防火帯を突き進む(黒川鶏冠山〜ハンゼの頭〜倉掛山)
- GPS
- 10:28
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 2,046m
- 下り
- 2,048m
コースタイム
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 10:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:一般道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・落合〜黒川鶏冠山など北斜面に1cm程度の積雪あり。 ・鈴庫山へは破線になってますが、実線への昇格も間近という感じでした。 ・石保戸山〜犬切峠は破線ですが、防火帯なのでルートは明瞭。 ・犬切峠〜藤尾山も破線ですが、途中までは防火帯でルート明瞭、 最後の1/3は軽めの笹藪です。 ・見晴台から稜線沿いに横手山峠に下りましたが、 スズタケの藪で、一ヶ所急な下りもあり、破線〜バリレベルという感じでした。 ・北側から稜線沿いに石保戸山に登りましたが、薄い踏み跡あり。 スズタケの藪がやや密ですが、破線レベルという感じでした。 |
写真
感想
今回歩くエリアはレンゲツツジの頃に歩くことが多いですが、
富士山の展望が良いエリアでもあるので、冬枯れの時期も魅力的そう。
黒川鶏冠山から見る男前の大菩薩嶺、前回ガスで見れなかった鈴庫山からの眺望、
倉掛山へと続く防火帯、未踏の石保戸山&藤尾山など、
見所たくさんの周回ルートです。
問題は日の短い季節の時間との勝負、厳しそうであれば藤尾山をカットします。
中1日登山は体調がベストなことが多いのですが、
2日前の長いバリルートの影響か、
太腿に張りを覚えて鉛のようなだるさの中での登山開始。
おまけに登山道は北斜面のせいかうっすら積雪、完全に油断してました。
不安の中でのスタートでしたが、黒川鶏冠山から大菩薩嶺を見て元気復活。
個人的には黒川鶏冠山または笠取山から見る大菩薩がベストの角度だと思います。
続いてのハンゼノ頭はいつもながら絶景、
柳沢峠駐車場から1時間でこの景色はお得感があります。
その後、以前ガスで展望を確認できなかった鈴庫山を再訪しますが、
塩山を支配したかと錯覚をおこすような大展望。
南アルプスも北は鋸岳、南は笊ヶ岳や七面山まで展開しており、
展望好きにはたまらないお勧めの山です。
板橋峠から倉掛山へはひたすら防火帯を進みます。
防火帯と言えば奥多摩の石尾根、高丸山〜日陰名栗峰辺りの風景と似ていますが、
展望はこちらの方が優れてます。
今回のように北行だと奥秩父を、南行きだと富士山を眺めながら歩けます。
石尾根と異なってほとんど人が歩いていないのは、
ひとえに交通アクセスの悪さでしょうね。
鳥小屋分岐から石保戸山〜藤尾山を目指しますが、
一部のスズタケの藪を除けばこちらも防火帯をひたすら突き進みます。
倉掛山付近よりもさらに幅は広く、まるでスキー場。
しかも上級者向けコースのような勾配がきついアップダウンが続きます。
最後の藤尾山はご愛嬌でしたが、楽しい周回ルートでした。
一般的にはとても地味なエリアかもしれませんが、
展望に優れ、また静かな山行を楽しめ、
レンゲツツジの季節だけではないぞ、とアピールしていたように思えました。
コメント
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hirokさん コンばんは
石保戸山へ良く行けましたね〜
どうも取り付きがわからんかったズラ
大ベテランさんには失礼ですが#16は左は木賊で右が破風のように感じますワイ
最近登山はじめた低山マニアオッサンより
kazuhagiさん、こんばんは
葉がすっかり落ちて、雪が降る前が、藪山を攻略する一番いい季節かもしれません。
藪を覚悟していた石保戸山ですが、北側の鞍部からわりとあっさり登頂できました。
藤尾山といい、夏には登りたくない山ですね
ご指摘ありがとうございます。
#8と違う山名のコメントしていました。
木賊山はついついメジャーな甲武信ヶ岳とコメントしがちですが、さすがですね。
東に木賊山、北に三宝山とボリュームある山があって、
意外と甲武信ヶ岳は見えづらいですね。
>最近登山はじめた低山マニア・・・
⇒これは離山や坊主山には登らないぞ、
というyama-ariさんに対する予防線でしょうか
hirokさん。おはようございます!
すこし五老峰のバリの疲れがでていたようですね
連続の山梨200候補調査、お疲れ様です。
それにしても藤尾山をこんな風に調理するとは、
思いもよりませんでした。またまた予想はずれ(笑)。
鶏冠山の登山道スタートっていうのがすばらしい!
