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Yamareco

記録ID: 1577764
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

日本百名山「飯豊山〜大日岳-川入から-」※2018年度山行58回目

2018年09月06日(木) ~ 2018年09月07日(金)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
18:45
距離
33.3km
登り
2,780m
下り
2,757m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:20
休憩
0:33
合計
8:53
4:48
9
4:57
4:57
114
6:51
6:52
63
7:55
7:55
12
8:07
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12
8:19
8:21
70
9:31
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19
9:50
9:50
33
10:23
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17
10:40
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55
11:35
11:36
14
11:50
11:51
17
12:08
12:09
44
12:53
12:53
6
12:59
13:25
9
13:34
13:35
6
2日目
山行
9:02
休憩
0:10
合計
9:12
6:11
6:15
68
7:23
7:24
5
7:29
7:29
40
8:09
8:09
21
8:30
8:30
16
8:46
8:48
36
9:24
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22
9:46
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22
10:08
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20
10:28
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64
11:32
11:33
4
11:37
11:38
9
11:47
11:48
46
12:34
12:34
92
14:06
14:06
9
14:15
14:15
0
14:15
ゴール地点
総歩行時間=18時間45分(ヤマプラ標準時間=23時間35分/31.4km)
歩行距離=9時間33分/14.78km+9時間12分/19.81km
標高差=1,556m+1,577m
平均速度=1.55km/H+2.15km/H

1日目
平面距離: 14.26km
沿面距離: 14.99km
最高点の標高: 2101m
最低点の標高: 529m
累積標高 (上り): 2269m
累積標高 (下り): 823m

2日目
平面距離: 18.98km
沿面距離: 20.32km
最高点の標高: 2131m
最低点の標高: 516m
累積標高 (上り): 1496m
累積標高 (下り): 2944m

※全てGPSログ(山旅ロガーゴールドで記録)より
 GPSログは歩いたルートを記録しています。
 直線距離より長めに記録されていますので参考程度として下さい。
天候 1日目=晴れ
1日目=雨+風→曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
目標地点:飯豊の湯
住所:〒969-4143 福島県喜多方市山都町字沢田3077-1
電話 : 0241-38-3000

道路状況:舗装路(川入集落の道幅は狭い)

駐車場:御沢野営場に駐車場あり(無料)

トイレ:御沢野営場及び、各山小屋にあり(有料)

コンビニ:周辺になし
コース状況/
危険箇所等
1.三国岳手前に岩稜地帯あり
2.本山小屋手前の御秘所もそこそこの岩場
3.その他数ヶ所に、鎖場、梯子あり
4.各小屋には管理人が不在の場合があります。
 不在の場合は食料、シュラフは持参となります。
 ※小屋は基本的に避難小屋です。普通の山小屋のサービスはありません。
5.管理人在中の場合も、食料はレトルトが基本です。
 また暖めは別料金のようです。
 尚シュラフ貸し出しは各小屋に問い合わせ下さい。
6.地蔵山手前に水場あり、その他切合小屋の直近にあります。
 その他の小屋は少し離れた場所になると思います。
7.御西小屋は綺麗でした。(今回管理人在中だったのでお酒を頂きました)
8.台風による崩落等はほとんど感じられませんでした。
9.水分補給料 1日目≒2.0L、2日目≒3.0L
その他周辺情報 飯豊の湯
http://www.sobanosato.jp/spa/
最初はかなり狭い登山道が続きます。
最初はかなり狭い登山道が続きます。
この水は冷たくて美味しかったです。水の補給は随所で行えたので、かなり助かりました。
5
この水は冷たくて美味しかったです。水の補給は随所で行えたので、かなり助かりました。
空が青いぜ〜!
三国小屋
切合(きりあわせ)小屋
切合(きりあわせ)小屋
本山小屋
飯豊山神社
飯豊山山頂
御西小屋
小屋から5分の所にある水場
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小屋から5分の所にある水場
利用詳細
御西小屋2階内装
大日岳山頂!
御秘所を上から見た所
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御秘所を上から見た所
御秘所をしたから見た所
御秘所をしたから見た所
岩稜地帯
登山届提出場所及びトイレ
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登山届提出場所及びトイレ
バス運行の案内
飯豊の湯
ミニ天丼セット900円、こんなにサクサクプリプリのエビ天は初めてです。この値段でこれが食べられるとは……。
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ミニ天丼セット900円、こんなにサクサクプリプリのエビ天は初めてです。この値段でこれが食べられるとは……。
山都そばで有名な場所なんですね。そば畑が多数ありました。
山都そばで有名な場所なんですね。そば畑が多数ありました。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖シャツ フリーライドパンツ 靴下 夏帽+ニット帽(予備) 手袋+防寒手袋(2日目使用) ストームクルーザージャケット+パンツ(2日目使用) ストック 着替え ザック ザックカバー 行動食(ゼリー飲料×4+フルグラ他) 非常食(ビタミン剤+ドライフード) 食料(カップ麺+モンベルの「リゾッタ」) ジェットボイル 飲料(スポーツドリンク×6) 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池(GPS+ デジカメ用) GPS ファーストエイドキット 常備薬(痛み止め) 日焼け止め リップ ロールペーパー 保険証(コピー) スマホ タオル ツェルト シュラフ(Down Hugger 900#2) マット 浄水ストロー(常備) 万能ナイフ(常備) カメラ(コンデジ+ミラーレス) エクストラクターポイズンリムーバー(常備) ホッカイロ(常備) ウルトラライトダウン(常備) 熊鈴×2(常備) チェーンスパイク(予備)

