武奈ヶ岳から蓬莱山へ
- GPS
- 09:06
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,214m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:06
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:江若交通バス,平停留所から堅田へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はなかった。比良山系縦走コースは一部踏み跡が不鮮明な箇所があった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
2018年12月2日(日)に,武奈ヶ岳,蓬莱山に登った。ルートは JR 比良駅から青ガレを登り,ワサビ峠から西南稜を通って武奈ヶ岳に登った。そこから比良山系縦走コースを歩いて蓬莱山まで行き,さらに権現山から花折峠に下山した。
天気予報で快晴との予報だったので,一度行ってみたいと思っていた武奈ヶ岳に登ることにした。せっかくなので,時間が許せば蓬莱山まで,さらに行けそうなら小女郎ヶ池を見て,権現山から花折峠に下山したいと考えた。武奈ヶ岳には西側の坊村から登るルートと東側から登るルートがメジャーである。今回は距離を歩こうと思っていたので,できるだけ早く登り始めたいと考えた。坊村からのルートの場合,坊村に行くには車かバスになる。バスだと午前9時半頃になるみたいだし,車だと基本的に同じ場所に下山しないといけないので,その作戦はやめておいた(花折峠に自転車をデポして坊村から登る人もいるみたいだが…)。そこで,始発の早いJRで行ける琵琶湖側の比良から登ることにした。
まず,JRで比良駅に向かった。山科から始発の永原行きに乗り,6時半ごろ比良駅に着いた。駅のトイレに寄ってから歩き始めたが,比良駅の辺りにはお店は見当たらず(早朝だったから?),タクシーも呼ばないと来そうになかったので,歩いて山への入り口であるイン谷口を目指した。ルートは比良川の南側を行くが,地図で見て車道と思える場所も登山道っぽかったりして,意外とルートがわかりにくかった。なんとか昔の比良山スキー場へのリフト乗り場への分岐点であるイン谷口まで40分程度で歩き,さらに大山口を目指して舗装林道を登っていった。大山口の少し手前に駐車スペースがあり,10台以上の車が止まっていたように思う。なんだかんだで本格的な登山道が始まる大山口に着いたのはほぼ7時半だった。
今回は琵琶湖側の比良から登ったが,ネットで見ると,どうやら西南稜のワサビ峠から武奈ヶ岳への道が木が少なくて,展望がよく,気持ちよく歩けそうだった。そこで今回は,大山口から青ガレを登り,金糞峠(かなくそ峠)から中峠,さらにワサビ峠まで行き,そこから西南稜で武奈ヶ岳に登ることにした。ちなみに,大山口からは,青ガレを通るルートとは別にダケ道を登るルートがあり,北比良峠,八雲ヶ原を通って武奈ヶ岳に登ることもできる。
大山口から青ガレ方面に向かう(ほぼ直進する)と,沢沿いに登っていく。途中,4箇所ぐらい堰堤の横を巻いて登っていった。堰堤とは別に短いが少々急な登りもあった。 沢の右岸(下から見て左側)を登ったが,どこも左側の山肌はなんとなく崩れやすそうな感じだった(当日はパラリとも落ちては来なかったが…)。やがて,少し幅の狭い沢に壁のようにある堰堤前で沢を渡ると,その先には岩がゴロゴロした斜面が待っていた。 そこが青ガレだった。青ガレの入口付近は,一抱えもある岩がゴロゴロしている斜面の左側をよじ登る。一瞬ルートが分かりにくいが,目が慣れてくると赤いペンキの矢印が岩に描いてあったり,ピンクのテープが木の枝に付けてあったりするので,そんなに難しい登りではない(と思う)。一度,登りが終わり水平になったかなぁ,と思ったら,再び岩がゴロゴロした斜面を登る。一度平らになった後の方が距離が長かったかも…。最終的に谷の幅が狭くなったと思ったら,金糞峠にたどり着いていた。
