車は片貝第四発電所まで。ここからヘッデンでスタートします。
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4/28 3:45
車は片貝第四発電所まで。ここからヘッデンでスタートします。
約40分ほどで片貝山荘を通過します。宿泊者の灯りが洩れていました。ここまで真っ暗な林道を一人で歩いてきたので、灯りを見て少しホッとします。
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4/28 4:26
約40分ほどで片貝山荘を通過します。宿泊者の灯りが洩れていました。ここまで真っ暗な林道を一人で歩いてきたので、灯りを見て少しホッとします。
片貝山荘から少し進むと阿部木谷(アブキダニ)出合の橋に到着。林道開通後はここまで車で入れます。ここでヘッデンを外しました。
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4/28 4:32
片貝山荘から少し進むと阿部木谷(アブキダニ)出合の橋に到着。林道開通後はここまで車で入れます。ここでヘッデンを外しました。
阿部木谷出合の橋を渡って道なりに進みます。すぐに毛勝山登山口の標識がありますが、尾根沿いの夏道なので無視してください。今回の毛勝谷コースには、そもそも標識などありません。
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4/28 4:51
阿部木谷出合の橋を渡って道なりに進みます。すぐに毛勝山登山口の標識がありますが、尾根沿いの夏道なので無視してください。今回の毛勝谷コースには、そもそも標識などありません。
阿部木谷の川筋に沿って上がっていきます。
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4/28 4:54
阿部木谷の川筋に沿って上がっていきます。
しばらくすると阿部木谷で唯一の橋が現れるので、(下流方向を見た場合の)左岸に渡ります。画像は左岸から振り返った橋。帰路では橋の雪は無くなっていました。
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4/28 5:15
しばらくすると阿部木谷で唯一の橋が現れるので、(下流方向を見た場合の)左岸に渡ります。画像は左岸から振り返った橋。帰路では橋の雪は無くなっていました。
堰堤がいくつも作られているエリアなので、概して歩きやすいです。
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4/28 5:38
堰堤がいくつも作られているエリアなので、概して歩きやすいです。
振り返るとどこかの山の上部に朝日が差していました。
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4/28 5:38
振り返るとどこかの山の上部に朝日が差していました。
阿部木谷はこの正面でほぼ直角に右折します。
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4/28 5:44
阿部木谷はこの正面でほぼ直角に右折します。
気づいたら川幅もずいぶん細くなっています。
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4/28 5:57
気づいたら川幅もずいぶん細くなっています。
阿部木谷を直角に右折すると、板菱と呼ばれる狭い谷が目に飛び込んできます。どこか異空間への通過儀礼のように感じられ、いつもワクワクするエリアです。
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4/28 6:14
阿部木谷を直角に右折すると、板菱と呼ばれる狭い谷が目に飛び込んできます。どこか異空間への通過儀礼のように感じられ、いつもワクワクするエリアです。
板菱を過ぎると、右の大明神沢と左の毛勝谷への分岐点である大明神沢出合に到着します。
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4/28 6:47
板菱を過ぎると、右の大明神沢と左の毛勝谷への分岐点である大明神沢出合に到着します。
これが大明神沢方面。奥の山のもう少し右が大明神山だと思われます。
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4/28 6:54
これが大明神沢方面。奥の山のもう少し右が大明神山だと思われます。
そしてそして、これが毛勝谷の全景です。この美しい谷を歩くことが、毛勝山の大きな魅力のひとつです。
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4/28 7:06
そしてそして、これが毛勝谷の全景です。この美しい谷を歩くことが、毛勝山の大きな魅力のひとつです。
奥の一番高い場所が毛勝山北峰です。近いようですが、ここからが正念場です。
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4/28 7:33
奥の一番高い場所が毛勝山北峰です。近いようですが、ここからが正念場です。
来たルートを振り返ってみます。普通の雪景色ならのっぺり写ってしまうのに、大きな影で高度感とスケール感が出ました。
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4/28 7:34
来たルートを振り返ってみます。普通の雪景色ならのっぺり写ってしまうのに、大きな影で高度感とスケール感が出ました。
今度は富山湾も見えてきました。
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4/28 8:09
今度は富山湾も見えてきました。
片貝山荘に宿泊していたであろうグループが、次々と追い越していきます。
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4/28 8:14
片貝山荘に宿泊していたであろうグループが、次々と追い越していきます。
後方からもどんどん追いついてきて、
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4/28 8:14
後方からもどんどん追いついてきて、
どんどん置いてかれます(笑)。
