどの場所。 その場所の木のミツバチの巣を狙った熊が出没しているようです。 熊は夜行性のようなので、早朝や夕方に注意が必要なようです。 詳しくは七丈小屋のホームページを参考にして下さい。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今年の冬場から考えていた”夏山でやりたいこと”の1つに”日本三大急登の一角:黒戸尾根 の日帰り山行”がありました。
1日の日照時間も徐々に短くなってきているので、8月最終週の平日に行ってきました。
今回は職場の先輩2人(1人はウルトラマラソンやトレランに傾倒している先輩、もう1人は毎週のように丹沢に入って山歩きをしている丹沢の仙人のような先輩)と一緒だったので、病み上がりでイマイチ体調の上がらないわたしが足を引っ張らないか一抹の不安を残しながら当日を迎えました。
尾白川渓谷駐車場を起点終点にするとコースタイムでは15時間!!
この時期は雷雨などの心配もあるので、午後の早い時間帯に樹林帯へ入れるようにスタートは午前4時に設定しました。
イメージでは昼前には山頂から下山できればベスト。もし昼までに山頂に着いていなかったら、その時点で下山開始。
これさえ守ればある程度の安全は確保できると踏んで、今回のチャレンジをしてきました。
事前の下調べで登山口付近に熊出没の情報があり、特に早朝は危険ということで緊張しながらのスタートでした。
熊出没箇所を無事通過し、ホッとしていると…近くで大きな動く影が…「ヤバっ!しかも近いっ!!」と心の中で思い、影の方に顔を向けるとそこにはニホンカモシカ。
熊かと思い本当にビビりましたが、カモシカで良かった(笑)しかもニホンカモシカ見たの初めてでした(笑)
日本三大急登という恐ろしい言葉から私が想像していた黒戸尾根は”ひたすら延々と急な登りが続く厳しい尾根”でしたが、実際には五合目までは登りと平坦な道が続くとても歩きやすい登山道でした。
そして山頂間近になると岩場やクサリ場が多く、アスレチック的な要素が強くなり、とても楽しみながら登ることができるルートだと思います。
その反面、下りは岩場やクサリ場には神経を使い、緩やかな登山道は単調に感じることもありましたが、「深田久弥さんが日本アルプスで一番辛いかもしれない」と言った黒戸尾根を歩いていると思うと気分も高揚していました。
いいペースで歩け、無事に山頂に立つこともでき、そして上手く雲も流れてくれて南アルプスの山々を堪能することもできました。
最高に達成感のある山行になりました。
最後の方は”足を踏ん張るのが大変だから走って下る”という意味不明な行動も出て、人体の不思議を垣間見ることもできました(笑)
今回はわたしの黒戸尾根日帰りチャレンジに付き合ってくれた先輩2人には大変感謝しています♫
また宜しくお願いします!!
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