記録ID: 1611253
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
赤牛岳でRed Bull乾杯! 百高山完登記念 三俣蓮華岳・鷲羽岳・祖父岳・水晶岳・赤牛岳
2018年10月07日(日) ~
2018年10月09日(火)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 57:03
- 距離
- 50.4km
- 登り
- 4,821m
- 下り
- 4,472m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:27
距離 18.7km
登り 2,169m
下り 702m
5:11
11分
スタート地点
15:38
宿泊地
2日目
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:21
距離 17.5km
登り 1,233m
下り 2,283m
3日目
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:38
距離 14.1km
登り 1,422m
下り 1,470m
14:15
ゴール地点
天候 | 1日目:霧 時々 小雨 たまに 晴れ間 2日目:快晴! 3日目:快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 船
無料駐車場:深山荘前・市営新穂高第3三駐車場(150台) 有料駐車場:新穂高温泉周辺に第1P、第2P あり。6時間ごとに500円加算計算 ◆マイカー回収 関電トンネルトロリーバス(黒部ダム⇒扇沢)⇒特急バス高山扇沢線(扇沢⇒平湯温泉)⇒路線バス・新穂高線(平湯温泉⇒深山荘前)と乗り継いで回収 ・関電トンネルトロリーバス(黒部ダム⇒扇沢):片道1540円 (特急バスへの乗り継ぎデッドラインとして、黒部ダム発15:05(15:35)⇒扇沢着15:21(15:51)に乗車しないと間に合わない。) ・特急バス・高山扇沢線(扇沢⇒平湯温泉):3000円/大人1名、扇沢16:05発⇒平湯温泉バスターミナル18:35着 ※平成30年4月15日〜平成30年10月14日まで毎日運行 予約サイト https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/ogizawa/#timetable ・路線バス・新穂高線(平湯温泉⇒新穂高温泉):890円 平湯温泉18:40発⇒新穂高温泉19:12着 ★なお当日は道路事情の関係で特急バスの平湯温泉バスターミナル着が5分遅れ、次の乗り継ぎに間に合わない可能性があった。偶然にも18:40発の新穂高温泉行き路線バスも道路事情により発着が遅れたために乗り継ぎ可能となったが、場合によっては乗り継ぎの不具合が生じる事も想定しておくべきである。(新穂高行き最終は19:37) ◆黒部湖 乗船 黒部ダムを越えるための渡し船で、関西電力が運営している。(平ノ小屋(山小屋)に運航を委託)無料です。運航期間:6/20〜10/31 ●平の小屋発 6:00 10:00 12:00 ※14:00 17:00 ●針ノ木谷発 6:20 12:20 ※14:20 17:20 (※は7月1日〜9月30日までの運行) 詳しくは大町市HPよりご確認下さい↓ http://www.kanko-omachi.gr.jp/faq/2018/09/post-60.php |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 2018年10月7日〜9日までの間で全行程を通じて通常とは異なる危険箇所等はありませんでした。 【コース状況】 ●新穂高登山口→弓折分岐(小池新道含む) 前半は林道のような平坦な登山道。小池新道からは少し斜度を上げ、本格的な登山道になって行くが整備は行き届いており登りやすい ●弓折分岐→双六小屋 尾根伝いの登山道ののち、岩を渡りつつ窪地の双六小屋に降りる。風雨によるスリップなどに注意 ●双六小屋→双六岳山頂→丸山→三俣蓮華岳山頂(稜線ルート含む) 双六岳山頂の広い尾根に乗るまでは急登。双六山頂までの尾根は非常に広く、濃霧や真冬はルートロストに要注意である。 双六山頂から三俣蓮華岳までは稜線を歩くルートだが、多少のアップダウンはあり完全に平坦という道ではない。 ●三俣蓮華岳山頂→三俣山荘 特に問題のない下りの登山道。