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Yamareco

記録ID: 1587558
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝岳,美瑛岳

2018年09月18日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:15
距離
16.0km
登り
1,500m
下り
1,482m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
0:33
合計
7:10
距離 16.0km 登り 1,500m 下り 1,499m
5:40
23
6:03
15
6:18
14
7:06
71
8:17
10
8:27
8:30
7
8:37
23
9:05
9:06
4
9:40
9:51
12
10:03
10:19
39
10:58
10:59
78
12:17
12:18
9
12:27
23
12:50
天候 1700m以下は晴れ時々にわか雨
それ以上は曇り時々霰、そして爆風!
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
望岳台に駐車
コース状況/
危険箇所等
平成30年の台風、地震による崩壊等は特にないようです。
美瑛岳からの下山時の函状の沢を越える際にはしご、ロープ場があり滑落注意です。
その他周辺情報 登山後は白金温泉パークヒルズで温泉・食事がセットの日帰り入浴パック(1300円)を利用しました。
2018年09月18日 06:23撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
9/18 6:23
十勝岳避難小屋です。平成20年に出来たばかりで綺麗です!
2018年09月18日 06:30撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 6:30
十勝岳避難小屋です。平成20年に出来たばかりで綺麗です!
避難小屋から富良野盆地を!
快晴です。下界は・・・
2018年09月18日 06:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
9/18 6:31
避難小屋から富良野盆地を!
快晴です。下界は・・・
まだ青空は見えますが、登るにつれ雲が増えていきます。
2018年09月18日 06:51撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 6:51
まだ青空は見えますが、登るにつれ雲が増えていきます。
2018年09月18日 07:05撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/18 7:05
2018年09月18日 07:12撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 7:12
2018年09月18日 07:23撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 7:23
美しい雲
2018年09月18日 07:27撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 7:27
美しい雲
2018年09月18日 07:59撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 7:59
十勝岳山頂到着!
2018年09月18日 07:59撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 7:59
十勝岳山頂到着!
十勝岳山頂にて
2018年09月18日 08:16撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 8:16
十勝岳山頂にて
2018年09月18日 09:23撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 9:23
美瑛岳山頂でアラレが降ってきました。
2018年09月18日 10:01撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/18 10:01
美瑛岳山頂でアラレが降ってきました。
爆風で、実は余裕ゼロです。
2018年09月18日 10:02撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/18 10:02
爆風で、実は余裕ゼロです。
美瑛岳山頂!
2018年09月18日 10:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 10:02
美瑛岳山頂!
2018年09月18日 10:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 10:03
ちょっと降りると、雲から脱出しました。
2018年09月18日 10:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 10:49
ちょっと降りると、雲から脱出しました。
今年の紅葉はイマイチとも聞きましたが
2018年09月18日 10:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 10:54
今年の紅葉はイマイチとも聞きましたが
なかなかに美しかったです。
2018年09月18日 10:55撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 10:55
なかなかに美しかったです。
美瑛岳中腹の函状の沢です。結構深く、はしごとロープで越えます。
2018年09月18日 11:39撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
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9/18 11:39
美瑛岳中腹の函状の沢です。結構深く、はしごとロープで越えます。
2018年09月18日 11:43撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/18 11:43
2018年09月18日 11:43撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/18 11:43
美瑛岳から十勝岳方面をみる。
2018年09月18日 12:11撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 12:11
美瑛岳から十勝岳方面をみる。
三段山にも美しく色づいている箇所がみられます。
2018年09月18日 12:32撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 12:32
三段山にも美しく色づいている箇所がみられます。
ようやく下山。寒かった。
2018年09月18日 12:44撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
9/18 12:44
ようやく下山。寒かった。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 携帯 サングラス カメラ

感想

来年予定している表大雪〜十勝岳連峰縦走の下見を兼ねて、十勝岳連峰の一部を縦走してみました。
当初の計画では十勝岳〜美瑛岳〜美瑛富士〜美瑛小屋の偵察をする予定でしたが、てんきとくらすの予報では、高度2000mで風速15mの爆風、登山指数Cとなっていたので、天気の様子を見ながら柔軟に計画を変更することとします。

