記録ID: 1610216
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高岳(白出沢コース)・ジャンダルム・西穂高岳
2018年10月08日(月) ~
2018年10月09日(火)
長野県
岐阜県
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:21
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 4,001m
- 下り
- 3,084m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 9:17
距離 20.2km
登り 3,145m
下り 1,398m
5:51
27分
スタート地点
15:08
2日目
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 3:46
- 合計
- 9:07
距離 8.5km
登り 859m
下り 1,686m
15:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍋平登山者用無料駐車場に駐車。到着時点で空きはかなりありました。 鍋平登山者用有料駐車場は1〜2割空きあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高登山指導センターで登山届提出 <新穂高温泉〜白出沢出合> 車両通行可能な林道。ゲートが歩き始めてすぐ2箇所有り。自転車NGの標識もあります。槍平方面に向かう人もいるためか、人通りはそこそこ。 <白出沢出合〜重太郎橋> 樹林帯の登山道。比較的緩やかで歩きやすい。展望の良いポイントが少ない。 <重太郎橋〜荷継小屋跡・荷継沢> 谷沿いに登っていく。鎖が多く設置されていてわりと安全に通過できる。 <荷継小屋跡・荷継沢〜穂高岳山荘> ガレた沢を直登する。斜度がこれまでで最もきつくなり体力的に辛い。 道を外すと足場が悪いのでマーキングを確認しながら行くと良い。 白出沢出合〜穂高岳山荘は標高差1450mで平均斜度は19.1°らしいです。 (2012/8山と渓谷参照) <穂高岳山荘〜涸沢岳> テント場を横切り頂上までは20分くらい。道ははっきりしていて足場も悪くない。 <穂高岳山荘〜奥穂高岳> 登山者が多く渋滞や交互通行が起きやすい。そういう状況のときは足場のしっかりしたところで渋滞待ちできるようにしておけば問題ないかと。 <奥穂高岳ピーク> 朝は人がとにかく多いので記念撮影渋滞ができる。ピークで静かに過ごすなら夕方か。 <奥穂高岳〜ジャンダルム> 馬の背:最も高度感があり、精神的に負担が大きい。手がかり・足がかりはしっかりしているので良い場所を探して慎重に進む。 ロバの耳:一旦飛騨側にトラバースした後直登。 ジャンダルム:一旦上高地側にトラバースして西穂側から登ると比較的安全。岩に書かれた「ジャン」を目印に登り口に入る。 <ジャンダルム〜間ノ岳> 天狗の頭からの下りで逆層のスラブは足場が少ないため、最初は鎖を頼りにソールの摩擦を効かせて下りて行きます。一番下まで鎖が続いていないので最後の1〜2mは手がかりを探しながら下りて行きます。悪天時は難易度が一気に上がりそうです。天狗のコル辺り以降は西穂側からくる方々とのすれ違いが増え始めました。 <間ノ岳〜西穂高岳> 間ノ岳からの下りは浮石が最も多い。落石に注意。手がかりも脆く崩れることがあるので一気に体重をかけないようにします。 <西穂高岳〜西穂山荘> 浮石の量が圧倒的に少なくなるので緊張感は少し薄れる。(といっても岩場は岩場) <西穂山荘〜新穂高ロープウェイ西穂高口> 樹林の中をひたすら歩く。岩もありますがこれまでの行程からすれば歩きやすい道です。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴:山がの湯 大人一人750円。フェイスタオル・バスタオル付 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ロールペーパー
ハードシェル
アウター手袋
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
日焼け止め
ツェルト
携帯トイレ
|
感想
8月に西穂をピストンしてからまた年内に来ることになるとは思っていませんでした。本当は空木を考えていたところ、
・空木岳を日帰りピストン→池山林道が通行止めで2時間多く歩かないといけない
・H氏が夏に奥穂登頂目指すも悪天で撤退したためリベンジに燃えている
といった背景があって奥穂に行くことになりました。
奥穂は過去2回だけ行ったことがあり、重太郎新道経由と北穂〜涸沢岳経由で登っているのでできれば違うルートで登りたいという希望だけ通してもらいました。(H氏にとってはいきなりマイナーなルートでの奥穂登山で申し訳ないけど白出沢コースに決定)
そしてさらに言えば駐車したところと同じところに下りて来たいし、8月の西穂で奥穂〜西穂縦走路を歩いてみたい気持ちが高まったので今回の計画となりました。
昔の山と渓谷(2010/7月号 憧れの岩稜ガイド、2012/8月号 日本の名急登100)を引っ張り出してコースの概要を確認したりする時間から楽しめました。(昔過ぎるのも情報収集のツールとしてはよろしくないが)
現地に向かう道中雨に当たったりもしましたが、両日とも天候に恵まれたおかげで無事全工程予定通りに進むことができました。
最近は地方の日本百名山を登りに行くことが多かったですがアルプスはやっぱり面白い。それに同じ山でも別の道から行くだけで全然雰囲気が違って楽しい。奥穂、今度は最もベーシックなザイテングラートから登ってみようと思います。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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