感想

2018年9月6日(木)〜9月7日(金)

2018年度は「幌尻岳」と「飯豊山」登頂を目標に
トレーニングに特化した山行を行ってきた……、
と言っても間違いではない。(-。-) ボソッ
つまり、楽しい山行と言うよりは苦しい山行が多かったのだ。

だが先日の「幌尻岳」制覇に続いて
今回「飯豊山」+飯豊連峰最高峰「大日岳」を登頂した事で
そんな苦しい山行に終止符を打つ事になった。
日本百名山は残す所あと1つ「劔岳」のみとなったのだ。

もう無茶をする必要はありません。
厳しいトレーニングをする必要もありません。
早月尾根等の日帰りなら別ですが……。(-。-) ボソッ

さて、飯豊山山行記に話しを戻すとしましょう。

計画段階では7月登頂でしたが、
仕事+天気等々により、今回まで延期となっていました。
なお今回も天気に惑わせられつつの山行になりましたが、
とりあえず初日は快晴に恵まれた日となりました。

但し、ここにきてもなお、飯豊山決行には多少の躊躇もありました。
それはテン泊に近い山小屋泊となるからです。

山小屋は基本的に避難小屋です。
つまり一般的な食事のサービスはありません。
ついでに布団もありません。
あるのは雨風防げる「小屋」だけなのです。

なので、いつもの山行に比べると荷物の量が多くなり、
それは当然、背負う荷重が大きくなると言う事。
その中で長時間+標高差を歩くのは未知数の為、敬遠してきた次第です。

ただ歩いた全行程を結果から言うと、今回準備した荷物は必要なく
もう少し楽に行けたかな、と言う感じです。

荷物に関しては、雨天予報もあった為、その分の着替えも準備したり等
かなり重装備となってしまいました。
装備に関しては、足りなくてヤバイ状況になるより
無駄に終わる方が良い、との考えで重装備になりやすいです。

で、いつもより思い荷物故、下半身の負担を考えつつ
歩幅を小さく歩みを運びます。
スタート後は結構な急登になりますが、
逆に言えば、そのおかげか、しばらくすると背中の重さに体が慣れてきました。
登山道は台風による被害も少なく、歩きやすい状況が続きます。

途中、「本山を日帰りするんだ」等の強者がいましたが、
今思えば、日帰り仕様の荷物と本山だけであれば
日帰り出来たかな〜とは思う。

さて、飯豊山は登山口からの距離もさることながら、
道中には、岩場が点在する為、安易に考えていた自分は結構驚いた次第です。
今回、岩場周辺での降雨がなかったのが幸いでした。