天気が良ければ目の前にそびえる鷲羽岳が迫って見える絶景ルート ●三俣山荘→鷲羽岳山頂 急登に見えるが、実際は登りやすい登山道を葛折りで緩く標高を上げて行く。見かけほど辛くない。 ●鷲羽岳山頂→ワリモ岳→分岐→祖父岳 ワリモ岳周辺は少し岩が増えて来るが特に問題はない登り。分岐から祖父岳方面への下りは、砂っぽいザレ気味の葛折りだが、見かけほどは滑らずに歩ける。岩苔乗越から祖父岳山頂までは地味に平坦なアップダウンを繰り返す。広めの尾根と広い山頂のため、ガスの日の道迷いには注意。 ●ワリモ分岐→水晶岳 距離は長く見えるが、勾配はキツくない。ゆったりと登って行ける気持ちの良い稜線歩き。水晶岳山頂は岩岩しく狭いため、転落に注意。 ●水晶岳→赤牛岳 赤土の目立つ山頂が目の前に見えて近く感じるが、ここが意外と長く正念場です。基本は地味なアップダウンをしつつも稜線を歩けて非常に気持ちが良い。 温泉沢の頭から先、いくつかのピークを踏むが 2803ピークへの登りが最も急登。徐々に岩を渡り歩く登山道に変わって行き、赤牛岳が近づくにつれて岩が小さくなり、赤土のザレが混ざるようになる。 赤牛岳周辺にはエスケープルートや水場が無いため、体力的に自信がない人、エネルギー切れ、水切れなどは甘く見ずに引き返す覚悟で臨むべきと感じるルート。 ●赤牛岳→奥黒部ヒュッテ(読売新道) 噂に聞くよりも整備されている感じのある登山道。ただし、極端に登山者が減る影響で、岩や根に苔が生えそろっていて大変滑りやすい。加えて倒木の処理などもあまり行われていない事で非常に厳しい登山道のように噂されている様子だが、イメージとしては苔むした八ヶ岳や南アルプスの登山道に近く、そこまで嫌煙する程の登山道ではない。一方で、登山道は非常に長く勾配も決して緩くは無い。長時間歩きながらも苔で滑らずにしっかりと歩き切る脚があれば大丈夫です。 ●奥黒部ヒュッテ→針ノ木谷(船着き場まで) 関電による丁寧で素晴らしい登山道整備が成されている。その関係で、とにかく木製の梯子地獄登山道となっている。渓谷沿いを切り開いている登山道の為、沢や滝越えも多く、岩の多くは乾いておらず梯子も朝露などで濡れている状態だった。スリップによる滑落要注意。 ●黒部湖渡船 ボートは定刻10分前くらいに到着。乗船後には乗船名簿を記載し、救命胴衣を着用しなければならない。約5-6分の乗船で対岸の登山道まで渡れる。 ●平ノ小屋船着き場→黒部ダム 1か所のみ、100段前後の登り下りとなる木製梯子を使う事になるが、それ以外は軽いアップダウンの平坦な登山道を永遠と行く。この季節は紅葉が実に見事で、散策だけでも十分見ごたえのある登山道となっている。距離は長めで一部渡渉もある。 |
その他周辺情報 | 【下山後昼食?夕食?】 黒部ダム扇沢駅構内レストハウス ダムカレーが有名です。 http://www.kurobe-dam.com/damcurry/h02ougi.html 【温泉】 ひらゆの森温泉 500円/大人1人 営業21:00まで http://hirayunomori.co.jp/spa01.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
ツェルト
|
感想
赤牛岳山頂でレッドブルで乾杯!
至福のひと時でした。
昨年のGWに立山を訪れた辺りから意識し始めた百高山でしたが今回の5座で完登となりました。
百高山完登を一つの節目としこれからは地元の好きな山を歩きたいように歩こうと考えてます。
今年の7月から行こう行こうと言っていた赤牛岳へのロング行程。何度も天候に恵まれずに、ついに積雪期直前まで持ち越してしまいました。この3連休も台風直撃の予報で、1週間前から天気予報と天気図を眺めながら毎日ハラハラドキドキ・・・。それでも台風は大きく日本海を回り込んで北上してくれたおかげで、ついに決行となりました。
お蔭で一番の見どころになる2日目以降は、快晴の空の元、寒さもそれほど無いまま天国のような稜線歩きとこれ以上に無い見ごろの紅葉を静かに満喫できちゃいました。
赤牛岳、私一人では行けなかったかも知れないな・・・と思うほど、久しぶりに泣きの入ったロングハイクとなりましたが、その分達成感もひとしお。3日間を通じてあまり本調子ではなかったのに、最後まで歩調を合わせてもらってゆっくりと歩いてもらったruhasamenさんには心から感謝です。
harubo33の百高山の旅はまだまだ続きますが、今回完登した先輩には来年以降もお付き合い願おうと企んでおりますので引き続きよろしくお願いします(笑)。
完登おめでとう!
