鎌ヶ岳〜御在所岳縦走(途中撤退)樹氷とスノーシューハイクを楽しむ
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
9:30武平峠分岐→10:450鎌ヶ岳山頂→下山時トレースを見失いタイムロス。
→11:00武平峠分岐に復帰→11:30頃、御在所岳山頂に向け北上するも、
途中で大雪に足を取られ、急坂が全く上れなくなり、天候も悪化してきたため
下山開始→鈴鹿スカイラインをひたすら下る→14:15下山完了
天候 | 晴れ間のち吹雪下山後に晴れ間。 登山口気温マイナス1℃ 鎌ヶ岳山頂でマイナス8.1℃ 下山時0℃ 鈴鹿スカイライン積雪15僉α換堋で凍結。 武平峠周辺は最大積雪80cmくらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東名阪 四日市IC→国道477号(鈴鹿スカイライン) 四日市ICより8km ロープウェイ乗場に駐車・500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「登山道を歩くよりラクチン」と思って通った鈴鹿スカイライン(国道) ですが、完全にアイスバーン状態で、 その上に新雪が15cmくらい積もっていました。 スノーシューにはきかえて、歩行はサクサク快適〜 しかし予想外に時間もかかりました。 武平峠分岐→鎌ヶ岳方面 装備は 12爪アイゼン トレースはしっかりしています。トレースを外さなければ 踏み抜くことも、そんなにありませんでした。 下りのときは、岩場の迂回ルートの分岐箇所を見失い 少々道迷い。 赤テープなどの目印もあったはずですが、雪に埋もれている様子。 武平峠分岐→御在所岳山頂方面 積雪期に初めて歩きましたが、とても難しい登山道でした。 積雪がものすごく深い部分・全くない部分・凍りついた岩場の急坂 などコロコロと路面の状況が変わり、都度装備を変えながら進みました。 しかし30分かけても20Mくらいしか進めない上りのラッセル状態が続き、 天候もますます悪化し、心が折れかけます。 最後は、つかむものもなく、足をどう運んでも上れない 急坂の登場に、退却を決断。 (本来は、鎖場だった記憶が・・鎖は雪に埋もれてた?) |
写真
感想
2月8日(水)、三重県の鎌ヶ岳に
登ってまいりました。
鎌ヶ岳では山肌を埋め尽くす樹氷を。
御在所岳では、氷瀑を見てみたいなと
思ったためです
しかし、御在所岳まで縦走する予定でしたが
途中で撤退しました。
。
(登山計画の甘さ)
縦走してみようと思い立って、登山道を
いろいろ調べましたが、鈴鹿スカイラインを
分岐の武平峠まで歩いて、まず鎌ヶ岳に登り、
その後、県境尾根を北へ歩いて、御在所岳の
山頂に向かうのが、一番安全に歩きやすいかなと
考えました。
鎌ヶ岳登山・下山までは、少々道迷いもしましたが
ほぼ予定通り。その後、県境の尾根道を歩いて
御在所岳まで向かいました。
この道は、無雪期には、数回歩いています。
しかし、雪のあるときの厳しさは、想像以上でした。
倒木が行く手をさえぎり、トレースも全くなし。
路面の状況はコロコロ変わり、都度装備を履き替えたりと
手こずる手こずる・・・
吹雪はますます強まり、増えるのは不安ばかり・・
約30分、猛烈な急坂と格闘して、ふと見上げた御在所岳は
ずいぶん遠くに見え、また一面の雪雲に覆われていたので
ここで完全に心が折れました。
自分の実力不足とコース選択のミスを
後悔しました。
「無雪期に歩いたことがある」ことと
「雪があっても歩ける」こととは
大違いだと、改めて感じた次第。
いい反省材料をもらった気分です☆
(眺望・樹氷)
鎌ヶ岳の樹氷は、想像してた以上に綺麗でした。
この山の樹氷の美しさは、背景が岩肌なので、
とてもキリっとしてて、繊細な印象です。
ぜひ、晴れた日に見てみたいなと思いました。
冬の鈴鹿の山は厳しさの反面
美しい風景をいっぱい
見せてくれて、とても好きです。
ぜひ次回は、万全の準備で
山歩きを楽しみたいな〜と
思いました。
会社(四日市)から時折、御在所方面を眺めておりました。
今頃、komakiさん、予定通り、鎌ヶ岳〜御在所へと縦走してるのかな?なんて・・・
雪山の厳しさも体感して、また一つ勉強になりましたね。それも愉しさかもしれません。
お仕事中のお心遣い、とても嬉しく思います
御在所岳山頂に、長い時間滞在しようと
思いまして、御在所岳を後回しにしたのが
大きなミスでした。御在所方面への県境尾根が
あんなに厳しい道になってるとは認識不足でした。
今回山にいい勉強をさせてもらいました。
無事に下山した今、いい思い出が残せたな〜と
感じております。
komaki
komakiさん、お疲れ様です!
鈴鹿の山の厳しさは私の知っている少ない山の中では上位ランクです。
積雪期に登るのは精神的に勢いを付けて行きたいところですね
そうして登った先の風景に立つ贅沢は病みつきになりますよね
冬の鈴鹿の山の厳しさを改めて感じた
次第です。
中でも、御在所岳は、何回も登ったことが
あることから、どの登山道を通っても
登れるはずだという、思い上がりがあったと
反省しております。
今回登れなかった急坂部分を、近々
下りで通ってみようと計画しております。
自分の中で、十分に気合を入れて
行ってみたいと思っています。
その後に見れる風景は、おっしゃるように
格別だろうなと思っております
本日の山行は、komakiさんの感想/記録そのまま、私に
も当てはまる反省の山行でした。
土日と限られた山行なのでどうしても、天候不順でも大丈夫と思い込んで、無理をしてしまいます。
以前登ったことがあっても、冬山は全く豹変していますから、舐めていたら本当に大変なことになりますね。
不安を持っての山行は控えるべきです。
今後は出来る限り詳細な情報を入手して臨みたいと思っています。
鎌ヶ岳、南側もとても厳しい道だったようで、
お疲れ様でした〜
以前、通ったことのある登山道で、
登山口には雪が少ないと
多少の悪天候でも、つい、
無理をしてしまいがちですよね。
無雪期と同じコース・距離を
冬に同じ時間で歩けるはずはないのに
「以前に歩いたことがある」ことを
基準にしてしまうんですよね〜
登山者が少ないルートならば
もっと慎重にコースを選択するべきだったと
反省しております。
komaki
いいねした人