記録ID: 1715092
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
甲相国境・美富士ドンドン構想!(^^)!
2019年01月27日(日) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:51
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,847m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:47
距離 21.1km
登り 1,471m
下り 1,863m
16:31
ゴール地点
天候 | スーパーピーカン! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜横浜市内の駅※1〜海老名市内の駅※2〜道志みち〜道の駅どうし(車中泊)※3〜山中湖パノラマ台 【駐車場】 登山口:山中湖パノラマ台 (収容10台程度のうち8台くらい。 半分以上はお出掛け中) 下山口:道の駅どうし (かなり広いが車中泊車両は他に1台のみ。 キャンピングカーやワンボックスがいない道の駅は珍しい) 【復路】 道の駅どうし〜山中湖パノラマ台※4〜道志みち〜一般道〜自宅 ※1:machico18さんピック ※2:tm48wpさんピック ※3:当日参加のkatsuhi88さん合流。朝、同氏の車両に全員移乗。 ※4:登山口の車両回収。解散。方向が異なるのはoobantouのみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【パノラマ台〜△鉄砲木ノ頭(明神山)】 登山口は名前が示す通り、そこから富士山ドーン! カヤトの山肌を直登。古い道は雨水のために抉れているが、その脇の踏み筋は雪が少しだけで歩きやすい。 ピークまで、いつ振り向いても富士山がドーン! 【〜切通峠〜△高指山〜△富士岬平】 鉄砲木ノ頭の西北側は降り口から雑木林の中に入るが、アブラチャン・ブナ・コブシ等の落葉樹が主人公なので明るい森の様相。 特に、アブラチャンが多く、低木の束は陽射しが縦縞を作る快適な尾根道が続く。 切通峠は登山口よりも低く、そこから一気に高指山まで登り返すと、高指山もピークのみ開けて富士山ドーン! 3年前の初夏にテント泊をした時は、夏色の空を見ながらの夕べが心地良かった。 (ここは国定公園から外れたエリア) 再び雑木林の中を潜り、緩い吊尾根を登り返したら、またまた富士岬平の展望が開け、山中湖村を見下ろすように富士山ドーン! 【〜山伏峠分岐〜△要所小屋ノ頭(水の着分岐)】 太めだった尾根は、ここからヤセ気味で小刻みなアップダウンになる。 石英閃緑岩がむき出した丹沢らしいザレた箇所が出現し、笹に緑が戻り深まった登りに木段が掛かり、急斜面が三角山(大棚ノ頭)の肩に詰めると山伏峠の分岐に出合う。 少しだけトラバースして鉄塔を過ぎ、廃道(水の木分岐のショートカット道)との分岐から尖塔状の坂となり、詰めた上が水の木分岐。今はしっかりとした道標があり、水の木側(廃道)が荒れているので間違うことはないが、初踏では素直な流れに歩いてしまい、西ノ丸まで進んでから引返すことになってしまった。 【〜△石保土山〜△西沢ノ頭〜樅ノ木沢の頭〜△油沢ノ頭〜△ブナノ丸〜△菰釣山】 ゆるく登ってゆるく下る連続。でも、冬の林からは、左に道志山塊・右に相模灘が拝めるので飽きない。 油沢ノ頭を過ぎると、ブナノ丸と菰釣山が双耳に見え、すこしキツめの斜面を詰め、ブナ〜菰の吊尾根をランチを楽しみに登るが、菰だと思いがちな手前のピークはフェイント。でも、海側の眺望は抜群! ちょっとだけ吊尾根で今度こそ菰釣のピークのたち、またしても富士山ドーン! 【〜ブナ沢乗越(盗伐越場)〜△ブナ沢ノ頭〜△中ノ丸〜△城ヶ尾山〜城ヶ尾峠】 菰釣山から一気に下り道が続くが、やや北東に向いているので雪が溜まりやすいのに、今年はほとんどない。 途中の避難小屋は、いつながらキレイに使われているが、正面の平にティッシュ等が散らばっているのが残念。