<翔んで仙丈>埼玉県民大鍋を背負って北沢峠に行く。そして「うもくつどんぶらこwithデビスマどぼん」
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,092m
- 下り
- 2,056m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:40
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:25
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:20
一日目 20523歩
二日目 17431歩
三日目 23352歩
天候 | プレ初日 登山口に着いたら土砂降りで撤退 一日目 晴れのち曇り 二日目 高曇りから雪へ 三日目 朝、爆風 のち快晴へ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
荷台が広いteku号(品行方正なエクストレイル)に乗り換えて戸台に向かう 最初から一日遅れで参加予定だった都民、ロール氏はボボンボンとうるさい高級食材(ハイオク)大飯食らいで羽根付きのワルい車で二日目爆走してきて登山口合流。 戸台駐車場20〜30台程度 無料 トイレあり この日は工事のため戸台駐車場まで入れず、戸台大橋からすぐの駐車場利用、上記駐車場まで800m余分に歩いています。 帰りは女子部は戸台駐車場で待機。 男性二人が荷物をデポして車を取りに行ってくださいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期、北沢峠まで行くためには戸台から歩きます。 駐車場から延々と河原歩き・・・長いつらい飽きる・・・ 石ゴロゴロのマジ河原です。数回砂防ダムの堰堤を階段で越えます。 徒渉三回あり(水量により難易度変わります。今回は行きは渡れましたが帰りは水量が増えていて安全策で一か所だけ女子部は靴を脱いで渡りました) ・・・あとで対岸をよく見ると高巻の道が今年から作られたようで、そこを通れば二か所は迂回できるよういなっていました・・・ただしこちらもかなりザレたトラバース道です。 丹渓山荘跡地(建物はまだ建っています)に着いたらここから八丁坂の激登り(道はジグ切ってあるので斜度自体はあまりありません。 山荘跡地から道が凍っていたためチェーンスパイク装着。 40分ほど激登りしたら、その後は樹林帯をゆるゆる歩いていく感じ。 大平山荘手前で、短いですが本日一番の斜度が出てきます。 疲れが出てきているので「この期に及んでかよ〜〜〜」と叫びたくなります。 大平山荘からも激登り15分。するといきなり北沢峠バス停(長衛荘)直近のバス通りにひょっこり出ます。 ここからフラットに駒仙小屋のテント場に向かうのですが、ここが最大の難関でした。 雪がボソボソ、10歩に一回くらい踏み抜いて膝下から腿まで位沈む。 20kgオーバーの荷物を背負ってここまで登ってきたギリギリの体力で体を引き上げるのが地獄・・・ 夏なら5分で行ける道が20分・・・死ぬかと思った・・・ ※テント場 水場あり、ペーパー付のキレイなトイレありのパラダイス。 今回は覗きませんでしたが避難小屋もあるそうです。 積雪量、この日は60〜70cm位でした。 ※北沢峠から仙丈岳 夏には使えるテント場からのショートカットはトレースが無く使えず、北沢峠バス停横から登りました。 ルート上には合目表示あり。 ほぼ全行程急登。(一合目から二合目間が下りベース) 五合目大滝の頭が休憩適地。 大滝の頭からしばらく登ると森林限界。 風がきついとキビシイけどこの日はそれほどでもなかった。 でも真っ白ガスガスだったので小仙丈で撤退を決めました。 |
