焼山登山口BS〜焼山〜姫次〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉BS
- GPS
- 08:05
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,092m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:01
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR中央線 新宿駅04:58>八王子駅05:49 JR横浜線 八王子駅05:54>橋本駅06:06 神奈川中央交通バス 橋本駅北口06:20>三ヶ木06:51 神奈川中央交通バス 三ヶ木06:56>焼山登山口07:12 <往路> 「名水はだの富士見の湯」運営の無料バス 大倉BS15:30>富士見の湯16:00 富士見の湯17:00>小田急線秦野駅17:10頃 小田急線 秦野駅17:16>町田駅17:54>新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
チェーンアイゼンを持参したものの、最後まで使う事はなかった。大倉方面から来る登山者のアイゼン装着率は高かったけど、自分の経験・技量で着ける/着けないを判断すれば良い。 |
その他周辺情報 | 入浴料半額券と無料送迎(大倉BS〜富士見の湯〜秦野駅)につられて、「名水はだの富士見の湯」で入浴。ちな、入浴料は半額になって500円。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド16
紅茶入りサーモス
菓子パン3個
プラティパス1L
ヒートテックタンクトップ
ヒートテック長T
ウールセーター
MHWストレッチオゾニックジャケット
MHWマイクログリッドジャケット
MHWチョックストン24/7パンツ
サングラス
MHWウェイクールバンダナ
黒テムレス
モンベル・ロングゲイター
アディダス テレックス スコープ GTX
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
Garmin GPSMAP 62s
|
---|
感想
2019年2月10日(日)、焼山登山口バス停から焼山、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳に登って、大倉バス停までの丹沢主脈縦走に出かけることにした。
前日の2月9日(土)、今年初めて都内で初降雪を観測したばかり。ただし、雪の量は少なく、積雪することは無かった。
そのため、山パイセンのN田氏が計画していた雪中行軍は、やむなく中止となったが、雪中行軍のためのチェーンスパイクを新調していた。
多少の積雪を期待して、新しいチェーンスパイクをザックに入れて、良く知った丹沢主脈縦走に出かけることにした。
天気は、午前中は晴れ。午後から曇りとなるが、風は無く、気温だけが低いという絶好の登山日和になった。
アプローチは、電車とバス。
JR新宿駅04:58発のJR中央線に乗って、八王子駅05:49に到着後、JR八王子駅05:54発のJR横浜線に乗り換えて、JR橋本駅に到着したのは06:06頃になった。
JR橋本駅からは、橋本駅北口06:20発の神奈川中央交通の三ヶ木行きバスに乗って、三ヶ木から同交通の月夜野行きバスに乗り換えて、焼山登山口BSに到着したのは、07:12頃になった。
焼山登山口BSで降りたお客さんは、6人位だったと思う。
バスを降りて、諏訪神社裏手のトイレを拝借したあと、スパッツを装着して、最初のピークの焼山山頂を目指して出発する。
街中は、車と家の屋根に雪が積もっている程度で、道路に雪はない。
歩き始めた登山道も最初は雪が無かったけど、標高を少し上げると、量は少ないが、歩くとキュッと音のするパウダースノーが道を覆い始める。あまり踏まれていないのが、少し嬉しい。
小動物の足跡もなんだか新鮮だった。
雪は、積もっていても3〜4cm程度なので、チェーンスパイクは付けずに高度を上げていくと、鉄塔というか展望台が現れる。
