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Yamareco

記録ID: 1597782
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南アルプス白峰三山縦走テント泊〜素晴らしき天空の稜線歩き

2018年09月22日(土) ~ 2018年09月24日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
49:14
距離
25.2km
登り
2,678m
下り
3,347m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:03
休憩
0:01
合計
2:04
距離 2.7km 登り 768m 下り 53m
2日目
山行
5:38
休憩
1:46
合計
7:24
距離 8.5km 登り 1,325m 下り 758m
5:27
70
6:37
6:46
10
6:56
7:05
29
7:34
7:44
14
7:58
19
8:17
8:45
9
8:54
8:55
16
9:30
10:01
39
10:40
10:41
56
11:37
11:53
58
12:51
3日目
山行
7:33
休憩
0:43
合計
8:16
距離 14.0km 登り 573m 下り 2,520m
4:47
55
5:42
5:43
29
6:12
6:23
37
7:00
7:03
144
9:27
9:53
116
11:49
11:51
48
12:53
10
天候 ほぼ晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】9/22(SAT)
新宿7:00 - 8:28甲府 (スーパーあずさ1号, 回数券2700円)
甲府9:05 - 10:58広河原 (2050円)
※甲府駅からはバス3台が出ました。混雑で出発も到着も30分遅れとなりました。私と同じ電車に乗ってきた人はほぼ座れたと思いますが,それ以降の電車でやって来た方は2時間立ち続けという悲劇に。

【帰路】9/24(MON)
奈良田温泉15:55 - 17:04下部温泉駅 (1000円)
下部温泉17:19 - 18:02甲府 (ふじかわ9号, 1320円)
甲府18:11 - 19:38新宿(スーパーあずさ78号, 回数券2700円)
コース状況/
危険箇所等
【広河原−白根御池】雨続きで心配でしたが、ルートも幅広く、ドロドロの場所も限定的で問題無かったです。

【白根御池のテン場】眺望以外は最高。テントスペースは平で広くて草地。テント客に対してもとても親切なスタッフ。さらに蛇口を捻れば南アルプスの天然水が無料で飲み放題です。トイレはなんと水洗。

【白根御池−北岳】草スベリ経由で登りました。特に問題なしです。北岳の前後は危なそうな狭い岩稜帯も所々ありますのでご注意を。

【北岳−農鳥小屋】間ノ岳までアップダウンが多く(複数の偽ピークに騙されます)、体力的にしんどいですが、危険箇所はなかったと思います。間ノ岳から農鳥小屋まではザレの急坂です。ここの急坂は色々な意味で要注意かと。

【農鳥小屋のテン場】稜線上にあり眺めは良好。東側に開けているので、東風が強いと大変そうですが、この日は強い西風が吹いていましたが殆ど影響はありませんでした。水場ではキンキンに冷えた南アルプスの天然水が飲み放題です。本当に美味しい水ですが、水場までのあまりの標高差に二往復する気にはとてもなれません。また、トイレは今まで見たことがないタイプで度肝を抜かれます。

【農鳥小屋−農鳥岳】農鳥小屋から西農鳥岳まではガレ場で急登なので一発で目が覚めました。西農鳥岳から農鳥岳までは細かいピークは巻いてくれるので、農鳥小屋から見上げた感じよりは比較的楽にクリア可能かも。

【農鳥岳−奈良田】大門沢下降点までは大方、楽々ハイキングコースです。下降点からは急坂です。コンディションが良ければ問題ありませんが、濡れてるとちょっと手こずりそう。ちなみに、大門沢小屋のトイレも農鳥小屋のと良い勝負です。大門沢小屋から先はちょっとしたアドベンチャーコースでした。流れの速い増水した沢の上に架かる頼りない橋の数々に、2カ所程渡渉があり,安全なルートの確認が必要でした。大雨の後しばらくは気をつけた方が良さそうです。
その他周辺情報 奈良田の里温泉:奈良田温泉バス停から徒歩5分ほど(但し、少々登る)。露天はありませんが、泉質はヌルヌル系のかけ流しでなかなか良かったです。さらに、食堂と休憩室があります。休憩室は有料で、入浴だけ550円に対して、1500円掛かります。バスの待ち時間だけ使わせて、とお願いしたら少し安くしてくれました。



