御在所岳 〜雪のちらつく〜
- GPS
- 05:35
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
天候 | 雪のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9時過ぎに到着した時には、ゲートの手前から100mほど路肩がうまっていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
裏道のコースでは、特にありません 登り、藤内小屋から6本爪アイゼン使用 山上公園から山頂、下り、山頂から藤内小屋手前までスノーシュー使用(これは持参して使いたかったので、使用したもので必要なものではありません) 下り、藤内小屋からはツボ足で(ストックは使用) |
写真
感想
かねてから思っていた雪の御在所岳。
ついに決行しました。
といっても、天気がパッとしないのと、仕事の疲れと睡眠不足でテンションはあまり上がらないまま家をスタートしたのですが…。
自宅から車を走らせ1時間ちょっと。
いつものように鈴鹿スカイラインを進んでいくと冬季閉鎖ゲートが。
そういえばそうだったと思いだし、路肩駐車の切れ目まで戻り、そこからもう少し下り、路肩の広そうなところへ駐車。
ここで準備を整え、いざ出発です。
御在所岳でスノーシューを使えるところはあまりないとの情報ですが、とりあえず持って行かずに後悔するのは嫌なので、ザックにスノーシューを装着しスタート。
ひたすら車道を登っていきます。
と言っても、この車道も雪の多い少ないはありますが、雪道になっているので、足元に気をつけながら歩きます。
25分ほどで裏道登山口へ到着。
ここで登山届を提出し、再出発。
ここからアイゼンを装着されてる方もいましたが、とりあえず私はストックも使っているので藤内小屋を目安に歩こうということでツボ足のまま進みます。
登山道からすでに10僂曚匹寮兩磧
昨日積雪があったのと、まだそんなに人が歩いていないのか、登山道の雪は踏み固められておらずそんなに滑る感じはありません。
木の橋や岩が出ているところは滑りやすい感じはしましたが、それでも何とか藤内小屋まではそのままで到着。
ここでザックをおろし、休憩ということで、そのついでにアイゼンも装着しておきます。
藤内小屋からもひたすら進みます。
慣れない雪道で、6本爪アイゼンを使用しているということで、アイゼンのきくような歩き方をしていると、ふくらはぎがやたらと疲れてきます。
特に急登が続くと、それは顕著となり、足が進み辛く。
おまけに新雪のせいか、それとも6本爪だからなのかアイゼンがきかない
ところも多く、どうしても一歩が大きくなってしまったり、滑るのを踏んばったりするので、足の疲れが徐々に蓄積されていく感じです。
途中の藤内壁の出合い近くからは、藤内壁を登るクライマーの姿やハーケンを打つ音が聞こえ、アルパインの世界を垣間見ることができました。
そして上に行くにつれ、時々視界が開け、山肌を見ることができました。
そして、小雪が舞っており、帽子をかぶらずに歩いていた髪の毛は、最初ぬれてくる感じだったのが、徐々に凍り始め、気づいた時にはパリパリになっていました。
気づいた国見峠で、あわてて帽子をかぶり、耳をかくし何とかあたたかくなりました。
この辺りでは、積雪は膝以上あり、新雪がかぶって歩きにくい部分もありますが、しっかりとしたトレースがあるので何とかそのままで歩き切ることができました。
そして、観光客も歩く山上公園に到着し、スキー場と氷瀑を横目に、まず山頂へ向かいます。
スキー場を過ぎ、人が少なくなり、雪が多くなったあたりで、ここまで担ぎ上げてきたスノーシューを装着。
なるべく人の歩いていないところを歩きながら、三角点を通過し、山頂へ向かいます。
さすがに、この本当の山頂へは人があまり行っていないおかげで、楽しいスノーシューでの歩きが楽しめました。
そして三角点へ戻り、樹氷を満喫。
休憩所でご飯をとも思いましたが、先客がおり、あまりスペースがなかったので、朝明公園の方で食事をということで、三角点を後にしました。
そこからずっとスノーシューでの歩きを楽しみ、そのまま公園へ。
ところが以前ここで食事をした記憶があり、机などもあったはずなのにありません。