その他周辺情報 | --初日撤退顛末記-- 登山口までは、今日頑張れば明日は晴れるねと意気揚揚だったメンバー ところが、駐車場にたどり着く前に工事の車から降りてきた人に制止され、正規の駐車場に行けないことが判明。 Uターンする場所も無く、狭い崖っぷちの林道をバックで戻る(高速は私が運転したが下道はデビルさんが運転してくれてました、良かった〜〜ワタシなら泣きが入るところでした) それで若干心がくじけたところに持ってきて、出発準備をしていたら、雨が本格的に土砂降りになってきた。 今日の天気予報は絶対に天気は良くならない方向・・・ 女子部は「今日はやめて、明日仕切り直しましょうよ〜〜〜」と言い始めた。 デビル隊長だけが「え??この程度の雨ごときで???」って顔してましたが・・・ ちなみに、駐車場には一番乗りでした。 その後やってきた車のお二人は、黙々と行く準備を・・・ デビルさんはその二人を巻き込んで3対3に持ち込もうとしましたが、女子部譲らず!!だってこのくそ長いコース、カッパ着て歩くのイヤだもーん。 そして、みんなで、高遠さくらの湯へ。 https://www.ina-city-kankou.co.jp/sakuranoyu/ 10時開館ジャストに到着 出迎えてくれた、人のよさそうな地元感あふれる受付のおばちゃまに「この辺にバンガローか安く泊まれる宿ありませんかね?」って聞いたら、奥にいたやはり人のよさそうなお兄ちゃんが、お風呂入ってる間に調べておいてあげますよ」って。 つるつるすべすべの気持ちの良い温泉に入って出てきたら、お兄ちゃんはいくつかの候補をメモして渡してくれました。 その中から選んだ「ホテル青木」 https://www.jalan.net/yad341810/ いろいろツッコミどころ満載のお宿でしたが、経営者家族(おそらく家族経営)はとてもいい方たちでした。ひとり素泊まり4100円くらいだったし。 チェックインは3時ですが電話したら2時半でいいとの事。 どこかでお昼食べて夕ご飯の買い物に行けばいいよね〜〜〜と ローメン食べたいねと言う私の為にスマホで検索かけてくれたりして、なんとなく見つけた「潮」という店。とっても美味しかったです。 生ビールで乾杯したし。 そして買い物に行ったものの、まだ一時半・・・ 雨なので行くところも無く、なんとなくホテル青木の駐車場へ。 「駐車場にいてもいいですか?」とキミコさんがホテルに聞いてくれてOKいただいたので、何故かメンバー車の中で缶チューハイあけて飲み始めてしまった。 するとしばらくたって、ホテル青木の従業員さんが「もういいですから入ってください」と言いに来た。駐車場で呑まれてはたまらんと思ったのであろう(爆) で、それからまたお部屋でエンドレス飲み続けるメンバーたちであったのです。 早くから飲み始めたので、早く寝て、朝はスッキリ起きましたよ♪ |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
登山口まで行き準備を始めるが、土砂降りの雨が降り始め、女性3名の意見をゴリ押しして、行きたがるデビリーダーを抑え込み伊那駅前のこのお店へ。(t)
出発しようとしているお隣の車のお二人の加勢を得て、3対3にしようとしましたが、テクパワーにわが女性メンバーは強く同調・・あえなく、敗退( ノД`)シクシク…(d)
この店地元の有名店らしくお昼には満席になった。
壁には有名人やリポーターのサインがいっぱい。(t)
運転担当は飲めません、いやこんな真昼間から飲めるかいっ(d)
このまま行っても碌なことはないので、戻ります。っていうか、ガスが下りてきて、高曇りでなくなった時点で、ここを頂上と決めてました。いやあ、学生時代含めて、北沢峠にテント張って、沈殿はあっても、途中撤退はなかったのにな‥(d)
(写真撮るの忘れてて、半分食べちゃってます)
残ったオリーブをトッピングさせてもらった。
持って帰るの重いもん。
ツナと海藻のサラダ、ウマかった〜〜〜
山でサラダっていいね〜〜〜
下山日でなければ、登れましたねぇ、最高の日和でしたから、昼にはねぇ・・(d)
モノポールって床が無いから、スコップとノコがあれば内装は自由自在。
靴のまま入れるから足が冷えない。
アイゼンだって中で付けられる。
皆さん、おススメですよ〜〜〜(t)
検討しますっ(d)
ま、デメリットもそれなりにあるけどな・・・(笑)(t)
デビ隊長とロール氏が石を大量に投げ込むが・・・結局対岸の沈んだ岩も滑って無理と言う結論に。
1分ほど探して、なんとかスマホ回収・・・(t)
あせった、あせった、靴が流れていくなんて、想像もしていないから💦・・スマホどころじゃなかった。。。(d)
感想
毎年この時期、北沢峠に行っているデビさん率いるグループ
今年はひょんなことからご一緒しませんかと誘っていただいた。
え???冬の北沢峠???
