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Yamareco

記録ID: 1594025
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

猿倉〜白馬三山〜不帰の嶮〜唐松岳 縦走

2018年09月22日(土) ~ 2018年09月23日(日)
 - 拍手
erminea その他1人
GPS
32:00
距離
21.9km
登り
2,773m
下り
2,179m

コースタイム

1日目
山行
7:00
休憩
2:00
合計
9:00
7:00
60
8:00
9:00
0
9:00
120
11:00
90
12:30
12:40
80
14:00
14:50
70
16:00
0
16:00
2日目
山行
11:10
休憩
1:40
合計
12:50
3:00
30
3:30
60
4:30
50
5:20
5:40
30
6:10
40
6:50
7:20
0
7:20
120
9:20
9:30
50
12:30
12:40
20
13:00
13:20
40
14:00
0
14:00
60
15:00
10
15:10
10
15:20
10
15:30
20
天候 9月22日 10時ごろまで雨、その後快晴。23日 快晴 終日風強い。
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
八方尾根の無料駐車場で友人Mくんと待ち合わせ、1台で猿倉まで行き入山、帰りは八方尾根まで下山して私の車で猿倉まで行くはずが、スタート時に友人Mくんの車の中に私の車のキーを置き忘れ、下山後はタクシーを呼び猿倉まで行く羽目に。
八方尾根ゴンドラ乗り場〜猿倉駐車場 3,480円。
コース状況/
危険箇所等
断続的に降る続く秋雨により、渡渉箇所数カ所で増水、注意が必要な状況。
その他周辺情報 天狗山荘は9月17日で今年の営業は終了しています。テント場は使用できますが水場なし、トイレ使用出来ずとHPに記載があります。
午前6寺半ごろ、3連休の初日ですが雨の影響か猿倉駐車場はガラガラ。
2018年09月21日 06:35撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 6:35
午前6寺半ごろ、3連休の初日ですが雨の影響か猿倉駐車場はガラガラ。
2018年09月21日 06:35撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 6:35
雨のためしばらく様子を見る方が何人か待機中。
2018年09月21日 07:04撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/21 7:04
雨のためしばらく様子を見る方が何人か待機中。
タクシー運賃は少し前の看板か、実際には1割〜2割かかります。
2018年09月21日 07:05撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/21 7:05
タクシー運賃は少し前の看板か、実際には1割〜2割かかります。
大雪渓まで約1時間。
仕方なく何年かぶりに雨の中を出発します。
2018年09月21日 07:05撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 7:05
大雪渓まで約1時間。
仕方なく何年かぶりに雨の中を出発します。
連休のためか、遭難防止対策協会の方も待機、登山者カードを提出するとルート確認して注意点をアドバイスしてくれました。
本日午前中は雨が残る、翌日晴れるが風が強い予想。
2018年09月21日 07:08撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 7:08
連休のためか、遭難防止対策協会の方も待機、登山者カードを提出するとルート確認して注意点をアドバイスしてくれました。
本日午前中は雨が残る、翌日晴れるが風が強い予想。
橋から落ちると崖からも落ちます。
2018年09月21日 07:44撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/21 7:44
橋から落ちると崖からも落ちます。
白馬尻小屋まで猿倉荘から約1時間でした。
朝食も兼ねて少し待機。
雨はまだ本降り。
2018年09月21日 08:20撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/21 8:20
白馬尻小屋まで猿倉荘から約1時間でした。
朝食も兼ねて少し待機。
雨はまだ本降り。
雪渓上は落石注意。
白馬山荘までのコースタイムは約5時間。
2018年09月21日 09:04撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 9:04
雪渓上は落石注意。
白馬山荘までのコースタイムは約5時間。
雪渓が見えてきました。
2018年09月21日 09:28撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 9:28
雪渓が見えてきました。
久しぶりに見る雪です。
2018年09月21日 09:45撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 9:45
久しぶりに見る雪です。
この頃から雨脚は小康状態となる。
2018年09月21日 09:45撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 9:45
この頃から雨脚は小康状態となる。
雪渓を200m程横切ります。