ファイル
9/22の北岳の天気と気温
(更新時刻:2018/10/27 12:56)
9/23の農鳥岳の天気と気温
(更新時刻:2018/10/27 12:57)
甲府から2時間の旅。立ちっぱなしよりはマシですが,テン泊装備をずっと膝に載せているのも辛かった。
2018年09月22日 11:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
9/22 11:28
甲府から2時間の旅。立ちっぱなしよりはマシですが,テン泊装備をずっと膝に載せているのも辛かった。
心待ちにしていた白峰三山縦走のスタートは緑溢れる吊り橋から。
2018年09月22日 11:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/22 11:52
心待ちにしていた白峰三山縦走のスタートは緑溢れる吊り橋から。
秋は花よりキノコ。ヌメリ具合が良い感じ。
2018年09月22日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/22 13:22
秋は花よりキノコ。ヌメリ具合が良い感じ。
黄色いベニテングかしら。毒入りでも美味しいらしい。
2018年09月22日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/22 13:22
黄色いベニテングかしら。毒入りでも美味しいらしい。
動物が食べてるなら食べられるのかな?
2018年09月22日 14:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/22 14:56
動物が食べてるなら食べられるのかな?
白根御池小屋に到着。親切なスタッフに心癒やされる。
2018年09月22日 14:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/22 14:50
白根御池小屋に到着。親切なスタッフに心癒やされる。
15時も近いというのに,角地の良場が空いてました。しかも丸太のベンチ付き。
2018年09月22日 14:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
9/22 14:44
15時も近いというのに,角地の良場が空いてました。しかも丸太のベンチ付き。
モツ煮とビールを戴く。相席の方は、日本を端から攻めているという凄い百名山ハンターさんでした。
2018年09月22日 15:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
9/22 15:20
モツ煮とビールを戴く。相席の方は、日本を端から攻めているという凄い百名山ハンターさんでした。
初日は雨も覚悟していただけに,予報より早い青空にハッピーラッキー。
2018年09月22日 15:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
9/22 15:43
初日は雨も覚悟していただけに,予報より早い青空にハッピーラッキー。
夕方を迎える地蔵岳。
2018年09月22日 17:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/22 17:25
夕方を迎える地蔵岳。
もぐもぐタイムには豚キムチ&マルタイラーメン。初めて冷蔵品を持ってきましたが、肉があるだけで充実感が格段にアップしますね。
2018年09月22日 16:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
9/22 16:27
もぐもぐタイムには豚キムチ&マルタイラーメン。初めて冷蔵品を持ってきましたが、肉があるだけで充実感が格段にアップしますね。
中秋の名月には二日早いですが,写真だと満月になりました。右に輝くは火星です。
2018年09月22日 19:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9
9/22 19:06
中秋の名月には二日早いですが,写真だと満月になりました。右に輝くは火星です。
翌朝,月が沈めば隠れていた満点の星空が現る。長かった夏も終わり,オリオン座が見える季節になりました。
2018年09月23日 04:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7
9/23 4:16
翌朝,月が沈めば隠れていた満点の星空が現る。長かった夏も終わり,オリオン座が見える季節になりました。
夜明けと共に紅葉の草スベりを北岳に向けて出発です。
2018年09月23日 06:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/23 6:35
夜明けと共に紅葉の草スベりを北岳に向けて出発です。
北岳肩の小屋から見る秋の富士山。
2018年09月23日 07:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 7:32
北岳肩の小屋から見る秋の富士山。
北岳山頂は賑わっているようです。この晴れの日を皆さん待ってたのでしょう。
2018年09月23日 08:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/23 8:10
北岳山頂は賑わっているようです。この晴れの日を皆さん待ってたのでしょう。
晴天の日本標高第二位北岳ゲット。南アルプスの女王様とツーショット。
2018年09月23日 08:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 8:19
晴天の日本標高第二位北岳ゲット。南アルプスの女王様とツーショット。
甲斐駒,八ヶ岳にオベリスク。ああ,絶景かな。
2018年09月23日 08:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/23 8:20
甲斐駒,八ヶ岳にオベリスク。ああ,絶景かな。
女王様の先には中央アルプスもクッキリ。
2018年09月23日 08:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
9/23 8:35
女王様の先には中央アルプスもクッキリ。
南を向けば,深南部につながる天空の稜線が。素晴らしい。
2018年09月23日 08:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 8:39
南を向けば,深南部につながる天空の稜線が。素晴らしい。
晴天の北岳を満喫し,天空の稜線歩きへ。
2018年09月23日 09:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8
