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Yamareco

記録ID: 1572314
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 〜黒戸尾根デイトリップ〜

2018年08月30日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:58
距離
20.1km
登り
2,651m
下り
2,647m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:22
休憩
1:33
合計
11:55
4:09
4:09
89
5:37
5:39
76
6:55
6:55
17
7:12
7:12
45
7:57
8:08
2
8:10
8:12
35
8:47
9:04
43
9:47
9:47
42
10:30
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4
10:35
11:21
3
11:24
11:24
28
11:52
11:53
35
12:28
12:32
37
13:09
13:12
4
13:16
13:22
36
13:58
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12
14:11
14:11
44
14:55
14:55
61
15:56
15:57
3
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竹宇駒ヶ岳神社の甲斐駒ヶ岳登山口駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
登山道はとても整備されていて歩きやすいです。

ただ七丈小屋のホームページの情報では、黒戸尾根で熊出没が確認されているようです。
登山口すぐの吊橋から20分ほどの場所。
その場所の木のミツバチの巣を狙った熊が出没しているようです。
熊は夜行性のようなので、早朝や夕方に注意が必要なようです。
詳しくは七丈小屋のホームページを参考にして下さい。
予約できる山小屋
七丈小屋
黒戸尾根登山口の有名な人型の置き物。
帰りに寄った”道の駅はくしゅう”にも同じ顔の置き物がありました。
地域性のある人形なのでしょうか??
2018年08月30日 04:03撮影 by  iPhone X, Apple
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8/30 4:03
黒戸尾根登山口の有名な人型の置き物。
帰りに寄った”道の駅はくしゅう”にも同じ顔の置き物がありました。
地域性のある人形なのでしょうか??
わたしの行く場所には必ず皇太子様が先に訪れています(笑)
リスペクトです😊
2018年08月30日 04:03撮影 by  iPhone X, Apple
8/30 4:03
わたしの行く場所には必ず皇太子様が先に訪れています(笑)
リスペクトです😊
夜が明けて、しばらく歩いたら鳳凰三山が姿を見せてくれました。
オベリスク、やっぱり目を引きます。
中央道から見るオベリスクよりもハッキリと確認することができます♫
いつかテン泊で訪れたいと思っています。
2018年08月30日 06:50撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/30 6:50
夜が明けて、しばらく歩いたら鳳凰三山が姿を見せてくれました。
オベリスク、やっぱり目を引きます。
中央道から見るオベリスクよりもハッキリと確認することができます♫
いつかテン泊で訪れたいと思っています。
オベリスクを撮るわたし。
黒戸尾根はお隣の鳳凰三山を眺めながらの山歩きを楽しめます。
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オベリスクを撮るわたし。
黒戸尾根はお隣の鳳凰三山を眺めながらの山歩きを楽しめます。
八丁登りをしばらく行くと、”刃渡り”が出てきます。
クサリが設けられているので、安心して通れます。
視界も開け、右手には八ヶ岳、左手には鳳凰三山。本当に贅沢な景観です✨
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八丁登りをしばらく行くと、”刃渡り”が出てきます。
クサリが設けられているので、安心して通れます。
視界も開け、右手には八ヶ岳、左手には鳳凰三山。本当に贅沢な景観です✨
刃渡りから日向山ビーチ🏖も見えます。
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刃渡りから日向山ビーチ🏖も見えます。
刃渡りからの八ヶ岳。
八ヶ岳LOVEが止まらなくて、必ず八ヶ岳を探してしまいます😊
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刃渡りからの八ヶ岳。
八ヶ岳LOVEが止まらなくて、必ず八ヶ岳を探してしまいます😊
刃渡りの先辺りから開らける箇所が出てきます。
序盤は樹林帯を長く歩くので、かなり気分転換にもなります。
この日は雲が多めではありましたが、キレイな青空も見ることも出来、かなり気分も良くなりました。
2018年08月30日 07:06撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/30 7:06
刃渡りの先辺りから開らける箇所が出てきます。
序盤は樹林帯を長く歩くので、かなり気分転換にもなります。
この日は雲が多めではありましたが、キレイな青空も見ることも出来、かなり気分も良くなりました。
五合目の先の祠。
この右手から登っていきます。
この辺りから標高を稼ぐような急な登りになった印象です。
ハシゴなどが多く出てきます。
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五合目の先の祠。
この右手から登っていきます。
この辺りから標高を稼ぐような急な登りになった印象です。
ハシゴなどが多く出てきます。
ハシゴ。
登山道の整備が行き届いているので、安心して登ることが出来ました。
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ハシゴ。
登山道の整備が行き届いているので、安心して登ることが出来ました。
木造の橋です。
下には朽ち果てた橋も(笑)
ここは「つまづかないかな…」と心配してしまいました(笑)
木造の橋です。
下には朽ち果てた橋も(笑)
