初めての谷川岳(土樽から茂倉、谷川、万太郎周回)
- GPS
- 12:12
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,179m
- 下り
- 2,172m
コースタイム
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 12:15
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯沢ICを下りて土樽駅までグーグル先生でナビしてもらったら高速道路に誘導されたので土樽 安全登山の広場でナビしてもらい無事到着しました。^^; その奥の茂倉新道登山口手前にも100台?駐車場があります。 湯沢ICを下りて登山口に向かう途中、コンビニはローソンがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
茂倉新道は稜線上の大きな木の根を越えるのに少し難儀しましたがあとは概ね問題ないと思います。一の倉岳から谷川岳への縦走路はアップダウンがあるのと谷川岳側は岩々のアップダウンで鎖も有りました。肩の小屋から万太郎山までの主脈ルートは各々の頭の手前で岩々の上り下りがありちょっと注意が必要ですが、概ね笹原の歩きやすいルートです。一番の難関は、吾策新道からの下りで、岩々地帯を一気に下るところ、崖のトラバースでは注意するのはもちろんですが、だいぶ下ってからの落ち葉の急下りでもスリップ注意です。登山ポストは眷噺禳氏胸像のところにありました。私は登山届は電子申請で提出 |
写真
感想
10/13土曜日は、満を持して谷川岳の縦走に行ってきました。
今週末が谷川岳秋の紅葉のラストチャンスと思い定めずっと天気予報とにらめっこの甲斐があり金曜夜時点で新潟方面晴れ予報に変わって急遽準備をしました。事前の計画時点では主脈縦走を考えていたのですが、時間を積み上げて行くとバスの時刻に間に合うためには3時スタートということになり今回は断念し、他を考えるうち土樽からの周回はどうだろうと考え今回の山行になりました。
スタート時刻を4時15分として2時半過ぎに家を出発し、関越トンネルを越えて土樽の安全登山の広場に着いたのは4時過ぎでした。他にだれもいなくてちょっと不安になりながら真っ暗な中準備して4時半前に出発しました。しばらく歩いてその先に100台駐車場もありましたがそこにも停まっている車は無さそうで更に不安は増大、でもコース案内板があり登山道案内に従って進んで登山道に入りました。
最初は真っ暗な中、ヘッドランプの弱い光だけを頼りにしばらく上って行くと夜が明けてきました。しばらくするとすっかり明るくなって周りもよく見えるようになり隣の山と同じくらいの高さまで上がってくると色づいた木々が目立つようになってきました。周りの山肌もきれいに色づいています。しばらく上がって行くと小高いピークが見えてきてそこに上がると矢場ノ頭でした。ちょうど稜線から朝の陽ざしが差し込んできたところで夜露で濡れた草紅葉を黄金に照らしだします。そんな中で食べる朝食はだだのパンでも美味しく感じられます。
ここからもきれいに色づく紅葉を眺めながら更に標高を上げて行きます。朝日に輝く山肌と山頂まで続く稜線が何とも言えず神々しさを感じさせます。新潟方面はきれいな青空の下に広がるすばらしい景観、スタートした地点がはるか下に見えます。それもそのはずですでに1000mぐらい上がってきました。
そうして茂倉岳の避難小屋に到着です。ここからは山頂まではあと少し、眺めも抜群です。そうして程なく茂倉岳の山頂に到着しました。着いた時は誰もいなくて貸切で360度広がるパノラマの景色を眺めて写真を撮りました。ココからみる谷川岳への稜線もかっこいいです。少しすると谷川方面から上がってくる人が見えたのでその人と入れ替わるように山頂を後にしました。
一ノ倉岳まではそうアップダウンもなくきれいな草紅葉を見ながら歩きました。一ノ倉岳から急な下りのあとの谷川岳への岩場を上がって行くとレコで見る奥ノ院があり、その先に谷川岳の山頂がありました。谷川岳の山頂に到着すると山頂標識の周りは混み合っていて写真を撮ったのですが人を避けて撮るのは難しいです。^^; 山頂下の岩場でトマの耳の方を眺めながら一休みしました。少しガスってきていましたが眺めはそこそこ見ることができました。そうしてトマの耳へ向かいますが、だんだん人が増えてきてすれ違いにちょっと苦労しました。トマの耳も混んできてここは写真だけ撮り早々に肩の小屋へ下りました。
肩の小屋では皆さん思い思いに休憩していて私もこれから歩く主稜線を眺めながらおやつ休憩しました。そうしていよいよ谷川主脈稜線を歩いて行きます。ちょっと下り口を探しましたが小屋の入口正面に案内板がありました。^^; ちょっとガスが出てきましたが下って行くとまた晴れ間も覗いて草紅葉をきれいに照らします。主稜線に入ると一気に静かになりました。