遭対協さんの言う通りこの時期の雪渓は硬く、スプーンカットになっていました、軽アイゼンを使用する人としない人では半々ぐらいでした、私も4本爪を持って行きましたが、大丈夫と判断して無しで横断。大きな落石や木がゴロゴロ転がっています。
2018年09月21日 10:24撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
3
9/21 10:24
雪渓を200m程横切ります。
遭対協さんの言う通りこの時期の雪渓は硬く、スプーンカットになっていました、軽アイゼンを使用する人としない人では半々ぐらいでした、私も4本爪を持って行きましたが、大丈夫と判断して無しで横断。大きな落石や木がゴロゴロ転がっています。
2018年09月21日 10:24撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 10:24
11時頃からみるみる青空が広がり始めました。
2018年09月21日 11:40撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 11:40
11時頃からみるみる青空が広がり始めました。
増水しています、水圧と滑るのは要注意です。
2018年09月21日 11:48撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 11:48
増水しています、水圧と滑るのは要注意です。
いい感じに雲も残っています。
空気も澄んでます。
2018年09月21日 12:03撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
3
9/21 12:03
いい感じに雲も残っています。
空気も澄んでます。
避難小屋まできました。もう少しです。
2018年09月21日 13:04撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/21 13:04
避難小屋まできました。もう少しです。
2018年09月21日 13:05撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 13:05
少し登ると、白馬岳頂上宿舎が見えてきます。
2018年09月21日 14:00撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 14:00
少し登ると、白馬岳頂上宿舎が見えてきます。
白馬岳には村営の頂上宿舎と1,000名宿泊できるらしい日本最大の山小屋、白馬山荘の2軒があります。
今回は、明日唐松岳まで縦走の為少しでも近い頂上宿舎で泊まります。一泊三食付き11,100円 朝食と昼食はお弁当にしていただきました。
2018年09月21日 14:11撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/21 14:11
白馬岳には村営の頂上宿舎と1,000名宿泊できるらしい日本最大の山小屋、白馬山荘の2軒があります。
今回は、明日唐松岳まで縦走の為少しでも近い頂上宿舎で泊まります。一泊三食付き11,100円 朝食と昼食はお弁当にしていただきました。
チェックイン後少し休憩。
2018年09月21日 14:12撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/21 14:12
チェックイン後少し休憩。
休憩後白馬岳山頂へ。
2018年09月21日 15:23撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 15:23
休憩後白馬岳山頂へ。
左が杓子岳、右が白馬鑓ヶ岳。
2018年09月21日 15:23撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/21 15:23
左が杓子岳、右が白馬鑓ヶ岳。
正面に剣岳がハッキリ見えます。
2018年09月21日 15:34撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
4
9/21 15:34
正面に剣岳がハッキリ見えます。
杓子岳への稜線と登山道。
2018年09月21日 15:36撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 15:36
杓子岳への稜線と登山道。
山の名前が地面い表示されています。
これわかりやすいです。
2018年09月21日 15:36撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/21 15:36
山の名前が地面い表示されています。
これわかりやすいです。
白馬山荘付近からの白馬岳。
2018年09月21日 15:37撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 15:37
白馬山荘付近からの白馬岳。
2018年09月21日 15:46撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 15:46
富山湾方面、雲海で富山の街は見えませんでした。
2018年09月21日 15:54撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 15:54
富山湾方面、雲海で富山の街は見えませんでした。
2018年09月21日 15:55撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 15:55
剣岳。