ここは「つまづかないかな…」と心配してしまいました(笑)
七丈小屋到着。
かわいい木造の看板😍
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七丈小屋到着。
かわいい木造の看板😍
七丈小屋の先からは岩場やクサリ場を通ります。
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七丈小屋の先からは岩場やクサリ場を通ります。
七丈小屋を過ぎたあたりから岩場が多くなっていきます。
さすがに足に疲れが溜まってきて大きな段差はしんどかったですが、それでも岩登りは楽しいです。
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七丈小屋を過ぎたあたりから岩場が多くなっていきます。
さすがに足に疲れが溜まってきて大きな段差はしんどかったですが、それでも岩登りは楽しいです。
2本の剣が刺さっている岩。
この時はガスが出てきてしまい、景観がなくなってしまいました。
「山頂ではタイミング良くガスが晴れてくれないかな」と願いながら登ります。
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2本の剣が刺さっている岩。
この時はガスが出てきてしまい、景観がなくなってしまいました。
「山頂ではタイミング良くガスが晴れてくれないかな」と願いながら登ります。
ガスが晴れ、山頂を確認できました♫
ここまで6時間ちょっと…山頂まであと少し(笑)
ガスが晴れ、山頂を確認できました♫
ここまで6時間ちょっと…山頂まであと少し(笑)
北沢峠から登ってくる方々。
北沢峠側からだと花崗岩と花崗岩の砂礫を纏った甲斐駒を見ながら登ることができるようですね。
今度は北沢峠からも登ってみたいです♫
北沢峠から登ってくる方々。
北沢峠側からだと花崗岩と花崗岩の砂礫を纏った甲斐駒を見ながら登ることができるようですね。
今度は北沢峠からも登ってみたいです♫
6時間半かけて甲斐駒ヶ岳登頂です。
さすがに最後の登りはキツかったですが、両手も使いながらの岩登りは楽しかったです。
北沢峠からのハイカーの方々も多く、山頂は賑やかな感じでした😊
2018年08月30日 10:37撮影 by  iPhone X, Apple
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8/30 10:37
6時間半かけて甲斐駒ヶ岳登頂です。
さすがに最後の登りはキツかったですが、両手も使いながらの岩登りは楽しかったです。
北沢峠からのハイカーの方々も多く、山頂は賑やかな感じでした😊
山頂の祠。
たくさんの草鞋が付いています。
「昔は草鞋を履いて甲斐駒の信仰登山を行なっていたんだろうな」と想像していました。
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山頂の祠。
たくさんの草鞋が付いています。
「昔は草鞋を履いて甲斐駒の信仰登山を行なっていたんだろうな」と想像していました。
鋸岳。
見るからに登るのが大変そうな山です。
異様な佇まいの山容に惹かれます。
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鋸岳。
見るからに登るのが大変そうな山です。
異様な佇まいの山容に惹かれます。
3,000mを超える標高 と 美しいカールを抱く 仙丈ヶ岳。
南アルプスの女王に相応しいですね。
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3,000mを超える標高 と 美しいカールを抱く 仙丈ヶ岳。
南アルプスの女王に相応しいですね。
鳳凰山越しの富士山。
終始、雲が掛かる状態でスッキリ綺麗な状態では撮影させてもらえませんでした…「また今度登ってきなさい」ということかな(笑)
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鳳凰山越しの富士山。
終始、雲が掛かる状態でスッキリ綺麗な状態では撮影させてもらえませんでした…「また今度登ってきなさい」ということかな(笑)
北岳。
甲斐駒山頂に着いて、ずっと北岳の山頂部には雲が掛かっていたのですが、上手く雲が流れてくれて北岳の姿を見ることが出来ました。
北岳も行きますよー♫待ってて下さいねー♫
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北岳。
甲斐駒山頂に着いて、ずっと北岳の山頂部には雲が掛かっていたのですが、上手く雲が流れてくれて北岳の姿を見ることが出来ました。
北岳も行きますよー♫待ってて下さいねー♫
しみじみと山頂の標識を撮影。
これから同じ距離を下ることを考えないようにしながら下山に向かいます(笑)
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しみじみと山頂の標識を撮影。
これから同じ距離を下ることを考えないようにしながら下山に向かいます(笑)
熊出没箇所。
登山口から近く100m弱くらい登ったところだったと思います。
七丈小屋の情報では吊橋から20分のところ。
木の中のミツバチの巣🐝を狙った熊🐻が木をほじくり返したようです。
鉄板なようなもので木を保護し、熊が来ないように対応してくれています。
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熊出没箇所。
登山口から近く100m弱くらい登ったところだったと思います。
七丈小屋の情報では吊橋から20分のところ。
木の中のミツバチの巣🐝を狙った熊🐻が木をほじくり返したようです。
鉄板なようなもので木を保護し、熊が来ないように対応してくれています。
警告の看板が熊出没箇所の前後50mに設置してくれています。
通過する際は周囲を気にしながら歩いたほうが良いと思います。
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警告の看板が熊出没箇所の前後50mに設置してくれています。
通過する際は周囲を気にしながら歩いたほうが良いと思います。
七丈小屋の ”手ぬぐい” と ”ステッカー” です。
「デザインがカッコイイな♫」と思い、ついつい買ってしまいました!!
2018年08月30日 21:42撮影 by  iPhone X, Apple
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8/30 21:42
七丈小屋の ”手ぬぐい” と ”ステッカー” です。
「デザインがカッコイイな♫」と思い、ついつい買ってしまいました!!