木々に着いた樹氷に鉄塔のシルバーが上手くカモフラージュされていて、違和感無く鉄塔が建っている。
展望台は、トラロープが張られて立ち入り禁止なので、写真だけ撮って本日のハイライトの姫次へ向けて行軍を続ける。
焼山からは、多少のアップダウンはあるものの、長い尾根歩きとなる。
北側の斜面なのか、融雪は全くなく、路面は雪と石のミックス。かなり歩きやすい。
見上げると、真っ青の空と樹氷がキレイで、普通にハイクしながら雪景色を楽しむといのは、なんだか贅沢な感じがさえする。
手袋は、黒テムレスだけど、日陰の中の行軍は休むと寒い。赤城山の時もそうだったけど、防寒対策したつもりでも、腕が冷えて指先がかじかむのには参った。
動いて身体を暖めるしか対策はないので、大平分岐で1本入れた後は、本日のハイライトの姫次に向けて進軍を続ける。
前回、姫次を訪問したのは、2016年5月だった。
この時は、M店主と(オーバーウェイト前でスピードハイクOKだった)N野氏の3人だった。
初夏の姫次も素晴らしい富士山を拝めるが、冬の姫次もまた素晴らしかった。
なんだろ、ぽっかりと空いた木々の合間から、切り取ったように富士山がそびえ立つ。姫次から見る富士山は、こんなイメージだと思う。
夏は緑色だけど、冬なので木々も白く輝いていて、素晴らしい景色が広がる。
まだまだ先は長いので、蛭ヶ岳を目指して先へ進む。
姫次から100mほど下がって、400mほど登ると丹沢主脈縦走の最高地点となる蛭ヶ岳山頂となる。
この頃になると、雪道歩きもだいぶ飽きてくるが、標高を上げていくと別世界に早変わり。
積雪も多くなり、樹氷そのものも分厚くなり、まさに真っ白けの世界。雪焼けは、確実とも言えるほどに、キラキラが眩しい。
蛭ヶ岳8合目付近まで上ると、檜洞丸から臼ヶ岳から蛭ヶ岳までの長い稜線を見渡すことができ、また雪化粧した富士山もバッチリ見える。
考えたら、降雪した丹沢は初めてなので、見る景色が様変わりしていて、何もかもが新鮮に見えるのは当たり前かもしれない。
蛭ヶ岳山頂近くになると、珍しく左腿がつり始める。これは寒さによる冷えとペースが原因だと思う。
蛭ヶ岳山頂は、結構な賑わい。他の登山者と同様に、ここでランチタイムをとる。
ランチタイムといっても、菓子パンと紅茶だけなので、すぐに終了。景色を十分に堪能して、次のピークの丹沢山を目指して出発する。
午前中は晴れていたけど、正午から雲が出始めて、塔ノ岳から下山を開始した頃には、富士山も半分隠れてしまった。
塔ノ岳に到着する頃には、眺望はゼロ。相模湾方面がかろうじて見えたくらいで、天気は下り坂に。
そうそう、蛭ヶ岳以南は南斜面となったためと思われるが、登山道は泥道へと変わった。
転んだら泥まみれ必須なので、スパッツを犠牲にして、泥と水と少しだけ雪の残る登山道をペースを上げて進む。
先にも書いたけど、曇り空のため眺望がなく視線は常に下向きで、止まると寒い。なので、蛭ヶ岳以南は、単なる苦行といった感じ。
丹沢山を経由して、塔ノ岳に到着したのは、13時40分頃になった。
塔ノ岳山頂に着いたとたんにグッと気温が下がり、吐く息も真っ白に。
塔ノ岳山頂は特別寒いと友人が言っていたけど、ホントだった。
実際、塔ノ岳から以南は、泥道ではなく凍って固い路面の登山道歩きに早変わりした。
塔ノ岳山頂から大倉BSに降りると、見慣れないバスが止まっていて、「入浴料半額のクーポンを差し上げます!」と案内する人までいる始末。
バスの横には、「はだの富士見の湯」とかいてある。。
閉店したどんぐりハウスの後に入ったコンビニは、ビールを販売していないため、「はだの富士見の湯」の送迎バスに乗り、いざ富士見の湯へ。
お休み処があって、入浴後に生ビールを飲めたのは良かった。HPによると、地下水を汲み上げて沸かしている(温泉ではない)けど、送迎付きで500円の入浴料は格安だと思う。
17時発の送迎バスに乗って、秦野駅に到着したのは、17:10頃になった。
秦野駅到着後、電車に乗って帰路についた。
冬の丹沢は、樹氷と富士山のコラボが最高にキレイだった。
今回、指先のかじかみだけじゃなくて、腿までつる始末。まあしかし、寒さには弱いかも。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する