9/23 9:09
晴天の北岳を満喫し,天空の稜線歩きへ。
北岳小屋で久しぶりの味。
2018年09月23日 09:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/23 9:40
北岳小屋で久しぶりの味。
天空の尾根道は秋色に染まる。
2018年09月23日 10:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 10:32
天空の尾根道は秋色に染まる。
中白根山ゲットです。何故ここと西農鳥岳を入れて白峰五山と言わないの?
2018年09月23日 10:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
9/23 10:35
中白根山ゲットです。何故ここと西農鳥岳を入れて白峰五山と言わないの?
北岳を振り返る。見事な稜線です。
2018年09月23日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 10:37
北岳を振り返る。見事な稜線です。
間ノ岳は偽ピークがいくつかあります。
2018年09月23日 11:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/23 11:01
間ノ岳は偽ピークがいくつかあります。
ようやくホンモノゲット。日本第三位の標高は3190m。北岳から3m低いだけ。
2018年09月23日 11:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 11:39
ようやくホンモノゲット。日本第三位の標高は3190m。北岳から3m低いだけ。
皆,富士山を向いて休憩しています。日本の心。
2018年09月23日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/23 11:40
皆,富士山を向いて休憩しています。日本の心。
さあ,気を引き締めて参りましょう。
2018年09月23日 12:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/23 12:03
さあ,気を引き締めて参りましょう。
農鳥小屋まではザレの急坂で歩きにくい。
2018年09月23日 12:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
9/23 12:13
農鳥小屋まではザレの急坂で歩きにくい。
無事到着。これは受付後の写真ですが,私が降りてきた時は親父さんが噂通りドラム缶の上で双眼鏡を構えていました。
2018年09月23日 13:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
9/23 13:45
無事到着。これは受付後の写真ですが,私が降りてきた時は親父さんが噂通りドラム缶の上で双眼鏡を構えていました。
富士山の見える角地をゲット。なんたって1時半ですから。早すぎ。
2018年09月23日 13:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
9/23 13:33
富士山の見える角地をゲット。なんたって1時半ですから。早すぎ。
色々と探索します。まずはここで親父さんイラスト入り手ぬぐいを購入。
2018年09月23日 13:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 13:40
色々と探索します。まずはここで親父さんイラスト入り手ぬぐいを購入。
噂のトイレ。ここは北アルプスではないことを再認識させられます。
2018年09月23日 13:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
9/23 13:42
噂のトイレ。ここは北アルプスではないことを再認識させられます。
標高差約100mの水場への旅。樹林帯まで降りるだけに,紅葉は綺麗でした。
2018年09月23日 14:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 14:21
標高差約100mの水場への旅。樹林帯まで降りるだけに,紅葉は綺麗でした。
苦労して手に入れた最高の南アルプスの天然水です。本当に美味しい。
2018年09月23日 14:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 14:25
苦労して手に入れた最高の南アルプスの天然水です。本当に美味しい。
夕食は明るいうちに富士山を眺めながらペペロンチーノ。
2018年09月23日 16:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 16:19
夕食は明るいうちに富士山を眺めながらペペロンチーノ。
さらにベーコン焼き。この香りがたまらない。この日も充実感100%でした。
2018年09月23日 16:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/23 16:39
さらにベーコン焼き。この香りがたまらない。この日も充実感100%でした。
さて,早着早出の教えを守って,翌朝は夜明け前に出発しました。
2018年09月24日 04:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
9/24 4:47
さて,早着早出の教えを守って,翌朝は夜明け前に出発しました。
夜明け前の西農鳥岳ゲット。
2018年09月24日 05:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
9/24 5:32
夜明け前の西農鳥岳ゲット。
ご来光。
2018年09月24日 05:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 5:35
ご来光。
染まる北岳に間ノ岳。その先には八ヶ岳が浮かんで見えます。
2018年09月24日 05:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 5:57
染まる北岳に間ノ岳。その先には八ヶ岳が浮かんで見えます。
白峰三山縦走のトリは農鳥岳。風情のある山頂標。
2018年09月24日 06:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 6:17
白峰三山縦走のトリは農鳥岳。風情のある山頂標。
幻想的な富士山。雄大さを感じます。
