富士山・吉田ルート・百名山最後の一座

2018年08月30日(木) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,771m
• 下り: 1,775m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:15

5:59 富士スバルライン五合目(河口湖口)
6:13 6:13 泉ヶ滝
6:26 6:26 吉田口六合目・富士山安全指導センター
7:27 7:27 吉田口七合目
7:36 7:44 吉田口八合
8:14 8:19 須走口登山道 八合目
8:28 8:31 須走口・吉田口登山道 本八合目
8:40 8:47 須走口・吉田口登山道 八合五勺
9:01 9:05 須走口・吉田口登山道 九合目
9:23 9:30 久須志岳
9:35 9:38 成就岳
9:42 9:42 伊豆岳
9:46 9:46 朝日岳
9:52 9:55 富士宮口頂上
9:57 9:57 駒ヶ岳
10:09 10:17 富士山
10:21 10:22 西安河原
10:26 10:27 雷岩
10:31 10:31 金明水
10:36 10:36 久須志岳
11:00 11:00 成就岳
11:19 11:19 須走口・吉田口登山道 本八合目
11:24 11:29 須走口登山道 八合目
12:10 12:14 獅子岩
12:34 12:34 吉田口六合目・富士山安全指導センター
12:45 12:45 泉ヶ滝
12:59 13:11 富士スバルライン五合目(河口湖口)
13:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

富士北麓駐車場からバスで富士スバルライン五号目

写真

8/30 4:58

9/10まではマイカー規制あるので、富士北麓駐車場からバス。そこにあった警告。「やめよう弾丸登山」。5〜14%くらいは登頂失敗しているらしい。

8/30 5:06

最初にバスチケット売り場でチケット購入。今朝は5:30が始発。5時に開きました。

8/30 5:11

チケット買ったらバス停で。�，�5合目行きです。幸い最初の1台目に乗れました。平日だから？覚悟していたわりには大したことありませんでした。

8/30 5:59

登山口の売店。まだ完全には開いてませんでした。始発なので、他にお客さんもおらず。

8/30 6:01

富士スバルライン五合目。実は、「吉田口五合目」だとばかり思っていたのですが、違う場所みたいですね。。スタート地点が2300mなので、朝方は寒いくらいでした。

8/30 6:13

吉田口との合流。

8/30 6:27

朝は雲海が綺麗でした。

8/30 6:27

朝方は、下から見ると頂上だけちょっと雲がかかってました。ご来光は見えたのかな？(すれ違う人に聞けばよかった・・・)

8/30 6:35

7合目小屋あたりまではこんな感じ。

8/30 6:42

「10分に一回小屋が出てくるね」というのがよく分かる。

8/30 6:57

ほとんどが火山灰の砂地だが、一部溶岩が出ている部分もある。

8/30 7:01

七合目。宿泊客はとっくに出発して、閑散としてました。

8/30 7:03

せり出してますね。しかし、富士山、溶岩で固まった安定した地盤が少ないのかな？(下りの砂地では建物たたなそう)

8/30 7:21

ときどき鳥居が出現。富士山が霊山と扱われているのを感じる。

8/30 7:43

八合目。「本八合目」がこの上にある。この辺りで標高3000mを超える。

8/30 7:46

雲が晴れて下界がみえる。ときどき、爆発音がする。自衛隊の富士演習場かな？

8/30 7:47

荷揚げ用のキャタピラー車も通る道。

8/30 8:16

吉田ルートと須走りルートの合流点。帰りは分岐点になるのだが、間違って100mくらい須走りルート下ってました。慌てて登り返し。朝方は、係りの人が立っていて、案内してくれてたんだけど、昼ごろにはいなくなっていた。

8/30 8:28

本八合目。八合目からこの本八合目までの登山道に、高山病でダウンしたと思われる人がかなり居た。休憩しているか、高山病かは、座っている体勢みると大体分かる。

8/30 8:48

外輪山、なかなか近づいてこない。

8/30 8:58

この斜面、積雪時にスキーしたら楽しそう。でも、こけると止まらないため、怪我するらしい・・・

8/30 9:02

9合目。3500m超えます。北岳でさえ3193mなので、この標高は初。でも、高山病の兆候はまったく出ず。

8/30 9:12

最後の急勾配。ペースを上げすぎると、空気薄いためか、頭に圧迫感を感じる。これを続けると高山病になるんだろうな、という感じなので、立ち止まって、呼吸を整えて登る。

8/30 9:22

外輪山まであと一歩。狛犬がお出迎え。

8/30 9:30

山頂の久須志神社で御朱印帳に記帳してもらう。このためにわざわざMy 御朱印帳持ってきた。

8/30 9:52

お鉢周りして、浅間神社でも御朱印帳に記帳してもらう。
平日＆御来光狙いの人がいない時間帯だったので、待ち時間なし。

8/30 10:01

お鉢周り中にみる剣ヶ峰。やはりこの部分が高くなっており、さらに観測所跡があるので異様な風景。

8/30 10:01

火口。お鉢周りしていると、ときどき突風が来て、体をもっていかれそうになる。

8/30 10:08

富士山の観測所。今は稼動していないんだったか？剣ヶ峰の標識と三角点はこの右手前すぐのところにある。

8/30 10:08

三角点。二等なんだ。一等、二等の違いって何なのだろう？

8/30 10:11

剣ヶ峰到着！そして、百名山完了！途中、火山や地震の影響で登れない山あったので、長かった。天気も良いし、人も少なく、写真撮るのに待ち時間もなし。平日来た甲斐あった。

