天狗沢→ジャンダルム→奥穂高
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,802m
- 下り
- 1,790m
コースタイム
- 山行
- 2:07
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:07
天候 | 雨・曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★天狗沢:天狗のコルへ向かって最後の10分間くらいはザレザレでどの石を踏んでも浮石状態でした。 ★天狗のコル→奥穂高岳:ロバの耳、ウマノセはもちろん、他何箇所か慎重に行くところがあります。 |
その他周辺情報 | 沢渡市営第二駐車場の前に露天風呂がありました。300円でタオルまで無料で貸してくれます。しかし、脱衣所は風呂場の真ん前というか壁が無いので丸見え状態です。ちょっと普通の温泉のイメージとは違うかもです。その分安いですが。。。。。。 |
写真
感想
9月1日土曜日
2011年8月30日 初めて上高地に来て登った場所が岳沢小屋でした。初の登山だったので岳沢小屋往復が穂高を知るきっかけとなりました。岳沢小屋到着時には時間があり、小屋のスタッフさんに初心者でも行けそうな場所があるか?聞いてみたところ天狗沢のお花畑を勧められました。そこで見えたのが天狗沢と天狗の頭です。雲ひとつ無い真っ青の空にとんがった岩がとても印象的で登ってみたくなったのです。でも、その時は全員初心者だったのでお花畑でUターンでした。小屋に戻り聞いてみると、かなり難しいルートなのでガイドさんと一緒に登るのだったら行ってみてください!でした。
その後、いろいろな山を登るうちにバリエーションルートということを知り、重太郎に比べたら登る登山者は少ないとわかり自分には無理な場所なんだと思うようになったのです。
2年前の10月に奥西縦走をした際に、天狗のコルであの三角岩を探しましたが、全くわかりませんでした。なのでどうしても下から登らないと。。。となり、今回の山行となりました。
9月1日の天気予報は「てんくら」ではC判定。翌日日曜日はA判定。
当初の計画では、朝一上高地→岳沢小屋→天狗沢→穂高山荘泊→涸沢→上高地でした。しかし、初日Cの状態でジャンのルートはリスクがありすぎます。しかし、出発2日前でもC判定のまま。なので、野口五郎岳周回を計画変更です。前日夜、出発前にもう一度確認するとなんとB-A-A-Aに変更されているじゃないですか。だったらどちらの山行もできるように両方準備し東京を出発。
9/1 1:00 東京出発
本当は22時には出発の予定でしたが、いろいろあって1時に。途中八ヶ岳付近では、とんでもないゲリラ豪雨でした。時速60kmで高速を走るのも怖いくらい雷と豪雨で先が思いやられます。諏訪を過ぎたら止むかと思いましたが、小雨にはなるものの止む気配は無し。5:30くらいに沢渡に到着しましたが、かなりの雨。。。予報と違うじゃん!この雨でジャンには行けない!別の山に行くか?笠ヶ岳?常念岳?......二人でいろいろ考えましたが、この時間から移動するとどこの山も厳しい状態。で、結論は、本日は岳沢小屋までにする。明日はA判定だから体力的にはキツイけれど、ここまで来て沢渡から移動ももったいないので岳沢小屋としました。そうすると今日は余裕なので、もう一度寝ました。
9時頃に起きて準備し9:40のバスに乗り上高地へ向かいました。しかし、起きてからもレインウェアがあったほうがいいくらいの雨でした。今日は土砂降りでも明日さえ晴れれば。。。。
岳沢小屋でも展望ゼロ。特にすることもなく就寝し17時から夕食。雨はやみましたが、ガスガスは変わらず。。。明日は本当にA判定になるのだろうか?
9/2 4:00起床 とりあえず、外に出てみましたが星は見えず。って事はガスガスなんだろうな。。。。と、思いながら準備をし、4:57にヘッデン付けてスタートしました。すぐに明るくなりましたが、我々以外に登っている人も、降りてくる人もおらず完全に貸し切り状態でした。そのうち、雨がまぁまぁな感じで降ってきました。レインウェアを着て、ザックカバーまでかけました。コースには◯印がきちんと見えますので、迷うことはありませんでした。天狗の頭もどんどん近くなり、自分としてはとても嬉しいのですが、なんせ展望ゼロというか、空は雲。ガスは降りてきそうな状態。そして雨。この雨の状態でジャンを目指すのはかなり危険なので天狗のコルからピストンでもいいなぁ、と思っていました。
天狗のコルに到着し、どのコースにするかを二人で考えた結論は、「天狗沢を下るのは止めよう!」でした。というのも最後の10分間くらいは、どの石を踏んでも浮石であり、ここを下るのは危険と判断したためでした。
ただ、このまま先に進んでも岩がツルツルなのは間違いないですし、かなり迷いましたが先に進むことにしました。
ジャンまでは、2箇所くらい慎重に進むところがありました。2年も前の事だったので忘れてました。ガスってれば下が見えないから怖くない!なんて聞きますが、高度感タップリ!やっぱこのルートは難しいというか、常に慎重になるというか。。。。岩好きには普通のコースなんでしょうが、ボクにはシビレました。2年前の4人で天気の良い時は、こんなふうには思わなかったんですが。。。。。
西穂側からジャンを見るとガスガスの中に半円?台形?が浮かんでおり、ちょっと感動しました。そして、ロバの耳の下り。マジでここはツルツルでした。鎖を使わないとダメですね。相棒はこの状態でも鎖を使わず降りており、見てるこっちがヒヤヒヤでした。最終のウマノセですが、ここはそうでも無かったです。やっぱり下る方がゾクッ!とします。
奥穂高に到着。さすがにここは人が多かったというか、今までが少なすぎました。ここで小休止。ここまでくれば、後は吊尾根と重太郎なので先程よりは安心して降りることができました。
岳沢小屋に到着し、ここでランチ。バスの時間を調べたら3:20発。と、いうことでちょっと急ぎ目に降りて、なんとか間に合いました。すると、河童橋のあたりから、また大粒の雨が。。。。。まぁでも下山後だからどうでもいい!と思っていたらゲリラ豪雨なみになりました。ちょうどバス停だったので濡れずにすみました。
沢渡第2駐車場に到着し、真向いのライダーハウスの露天風呂300円を利用しました。誰もいなかったので、貸し切り状態。タオルも付いているのでコスパはいいです。でも、普通の温泉とは違います。
と、いうことで念願の天狗沢をやったわけですが、天気が良ければ。。。。。。まぁこればっかりはしょうがないですがね。
次は裏銀座にしようと思います。
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