しかし,なんで「かなくそ峠」なのかと思ったら,大昔に金属の精錬の時に出る金属のカスを金糞と言っていたとか言わないとか…。いずれにせよ,特に何もない峠だったが,一応,青ガレから中峠へのルートと,北比良峠から南下する比良山系縦走コースが交差する地点となっていて,またここに戻るぞ,と思って峠を越えた。金糞峠を向こうに越えると,緩やかに下りはじめ,沢沿いに進む,と思ったら,すぐに木の橋が出てきた。そのすぐ先に分岐があり,直進すると八雲ヶ原とあった。どうやら,緩やかに谷沿いに八雲ヶ原に行くルートみたい。今回は中峠に行きたかったので,橋を渡って「中峠・大橋」方面に向かって左折した。次の沢を丸太橋で越えると,字の消えてしまった道標があった。どうやらそこは,中峠を通らずにコヤマノ岳に向かうショートカットルートへの分岐みたいだった。中峠に行くには,そこを通過してさらに100m ほど沢を下る方向に行くと,中峠への分岐が現れた。
中峠へは分岐を右に行き,別の沢を遡っていく。中盤までは沢の右を行ったり左を行ったりするので,何度も渡渉した。場所によっては沢の中の石の上を行く感じのところもあった。やがて沢から離れて登り始めると,きつくない登りの後に中峠にたどり着いた。中峠で右に行くとコヤマノ岳経由で武奈ヶ岳に行けるが,今回はワサビ峠に行きたかったので,中峠をまっすぐ向こうに越えて谷へと下った。下りは緩やかなルートで歩きやすかった。このルートはよく迷う人がいるとネットに出ていたが,なぜ迷うの?という感じだった。やがて,下りきった所に小さな沢があった。その先がどうも迷いやすいポイントみたいだった。ルートは,すぐに沢を越えずに,20m ほど下流側(向かって左側)に行ってから沢を越える。沢を越えたら,さらに 20m ほど下流方向に歩いた先の右側にある谷を登っていく。つまり下りきったところから 50m ほど左に行った谷を登らないといけないが,その谷がわかりにくく,違う谷に入って場所がわからなくなったりするみたい。
ワサビ峠へは細い谷の底を歩く感じだった。すぐに斜度がきつくなり始め,左前にロープがあるなぁ,と思ったら沢が終わり,きつくない斜面を登ると尾根に出た。そこがワサビ峠だった。これも,なんでワサビ峠って言うのかなぁ? と思ったら,どうやら中峠とワサビ峠の間の沢をワサビ平と言うみたい。そうやったのか…。ワサビ峠は,坊村の明王院から武奈ヶ岳に登るルート上にあり,御殿山を越えた辺りにある。その先は,少し木のある区間を歩くと,視界が開けた稜線(西南稜)を行く。正面に武奈ヶ岳(正確には山頂手前の分岐点),右にはコヤマノ岳から中峠への稜線,左には安曇川(あどがわ)の谷や,京都府の山々が見える。今回は快晴の日を狙って登ったので,景色がとてもきれいだった。西南稜は,少し登ったら平らになって,また少し登る,を数度繰り返す。最後に長めの登りを登ると,コヤマノ岳から来たルートと合流する(逆向きなら分岐点)。その先は緩やかに武奈ヶ岳山頂にたどり着く。
