日本百名山「飯豊山〜大日岳-川入から-」※2018年度山行58回目
- GPS
- 18:45
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,780m
- 下り
- 2,757m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 8:53
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:12
歩行距離=9時間33分/14.78km+9時間12分/19.81km
標高差=1,556m+1,577m
平均速度=1.55km/H+2.15km/H
1日目
平面距離: 14.26km
沿面距離: 14.99km
最高点の標高: 2101m
最低点の標高: 529m
累積標高 (上り): 2269m
累積標高 (下り): 823m
2日目
平面距離: 18.98km
沿面距離: 20.32km
最高点の標高: 2131m
最低点の標高: 516m
累積標高 (上り): 1496m
累積標高 (下り): 2944m
※全てGPSログ(山旅ロガーゴールドで記録)より
GPSログは歩いたルートを記録しています。
直線距離より長めに記録されていますので参考程度として下さい。
天候 | 1日目=晴れ 1日目=雨+風→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
住所:〒969-4143 福島県喜多方市山都町字沢田3077-1 電話 : 0241-38-3000 道路状況:舗装路(川入集落の道幅は狭い) 駐車場:御沢野営場に駐車場あり(無料) トイレ:御沢野営場及び、各山小屋にあり(有料) コンビニ:周辺になし |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.三国岳手前に岩稜地帯あり 2.本山小屋手前の御秘所もそこそこの岩場 3.その他数ヶ所に、鎖場、梯子あり 4.各小屋には管理人が不在の場合があります。 不在の場合は食料、シュラフは持参となります。 ※小屋は基本的に避難小屋です。普通の山小屋のサービスはありません。 5.管理人在中の場合も、食料はレトルトが基本です。 また暖めは別料金のようです。 尚シュラフ貸し出しは各小屋に問い合わせ下さい。 6.地蔵山手前に水場あり、その他切合小屋の直近にあります。 その他の小屋は少し離れた場所になると思います。 7.御西小屋は綺麗でした。(今回管理人在中だったのでお酒を頂きました) 8.台風による崩落等はほとんど感じられませんでした。 9.水分補給料 1日目≒2.0L、2日目≒3.0L |
その他周辺情報 | 飯豊の湯 http://www.sobanosato.jp/spa/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
フリーライドパンツ
靴下
夏帽+ニット帽(予備)
手袋+防寒手袋(2日目使用)
ストームクルーザージャケット+パンツ(2日目使用)
ストック
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食(ゼリー飲料×4+フルグラ他)
非常食(ビタミン剤+ドライフード)
食料(カップ麺+モンベルの「リゾッタ」)
ジェットボイル
飲料(スポーツドリンク×6)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池(GPS+ デジカメ用)
GPS
ファーストエイドキット
常備薬(痛み止め)
日焼け止め
リップ
ロールペーパー
保険証(コピー)
スマホ
タオル
ツェルト
シュラフ(Down Hugger 900#2)
マット
浄水ストロー(常備)
万能ナイフ(常備)
カメラ(コンデジ+ミラーレス)
エクストラクターポイズンリムーバー(常備)
ホッカイロ(常備)
ウルトラライトダウン(常備)
熊鈴×2(常備)
チェーンスパイク(予備)
|
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感想
2018年9月6日(木)〜9月7日(金)
2018年度は「幌尻岳」と「飯豊山」登頂を目標に
トレーニングに特化した山行を行ってきた……、
と言っても間違いではない。(-。-) ボソッ
つまり、楽しい山行と言うよりは苦しい山行が多かったのだ。
だが先日の「幌尻岳」制覇に続いて
今回「飯豊山」+飯豊連峰最高峰「大日岳」を登頂した事で
そんな苦しい山行に終止符を打つ事になった。
日本百名山は残す所あと1つ「劔岳」のみとなったのだ。
もう無茶をする必要はありません。
厳しいトレーニングをする必要もありません。
早月尾根等の日帰りなら別ですが……。(-。-) ボソッ
さて、飯豊山山行記に話しを戻すとしましょう。
計画段階では7月登頂でしたが、
仕事+天気等々により、今回まで延期となっていました。
なお今回も天気に惑わせられつつの山行になりましたが、
とりあえず初日は快晴に恵まれた日となりました。
