芋木ノドッケ〜雲取山(登り二軒小屋尾根・下り富田新道)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,337m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
08:30 二軒小屋尾根取り付き
11:00 芋木ノドッケ
12:30 雲取山荘
13:15 雲取山頂
15:20 日原林道富田新道方面分岐
天候 | 終日曇り。時々薄日が差すが、ほとんどが霧の中の山行。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■長沢谷下降点 大ダワ林道に人が立ち入らないよう(?)、長沢谷を渡る木橋が取り外されている。渡渉ポイントを探す必要があるが、水量には十分注意してください。 ■二軒小屋尾根 赤テープはルート上にずっとあり、尾根筋がわりとはっきりしているので登りやすいが、地図とコンパスで現在位置の確認が常に必要。 芋木ノドッケに登り詰める直前の急登は、くずれやすい土の急坂。滑落注意。 ■芋木ノドッケから大ダワ このルート中一番危ないところかもしれない。急坂の下りとなるので、注意が必要。急坂を下りきるところまでは、人の歩いた形跡なし(ちなみに芋木ノドッケから長沢背稜方面もトレースなし)。 ■富田新道 積雪でコースが分かりにくいが、数名のトレースあり。 下りきる直前の九十九折の急坂は要注意。 ■コース全般 積雪と、雪が一度溶けて再凍結した箇所が多数あり、特に凍結箇所は滑りやすく危険。 【特に凍結の多かった箇所】 ・日原林道から長沢谷下降点までの下り道 ・芋木ノドッケから雲取山山頂まで ・富田新道下部 標高がある程度低い箇所に再凍結した箇所が多かった。 アイゼン必須(自分は6本爪使用)。 |
写真
感想
どうしても雪が残っているうちに行きたかった奥多摩。
タワ尾根方面と、どちらに行こうか迷いましたが、気になっていた二軒小屋尾根を通って芋木ノドッケに登り詰め、雲取山を経て日原林道に戻る周回コースにしました。
いつもながら、登山以上に緊張する日原林道のデコボコ道を運転し、富田新道方面の分岐点に駐車します。
ここから日原林道終点の、大ダワ林道方面入口まで歩き、いよいよ登山道へと足を踏み入れます。
いきなり凍結した下り坂で滑りそうになり、すぐにアイゼン装着。
左側は切り立った崖で、落ちたらひとたまりもありません。慎重に歩みを進め、ようやく長沢谷へ。
さあ行こうと思ったのも束の間、橋がない!川を渡れない…
よく見ると、木の橋が取り外されて岸に繋がれています。
そういう時期なのか、あるいは通行禁止の大ダワ林道に人が立ち入らないようにしているのか。
真相は分かりませんが、とにかく渡渉できるポイントを探し、少し上流側に行ったところから、石伝いに対岸へ渡りました。
対岸へ渡ると、長沢谷のカツラがお出迎え。
しばし立ち止まって、巨木のエネルギーを分けてもらいます。
充電完了し、しばらく登ると、二軒小屋尾根に乗ります。
大ダワ林道方面は、尾根の東側を大雲取谷沿いに進む道ですが、二軒小屋尾根は、尾根上のロープをくぐり、尾根筋をたどります。
鹿防護柵が現れ、先へ進むと、尾根が広がります。葉が落ちても自然林の気持ちよさは変わりません。巨木も次から次へ現れ、最高の気分です。
尾根筋ははっきりしていて、何となく誰かの歩いた跡もあるような気がします。林業の方が入っているのかもしれません。
赤テープもわりと多めについているので、登りやすいですが、やはり正規の登山道ではないので、地形図とコンパスで方角をセットし、方角を確認しながら進みました。
針葉樹(種類がわからなくてごめんなさい)が増えてくると、登りも終盤。
次第に倒木が多く、荒れた雰囲気になってきます。
倒れた木を乗り越えながら進むと、急にきつい登りになります。
この登りは、雪と崩れやすい土が入り混じり、滑りやすく危険だったので、ゆっくり一歩一歩確かめながら登ります。
ジリジリと高度を上げていくと、行く先に道標を発見。芋木ノドッケに到着です。
(続く)
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