この中だとハンゼもいいですが、やっぱり男の隠れ家
鈴庫がいちばんですね〜〜〜〜!
またいってみたくなりました。
yama-ariさん、こんばんは
藤尾山をどう攻めるかは悩みましたが、
まず鈴庫山は再訪しなくてはと思い、次に倉掛山は記憶が薄れているし、
黒川鶏冠山は久々に登りたいなあ、と考えていたら、
今回の計画が出来上がりました。
きれいな周回ルートなので、yama-ariさんにもお勧めです。
鈴庫山は確かに鞍掛山同様、yama-ariさんお得意の隠れ家的な存在ですね。
山容も立派ですし、盆地に突き出した感じのロケーションは素晴らしかった!
知名度は今一つながら、天気の良い日に再訪できて満足でした。
さすがは山梨200候補、推薦していただいた皆さんに感謝です。
hirokさん、こんばんは!
前回が欲張り登山でしたので、もう行かれていないと思い
スッカリ油断してました
よくもまあ、連続でお山に行けるものです。
どこぞのフランス人の様に、会社に行かずともガッポリ
懐に入ってくるシステムを構築済みでしょうか?
黒川鶏冠山とのタイトルに喜び、拝見しました。
このお山だけ、飛び地で登り損ねておりますので。
しかし、hirok Specialですね〜
マネしたら、スズタケの藪で身動き取れなくなりそう
前回の疲れとか仰っておられますが、とてもそのようには見えませんよ。
黒川鶏冠山には期待していませんでしたが、大菩薩の眺めが
素晴らしいとのこと
これは朗報ですね!情報提供、ありがとうございます
tailwindさん、こんばんは
あまりに日曜日の天気予報が良かったので、ついつい出かけてしまいました
今回はかかった高速代は420円、とても懐に優しい山行です
さすが山梨100を目指しているtailwindさん、黒川鶏冠山に反応されましたね。
拝見するとW鶏冠山が未踏のようで。
大菩薩嶺と組み合わせるのか、三窪高原(ハンゼノ頭など)と組み合わせるのか、
楽しみにレコ待ってます!
鈴庫山はとてもお勧めなので、後者はいかがでしょう
tailwindさんはいつも西から南アを眺めることが多いと思いますが、
東から見る南アも素晴らしいですよ。
スタートから足が重くて重くて、とても計画通り歩けそうにありませんでした。
でも山を眺めていると、復活してくるのはとても不思議ですね
hirokさん、こんばんは。
このあたり、自分はレンゲツツジの季節ではなく
ワラビの季節に歩くことが多いです
(といってもまだ2回ですが。。)
実は今年の春もワラビ採り山行を計画したのですが
荒天で流れました。。。
それにしても、石保戸山〜藤尾山は歩いたことが
ありませんが、こちらにも広い防火帯が続いて
いるのですね。これは行かねば!
再訪するためのモチベーションがアップしました
youtaroさん、こんばんは
確かにこの辺りはワラビが無造作に生えてますよね
防火帯のあちらこちらに生えていたのを思い出しました。
石保戸山周辺と藤尾山山頂手前はスズタケや笹があるので、
季節が進むと厄介かもしれません。
倉掛山周辺といい、石保戸山〜藤尾山といい、
高丸山〜日陰名栗峰のアップダウンが延々と続くような防火帯が展開してました。
特に石保戸山〜犬切峠は幅もワイドで、石尾根以上でしたね。
一方で歩いている人はほとんどいなくて、静かな山行を楽しめました
hirokさん こんばんは
大菩薩嶺辺りには、黒川鶏冠山ぐらいしか道がないと思って
いました。富士山も大菩薩嶺も眺めることのできる、とても
良いルートですね。同じコースを歩くことはできそうにあり
ませんが、来年、この一部でも歩いてみたいと思います。特
に、ハンゼノ頭からの景色が最高ですね。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
柳沢峠に車を停めると、ハンゼノ頭〜鈴庫山は容易に行くことができます。
奥様と一緒でも全く問題ないと思います。
ハンゼノ頭の大展望、鈴庫山のパノラマビュー、と短い距離の割には見所たくさん。
板橋峠まで周回ルートでも歩けるので、検討してみてください。
遠くから見てもあまり存在感のない大菩薩嶺ですが、
黒川鶏冠山と笠取山だけは例外だと思います。
盟主らしい山容で見違えるほどです。
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