2018年09月24日 06:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 6:19
幻想的な富士山。雄大さを感じます。
写真右から北岳,間ノ岳,そして西農鳥岳と歩いてきました。素晴らしい山々でした。
2018年09月24日 06:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 6:20
写真右から北岳,間ノ岳,そして西農鳥岳と歩いてきました。素晴らしい山々でした。
下降点に向けて南につながる早朝の稜線を秋を楽しみながらゆっくり歩きます。
2018年09月24日 06:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 6:30
下降点に向けて南につながる早朝の稜線を秋を楽しみながらゆっくり歩きます。
異常気象のせいか、紅葉前に枯れてしまった葉も多いみたいです。頑張れナナカマド。
2018年09月24日 06:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 6:46
異常気象のせいか、紅葉前に枯れてしまった葉も多いみたいです。頑張れナナカマド。
下降点到着。ずっと一緒だった富士山もここで見納めとなりました。
2018年09月24日 06:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
9/24 6:59
下降点到着。ずっと一緒だった富士山もここで見納めとなりました。
ダケカンバも紅葉前に枯れ気味です。
2018年09月24日 07:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 7:19
ダケカンバも紅葉前に枯れ気味です。
ここからは沢の道。橋も手作り感が自然に溶け込んで良い感じ。
2018年09月24日 08:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 8:57
ここからは沢の道。橋も手作り感が自然に溶け込んで良い感じ。
大門沢小屋も昭和感たっぷり。
2018年09月24日 09:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/24 9:16
大門沢小屋も昭和感たっぷり。
こんな時間(9:30)でも食事を出してくれる小屋は珍しい。嬉しい限り。
2018年09月24日 09:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 9:26
こんな時間(9:30)でも食事を出してくれる小屋は珍しい。嬉しい限り。
ジュースがとても美味しく感じて2本も飲んでしまった。
2018年09月24日 09:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/24 9:36
ジュースがとても美味しく感じて2本も飲んでしまった。
ロープがあるだけで少し安心感が出ます。
2018年09月24日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
9/24 10:05
ロープがあるだけで少し安心感が出ます。
登山道が小川になっている場所もあったり。
2018年09月24日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 10:12
登山道が小川になっている場所もあったり。
橋また橋のアスレチックコース。
2018年09月24日 10:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/24 10:55
橋また橋のアスレチックコース。
大門沢コースも立派なキノコがそこら中に生えてました。
2018年09月24日 10:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 10:58
大門沢コースも立派なキノコがそこら中に生えてました。
この橋がこの三日間で一番怖かった。
2018年09月24日 11:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 11:32
この橋がこの三日間で一番怖かった。
メジャールートなのにこんな質素な登山口。
2018年09月24日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/24 11:53
メジャールートなのにこんな質素な登山口。
登山口からちょっと歩いた所に嬉しい休憩施設。ここから1時間道路歩きですからね。
2018年09月24日 11:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 11:59
登山口からちょっと歩いた所に嬉しい休憩施設。ここから1時間道路歩きですからね。
余韻を楽しんでテクテクと南アルプス街道を歩く。
2018年09月24日 12:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/24 12:56
余韻を楽しんでテクテクと南アルプス街道を歩く。
3日ぶりの風呂は奈良田の里温泉で。とても良い湯でした。
2018年09月24日 13:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/24 13:03
3日ぶりの風呂は奈良田の里温泉で。とても良い湯でした。
山のあとはガッツリ行きたくなります。ステーキベーコン丼,うまし。
2018年09月24日 13:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 13:58
山のあとはガッツリ行きたくなります。ステーキベーコン丼,うまし。
広河原とは違う静かなバス停。ガラガラのバスでのんびり帰路へ。奇跡的に天気に恵まれた三日間に感謝。
2018年09月24日 15:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/24 15:37
広河原とは違う静かなバス停。ガラガラのバスでのんびり帰路へ。奇跡的に天気に恵まれた三日間に感謝。
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ 長袖インナー 薄いフリース レインウェア上下 タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着(ダウン上) ゲイター 帽子 ザック 朝昼夜ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル テント マット シュラフ 身体ふき 燃料 バーナー ストック カメラ スマホ ラジオ 着替え(下着) ココヘリ