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4/28 8:26
どんどん置いてかれます(笑)。
もうこの時点で本日の足と心肺は、残念ながら終了してしまいました。まあそれは想定内で、あとはひたすら苦行となります。
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4/28 9:34
もうこの時点で本日の足と心肺は、残念ながら終了してしまいました。まあそれは想定内で、あとはひたすら苦行となります。
戻るにはもったいない高さまで来ました。時間だけは余裕があるので、一歩一歩超スローペースで上がっていきます。
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4/28 9:35
戻るにはもったいない高さまで来ました。時間だけは余裕があるので、一歩一歩超スローペースで上がっていきます。
富山湾の景色が励ましてくれます。右奥の陸と陸の間が能登湾で、中央に能登島も見えます。こんなにすっきり見えたのは初めてです。
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4/28 9:35
富山湾の景色が励ましてくれます。右奥の陸と陸の間が能登湾で、中央に能登島も見えます。こんなにすっきり見えたのは初めてです。
奥のV字路の右がボーサマ谷で通常は右を選びますが、今回は何名かが左の直登ルンゼへ進んでいるようです。毛勝山北峰の位置は画像の左なのです。
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4/28 9:53
奥のV字路の右がボーサマ谷で通常は右を選びますが、今回は何名かが左の直登ルンゼへ進んでいるようです。毛勝山北峰の位置は画像の左なのです。
5歩進んで、30秒休むようなペースで登っています。昨日の雪で30cm程度の積雪になっていました。
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4/28 10:44
5歩進んで、30秒休むようなペースで登っています。昨日の雪で30cm程度の積雪になっていました。
ここらからが一番の急登部。今は自分が最後尾です。
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4/28 10:50
ここらからが一番の急登部。今は自分が最後尾です。
こんな画像だと斜度が伝わるでしょうか。
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4/28 10:51
こんな画像だと斜度が伝わるでしょうか。
あそこがボーサマのコル。先頭の人も急登と新雪に苦戦しているのか、なかなか前に進んでいない様子です。後ろに立派なステップを残していただいて心より感謝です。
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4/28 10:54
あそこがボーサマのコル。先頭の人も急登と新雪に苦戦しているのか、なかなか前に進んでいない様子です。後ろに立派なステップを残していただいて心より感謝です。
この日、全国各地で見られた環水平アークが、ここでも見られました。この時は「何かの前触れ!?」などと感慨にふける余裕もありません。
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4/28 11:04
この日、全国各地で見られた環水平アークが、ここでも見られました。この時は「何かの前触れ!?」などと感慨にふける余裕もありません。
先頭グループが次々とコルに乗り上げていきます。
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4/28 11:23
先頭グループが次々とコルに乗り上げていきます。
このあたりで先ほどコルに乗り上げた登山者達が、もうピークからUターンしてきました( ; ; )。さあ大きく遅れましたが、自分もようやく乗り上げます。
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4/28 12:50
このあたりで先ほどコルに乗り上げた登山者達が、もうピークからUターンしてきました( ; ; )。さあ大きく遅れましたが、自分もようやく乗り上げます。
コルに乗り上げると・・・・、後立山がドーン!!
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4/28 13:04
コルに乗り上げると・・・・、後立山がドーン!!
釜谷山から続く剱岳
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4/28 13:11
釜谷山から続く剱岳
剱岳アップ
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4/28 13:11
剱岳アップ
左は双耳峰が美しい鹿島槍ヶ岳
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4/28 13:12
左は双耳峰が美しい鹿島槍ヶ岳
ボーサマのコルでボッとしてられません。すぐに稜線を左に進みます。ここからも意外と長いです。
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4/28 13:20
ボーサマのコルでボッとしてられません。すぐに稜線を左に進みます。ここからも意外と長いです。
毛勝山ピークから富山湾の全景
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4/28 13:25
毛勝山ピークから富山湾の全景
写真を撮っていると、稜線沿いの夏道から若者が上がってきました。今回3名でブナクラ谷まで進んで馬場島に下るそうです。
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4/28 13:26
写真を撮っていると、稜線沿いの夏道から若者が上がってきました。今回3名でブナクラ谷まで進んで馬場島に下るそうです。
頑張れ、君たちがいれば、きっと日本の未来は明るい!!
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4/28 13:39
頑張れ、君たちがいれば、きっと日本の未来は明るい!!