武奈ヶ岳山頂は,360度の展望があって気持ちよかった。しばし風景を楽しんだ後で,他の人に頼んで記念撮影をしてもらってから下山を開始した。下山ルートはコヤマノ岳に寄ってから八雲ヶ原に下るルートにした。武奈ヶ岳の山頂すぐ南の分岐を左に行くと,しばし急な下りが続く。 やがて平らになるとイブルキのコバ経由で八雲ヶ原に下る分岐があるが,今回はコヤマノ岳に寄りたかったので直進した。分岐後緩やかに登ると,再び左方向に八雲ヶ原への分岐がある。こちらは旧比良山スキー場のゲレンデを経由するルートである。今回はその分岐からコヤマノ岳まで往復したのち,比良山スキー場跡のゲレンデを下って八雲ヶ原に向かった。コヤマノ岳は山頂っぽい所まで行ったが,山頂を示す標識がなかった。もしかして,山頂まで行ってないのかなぁ? まぁ,一番高い辺りまで行ったので良しとしよう。
コヤマノ岳から八雲ヶ原へはしばし樹林帯の中を下る。やがてスキー場のゲレンデの最上部と思しき場所に出た。すでにリフト等は撤去されているが,昔はここが比良山スキー場の最高地点だったみたい。そこから,雨水で掘れつつあるゲレンデの急勾配を下ると,平らな八雲ヶ原に出た。八雲ヶ原には池がいくつかある。最初にあった大きめの池のそばを通り,次は北比良峠を目指した。池のそばから初心者用ゲレンデを登って行って,比良ヒュッテがあったとされる場所から北比良峠に向かってもよかったが, 池の辺りから直接北比良峠に向かう道があったので,その道で向かった。途中,ザレた斜面があり,滑りながら登る感じの場所もあった。すぐに稜線の縦走路っぽいところに出て,少し歩くと開けた北比良峠に着いた。
北比良峠はかつてのロープウェイの山上駅があったみたい。今は跡形もなく撤去されていた。琵琶湖の眺めがよかった。北比良峠から水平に南東向きに進むルートがあったが,そこはダケ道経由で大山口に下山するルートだった。今回は比良山系縦走コースを蓬莱山に向かいたかったので,北比良峠のすぐ南側の小ピークを越えるルートを歩いた。北比良峠のすぐ南にある前山(展望台っぽい建築物があった)を越え,道なりに縦走コースを歩いた。所々,短いが急な下りや,倒木を越えながら進んだ。途中,石楠花(しゃくなげ)が多く生えている場所も歩いた。そうこうしているうちに,二手に分れてぐいっと下るなぁ,と思ったら金糞峠にたどり着いた。
歩く前から2度目の金糞峠で11時を大きく過ぎるようなら,縦走は諦めて比良駅に向かって下ろうと思っていた。しかし,ほぼ11時に金糞峠にたどり着いたので,蓬莱山まで縦走することにした。金糞峠から少し登り,少し下り,と歩いていると,分岐の標識があった。そこは堂満岳に登るルートと,堂満岳をトラバースするルートの分岐だった。縦走コースは堂満岳をトラバースするのだが,その分岐の先はルートが不鮮明だった。分岐手前のコースから見ると,堂満岳へのルートは左前を少し上に行く感じで,トラバースする縦走コースはまっすぐ行く感じだった。しかし,まっすぐ行くルートに明瞭な踏み跡がなく,ちょっとだけ躊躇してしまった。分岐手前から見ると,右奥に少しこんもりした丘状の場所がある。縦走コースはその丘と堂満岳の間(丘の左側,堂満岳の右側)を行く。丘の辺りまで行くと,溝状に掘れた登山道と,それを避けるような踏み跡があり,そこがルートだった。
堂満岳への分岐を越えて少し行くと踏み跡はわかりやすく,ピンクや赤のテープもあり,迷うような感じではなかった。一度,ルートが左後方に回り込み,堂満岳に登るかのようにピンクテープを見つけた時には,迷ったか?と思ってしまった。しかし,よく見ると,堂満岳に登るピンクテープの右下の方に,南比良峠と書かれた小さな標識があり,トラバースするようにルートが見えた。あそこも迷いやすいかも,と感じた。トラバースルートは踏み跡もわかりやすく,ほぼ水平に行くので,特に問題はなかった。一部,ルートが崩れて,左上を巻いて進む場所があったが…。やがて,緩やかに下り始め,シダっぽい草が多そうな場所に来ると,その先が南比良峠だった。
