赤岳 カモシカがお出迎え

2012年03月08日(木) ~ 2012年03月09日(金)

• GPS: 12:04
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,541m
• 下り: 1,521m

コースタイム

8日　8:00赤岳山荘-(南沢)-10:25行者小屋-(地蔵尾根)-12:15地蔵の頭-12:30赤岳展望荘-13:00展望荘発-横岳を目指すも途中断念-14:50赤岳展望荘
9日　7:35赤岳展望荘-8:30赤岳山頂-(文三郎尾根)-9:50行者小屋-10:25赤岳鉱泉-(南沢)-11:50赤岳山荘

天候

8日　曇り
9日　雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘駐車場発、着(1日1,000円)

コース状況／危険箇所等

8日は赤岳山荘付近には積雪があまりなく、そのまま歩き出しましたがすぐに登山道が凍っておりアイゼン装着。　行者小屋までは快適な道が続きました。

地蔵尾根は一部傾斜が急なところがあり注意が必要です。(アイゼン初心者の私は大分苦労しました)

横岳を目指しましたが大きくトラバースするところで身の危険を感じて断念しました。

9日は雪が降りガスもかかっていました。　赤岳山頂へはラッセルが必要でかなり疲れましたがなんとか登頂。　アイゼンがよく効きましたが所どころで若干ビビリが入りました。

雪山はあまり歩いたことがなかったので、どのくらいの斜面が歩けるのかが分かりませんでしたが、今回の登山で少し経験出来ました。
アイゼンを履くとあんなにしんどいとは・・・。

写真

3/8 8:03

赤岳山荘からスタート
歩き始めにはこの程度の雪でしたが

3/8 9:11

お日様が顔を出しました
素晴らしいお天気

3/8 11:55

こんな斜面を登るんや・・・

3/8 12:16

なんとかよじ登りました

3/8 12:18

ようやく地蔵の頭に
あ〜しんど

3/8 12:25

展望荘に到着

3/8 13:22

展望荘で一服した後横岳を目指しました

3/8 13:50

うっすらと富士山の姿が見えます

この後大きな岩をトラバース出来ずに撤退
展望荘で宴会に突入!

3/9 8:34

百名山22座目　無事登頂!

3/9 8:49

下りもハードでした

3/9 9:34

ようやくなだらかになりホッと一息

3/9 10:31

赤岳鉱泉名物アイスキャンディー

3/9 11:07

あれっ?
なにやら見慣れない物体が!

3/9 11:07

一生懸命に草を食んでいるカモシカさんでした

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX10 SONY

感想

imame

後輩のS氏と八ヶ岳に挑戦!
とは云うもののこちらは初心者・・・
後輩に頼ってなんとか無事に歩ききりました。

軽アイゼンでは歩いたことがありますが、12本爪はほとんど初めて。
歩き始めは緩やかな登山道だったので軽快に進みましたが
傾斜がきつくなるとふくらはぎに異様な疲れが襲ってきました。
おまけにバランスが取り辛く体がふらついてしまいます。

登りは斜面を前に見るのであまり恐怖感はありませんでしたが
登ってきた斜面を振り返ると、果たしてこんなところを下れるのか心配になります。

展望荘に到着し少し休んで横岳にチャレンジ!
しかし途中で大きな岩を左にトラバースする箇所でビビリが入り撤退しました。


翌日は雪が降りガスもかかるあいにくのお天気、風も若干あるものの視界はある程度ありました。
赤岳への登りはトレースが消えラッセルが必要です。
後輩9:私1の割合で登りようやく赤岳山頂に到達!
百名山22座目は雪山となりました。

下りもアイゼンがよく効きましたが太ももと膝が悲鳴をあげます。
よれよれになりながら行者小屋でへたり込みました。

赤岳鉱泉のアイスキャンディーを見て北沢を進んでいくとなにやら黒いかたまりが・・・熊??
なんとカモシカが一心不乱に草を食んでいました。
私たちに気づいて顔を向けましたが逃げもせずに再び食べだしました。
邪魔をしないように写真だけ撮って通り過ぎます。

林道まで出てようやくアイゼンを外して自由になりました。
赤岳山荘まで戻り今回の登山を終え、もみの湯(500円)に入り無事を感謝しました。