2018年09月21日 16:28撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 16:28
剣岳。
左端に槍ヶ岳も見えます。
2018年09月21日 16:29撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 16:29
左端に槍ヶ岳も見えます。
2018年09月21日 16:32撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/21 16:32
白馬岳頂上宿舎のテント場、今のところ約50張りぐらいです。
2018年09月21日 16:33撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
4
9/21 16:33
白馬岳頂上宿舎のテント場、今のところ約50張りぐらいです。
2018年09月21日 16:33撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/21 16:33
夕食は17時から、バイキング形式です。
もちろんご飯、味噌汁もお代わりOKです。
この日の宿泊者は約50人ぐらいでした。
19時半頃就寝。
2018年09月22日 17:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/22 17:17
夕食は17時から、バイキング形式です。
もちろんご飯、味噌汁もお代わりOKです。
この日の宿泊者は約50人ぐらいでした。
19時半頃就寝。
翌日は、できれば八方尾根のロープウェイの最終に間に合うように帰りたいと思い、午前2時15分頃起床、3時に山小屋を出発した。
ヘッドライトを頼りに杓子岳まで約1時間半。
2018年09月22日 04:36撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 4:36
翌日は、できれば八方尾根のロープウェイの最終に間に合うように帰りたいと思い、午前2時15分頃起床、3時に山小屋を出発した。
ヘッドライトを頼りに杓子岳まで約1時間半。
5時前に東の空が白み始める。
2018年09月22日 04:59撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 4:59
5時前に東の空が白み始める。
素晴らしい雲海ですがカメラの腕がイマイチ。
2018年09月22日 04:59撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 4:59
素晴らしい雲海ですがカメラの腕がイマイチ。
早起きは三文の得の景色を堪能。
2018年09月22日 05:47撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
3
9/22 5:47
早起きは三文の得の景色を堪能。
剣岳の乗る現ロート。
2018年09月22日 05:48撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 5:48
剣岳の乗る現ロート。
今日の目的地唐松岳もハッキリ見えます。
2018年09月22日 05:48撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/22 5:48
今日の目的地唐松岳もハッキリ見えます。
稜線が登山道で県境でもあります、右が富山県、左が長野県、
2018年09月22日 05:48撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/22 5:48
稜線が登山道で県境でもあります、右が富山県、左が長野県、
雲海に朝日が反射して綺麗です。
2018年09月22日 05:50撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/22 5:50
雲海に朝日が反射して綺麗です。
6時前、白馬槍ヶ岳に到着。
2018年09月22日 05:55撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
5
9/22 5:55
6時前、白馬槍ヶ岳に到着。
白馬鑓ヶ岳の影が立山連峰の映ります。
2018年09月22日 05:59撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/22 5:59
白馬鑓ヶ岳の影が立山連峰の映ります。
2018年09月22日 06:00撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 6:00
白馬鑓温泉への分岐にきました。
2018年09月22日 06:18撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 6:18
白馬鑓温泉への分岐にきました。
2018年09月22日 06:35撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 6:35
2018年09月22日 06:36撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/22 6:36
6時半過ぎ、今年の営業を先週で終了した天狗山荘に到着。
ここで朝食のお弁当をいただく。
今日で小屋の後片付けを済ませて下山する従業員の方に、
水場の蛇口の栓を閉める前に水を分けていただきました。
ありがとうございました。
2018年09月22日 06:44撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 6:44