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
ruhasamenさん、harubo33さん、ご無沙汰しております🙇
この度は超ロング、お疲れ様でした🍵
毎度毎度の快進撃、今回も戦々恐々と拝読させていただきました😱
また、ruhasamenさん、百高山制覇おめでとうございます🎉
haruboさんも泣きの入ったロング、本当にお疲れ様でした🍵
これからもお二人の快進撃、楽しみにお待ちしています😊😊😊
mammupon さん 今晩は
ご無沙汰しております。
少しの間ブランクがあったので心配しておりましたがお元気そうで何よりです。
同じような山域を歩いてますね〜今度ご一緒させてくださいね!
mammuponさん、お久しぶりです!
今回は調子があまり良くなかったせいか、随分と足が言う事を聞いてくれませんでした。これだけの絶景なので私もmammuponさんの様なステキな笑顔満載で登りたかったのですが、写真をみるとゲッソリのが多いのかも(笑)
mammuponさんの丁寧なレコもまた楽しみにしておりまーす♪
harubo33さん、ruhasamenさん
すばらしい紅葉の中のロングハイクお疲れさまでした。
写真を見てため息ばかり・・・きれいだし沢山雷鳥にも会えたようで羨ましいです。
また、私ともお山行きましょう!
女子ハイクは決行出来て無いので。
最後になりましたが、ruhasamen さんの百高山制覇、おめでとうございました。
パチパチパチ〜〜〜。
tomokofish さん
こんばんは
立山ご一緒させて頂いた所から百高山は狙い始めたんですよ〜
龍王岳に行ってる間に料理番して下さりホントありがとうございました。
雪のテント楽しかったですね。
tomokofishさんコメントありがとうございます!
いやはや、薬師岳は大きいね!鷲羽から赤牛までどこまで歩いても隣が薬師。あそこをソロで抜けたとは、tomokofishさんスゴイなぁ〜・・・と噂していたんですよ。
女子登山もリベンジしましょうねー!やっぱり八海山かな?
ruhasamen様
毎回楽しくレコを読ませていただいていますが、こんなにも早く完登されるとは思いませんでした。
大変なことなのに、あっさりと成し遂げられているように感じます。
奥秩父で初めてお会いしたとき、これほど凄い方とはつゆ知らず、サインをいただいておけば良かったと今さら後悔しております。
どうかこれからも楽しく危ない(ついハマってしまう)レコをお待ちしています。
本当におめでとうございました。
kimichin2 さん
こんばんは
奥秩父のマニアックな所でお会いしましたよね〜
百高山狙いで遠征が続いてましたが地元の山に戻ります。
遠征と言いましても百高山がある場所は隣県のみで本当に遠くから来られてる方には申し訳ないような。。。山登りするには恵まれた所に住んでますね。
kimichin2さま、初めまして!
ruhasamenさんのサインを逃しましたか〜。きっと今ならプレミア物になってたはずです(笑)
次回どこかでバッタリされた際にはぜひ!
harubo33様
コメントをありがとうございました。
気づくのか遅くてすみません。
考えてみればruhasamenさんは凄いけど、普通に一緒に登っているharubo33さんも凄いですね。
百高山完登を陰ながら応援しています。
kimichin2さま、こんばんは!
こちらこそご丁寧にお返事ありがとうございます(^^)
私はいたって凡人なので、毎度ruhasamenさんが合わせてくれているだけなんですよ〜。赤牛岳はノロすぎて身体に負荷がかからなかった様で、昨日ruhasamenさん、15キロのスピードハイクしてましたよ 笑
なか3日で15キロって(・・;) ホントごめんなさいって感じです〜。
あとどの位かかるか分かりませんが、とりあえず今後も百高山頑張ってみます♪
ruhasamenさん、こんばんは。
harubo33さん、はじめまして。
紅葉絶景ロング山行お疲れ様でした!
またruhasamenさん百高山完登おめでとうございます!!