南比良峠からは深谷に下れそうな道があった。実際に下れるのかどうかはわからないが…。南比良峠から少しだけ縦走コースを行くと,今度は右下に行く分岐があった。そこは水晶小屋跡を経由して,大橋という地点に下るルートだった。その先,縦走コースは樹林帯を行く。横移動ばかりだといいなぁ,と思った途端に登り始めた。この登りが思ったより急で,最後に溝状になったザレた急登があり,滑りそうだったので,溝の右上にある踏み跡をたどって登った。あそこが今回一番歩きにくかったかも。
そこを登り切ると,稜線の上を歩く感じで進み,下りだしたなぁ,と思ったら荒川峠(荒川越)に着いた。荒川峠からは琵琶湖沿いの荒川に下るルートがあるみたい。逆側はルートになっているかどうかわからなかった。縦走コースはそこから少し登り,少し下り,ぐいぐい登り,最後に少しガレた雰囲気になったと思ったら,烏谷山(からとやま)にたどり着いた。道標は山頂から少し離れているので,せっかくだからと山頂に寄っておいた。烏谷山はぴょこんと飛び出した感じなので,見晴らしはよかった。山頂から直に縦走コースに行けたみたいだったが,よくわからなかったので一度道標まで戻ってから縦走コースを進んだ。
烏谷山からは,結構急な下り道だった。これは登る時はしんどそう,と思いながら下っていると対向の方が来られたので,頑張ってください〜,と声をかけておいた。ゴリゴリ下り,溝状のルートが出てきたなぁ,と思ったら,葛川越に着いた。そこも琵琶湖側から安曇川方面への峠だったみたいだが,今も峠を越える道が使えるのかはわからなかった。葛川越を過ぎると,やはり登りだった(当たり前か…)。その頃になると結構へたっていたので,登りはしんどかったなぁ…。距離が短いのでなんとかなった感じだった。やがてルート上にでかい岩が出てきた。そこを過ぎると平らになり,すぐに比良岳の道標にたどり着いた。実は比良岳の道標は比良岳のピークより 100m ほど離れている。ここもせっかくだからと比良岳のピークまで往復しておいた。道標から比良岳山頂まではほぼ水平移動だったので,全然しんどくはなかった。山頂には手製と思しき標識が付けてあった。
比良岳からびわ湖バレイ直下の木戸峠までは,いい感じの雰囲気が続いた。高原のルートっぽく,急登や急下降もなく,ほどよい行程だった。あんなところばかりならいいのになぁ…。比良岳から木戸峠までは少し距離があるのだが,気持ちよく歩けたのであっという間だった。木戸峠はびわ湖バレイスキー場のすぐそばにある。しかし,ここでルートミスをしてしまった。木戸峠で,一瞬右に下ってからゲレンデに出ないと行けなかっただが,なんとなく左に行くのかな?と思ってしまった。左への道は一度登っていく感じだったので,打見山に行くのはそっちだと思ってしまった。そのルートは,道標にはクロトノハゲ,志賀駅と書いてあったのだが,その時はそれがどこかあまりわかっていなかった。それに見上げるとゲレンデ横のフェンスが見えていたし…。
実は,そのルートでクロトノハゲに行くと,下界から登ってきたルートが二股になっていて,打見山に南側から登るルートに行けたのだが,なんとなく道が下り始めた時に,下ったらその分登り返さないと行けないなぁ,と思って,そのルートを諦めることにした。そこから木戸峠まで戻ろうかと思ったが,山上域はもう冬間近で,木々は葉が落ちて見通しがよかった。見ると,緩く登れそうな場所があったので,そこを強引に登ってみた。夏場ならもしかしたら危険だったかも。今回は,緩やかに向こうに行けそうだし,すぐ向こうにゲレンデのフェンスが見えていたので,行けそうと考えて突撃してみた。結果的にすぐにゲレンデに出れて事なきを得たが,あまりいい作戦じゃないよなぁ…。ちょうどゲレンデのフェンスが切れた所に出たので,ゲレンデを登り始めた。 地図でもこのゲレンデを登るように登山道が描かれている。しかし,スキー場の斜面って見通しがいいけど,かなり急な勾配の場所があり,登るのがとてもしんどいことも多い。今回のゲレンデも急だったので,これまた横にあった斜面をトラバースするように登り,その尾根沿いに登った。これは正解で,少しだけラクに登ることができた。