しばらく行った鎖のある岩場を上るとオジカ沢の頭に着きました。ここから先に見えるのはずっと先まで続く稜線の一本道、あそこを歩いて行くと思うとワクワクします。ガスが薄くなった瞬間に爼グラの山頂付近が見えました。群馬県側からガスが上がってきたり晴れたりを繰り返します。それでも稜線を歩いているときはガスに巻かれることなく歩けました。
大障子避難小屋の見える小高い場所でお昼ご飯にしました。風も少し出てきて稜線上長く止まっていると寒くなるのでここで腰に巻いてた上着を初めて着込みました。その中で食べる温かいおうどんがとても美味しく感じました。
そうして大障子ノ頭まで上るとあとは最後の万太郎への上りです。さすがに疲れてきていて休み休みで吾策新道分岐に到着、この時すでにガスにすっかり包まれ万太郎山では写真のみ取ってまた分岐まで引き前してここでおやつ休憩にしました。
後は下るだけなのですが上りもちょっとありました。それ以上に下り時は急な下りで笹につかまりながら岩々のところを慎重に下ります。急傾斜地のトラバースもロープを頼りに下ります。そうして一気に200mぐらい下って少し緩やかなコースになるときれいな紅葉が出てきました。この後は、紅葉した森の中を下って行きますが急坂のところは慎重に下って行ったのですが、それでも落ち葉と泥で滑って尻餅を何度もつき嫌になりかけたところで杉林に変わってしばらく下ると舗装道路(登山口)に出ることができました。そこからは車道歩きで無事一周することができました。駐車場まで戻ると私の車しかありませんでした。
ずっと行きたいと思いつつ今回ようやく、初めて谷川岳に登ることができました。しかもこんな遠回りで(笑) 混雑が嫌で避けていた谷川岳でしたが、あの眺めを見てしまうとまた行きたくなりますね。紅葉のきれいな時期に大混雑の谷川岳と静かな縦走路、同じ山域で対照的な山歩きができました。今回、主脈縦走路ももちろんよかったですが、茂倉新道、吾策新道も眺めがよくて、また今回の周りかたでたいへんだったところもありましたが自分的にはよかったかなと思います。けっこう歩き応えあるコースなので時間には余裕を持って計画したほうがよいと思います。来年以降になると思いますが、いよいよ次は主脈縦走にチャレンジかな。
コメント
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iwanobさん こんばんは
初めての谷川岳登頂、おめでとうございます。登りが茂倉新道と
は…珍しいですね。確かに、激混みの天神尾根は避けたいところ
ですが、茂倉新道の登りも大変ですね。それに、初めてのルート
が完全ソロ状態では不安も高まりますね。お疲れ様でした。次回
は西黒尾根から登って見て下さい。深夜2時、3時でも出発する
方がいるので少しは安心できますし、RW組が到着する前に山頂
に着くことが出来るので楽ですよ。
埼玉のchii
chiiさん、こんばんはー。
ありがとうございます。そうですね茂倉新道は下りに使う方が多いようですね。こんな早い時間から利用するのは私みたいな物好きな人だけですかね。(笑) 最初は西黒尾根からの主脈縦走を考えていたのですがスタートが早すぎて寝る間がないなと今回計画段階で断念しておりました。^^; そこに現れた救世主が眷噺禳遒気鵑任靴拭(笑) 今回の二つの新道が無ければこの計画も無かったわけですし。2つの新道ともに思っていたよりルートもはっきりしていました。谷川岳行きを考えると西黒尾根のほうが全然近いですが西黒尾根も急登で有名なところですから、まだ茂倉新道のほうが楽かもしれません。でも次回は主脈縦走で西黒から登ってみたいと思います。
iwanobさん、こんばんわ。はじめての谷川岳にしてマイナールート選択、お見それしました(笑)踏み跡しっかりしてそうな主脈はまだしも、万太郎からの下りが厳しそうです。混雑の天神尾根とは違う落ち着いた風情が、この山らしくていいですね。そろそろ谷川連峰も冬支度、秋の終わりももうすぐですね・・・
yamaonseさん、こんばんはー。
お褒めいただき光栄です。(笑) 新馬蹄形というよりも自分的には鶏モモ形かな。(笑) 茂倉新道、吾作新道ともにルートはしっかりしていてわかりやすかったです。吾作新道も要所にはロープがあって整備は行き届いていると思いました。たしかに吾作新道を下るのは登山経験の浅い人には厳しいかもしれませんが、万一のエスケープのルートとしては十分機能できそうです。私みたいに普通に下って来る人もいますが。谷川岳主要ルートとその他のサブルート、いろいろな楽しみ方のできる山域だと改めて思いました。稜線上の葉は落ち、紅葉もだんだんと麓へ下りてきています。そして白い谷川岳が見られるのももうすぐかもしれませんね。
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