エサオマントッタベツ岳〜春別岳〜カムイエクウチカウシ山
- GPS
- 128:00
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,049m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
05:00帯広八千代ユースホステル〜0530「6号」堰堤〜エサオマントッタベツ川入渓地点06:30
7月31日
エサオマントッタベツ川徒渉地点06:30〜11:15「999m」〜13:45北東カール14:06〜15:50札内JP
8月1日
終日札内JPで停滞
8月2日
札内JP06:13〜08:00一本の木の木陰〜11:30カムイビランジ11:20〜13:20春別岳13:30〜17:53「1732m」テン場
8月3日
「1732m」08:00〜09:00「1903m」09:15〜11:10カムイエクウチカウシ山11:50〜13:40ピラミッド峰13:50〜15:00八ノ沢カール
8月4日
八ノ沢カール06:15〜07:15「1140m」〜10:00三股〜13:40札内川ヒュッテ
天候 | 暴風雨ののち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
‥仍蓋の送迎は、アウトドアのベテラン「帯広八千代ユースホステル」にお願いしました。 1日目はエサオマントッタベツ川の遡行です。悪天候時の増水に注意。 N農に上がったら危険個所はありませんが、長大な稜線、水が採れない、踏み跡がないところが多い、ヒグマが待っていてくれることがリスクとなるでしょう。 ぐ天候の稜線でのテント泊は、しっかりした信用性のあるテントを用いることが必須です。 ゥムイエクウチカウシ山からの下山は、滑落に注意してください。降雨時、札内川はすぐに増水し、非常に危険な状態となります。十分な注意が必要です。 Δ海離襦璽箸任蓮∨莢鷯なくても5〜6頭のヒグマに遭います、特に北東カール、八ノ沢カールでは状況確認が必要です。 増水時の様子、徒渉の方法などは、「やま旅・はな旅 北海道」 http://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2010.html でご覧いただけます。 |
写真
感想
(前日)
帯広空港の派出所で登山届を提出します。
宿泊先の帯広八千代ユースホステルから迎えに来ていただきます。
前日、八ノ沢出合で動けなくなったグループがヘリで救出されたことや、沢の状況聞きます。
(1日目)
6号堰堤まで送ってもらいますが、戸蔦別川の増水が著しく、ユースホステルのオーナーがしきりに心配します。車を降りて林道を歩きますが、豪雨です。エサオマントッタベツ川沿いの林道を入渓地点まで行きますが、濁流となっているので停滞を決めます。
(2日目)
なんとか徒渉できるほどになりました。しかし、いったん足をすくわれるとお陀仏状態の沢です。そんな徒渉を数回繰り返しと、どうにか二股から滑滝を登り、北東カールに出ます。
カールで泊まりたいのですが、カールに着くとヒグマはいるし、水だけ確保すれば別にカールに泊まらなくてもいので、札内JPに上がります。
帯広警察署とユースホステルから安否確認の電話が携帯に入ります。幌尻岳で1人が流され3人が救助されたようです。札内JPでテントを張ります。夜間、天気が急変しました。
(3日目)
テントから一歩も出られない暴風です。「大」は我慢し「小」は空き缶で・・・。
(4日目)
快晴です。稜線を12時間歩きました。今年はまだ1〜2人しか歩いていないようです。世界広しといえどもこのような別天地はないでしょう。1732mのテント場に着きました。極楽、天国とはここのことを言うのでしょう。
(5日目)
テント場を離れるのが惜しく、0800にようやく出発です。ヒグマの掘り返しがすごいお花畑の中の踏み跡を行きます。素晴らし過ぎます。カムエクの登りはきついのですが、天国への階段です。カムエクからピラミッド峰を往復し、八ノ沢カールに下ります。カールのテン場に人はなく、最高です。
(6日目)
とうとう下山しなくてはなりません。八ノ沢から札内川へと下り、長い林道歩きの末に札内川ヒュッテに着きました。ユースホステルの車に迎えてもらいます。
コメント
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