なんとか頑張って,びわ湖バレイのロープウェイ降り場までたどり着いた。そこは打見山の山頂だった。しかし,打見山山頂はびわ湖バレイスキー場のゲートみたいな感じで,山頂の碑を見つけることはできなかった。どっかにあるのかなぁ? そこからはゲレンデ横の歩道を下り,蓬莱山を目指した。地図上では,やはりゲレンデ内にルートが描かれている。ここでは,適当に階段っぽく見えるところを登り,途中からゲレンデを斜めにつっきって,緩めに登ってみた。武奈ヶ岳から縦走してきた足には少ししんどい登りだった。先までずっと見えてるし,スキーで下る時にはあっという間に下れそう,という斜面なので,余計にしんどかったのかもしれない。それでも,なんだかんだで,金糞峠から2時間半ほどで蓬莱山山頂にたどり着いた。
蓬莱山山頂もびわ湖バレイスキー場の一部と化している。一応山頂の碑があるが,ピークから少し離れた登山道の入口辺りにあった。一番のピークには一等三角点があるが,そこには三角点の印しかなかった。また,三角点の近くに,鐘のついた慰霊碑や,慰霊塔があった。なんの慰霊塔なのか実はわからなかった…。その後,蓬莱山山頂付近で他の登山者の方々と話をしてから,先に進んだ。 時間はまだ午後1時半頃だったので,午後4時の江若交通のバスか,午後5時半の京都バスには余裕乗れると考え,花折峠を目指して下山することにした。
下りは得意なので,下山は早かった。蓬莱山からホッケ山にかけては草原を行く。如何にも稜線という感じで気持ちのいい道だった。蓬莱山からはぐいぐい高度を下げて行く。やがて小女郎峠に着くと分岐があり,琵琶湖側に下れば蓬莱駅に行け,反対側に行くと小女郎ヶ池経由で坂下に下れる。今回は小女郎ヶ池を見に往復したのち,小女郎峠からホッケ山,権現山と歩いて花折峠に下った。小女郎ヶ池はなかなかに神秘的な感じだった。小女郎ヶ池にまつわる話のせいもあるのかもしれないが…。蓬莱山からホッケ山までが稜線上の気持ちいいルートだった。ホッケ山からはぐっと高度を下げて権現山に向かう。権現山からは,琵琶湖側の栗原経由で和邇に下るルートと,花折峠に向かって下るルートが分岐している。今回は花折峠に向かって下った。植林の林の中をぐいぐい下り,アラキ峠からさらにぐいぐい下ると舗装道にでた。そこは花折峠の旧道区間であり,無事に本日の登山は終了となった。
舗装道に出てからは,花折峠の旧道を下って平の集落を目指した。しかし,国道367号線に出たのが15:11であり,バスまでかなり時間があったので,とりあえず峠の鯖寿司屋,花折に行った。そこで鯖寿司を食べれるといいなぁ,と思ったが,残念ながらレストランは午後2時までだった。仕方ないので,焼鯖寿司を買ってから平のバス停に向かった。平のバス停に着いたのは15:43だった。寄り道したので,実はいい時間になっていた。やがて,15:59 のバスが来たので乗り込んだ。そしたら,バスが混んでること…。どうやら,坊村辺りからたくさんの登山客が乗ってきていたみたい。そこから堅田の駅までずっと立ちっぱなしだった。あれが一番疲れたかも…。それでも午後4時半頃に堅田駅に着き,新快速に乗って帰った。
今回は,はじめて武奈ヶ岳に登り,さらには比良山系縦走コースを歩いた。所々,ルートが分かりにくい所があったが,全般に気持ちのいい道だった。また,春になったら歩いてみようかな。
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