三角点の場所で記念撮影。山頂標識は雪に埋もれていました。
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4/28 13:28
三角点の場所で記念撮影。山頂標識は雪に埋もれていました。
この鞍部がボーサマのコル。中央部にお一人がテントを張っています。奥に白山が見えました。
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4/28 13:38
この鞍部がボーサマのコル。中央部にお一人がテントを張っています。奥に白山が見えました。
僧ヶ岳(左)と駒ヶ岳(右)。奥が能登半島の先端部。
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4/28 13:39
僧ヶ岳(左)と駒ヶ岳(右)。奥が能登半島の先端部。
手前から釜谷山、猫又山、赤谷山の稜線。剱岳からずっと右には奥大日岳。
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4/28 13:40
手前から釜谷山、猫又山、赤谷山の稜線。剱岳からずっと右には奥大日岳。
毛勝山南峰と白山。
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4/28 13:42
毛勝山南峰と白山。
見飽きない劔岳その1
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4/28 13:42
見飽きない劔岳その1
その2
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4/28 14:01
その2
鹿島槍ヶ岳(右)と五竜岳(左)
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4/28 14:01
鹿島槍ヶ岳(右)と五竜岳(左)
中央部やや左のピラミッドが唐松岳
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4/28 14:01
中央部やや左のピラミッドが唐松岳
釜谷山。今日できれば踏みたくて朝4時にスタートしたのですが、とんでもなかった(笑)。トレースもありませんでした。
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4/28 14:02
釜谷山。今日できれば踏みたくて朝4時にスタートしたのですが、とんでもなかった(笑)。トレースもありませんでした。
本日最後の一枚。来年もまた来ます(片貝山荘に泊まって)。
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4/28 14:02
本日最後の一枚。来年もまた来ます(片貝山荘に泊まって)。
さて、ボーサマ谷を下ります。毎回、恐怖で来たことを後悔する瞬間です。
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4/28 14:03
さて、ボーサマ谷を下ります。毎回、恐怖で来たことを後悔する瞬間です。
崖のような急坂
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4/28 14:04
崖のような急坂
坂の下部まで見通せない・・・
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4/28 14:06
坂の下部まで見通せない・・・
ただし今回は新雪があったので、足がしっかり雪に刺さって安心でした。カリカリのクラスト状態だったら、本当に怖い場所です。
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4/28 14:37
ただし今回は新雪があったので、足がしっかり雪に刺さって安心でした。カリカリのクラスト状態だったら、本当に怖い場所です。
ここでようやく気持ちに余裕が生まれて、冷静になってみると来たルートがデブリで埋もれていたことに気づきました。
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4/28 14:51
ここでようやく気持ちに余裕が生まれて、冷静になってみると来たルートがデブリで埋もれていたことに気づきました。
薄い表層雪崩だったようですが、先行したグループは大丈夫だったのでしょうか。
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4/28 14:51
薄い表層雪崩だったようですが、先行したグループは大丈夫だったのでしょうか。
かなり危険な状態でした。自分が歩いている時でなくて良かった。
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4/28 14:51
かなり危険な状態でした。自分が歩いている時でなくて良かった。
再び大明神沢出合
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4/28 15:52
再び大明神沢出合
最後に毛勝谷を振り返ります。新雪がきれいで春山とは思えません。
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4/28 15:52
最後に毛勝谷を振り返ります。新雪がきれいで春山とは思えません。
板菱に入るところ。通常の空間に戻ります。
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4/28 16:09
板菱に入るところ。通常の空間に戻ります。
阿部木谷の堰堤流域に戻りました。
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4/28 16:32
阿部木谷の堰堤流域に戻りました。
阿部木谷のシンボルツリーだそうで、いつも目に入りますがけっこう良い雰囲気です。
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4/28 17:26
阿部木谷のシンボルツリーだそうで、いつも目に入りますがけっこう良い雰囲気です。
阿部木谷出合の橋に到着です。林道が開通していれば、ここで終了のはずでした。
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4/28 17:27
阿部木谷出合の橋に到着です。林道が開通していれば、ここで終了のはずでした。
こんな林道を約3km、高低差約250mを下って片貝第四発電所まで戻りました。
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4/28 18:06
こんな林道を約3km、高低差約250mを下って片貝第四発電所まで戻りました。
はじめまして
初めてだと思いますが、記録を見ていて、とに角
素晴らしい― すごい
この言葉を贈らささせてください
ありがとうございました
ja9eoqさん、はじめまして。
拙い山行とレポートに望外のお褒めを頂き、ありがとうございます。
今回の毛勝山はデブリの発生もあって、けっして褒められた山行ではありませんでした。
なおGW中にもう一座、大倉山を狙おうかとレポートを拝見しております。
今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。
雪崩が頻発している時に下っていた者です。
ヤマップの投稿者によれば二人が流されたけど怪我は無かったようです。ご無事で良かったです。
higashiy3さん、コメントありがとうございます。
皆さんのことはしっかり覚えています。毛勝谷では下部でスッと追い越されて、こちらが乗り上げる前に早々に戻ってこられたのには、けっこうめげました(笑)。
でも皆さん怪我がなくて良かったですね。またどこかでお会いできることを、楽しみにしています。
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