よくよく考えてみると、深い雪の中でした。
さいわい机の端が顔を出していたので、その机の雪を落とし、そのそばにあるはずのベンチをスノーシューで掘り出し、何とか座れる状態にし、調理開始。
といっても、いつものチキンラーメン。
冬のお湯の沸きにくい状況では、チキンラーメンが一番やりやすいんですよね〜。
今日はそれに煮卵をトッピング。
お餅も思っていたのですが、家を出てから忘れていることに気づいてしまいました。
あとは、地元のモクモクファームの豆パンを昼食にしました。
あっ、そうそう。煮卵もこのモクモクファームのものです。
最後に、あたたかいコーヒーで締め、下山開始。
せっかく履いた、担ぎ上げたスノーシュー。
ここで脱ぐのももったいないので、とりあえず国見峠までということでそのまま下っていきます。
この間は結構登りに雪が深かった感じだったのでちょうど良いと思ったのですが、それから少々踏み固められたのかちょと様子が違いました。
それでも十分威力を発揮していたので、楽しみながら下っていきます。
国見峠に到着しましたが、もう少し行けそう。
とりあえず行けるところまで行こうということで、そのまま下っていきます。
さすがにトレースが狭いところ、岩が出ているところは苦戦しましたが、ここまで来て脱いで、またアイゼンをつけるのも手間だなという、めんどくさがりの気持ちが出てきて、できるだけ藤内小屋あたりまで歩けばあとは、アイゼンなしで下山できるという気持ちがあり、そのままどんどん下山していきます。
そして、ところどころ完全に雪がない部分も少しありましたが、藤内小屋の少し上まで、スノーシューで歩き、そこからはツボ足で歩き、無事藤内小屋に到着。
ここで、一息と水分を補給し、スノーシューをきちんとザックに装着し直し、再出発。
多少滑ることもありましたが、ストックもあり、それほど苦にならず、無事登山口まで下山できました。
ここまでくると遠く四日市の港もくっきりと見え、下界は青空が広がっていました。
さすがに、天気も回復傾向で、気温も上がっているせいか、車道の雪はかなり減っており、積雪のなくなっているところも多くなっていました。
だらだらと車道を15分ほど歩き、無事、車に到着。
帰りにはいつもの立ち寄り湯で、冷えた体を温め、疲れを癒し、汗を流し帰宅しました。
今日も天気は、いまいちでしたが、とりあえず冬の御在所岳にきちんと登れたことは自信となり、次回は違うコースで冬の御在所岳を満喫したいなと思いました。
天気予報通り今週は寒波襲来で寒かったはずです。
御在所も先週とは全然様子が違いますね。
小生は雪山を何度も経験したこと無く、どうも雪山歩きは苦手です。もっと学習すべきでしょう。
ところで、モクモクファームの豆パンですか。美味しそうですね。
小生はあそこのソーセージやハムが大好物で、名古屋の直営レストランのバイキングでは(2時間以上並んで入店したのですが)恥ずかしい位食べた思い出があります。要は食いしん坊という事ですね。
何処かでお会いしたらお声かけください。
●sugi-chanさん
以外に寒さはそんなに感じなかったです
でも、雪は確実に増えていたはずです
私もそこまで雪山を経験しているわけではなく、だから、恐る恐る行ってるだけです
あの豆パン、去年できたモクモクファーム直営の惣菜屋さんが伊賀にでき、おいしいとの口コミで、そこでゲットしてきたものです
あそこのはおいしいですよね〜
ちょっと高めですが
こちらこそ、見かけたら声かけてくださいね
お久しぶりです
藤内壁のアイスクライミング、私も遠目に眺めてみたいものです。
(やってみようとは思いませんが )
山頂の樹氷に氷瀑・・・観光客の数も多いでしょうね。
私もこの冬は雪山歩きに味を占めて練習三昧ですが、上達は亀の如く・・・ですね
●monsieurさん
お久しぶりです
藤内壁のアイスクライミングは、もうちょっと天気が良かったらもっと見えたんですが、なんとなくしか・・
また、天気の良い日にリベンジしたいですね
といっても、私もやってみようとは思いませんが
私も冬の雪山は、ほんとぼちぼちです
体力を落とさない程度に、冬の雪山も織り交ぜて行きたいなと思ってます
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