4時旭川発で望岳台から5:40に登山を開始しました。
山麓は風も無く、天気も上々。山頂付近は軽く雲に覆われているもののすぐに晴れそうな感じに思えました。
十勝岳への登りは、過去の噴火の火山礫、泥流地帯を行くことから高山植物はほとんどみられません。その代わり噴煙上がるダイナミックな火口や荒涼とした月の世界のような景観を楽しむことができます。
美瑛岳方面へと分かれる雲ノ平分岐を過ぎると十勝岳避難小屋に到着します。この避難小屋は平成20年に出来た新しい山小屋です。下から見たときに結構近くに見えるので、あの山小屋まで行ったら休憩しようと思っていると思いの外時間がかかってしまうので要注意です。
山小屋を過ぎると前十勝岳を巻くように道が左に針路をずらします。ここから暫くは急登になるので、山小屋での休憩は重要です。
このあたりから深い沢や噴煙吹き上がる火口などのダイナミックな景色となってくるのですが、今回は残念ながら標高1700mあたりから雲の中にすっぽりと入ってしまい、ただただ白い世界をひたすらに歩き続けるだけになってしまいました。

次第に風も強くなってそうこうしているうちに十勝岳山頂です。望岳台からここまで約2時間半。山頂は強風で、景色も全く見えないので、軽めの休憩で済まし、次に向かいます。

美瑛岳に向かう稜線上の登山道は踏み跡が不明瞭なため目印の黄色いペンキを頼りに進むことになりますが、ガスで視界が悪かったため平ヶ岳山頂付近で道を見失ってしまいました。幸いすぐに気づきGPSで元のルートに戻ることはできました。
その後も視界がきかない中をGPSとコンパス・地図を頼りにしながら、何とか美瑛岳山頂にたどり着きました。十勝岳山頂で強風だった風は次第に強くなり、美瑛岳山頂に着く頃には時折体ごと持って行かれそうなほどの爆風へと進化しておりました。
それにくわえて美瑛岳山頂では天から白い粒が落ちてきました。
霰です。温度計を見ると2度。強烈な風と相まって体感はマイナスです。
当初予定の美瑛富士、美瑛小屋偵察は諦め、ここで下山することとします。

美瑛岳からの下りでは、強烈な向かい風が体を支えてくれたおかげで、かえって膝や足首に負担をかけずに楽に降りることが出来ました。
標高1700m程度まで降りると雲は頭上のものとなり、風もすっかり落ち着いていました。
ふと下を眺めると赤く色づいたナナカマドなどが美しい錦となっている様子が見えます。今年の紅葉はイマイチとも言われていましたが、中々に綺麗でした。

美瑛富士からの登山道との合流地点(美瑛岳分岐)を過ぎて間もなくポンピ沢の渡渉ポイントがあります。沢を渡った後の登山道への入り口が、沢を渡る前の登山道からの出口(この表現でわかるかな?)よりも50m以上上流側にずれており、わかりやすい目印も特に無いので要注意です。間違えて下流に行くと勝瑛の滝があります!

ポンピ沢から400mほどで今度は函状の深い沢(水はありませんでした)にぶつかります。ここを越えるのにまずははしごで下まで降りて、のちロープで崖を登らなければなりません。今回は日帰り装備だったため苦も無く越えることができましたが、縦走装備の場合はかなり苦労することになると思われます。

函状の沢を越えると後は快適な山道になります。30分程度で懐かしの雲ノ平分岐まで戻ることができました。
ここまで戻ると望岳台は目の前です。傾斜も無く道も良く整備されており一安心です。とは言え火山礫が多い山ですので、最後の最後でつまずいて怪我などせぬように、はやる気持ちを抑えながらゆっくりとゴールに向かいます。
ゴールの望岳台への到着は12:50。約7時間の寒くも充実した山行でした。

下の天気予報は,風速旭川8m,美瑛3m,天気は晴れ。
天気と暮らすの十勝岳はCで15m
なんとかなるだろうと思い行ってみると,ガス&風速20mほどで,立っていられないほどの暴風。おまけに最後は雨まで降る始末で,予定していた美瑛富士は取りやめ。
天気予報は信じるべきだね。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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