-中略-

今回準備した食料は、カップラーメンの他、
モンベルの「リゾッタ」シリーズです。
リゾッタシリーズは、結果的には1食しか食べませんでしたが、
お湯を入れてから3分で食べられるのはかなり良いと思います。
ただ食事時間とお腹の空き具合とのタイミングもあり、
あまり食す事なく余らせてしましいました。

行動食は、グミ、ゼリー飲料、フルグラを利用しました。
グミは口当たりも良く、摂取カロリーも高いので有効と思いました。
その他、アーモンド系+チョコを準備しましたが、
こちらは晩酌時に頂いく事になりました。

-中略-

当初の予定では「本山小屋」泊でしたが、
現着が11:30だったので、そのまま御西小屋に向かいました。

御西小屋着は13時、「大日岳」へは往復は3.5時間とあったので
本日はこれで終了です。
但し、翌日の登頂〜下山時間を振り返ると
9.6に登頂しても余裕を持って下山出来たと思いました。

さて、2階に寝床を確保して身体を休める事にしました。
はい、完全に爆睡しました……。(-。-) ボソッ

夕方に一旦起きて……、と言うより、
管理人に宿代請求の為起こされたと言う訳です。
でも、これで夕食にありつけた、と言う事になります。
あのまま寝ていたら、食事の支度がままなりませんでしたので……。

さて本格的に御西小屋寝ていると、
夜から雨と風音で目覚める事数回となりました。
明日が心配です。

-中略-

出発は5時、降雨はありませんでしたが
ストームクルーザーを着て出発しました。

で、予想通り途中からかなりの風と降雨に見舞われました。
ついでに防寒手袋も着用と言う次第で……。(-。-) ボソッ

但し、その雨も本山小屋を過ぎると上がり
ストームクルーザーを着続けた自分は暑さに消耗する結果となりました。

体力の消耗もそうではあるが、
長い下山道はかなり辟易していました。

駐車場が見えた時の安堵感は相当なものとなりました。

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コメント

こんにちは
こんにちは、レポート楽しく読ませていただきました。 1日目青空綺麗で良かったですね、

秀峰水の水場の写真 ありがとうございます。

8月末には枯れかかっていたので安心しました。

他の水場も水は出ていたでしょうか?
虫はまだ飛んでいましたでしょうか?


16日に初めて登る友人を連れて行くので少し心配でした。

情報頂けると嬉しいです。

よろしくお願い致します。
2018/9/9 21:32
Re: こんにちは
fuseshiさん、初めまして。
質問への回答になるか疑問ですが……。

>他の水場も水は出ていたでしょうか?
自分が確認したのは、以下だけです。
1.秀峰水=たっぷりの水量でした
2.切合小屋=やや細く、やや温め
3.御西小屋=やや細いが冷たく美味しい

台風直後の影響もあるので、雨量が減ると2.3.は枯れる可能性があると思います。

>虫はまだ飛んでいましたでしょうか?
あぶ等にまとわり着かれた記憶はありません。
とんぼは多かったです。
2018/9/10 20:22
ありがとうございます!
返信ありがとうございます。
参考になりました!
飯豊は今年渇水のようで、心配していました。
後は週末の天気のみ

100名山 ラストが劔 というのがいいですね!
素敵な劔山行になりますように。
2018/9/10 21:30
あと1座
いよいよですね〜!
陰ながら応援しています。
10月後半から晴れる日が多くなるそうですよ。
楽しみは、来年に取っておきますか?笑
お気をつけて、レコ楽しみにしています。
2018/9/14 0:50
Re: あと1座
ado-yoさん、お久しぶりです。
北アルプスの10月下旬はちょっと躊躇しますね。
来週の天気次第で来年に持ち越しになりそうです。
2018/9/15 17:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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飯豊山の日帰りコース(有雪期)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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