南アルプス荒川三山・赤石岳(3年目のリベンジ)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 3,006m
- 下り
- 2,992m
コースタイム
5:00椹島ロッジ13:00千枚小屋
3日目 5:15小屋発6:00千枚岳(2880m)7:11丸山7:54東岳(悪沢岳3141m)
9:48中岳避難小屋10:17荒川中岳(3083m)10:37荒川前岳(3068m)
11:10前岳南斜面のお花畑12:30荒川小屋着
4日目 5:00荒川小屋発6:00大聖寺平7:20小赤石岳8:08赤石岳
11:04富士見平(30分粘ったが視界ゼロ)12:15赤石小屋着
5日目 5:00赤石小屋発8:35椹島着13:00椹島ロッジ→畑薙第一ダム14:25(静鉄バス)→17:50静岡(ひかり380)→19:40東京
天候 | 1日目〜3日目 晴れだが視界悪し 4日目 雨のち曇りのち晴れ 5日目 晴れ(ピーカン) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:03東京(ひかり363)→9:06静岡9:50(静鉄バス)→13:15草薙第一ダム駐車場 14:30(東海フォレストサービス)→15:30椹島ロッジ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小屋も送迎バスもすべて東海フォレストサービス(0547-46-4717)で予約 ・椹島ロッジで登山届提出 ・山道は明瞭、危険箇所なし(椹島までの車道のほうがよっぽどコワイ) ・残念ながら3年前に泊まった千枚小屋は火事で焼失。元自炊小屋(月光荘)に宿泊 ・荒川小屋も赤石小屋も山奥とは思えない快適さ。食事も美味しい。 ・帰り、椹島ロッジは昼間は通常シャワーのみだが、湯船に入れる日に当たってラッキーでした。 〇3年前、朝の7時に丸山で雷に会った。雷は停滞し気温は急激に下がり、 1時間ハイマツの中で震えて、怯えきった女性陣は「二人だけで山を下ります。もう帰ります」と半泣き。 じゃあ帰ればとは言えない男性陣も巻き添えに椹島に引き返したのでした。 (その後大井川鉄道の旅にチェンジ) 翌年男性陣はリベンジを果たしました。 本当に申し訳なくて、それ以来わがまま言いあえる女性二人だけで夏山やってます。 |
写真
感想
南アルプス南部の山なんて物凄い山奥で一生行けないだろうと思っていましたが(失礼)、
まず静岡から入ることに驚き、
路線バスで3時間半もかかることに驚き、
さらに送迎マイクロバスで1時間かかってやっと登山口到着。
着いてみたら山奥とは思えない程リゾート風な椹島にまた驚く。
2日目 千枚小屋までの道は二度目なので余裕(ひたすら修行気分でしたが)。
木の香り漂う新築の小屋に感激して泊まったのは3年前ですが、昨年焼失してしまったとのことで、残念ながらプレハブや古い自炊棟に分散してのお泊りとなりました。
凄く混んでいて、寝返りも打てない程。でも昨夜、快適な個室の椹島ロッジで眠れなかった私は熟睡してしまったようです。
3日目 前回、千枚岳の先で雷に会いました。それだけは勘弁です。
朝からガスが濃くて視界悪し、足元のお花畑にわーきゃー言いながら歩いていると、突然霧が晴れて大きな山容がどどーん。
凄いところ歩いているんだなあと初めて気が付きます。
楽しみにしてた前岳南面お花畑はやはり圧巻でした。
斜面にジグザグに道が続き天国への階段?のよう。
すれ違う人皆「ご褒美、ご褒美」と言ってるのがおかしい。
赤石小屋すいていて快適でした。昨夜一睡もできなかった友人は着いた途端お昼寝。
なので私は一人お茶したり、周りとお喋りしたり。暇でも退屈でもなかったですよ。でも天気は下り坂のようです。
4日目 朝から雨、赤石岳もまっしろ。
しかし赤石岳から降りる途中でいきなり晴れ間が見えて、視界ゼロからのドラマチックな幕開けが素晴らしかった。岩肌や花を愛でながら谷を降りるも、やはり遠望はきかず。
友人はこのまま椹島に降りてしまおうと提案するが、私は反対。
酒の種類豊富な赤石小屋ですから
裏の展望広場で、同じ行程の女の子たちとしばし酒盛り、
あ、今、てっぺんが見えたの、隠れたのさわいでいるうち、
本当に本当に晴れてきて、雲と山々の競演を皆感嘆の思いで見つめていました。
5日目 朝から快晴
木々の間から今回初めての富士山を見る。
椹島ではお風呂でさっぱりした後、そよ風の高原リゾートを満喫。
静岡駅では美味しいお寿司を食べて今回もいい旅だったねと家路につきました。
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