行きたかったのよ、ずっと前から。
でも、行ったことないルート、人もそんなに入らないし一人で行くのはねえ・・・
と、躊躇してたから、渡りに船。
是非参加させてくださいって答えちゃった。
でも冷静に考えると、このルートめちゃくちゃハードじゃん。
いつものワタシのベースキャンプ的な冬テント行と違って、標高差1000m距離にして10kmをデカ荷物で歩ききらなきゃいけない。
デビグループだから、みんなツワモノに違いない。
足を引っ張ってはいけない。絶対にいけない。
でも行きたい、絶対行きたい。
やっぱり行くぞ!!と二日前に荷物を作ったら、まだ水も生食材もピッケルも積んでないのにすでに20kg越え・・・
まじか、担げるのかワタシ・・・
でも、やっぱり行きたいから頑張る。
だって、今年断ったら、来年なんて絶対行けない。また一つ年取るんだもん。
そんなこんなで、覚悟を決めて行ってきた北沢峠。
デビ隊長のいい塩梅のピッチになんとかついていくことが出来ました。
若干は手加減してゆったりにしてくれてたのかもしれないけど、足引っ張らずについて行けました〜〜〜よかったにゃ〜〜〜
北沢峠は思っていた通り最高のテント場でした。
夏に行けばビッシリ張られているテントも、ここまで全部担いでこれる人しかおらず、静かで広い。
水はドバドバ出てるし、キレイなトイレもあるし・・・パラダイス。
ビール売ってたら最高なんだけどなあ。
天気にはあまり恵まれず4日の予定を下界待機で3日にしたため、甲斐駒は登れず、仙丈もガスガスで踏めず。アサヨ峰には行けずでしたが、もうワタシ的には冬の北沢峠でテンパク出来ただけで幸せです。
仙丈は昨年地蔵尾根からチャレンジしたときも、山頂直前で撤退したし、縁が無いのかなあ・・・
でも、いいんだ、また新たな目標が出来たもんね。
来年も参加していいって言ってもらったし、新たな目標がが出来ました。
来年もあの辛く長い河原を歩くのかと思うと「行けるかなあ」という思いがちらつきますが、行けるように頑張るよ。
来年も皆さん是非よろしくお願いします。
荷物ねえ・・・重かったよ
だって液体燃料とそれを燃やすためのつまみが沢山入ってたからな(爆)
みんな呑んべで大食らいのこのメンバー、ステキすぎです。
あ、どんぶらこしたウモコさんの靴は激流に飲みこまれる前に、デビさんが拾い上げ、デビさんのポケットからドボンしたスマホも防水型だったため命をつないだようです。
最近、事あるごとに「もう還暦前だから〜〜」を言い訳にしているワタシ・・・
ガッツリ歩くデビル隊長を見て、甘えてるな〜〜〜と思いました。
そうだよね、80まで現役!!