ここはトイレがないためだろうが、山を登る者ならば自分の始末くらいはキチンと持って帰ってもらいたいものだ。この日は、糞尿絡みに対応する回収装備がなかったが、次回は対策をして回収しようと思う。 盗伐越場(とうばつこしっぱ)の由来をメンバーへ説明したが、関心のある人は少ないだろう。地方に伝わる歴史や名前の由来が好きなのは僕のようなマニアックな人だけかも。 盗伐越場からは、菰釣までの同じく甲相国境尾根の特徴のようなアップダウンが続くが、中ノ丸・城ヶ尾山への登りは前半よりも急傾斜なので、後半戦のウォームにピッタリな運動になる。 城ヶ尾峠に下ったところで、次に続くアップダウンに備えた休憩をおススメする。 【〜浦安峠〜△平指山〜△雑木ノ頭〜△鳥ノ胸山】 城ケ尾峠から大界木山に向けて登る途中に道志側へ下る分岐があるが、破線ルートなので分かりにくい。今は、倒木がナナメなって道を塞いでいるので、返って分かりやすい。 分岐点からは尾根上を一気に下るが、20m程度下で東側の分岐尾根への転回点があるので注意!(そのまま直下する踏跡はバリ)。細かくザレた箇所が多く、終盤はジグザグで廃道に近い林道に降り、そこから北に少し上に鳥ノ胸山の登山口がある(デカデカと標識がある)。 ザレ急登のジグザグから緩尾根になるとすぐに平指山の小さな山頂標。 小さくコルへ下り戻すと、文字通り雑木林の中に雑木ノ頭の山名を記したテープ。 大きく下って植林帯・雑木林の境の急登を詰めると標識の無い鳥ノ胸山南峰。ちょっとだけ高い北峰には立派な山頂標(山梨百名山)の向こうに、本日山行仕上げの富士山ドーン! 【〜道の駅どうし】 縦走尾根から下り尾根に入ると、植林帯・雑木林の境の急斜面となり、緩斜面とともに植林帯の中に道になる。 舵輪型の門扉が設置された大きな堰堤が見えるとまもなく里道となり、キャンプ施設等の連続を過ぎる頃、谷側に道の駅が見え始める。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 (夜・朝) 道志みち〜山中湖の間に、LAWSON・セブンイレブンの各1店舗。 (日中帯) 道の駅はお土産物。道志村内に小さな酒屋。 【日帰り温泉】 今回は汗をかいていないので入らず。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミーブーツ3
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感想
1/27(日)は、ディープな西丹沢の静かな尾根を縦走し、富士山が朝〜夕刻までずっと一糸纏わぬ姿で威張っていました(^-^)
登山人気の高い丹沢だけど、広い山塊の西側は交通手段の問題もあって、人も少なく原生のままの姿もたっぷり!
氷点下の中、アップダウン尾根のロングトレイルだけど目に嬉しすぎてアッと言う間(^^♪
【山行記】
登りはじめてふりむけば
照れた紅いお顔がドーン!
冬色の樹縁からのぞけば
御簾の向こうからドドーン!
山中の湖面をみおろせば
蒼穹に泡を浮かせドドドーン!
海と険と海をながめれば
裾野まで煌めかせドーン!
谷間の村の筋をなドぞれば
白肌を光り輝かせドドーン!
今日の業をなしおえれば
茜の幕をおろしてドドドーン!
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当日は素敵なルートをありがとうございます( ´∀`)
登山口から最後まで快晴の中の富士山をずっと見ることができて最高の一日でした。
長いルートでしたが、皆さんとご一緒出来たから頑張れましたよ。1人だときっとエスケープしていまたね。
またご一緒できる機会を楽しみにしています(??????)
tm48wpさん、こんにちは!
ようこそ、ディープな西丹沢へお越しくださいました(^^)
今回は展望がうれしい尾根道コースでしたが、ここらはバリや沢で丹沢の深奥の森や地図にはには無い開拓・治山期の跡が伺えるワンダーエリアです。
私も未踏のバリルートが多いので、今度は探検にもお越しください(^O^)
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