6時半過ぎ、今年の営業を先週で終了した天狗山荘に到着。
ここで朝食のお弁当をいただく。
今日で小屋の後片付けを済ませて下山する従業員の方に、
水場の蛇口の栓を閉める前に水を分けていただきました。
ありがとうございました。
30分ほど休憩して、再出発。
2018年09月22日 07:19撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 7:19
30分ほど休憩して、再出発。
急勾配で難所の天狗の大下りの途中から、本日の核心部である 「不帰の嶮」を眺める、これらの峰を超えて向こう側に行けるのか不安になる。
2018年09月22日 09:08撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
3
9/22 9:08
急勾配で難所の天狗の大下りの途中から、本日の核心部である 「不帰の嶮」を眺める、これらの峰を超えて向こう側に行けるのか不安になる。
出発から7時間でとりあえず一峰まで来ました。
2018年09月22日 10:07撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 10:07
出発から7時間でとりあえず一峰まで来ました。
友人のMくんが向かいの稜線の途中に八方池を見つけました。
雲の間にぽっかりと見えて幻想的な景色です。
2018年09月22日 10:23撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
5
9/22 10:23
友人のMくんが向かいの稜線の途中に八方池を見つけました。
雲の間にぽっかりと見えて幻想的な景色です。
55mmの標準レンズだとトリミングしてもこれくらいが精一杯です。
周りに沢山の登山客が見えます。
2018年09月22日 10:23撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
4
9/22 10:23
55mmの標準レンズだとトリミングしてもこれくらいが精一杯です。
周りに沢山の登山客が見えます。
不帰の嶮は一峰から二峰までの間が一番緊張するところでした。
2018年09月22日 10:45撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 10:45
不帰の嶮は一峰から二峰までの間が一番緊張するところでした。
二峰まで来ました。
2018年09月22日 11:25撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 11:25
二峰まで来ました。
残るは三峰と唐松だけと思いきや。
2018年09月22日 11:25撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
9/22 11:25
残るは三峰と唐松だけと思いきや。
二峰には2つの頂きがありました、ガックリ(笑)
2018年09月22日 11:48撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 11:48
二峰には2つの頂きがありました、ガックリ(笑)
三峰は看板がどこにあったかわからず、12時半過ぎに、出発から9時間半かけて遂に今日の目的の場所、唐松岳まで来ました。
大勢の登山客で大賑わいです。
2018年09月22日 12:38撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/22 12:38
三峰は看板がどこにあったかわからず、12時半過ぎに、出発から9時間半かけて遂に今日の目的の場所、唐松岳まで来ました。
大勢の登山客で大賑わいです。
剣岳。
2018年09月22日 12:38撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/22 12:38
剣岳。
立山三山。
2018年09月22日 12:39撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 12:39
立山三山。
本日歩いて来た白馬岳からの稜線。
2018年09月22日 12:39撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
2
9/22 12:39
本日歩いて来た白馬岳からの稜線。
本日歩いて来たルート、右端の白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜天狗の頭〜不帰の嶮【かえらずのけん】(不帰一峰〜不帰二峰〜不帰三峰)〜唐松岳。(唐松岳の稜線から)
2018年09月22日 13:40撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
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9/22 13:40
本日歩いて来たルート、右端の白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜天狗の頭〜不帰の嶮【かえらずのけん】(不帰一峰〜不帰二峰〜不帰三峰)〜唐松岳。(唐松岳の稜線から)
16時前に八方尾根のリフト乗り場に到着して、無事その日のうちに下山することができました。16時40分のリフト営業時間終了に間に合って良かったです。(笑)
2018年09月22日 15:15撮影 by  PENTAX K-01 , PENTAX
1
9/22 15:15
16時前に八方尾根のリフト乗り場に到着して、無事その日のうちに下山することができました。16時40分のリフト営業時間終了に間に合って良かったです。(笑)