感想

今年の冬場から考えていた”夏山でやりたいこと”の1つに”日本三大急登の一角:黒戸尾根 の日帰り山行”がありました。

1日の日照時間も徐々に短くなってきているので、8月最終週の平日に行ってきました。

今回は職場の先輩2人(1人はウルトラマラソンやトレランに傾倒している先輩、もう1人は毎週のように丹沢に入って山歩きをしている丹沢の仙人のような先輩)と一緒だったので、病み上がりでイマイチ体調の上がらないわたしが足を引っ張らないか一抹の不安を残しながら当日を迎えました。

尾白川渓谷駐車場を起点終点にするとコースタイムでは15時間!!
この時期は雷雨などの心配もあるので、午後の早い時間帯に樹林帯へ入れるようにスタートは午前4時に設定しました。
イメージでは昼前には山頂から下山できればベスト。もし昼までに山頂に着いていなかったら、その時点で下山開始。
これさえ守ればある程度の安全は確保できると踏んで、今回のチャレンジをしてきました。

事前の下調べで登山口付近に熊出没の情報があり、特に早朝は危険ということで緊張しながらのスタートでした。
熊出没箇所を無事通過し、ホッとしていると…近くで大きな動く影が…「ヤバっ!しかも近いっ!!」と心の中で思い、影の方に顔を向けるとそこにはニホンカモシカ。
熊かと思い本当にビビりましたが、カモシカで良かった(笑)しかもニホンカモシカ見たの初めてでした(笑)

日本三大急登という恐ろしい言葉から私が想像していた黒戸尾根は”ひたすら延々と急な登りが続く厳しい尾根”でしたが、実際には五合目までは登りと平坦な道が続くとても歩きやすい登山道でした。
そして山頂間近になると岩場やクサリ場が多く、アスレチック的な要素が強くなり、とても楽しみながら登ることができるルートだと思います。
その反面、下りは岩場やクサリ場には神経を使い、緩やかな登山道は単調に感じることもありましたが、「深田久弥さんが日本アルプスで一番辛いかもしれない」と言った黒戸尾根を歩いていると思うと気分も高揚していました。

いいペースで歩け、無事に山頂に立つこともでき、そして上手く雲も流れてくれて南アルプスの山々を堪能することもできました。
最高に達成感のある山行になりました。
最後の方は”足を踏ん張るのが大変だから走って下る”という意味不明な行動も出て、人体の不思議を垣間見ることもできました(笑)

今回はわたしの黒戸尾根日帰りチャレンジに付き合ってくれた先輩2人には大変感謝しています♫
また宜しくお願いします!!

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