まだまだ頑張らねば〜〜〜〜〜
学生時代、厳冬期の終わるころに伊那谷を訪れ、春の雰囲気を味わいながら戸台川の河原を歩いて、まだまだ雪深い北沢峠をベースにあちこちに登っていた記憶が、数多い登山の思い出の中で、ひときわ心に残っているものなんですよ。
で、4年ほど前に、仲間に声をかけ、再び訪れるようになっているんです。
下界に近い戸台河原の春と、北沢峠と山々のあさーい冬のコントラストが好きでね。
カラマツの芽吹きも美しくて、また仙丈や甲斐駒から見る、北岳や奥の南アルプスの山々の輝きも、最高でね。
冬にはしょっちゅう通っている八ヶ岳とはスケールが違う。八ヶ岳がちゃっちく見えてしまう・・
今回は、少しメンバー変わって、テクさんをご招待、そしてこれまで年度末特有の職場の都合がつかなかった「ろうるさん」も参戦。強く液体燃料の依存している方なので、今回のメンバーとの相性も大いに期待できるはず。
なんだかんだで、好天の日を二日とも、「大好きな」河原歩きで消費してしまった、特別な登山隊。その代償は、テクさんのモノポールテントの最高の宴。
これは、楽しんだ、楽しんだ。いつものツエルト宴会場の100倍は快適だったね。
移動性高気圧と合い間の低気圧の交代交代の通過のタイミングで、春の雪山は、待てば好天は必ず来る、という利点があってね、時間をうまく使うことが大切。。4日あれば、大体は失敗ないよねって、思ったんだけどね。
まあ、こんな山も、楽しいでしょ。担いだ甲斐があったよね。だって、すべて自分で担いで、自分で楽しむのだから、山は見てもよし、登ってもよし。
また、来年も、テクテントに大集合ですよ。今度は一週間、滞在するかなぁ〜(笑)
ふと思い出した、学生時代の北沢峠、もっと、もっと、自由だったなあ、好きなトレースつけて、思いついた沢筋登ったり、尻セードで、思い思いにね。。
来年は、地蔵からも登ってみたいですね。
テクさん、車のご提供から、宴席のご準備まで、ありがとうございました。来年もよろしくね。
埼玉組と都民のボボゔぉんな皆さま、
こんばんは!
テク姉さんのお友達のnegimaです。
先ずは、レコのタイトル!
うもサンの靴がどんぶらこ
デビさんのスマホがドボン
したのですね。
どちらも無事で良かったです。
モノポールはどこへ行っても大活躍ですね。
持ち主の料理とあわさって、冬の宴会には欠かせません
伊那のローメンで終るのかと思ったけど、
どMな方々の集まる北沢峠、
八ヶ岳とはスケール違いますね。
夏ですら仙丈ケ岳は行ったことないけど
80まで現役、後に続くよー
ねぎちん、一番コメありがと
ほんと、翔んで埼玉から始まったこの山行、帰りの車の中はどんぶらこで盛り上がった。
他にも、内輪ウケだからレコには触れてないけど、にゃーにゃーでも大盛り上がりしたのです。重くてつらいのも忘れるくらい笑いの絶えない三日間でした。
モノポはやっぱり宴会には最高だよ。
今回は頑張ってバケツプリン作ってみた。
ホントは青空に映える山をバックにちゃんと皿にひっくり返してインスタ写真撮りたかったんだけど、丁度お披露目したときは猛吹雪だったのよ〜〜〜
バス開通後の北沢峠は激混みだけど、ほとんど誰もいない北沢峠は最高でした。
来年もいけるといいな。
80まで・・・後ろにねぎちんとココちんを引き連れて頑張るよ〜〜〜
ちゃんとついて来いよ〜〜〜〜
姉さん スゴイ荷物ですな〜
居酒屋やるのに23キロを背負って北沢峠かい〜
ご苦労さんです。
還暦すぎたら山小屋の歩荷で稼げますよ
都民の弱体者には過酷で無理でなので、
レコを見て楽しませて頂きます。
デビさん・・は。
やはりピークに行けなくてちっと残念でしたね。
今度は軽めのザツクで・・
晴天の岩々でも宜しくお願いします
きゃろっち
遠すぎる居酒屋だったよ。
でも最高の居酒屋さ
デビさんだって一番重い荷物背負って頑張ってるのになに甘えた事言ってるだーよ。
今から毎週、2リットルのペットボトルを10本ザックに詰めて丹沢を8時間歩こう
さすれば、来年は仲間になれるよ〜〜〜
晴天の甲斐駒に一緒に立とう
ですかね
土曜日は高曇りながらも甲斐駒ケ岳は見えていたので
そちらへ向かって手を振っておきましたが
年々重さがきつくなりますね
この冬は、中耳炎等で、宴会ドボン山行とはかけ離れたお気楽山行ばかりです。
ぺんぺん
ここまでドMな居酒屋山行もなかなかあるまい
折角手を振ってもらっても甲斐駒には登らなかったから見えなかったよ。
ぺんさんなら30kg背負ってついてこられるはず。
来年は共にいかが?
ま、日曜朝は寒気が入って、夜中1時ごろからテント内は極寒で全く眠れなかったけどね
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