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール ヘルメット。

感想

9月22日(土)から24日(月)に友人のMくんと白馬岳から唐松岳の縦走を計画していました。当初は天狗山荘のテント場を利用して一泊二日で行くつもりでしたが天狗山荘の今シーズンの営業は9月17日(月)までということで、天気も良くない、荷物も重くなるということで、テント泊→山小屋利用、宿泊場所を天狗山荘→白馬岳周辺
に変更ということで、白馬岳頂上宿舎にして、早朝出発で行く事にしました、八方尾根アルペンラインの営業終了時間から逆算して午前3時に山小屋を出発するという事になりました。22日は猿倉の出発から本格的な雨降りで何年ぶりかのカッパを着ての当山開始となりました。
 7時過ぎに猿倉を出発して大雪渓手前の白馬尻小屋まで約1時間、休憩後雪渓まで約1時間、雪渓は一応4本爪アイゼンを持って行きましたが、200m程横断するだけでしかも雨のためか滑らないのを確認してアイゼン無しで通過しました、想定していなかったのは2〜3箇所、沢の増水のため渡渉に苦労しました、幸い靴は浸水しませんでしたが手袋はベタベタになりました。
 11時ごろからは急速に天気が回復してみるみる青空になり先ほどの雨が嘘のような天気になり秋空が広がりました、翌日は晴天予報なので気持ちも期待感がひろがります。ゆっくり休憩を入れながら14時ごろに頂上宿舎に到着、乾燥室に濡れものを干して少し休憩の後カメラと水だけを持って白馬岳山頂へ行きました。
 まるで台風一過のように空気も澄んで晴れ渡り剣岳は勿論、槍が岳も遠くにハッキリ見えました。ただ風が強く帽子が飛んで行きそうになります。
 宿にもどり、17時からバイキング形式の夕食とビールを飲んで、翌日の朝食と昼食のお弁当を受け取り19時半ごろ眠りにつきました(笑)。2時過ぎに起きて支度と軽く行動食を食べて予定通り3時に出発、ヘッドライトの明かりを頼りにまずは杓子岳に向かいます、それにしても風が強い、薄ての手袋では指の先が痺れるくらいでした、ヘッドライトを装着しているので帽子が飛ばされないくらいです。
 4時半ごろ真っ暗な中で杓子岳山頂の道標を見つけてとりあえず写真だけ撮って今度は白馬鑓ヶ岳を目指します、途中5時前から東の空が白み始め、びっしり雲海が広がっているのが見えます、幻想的な景色です。さらに1時間ほどで白馬鑓ヶ岳山頂に着くと一人の方が三脚を立てて写真を撮られていました、今日合う初めての登山者でした。立山連峰に映るモルゲンロートの景色も見れました。
 さらに1時間ほど歩いて天狗山荘につきました、雪で崩壊してここ2シーズンは宿泊出来ない状態とホームページに書いてありました。ここで朝食を食べ今日山を降りる従業員の方にペットボトル1本の飲み水を補充して頂きました。唐松岳まで水場が無いので助かりました。
 さらに歩いて天狗の頭を超えて、天狗の大下りというところまできました、急勾配の下りです、何箇所も鎖がかけられています。天狗の大下りを過ぎるといよいよ不帰(かえらず)の始まりです、全貌を見るだけで気持ちが折れそうな登りですが、不安を払拭して目の前の登りに集中します。
 息が上がったら立ち止まり、また歩き出すのを延々と繰り返すといつの間にか結構高度が上がってきます。人の歩く速さってバカに出来ないと妙に関心しながら歩いていると不帰一峰の看板のところまできました。なんとなく自信が出てきます、一峰から二峰までが高度感がありました、下を見るとクラっとくるので前の岩場に集中することが良いようです。
 二峰まで来ました、さらに岩場をよじ登って次は三峰かと期待していたら、看板には二峰南峰と書いてありました、二峰は2個あったのです(ガックリ!)さらに三峰までは比較的ゆるい上りのようです、看板は見つけられませんでしたがいつの間にか通りすぎてしまったようです。
 次は今日の目的地の唐松岳だけですが歩けばどんどん近づいて来ます、12時半過ぎ出発から9時間半かけてやっと到着しました。なんとも言えない達成感が湧き上がってきます。一通り写真を撮ってから唐松岳頂上小屋付近まで進み昼食のお弁当を食べました。
 体がクタクタで食欲も無くあまり食べられませんでした。
水分と糖分を多めにとって13時過ぎに出発しました、あとは怪我をしないようにロープウェイの最終営業時間の16時40分までに乗り場まで行くだけです。
途中の八方池はガスに包まれていてパスしました。
16時前にリフト乗り場に着き、ソフトクリームを食べてリフト2本とロープウェイを乗り継ぎ無事下山しました。

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コメント

お疲れ様でした!
こんにちは!
23日の10時半ごろ、不帰二峰北峰〜南峰辺りですれ違ってる?、おじさんとお姉さん(笑)の二人パーティーです。
八方尾根は23日朝から晴れてたんですが、前日の猿倉山荘辺りはまだ雨だったんですね!
雨の雪渓登りと渡渉お疲れ様でした!
行くまでヤキモキしていた天気は日月二日とも快晴で素晴らしい景色を観れました♪
デポ車のキー忘れ私もやったことありますが辛いですね!(>_<)
また何処かでお会いしたら宜しくお願い致します。
2018/9/26 19:18
Re: お疲れ様でした!
nekojigenさん
コメントありがとうございます。
すれ違ったの覚えていますよ(^o^)
あの時のお二人だったんですね、四国からいらっしゃってたんですね、
山行記録も見せていただきましたが、nekojigenさんの行動力には驚きました。
秋雨が続く天候ですが偶然晴れた連休でしたね、風は強かったですが
その分空気も澄んでいて素晴らしい景色が堪能出来ました。
今度どこかでお会い出来たら声をかけてください。
とても良い出会いが出来ました、ありがとうございます。
2018/9/27 7:07
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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