毎回陰ながら楽しみに拝見させていただいておりましたのでおめでたいのと同時に終わってしまう一抹の寂しさが、、、
お二人の次のシリーズ(?)、期待しております(笑)
それでは〜
chicryn さん
こんばんは
山梨の紅葉も素晴らしい所は沢山ありますよね〜
地元にいると灯台下暗しなのか…意外と足を運ばなかったりするんですよね〜
chicrynさま、はじめまして!コメントありがとうございました。
破竹の勢いで上り詰めてきたので、ruhasamenさんの百高山はあっという間でしたね。
私はまだ25座近く残っていて、全部シビアなルートばかりでなかなか足が向きません(^_^;)
引っ張って行ってもらわないと根性が無くてすぐにヘタレになってしまうので、私の百高山の続きとして、シリーズ?は続くかなぁ・・・と勝手に思っています(笑)
これからもよろしくお願いします(^^)
ruhasamenさん、百高山制覇おめでとうございます!
私も知らないうちに61座になってましたので、そのうちやる気になるかも。
harubo33さんもお疲れ様です。またご一緒させてくださいね。
このルート、歩き応えがあって面白そうですね。
私も来年歩いてみようと思います。
tomochiaki さん
こんばんは
61座ですか!百名山狙ってると自然と百高山も歩く事になるんですかね〜
ピストン嫌いのtomochiaki さんにはこのルートおすすめですよ〜
tomochiakiさん、お久しぶりです〜。
ホントにこのルートは歩きごたえがありました。でもtomochiakiさんなら超余裕なはずです!今回は計画段階で1.0で計算していても歩き切れる予測でしたので、南アルプス深南部とかよりもシンドクナイのでは?とruhasamenさんは言ってました。予想外だったのは私がヘタレだった・・という点だけです(^_^;)
ぜひとも来年楽しんでみてください♪
ruhasamenさん、お久しぶりです。harubo33さん、初めまして。
最後を飾る赤牛が素晴らしい天気で祝福してくれるなんてなんという贅沢、最高の締めになりましたね!百高山完登、本当におめでとうございます!これからも元気な山行楽しみにしています!
sunatomo さん
こんばんは
sunatomo さんの百高山の記録は随分参考にさせていただきました。
ここの所立て続けに魅力的な所攻めまくってますね〜
藪の中でバッタリなんてあるかもしれませんね(笑)
sunatomoさま、初めまして!
コメントありがとうございました。
本当に最高の天気に恵まれて、思い出深い山になりました。お天気はずっと蹴られ続けたので、その分これだけの快晴のもと歩けた事が嬉しかったです。
山は色々な状況で思うように登れないからこそ、登れた時の感動が大きいのでしょうね〜(^^)
赤牛と湖の渡し船。羨ましいです〜。
あれから弟に速攻でラインしましたが「山とスキーばっかしてる人だね」ですって。すぐに解ったみたい。
連休二日目からのスタートでしたのでまさかの一泊ぅ?とドキドキしながらレコをお待ちしておりました。
素晴らしい山行有難うございました。
narisawa110さん、こんにちは〜!
1泊は私には厳しいルートと体調でしたが、同行者は行ける!って思ったみたいです 笑
脚のある人は1泊も夢じゃ無いのかもです(^^)
弟さんのコメント、まんまですわ〜。彼とつながってるFBには山とスキー以外には殆どあげた事が無いので、彼から見たらそー見えるでしょうね(*≧∀≦*) 多少お仕事もしてたりしますヨ 笑
8日の祖父岳と水晶岳直下でお会いしたと思われるます。
あの日はほんと天気が最高でびっくりするくらい遠くまで見えましたね〜
フォローさせて頂きます(^-^)👍
essanさま
こんばんは
祖父の山頂で挨拶交わしましたね〜
水晶の下りでは半パンで軽快に歩かれてたのをよく覚えてますよ。
あの日は本当に素晴らしい天気でしたね。
また何処かでお会い出来ます事を楽しみにしてます!
essanさま、こんばんは!
フォローありがとうございます😊 私もぜひフォローさせてください。
あの日の水晶は本当に忘れられない絶景が見れましたよねー!こちらはのんびり三俣山荘からの行程でしたが、essanさんはなんと折立からの日帰りだったとは(゚Д゚) 半パンスタイルと言い、日帰り雲の平+水晶+黒部五郎とはなんともスゴイ体力、恐れ入りました〜。
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