奥穂高岳 前穂高岳 〜涸沢ソロテン泊で岩稜合宿〜
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- GPS
- 53:03
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 2,595m
- 下り
- 2,591m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:16
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 9:12
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:40
天候 | 2日・・・晴れ 3日・・・晴れ 4日・・・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さわんど大橋 から 上高地行きバス利用(5:43の始発) |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜横尾・・・通常の夏道 横尾〜涸沢・・・通常の夏道 涸沢〜奥穂高岳・・・通常の夏道 奥穂高岳〜前穂高岳・・・通常の夏道 台風通過の後でしたので、倒木などの心配をしていましたが、登山道に影響があるようなところは1箇所だけでした。 ただその箇所も通行出来るようになっていますので、問題はありません。 奥穂高岳〜前穂高岳の 吊尾根 は人通りが少ないためか若干登山道が不明瞭です。 ルートの目印は打ってありますが、涸沢〜奥穂間に比べると明らかに少ないです。こまめにルートの確認しながら注意して歩いた方がいいと思います。明らかな危険箇所と思われる箇所には✖印が打ってますので、そこも確認しましょう。 |
その他周辺情報 | 下山後、梓湖畔の湯を利用(料金720円) |
写真
崖の真下に小屋が建ってるんですね。ちょうど涸沢小屋の周りの紅葉が綺麗でした。
3日目に余裕があれば北穂も登ろうと思っていたんですが、2日目でお腹いっぱいに(笑)また今度北穂にも登りに来ます♫
最高に美しい朝でした。こんなにも赤く染まるとは思っておらず、感動しました。
知り合ったおじさんの話によると、寒いともっと赤く染まるようです。
それも見てみたいけど、初の穂高のモルゲンロートは息を呑むような美しさでした。
ずっと片方が切れ落ちているところを歩いていきます。
ところどころ岩場を乗り越えたり、スラブ状になっている岩をトラバースしたりします。
多々神経を使うところがあり、あまり写真を撮る余裕がありませんでした(笑)
奥穂〜前穂まで掛かった時間が空身で歩いているのにコースタイムと全く同じ。
「やっぱり岩稜歩きに慣れていないな」と痛感しました。
でも大きな危険もなく歩けたのは大きな収穫でした♫
たくさん歩いて踏んだ2度目の山頂の方が嬉しかったです!
写真をお願いした女性の方がとても写真がお上手で、お気に入りの一枚になりました♫ありがとうございました♫
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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感想
「10月はアルプスに行ける今年最後のチャンスだな!」こんな思いから少し長めに休みを取っていた10月初旬。
紅葉で有名な涸沢を経由して、奥穂高岳に登ってきました。
実は9月に予定していた白峰三山テン泊縦走が荒天で流れてしまいました。もしそれが行けていれば国内標高1〜5位登頂を達成出来たのですが、それは来年以降に持ち越しです(笑)
今回はソロでの山行だったので、せっかくのチャンスだから自分に向き合いながら山に登ろうと思っていました。
自分のどういうところが弱くて、そこに対する答えが少しでも見えればいいな という思いで出発しました。
はじめは涸沢経由の奥穂高岳ピストンのつもりでしたが、せっかく時間もあるし北穂や前穂にも行ってみて、無理をしない程度に自分の現状を見極めてみようと思い、予定を少し変更。
初日は涸沢まで。
2日目は涸沢からの奥穂経由で前穂ピストン。
3日目は涸沢から北穂、北穂から上高地まで(2日目でお腹いっぱいだったので、3日目は普通に涸沢から上高地に下りました)。
”2泊3日ひとり合宿”の始まりでした。
出発の前日の明け方に台風24号が日本列島を直撃し、登山道や道路通行止の心配などもありましたが、調べてみるとあまり影響のない様子。
不安な気持ちを少し抱えながら上高地に入りましたが、全然問題なく歩けました。途中からは台風のことを忘れてしまったくらいです。
初めての涸沢に着くと、今まで感じた事のないスケール感。
周りには穂高の岩峰、いたるところでは木々が紅葉していて、たしかに周りを囲まれているはずなんだけれど、歩いても歩いても続いていくような不思議な空間に感じました。
自然に対する尺度を改めさせられるような気持ちになりました。
2日目には穂高のモルゲンロートを見る事もできました。
見ている人たちが歓声をあげるくらいの美しさ。わたしも心を打たれました。
そして今回メインの岩稜歩き。
奥穂高岳まではわりとスムーズに歩けました。
しかし吊尾根が少し苦労しました。
足の運び方 や ソールの使い方、足の置き場など「もう少しだな…」と思うところがありました。あとはルートの確認をもっと丁寧にすることも必要だと思いました。
ただ集中力を切らさず、神経を使いながら歩き通すことは出来たと思います。そこは及第点をあげてもいいと思いました(なんか自分に変な感じですけど 笑)。
今後の課題をちゃんと見つけることも出来たと思います。
2日目は穂高岳山荘で昼食を頂いたんですが、頑張って歩いた後の"みそラーメン"最高に美味しかったです♫
涸沢に下りたあとは小屋のテラスで同じテーブルを囲んだ方たちと山の話をしたり、とても楽しんで過ごせました。
今回はソロの山行だったので「退屈することもあるだろうな〜」と思っていましたが、やっぱり山に来ると色々あるものですね。
あっという間に3日間が過ぎてしまいました(笑)
今年の中でも密度の濃い山行の一つになりましたし、ずっと忘れない山行になると思いました。
「年に1度くらいは自分と向き合う"ひとり合宿"やろうかな」なんて今は思っています。
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