8/30 10:40

本当は行動食もってたけど、小屋で牛丼と豚汁いただく。値段的には贅沢だが、暖かいとほっとする。

8/30 11:03

下り。のぼりと道が違う。砂地なので、砂埃がすごい！コンタクトレンズしてこなくてよかった。マスクしている人たちが結構いた。

8/30 11:14

奥が登りの登山道。ジグザグの細かさが違う。

8/30 11:14

下山の登山道、横斜面を見上げると落石ありそうで怖い。しかも、荷揚げの車の音がすると嫌な感じがする。

8/30 11:52

下山時にはルート案内があちこちに出ている。自分も危うく須走ルートに入るところだった。というか、100mくらいは間違えた。

8/30 11:58

荷揚げのブル。すれ違うとき、なかなか怖い。

8/30 12:39

ガイドツアーのお客さん。20〜30人規模の集団がどんどん登ってくるのは圧巻。

8/30 12:57

五合目登山口から、六合目付近までは馬で移動できるらしい。お客さんが少ないのか「サービスするから乗ってかない？」と誘われた。馬、一回乗ってみたいと思っていたけど、初富士山なので自力で行くことにしました。

8/30 13:09

お昼に帰ってくると観光客が。これでも平日なので、土日はもっとすごいことになるんだろうな。

撮影機器：

PENTAX WG-3 ペンタックス

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

dzr

　何年か前から百名山を登るようになった。ガイドブック読むと、3泊4日かけないといけない、みたいに書かれている山もあり「社会人には無理じゃん」と思っていたけれど、調べてみるとどこも日帰りで行っている人がいる。なら出来るか？と、軽い気持ちではじめたのがスタート。
　百名山の最後は、富士山と決めていた。今まで本当に一回も登ったことがなかったので、途中から「ラストははじめての富士山」とした。この2年くらい、阿蘇山と富士山だけが残り、阿蘇山は地震→噴火の影響でなかなか登れなかった。その間に富士山も噴火するんじゃない？みたいなうわさが出始め、「先に富士山登っちゃうか」とも思ったが、我慢した。

　富士山、世界遺産に登録されてからは登山客が増えて、山頂での写真撮影に行列ができる、とかいろいろ山登りしている人間からすると「ありえない」状況を聞いていた。なので、お盆シーズン以外＆ある程度涼しくなっている＆天気の良い平日、を狙おうと思っていた。お盆過ぎると、かなり涼しくなってきたので、天気予報とにらめっこ。8/30の午前中なら何とか、晴れそうだということで、急遽仕事は休みをとって、登ることに。

　午前2時に長野県を出発し、富士北麓駐車場に4：30到着。始発バスが5：30なので、ゆっくり準備し、5時ちょっと前にバス停に並ぼうとすると、チケット売り場が別の場所にあるという話をしている人がいた。よくよく話を聞いてみると、始発の30分前くらいにチケット売り場がオープンになって、それをかってから並ぶらしい。ということで、チケット売り場に並びなおし。聞いていた通り、5時にチケット販売開始。購入して、バス停に並ぶ。平日ということもあってか、先頭から10番目くらいには並べた。始発バスは、予定より少し早く5：20ごろ出発。5：55ごろスバルライン5合目登山口に到着。駐車場では、暑いか、と思い、上着のジャケットを車においてきたが、登山口に来ると寒さを感じる。失敗だったかな？と思ったけど、ダウンジャケットも持っているので何とかなった。

　ここ数日、富士登山の準備していて、興奮して夜眠れないことが続いたので、寝不足気味。高山病にならないか？とビビリながら登っていった。が、まったく高山病にはならなかった。頭痛すらしなかった。丈夫な体でよかった。
4時間くらいで頂上到着。混雑を心配したけれど、宿泊客はとっくに下山しており、全体的に閑散としていた。剣ヶ峰の写真撮影もまったく待たなくてよかった。
風は強かったが、朝方かかっていた雲もなくなっており、最高の天気だった。
山頂から、知り合いにLineやメールしまくり。仕事中の割りに、何人からかは返信をもらい、かなり達成感を感じた。
山小屋で、早めのお昼を食べて、下山。他の登山口のように「大砂走り」とはいかないけれど、それでもストックを使ってバランスをとると、かなり高速に降りてくることができた。

百名山、無事達成することが出来てよかった。でも、燃え尽き症候群になりそう(笑)