感想

日本標高第二位の北岳、第三位の間ノ岳を縦走する魅力的なこの定番ルートをどうせならテント泊で満喫したいと思ったのはお盆過ぎ。その後、悪夢のような週末雨予報の連続に延期を重ねていましたが、ようやくこの週末はそれなりの予報になったので、意を決して突撃してみました。

一ヶ月ぶりの晴れ予報で、しかも三連休、キャリーオーバーした私のような人達がどっと押し寄せるのではと戦々恐々でしたが、案の定、特急あずさは自由席に入り切らなかった人達が指定席車両まで押し寄せる大混乱。ところが甲府で降りる人はほんの一握り。きっと、残りの人達は北アルプスが引き受けてくれるんだな、と胸を撫で下ろしました。

天気予報では連休初日午前中と最終日は雨の予報でしたが、幸い濡れることもなく白根御池小屋に到着。とても気持ちの良い受付の女性に説明を受け、良場をゲット。やはり南アルプスで正解だったと、気分が良いままに初日を終えることが出来ました。

二日目が本番、北岳、間ノ岳を踏んで、厳しい門限があるらしい農鳥小屋に3時前には着かないとならないので、夜明け前に出発準備。オリオン座が綺麗だったので、ちょっと撮影したりしながらも、夜明けと同時に出発出来ました。稜線まで出てみると、それはもう期待以上の360°の素晴らしい視界に恵まれました。北の甲斐駒に東の仙丈ヶ岳、西には鳳凰のオベリスクまでくっきりと見え、更に足を進めて間ノ岳からは塩見岳を初め南アルプス深南部側が一望できました。さらに縦走中はずっと雲海に浮かぶ富士山と一緒という贅沢さ。縦走はこうでなくっちゃ。

さて、もう一つのお楽しみの農鳥小屋には頑張り過ぎて1時過ぎに到着。噂通り、赤いドラム缶の上から双眼鏡で監視、いや、見守られていました。その親父さんに、テント泊をお願いします!、と言ったら、おお、そうか、こっちに来て、とウケツケに案内され、無事手続き終了。何か言われないかと無駄にドキドキしちゃいました(笑。この時間でも先客が二人いましたが、ここでも良場をゲットし、標高差100mの水場への旅と、売店で親父さんのイラスト入りオリジナル手拭いをゲットして、あとはのんびりとテント生活を満喫しました。

最終日も3時過ぎに外を見ると星空が瞬いており、この日も晴天の予感に、夜明け前に出発。西農鳥岳からのご来光を眺めて、南アルプス南側を中心とした最高の眺めを満喫。この時間に山にいるのは好き者だけなので、ちょっとした会話も楽しいものです。三山縦走の最後となる農鳥岳では、歩いてきた稜線を眺めて感慨に浸った後、下山開始。大門沢では涼しい沢沿い歩きを楽しみ、大門沢小屋ではトイレにビックリし、その後はちょっぴりハラハラする場面もある沢越えを繰り返して、予定より3時間早く下山。帰りのバスまで温泉でのんびり出来ました。

ここは昭和感満載の小屋、少々荒れ気味の登山道など、洗練され過ぎていないのがまた気に入りました。美味しい水もあるし。

思い出すのも楽しくてすっかり長くなりましたが、この長文をここまで読みきってくれた方もきっと南アルプスが大好きなのかも。ありがとうございました。



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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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