但し、ここにきてもなお、飯豊山決行には多少の躊躇もありました。
それはテン泊に近い山小屋泊となるからです。
山小屋は基本的に避難小屋です。
つまり一般的な食事のサービスはありません。
ついでに布団もありません。
あるのは雨風防げる「小屋」だけなのです。
なので、いつもの山行に比べると荷物の量が多くなり、
それは当然、背負う荷重が大きくなると言う事。
その中で長時間+標高差を歩くのは未知数の為、敬遠してきた次第です。
ただ歩いた全行程を結果から言うと、今回準備した荷物は必要なく
もう少し楽に行けたかな、と言う感じです。
荷物に関しては、雨天予報もあった為、その分の着替えも準備したり等
かなり重装備となってしまいました。
装備に関しては、足りなくてヤバイ状況になるより
無駄に終わる方が良い、との考えで重装備になりやすいです。
で、いつもより思い荷物故、下半身の負担を考えつつ
歩幅を小さく歩みを運びます。
スタート後は結構な急登になりますが、
逆に言えば、そのおかげか、しばらくすると背中の重さに体が慣れてきました。
登山道は台風による被害も少なく、歩きやすい状況が続きます。
途中、「本山を日帰りするんだ」等の強者がいましたが、
今思えば、日帰り仕様の荷物と本山だけであれば
日帰り出来たかな〜とは思う。
さて、飯豊山は登山口からの距離もさることながら、
道中には、岩場が点在する為、安易に考えていた自分は結構驚いた次第です。
今回、岩場周辺での降雨がなかったのが幸いでした。
-中略-
今回準備した食料は、カップラーメンの他、
モンベルの「リゾッタ」シリーズです。
リゾッタシリーズは、結果的には1食しか食べませんでしたが、
お湯を入れてから3分で食べられるのはかなり良いと思います。
ただ食事時間とお腹の空き具合とのタイミングもあり、
あまり食す事なく余らせてしましいました。
行動食は、グミ、ゼリー飲料、フルグラを利用しました。
グミは口当たりも良く、摂取カロリーも高いので有効と思いました。
その他、アーモンド系+チョコを準備しましたが、
こちらは晩酌時に頂いく事になりました。
-中略-
当初の予定では「本山小屋」泊でしたが、
現着が11:30だったので、そのまま御西小屋に向かいました。
御西小屋着は13時、「大日岳」へは往復は3.5時間とあったので
本日はこれで終了です。
但し、翌日の登頂〜下山時間を振り返ると
9.6に登頂しても余裕を持って下山出来たと思いました。
さて、2階に寝床を確保して身体を休める事にしました。
はい、完全に爆睡しました……。(-。-) ボソッ
夕方に一旦起きて……、と言うより、
管理人に宿代請求の為起こされたと言う訳です。
でも、これで夕食にありつけた、と言う事になります。
あのまま寝ていたら、食事の支度がままなりませんでしたので……。
さて本格的に御西小屋寝ていると、
夜から雨と風音で目覚める事数回となりました。
明日が心配です。
-中略-
出発は5時、降雨はありませんでしたが
ストームクルーザーを着て出発しました。
で、予想通り途中からかなりの風と降雨に見舞われました。
ついでに防寒手袋も着用と言う次第で……。(-。-) ボソッ
但し、その雨も本山小屋を過ぎると上がり
ストームクルーザーを着続けた自分は暑さに消耗する結果となりました。
体力の消耗もそうではあるが、
長い下山道はかなり辟易していました。
駐車場が見えた時の安堵感は相当なものとなりました。
こんにちは、レポート楽しく読ませていただきました。 1日目青空綺麗で良かったですね、
秀峰水の水場の写真 ありがとうございます。
8月末には枯れかかっていたので安心しました。
他の水場も水は出ていたでしょうか?
虫はまだ飛んでいましたでしょうか?
16日に初めて登る友人を連れて行くので少し心配でした。
情報頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
fuseshiさん、初めまして。
質問への回答になるか疑問ですが……。
>他の水場も水は出ていたでしょうか?
自分が確認したのは、以下だけです。
1.秀峰水=たっぷりの水量でした
2.切合小屋=やや細く、やや温め
3.御西小屋=やや細いが冷たく美味しい
台風直後の影響もあるので、雨量が減ると2.3.は枯れる可能性があると思います。
>虫はまだ飛んでいましたでしょうか?
あぶ等にまとわり着かれた記憶はありません。
とんぼは多かったです。
返信ありがとうございます。
参考になりました!
飯豊は今年渇水のようで、心配していました。
後は週末の天気のみ
100名山 ラストが劔 というのがいいですね!
素敵な劔山行になりますように。
いよいよですね〜!
陰ながら応援しています。
10月後半から晴れる日が多くなるそうですよ。
楽しみは、来年に取っておきますか?笑
お気をつけて、レコ楽しみにしています。
ado-yoさん、お久しぶりです。
北アルプスの10月下旬はちょっと躊躇しますね。
来週の天気次第で来年に持ち越しになりそうです。
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