烏帽子山

2019年04月29日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 33.1km
• 登り: 2,850m
• 下り: 2,838m

コースタイム

日帰り

• 山行: 18:32
• 休憩: 0:27
• 合計: 18:59

3:10 スタート地点
4:04 4:04 加治川治水ダム
5:25 5:25 岩岳
7:30 7:30 蒜場山
9:27 9:27 高立山
11:11 11:11 丸子カル
12:33 13:00 烏帽子山
14:00 14:00 丸子カル
15:33 15:33 高立山
18:13 18:13 蒜場山
20:01 20:01 岩岳
21:14 21:14 加治川治水
22:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道335号を加治川治水ダム方面に進みます。
俎倉山登山口から先は冬季閉鎖中で車両は通行出来ません。
川沿いの路肩に駐車スペースがあり約8台停められます。

コース状況／危険箇所等

ゲート　〜　加治川治水ダム
冬季閉鎖中ですが、車両が問題なく通行出来るレベルです。

加治川治水ダム　〜　岩岳
登山口からしばらくは夏道で、標高700m付近から残雪が出てきます。
岩岳　〜　蒜場山
この区間は夏道が約4割雪道が約6割です。烏帽子岩付近や兎戻しといった岩場には雪が無く、通行に支障はありません。山伏峰に近づくとほぼ雪道になります。

蒜場山　〜　高立山
蒜場山の東側は雪庇が張り出しているので、北側から回り込んで蟹沢を下るか少し戻って尾根筋を下るかの2通りの方法があります。今回は蟹沢を下るルートを取りました。蟹沢をある程度下ったら斜面の緩い所で尾根に取り付きます。高立山に近づくと雪が拾えなくなり藪漕ぎになりますが、この区間の藪は軽く漕ぐ程度で踏み跡も付いているので、それほど苦労は無いと思います。それ以外の所はほぼ雪道です。

高立山　〜　丸子カル
高立山を過ぎると藪から解放され、雪上歩きになります。稲葉ノ平付近は平坦な地形で、幕営に適した場所が多くあるといった感じです。

丸子カル　〜　烏帽子山
この区間もほぼ雪道ですが、一部で雪割れの為藪漕ぎがあります（写真37参照）。
山頂付近は雪が付いていないので藪漕ぎになります。

加治川治水ダム〜蒜場山は登山道がありますが、蒜場山〜烏帽子山は登山道がありません。残雪上を歩くか藪を漕ぐ必要があります。
蟹沢を通過する時は雪崩に注意しましょう。
隠れクラックが多い感じがあったので通行に注意しましょう。
稲葉ノ平付近にある水場は確認できませんでした。まだ雪の下かな？

写真

4/29 3:12

俎倉山登山口のゲートからスタートします

4/29 4:04

米平新道。蒜場山の登山口です

4/29 4:16

トロッコの残骸

4/29 4:42

夜が明けてきました。登山道は整備されています

4/29 5:06

この付近から残雪が多くなってきます

4/29 5:15

阿賀町方面には雲海が広がっています。遠くに見える正面の山は白山で左側に粟ヶ岳

4/29 5:22

岩岳に到着しました

4/29 5:45

岩岳付近はまだ残雪が多くあります

4/29 6:04

こんな岩場もあります。ここを登ると…

4/29 6:07

烏帽子岩に到着です

4/29 6:25

兎戻し。足場が悪いので慎重に通過します

4/29 7:10

山伏峰から見た蒜場山。ほぼ雪道です

4/29 7:26

蒜場山に到着しました

4/29 7:26

三角点もあります

4/29 7:40

今日の目的地の烏帽子山（手前）と大日岳手前の薬師岳

4/29 7:43

北側に行くと蟹沢に下りれそうな緩い斜面があるので、そちらに回り込みます

4/29 7:45

ここから沢沿いを下っていきます

4/29 7:45

蒜場山山頂に張り出した雪庇

4/29 7:51

吸い込まれそうな感じの沢。先行者のトレースがあります

4/29 7:57

この付近が尾根に取り付きやすい所ですが、もう少し沢を下って行きます

4/29 8:05

ここから尾根に取り付きます。見た目以上の急斜面で雪も硬いのでピッケルを使って登りました。手前の写真の位置の方が安全に登り下り出来るので、帰りはそこから下りました。

4/29 8:12

尾根に上がると快適な雪上歩き♪

4/29 8:19

蒜場山を振り返る

4/29 8:36

しばらくは雪を拾えそうです

4/29 8:46

雪割れが発生しているので、稜線の藪の中を通行します

4/29 8:57

高立山が近づいてきました。雪は少なそうです

4/29 8:57

この付近から藪漕ぎが始まります

4/29 9:10

藪は軽く漕ぐ程度。踏み跡も付いています

4/29 9:35

行きは高立山の斜面を巻いていきます

4/29 9:43

稲葉ノ平付近。ここからはほぼ雪道です

4/29 9:50

稲葉ノ平付近から見た丸子カル

4/29 10:34

ブナ林を通過後、一旦下ってから左側の斜面を登って行きます

4/29 10:35

蒜場山がだいぶ遠くなりました

4/29 10:50

目的地の烏帽子山が近づいてきました

4/29 11:00

丸子カル付近。平坦な地形になっています

4/29 11:00

雪は付いていそうです

4/29 11:25

烏帽子山に向かって最後の登り。その前に一旦下ります

4/29 11:42

雪がつながっていないので、尾根上に上がり激藪を漕いでいきます

4/29 12:09

背の高い木々が立ちはだかります

4/29 12:19

烏帽子山の肩。山頂は目の前です

4/29 12:33

山頂に到着しました。二等三角点がありました

4/29 12:49

大日岳（薬師岳）

4/29 12:50

北股岳と門内岳。手前は烏帽子山北峰

4/29 12:50

二王子岳方面

4/29 12:50

蒜場山

4/29 13:11

これから戻る稜線

4/29 15:10

稲葉ノ平付近

4/29 15:30

高立山周辺は雪がほとんど付いていません

4/29 15:33

高立山山頂。三角点は雪の下です

4/29 15:39

高立山の下り。踏み跡が付いています

4/29 15:54

この周辺にだけは赤テープもありました

4/29 16:01

ようやく藪から解放されました

4/29 16:29

この辺りから蒜場山に向けて本格的な登りになります

4/29 16:54

尾根上は激藪なので北側の斜面を巻いていきます

4/29 17:05

隠れクラック

4/29 17:28

ここから蟹沢に向かって下ります

4/29 17:30

急斜面ですがここが一番安全に登り下りできそうです

4/29 17:35

蟹沢の急斜面をひたすら登って行きます

4/29 17:48

ようやく蒜場山が見えてきました

4/29 18:22

蒜場山通過後の稜線で日没を迎えました。その後の写真はありません

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

感想

snowshot

今年は雪が豊富に残っているので飯豊の烏帽子山にチャレンジしてみました。距離が長く、時間が掛かるのは予想していましたが、雪の付き方の影響もあり予想以上にアップダウンが多く想定以上に時間が掛かってしまいました。下山も相当遅くなり、「日帰りで行く山ではなかった」というのが正直な感想です。ただ、残雪の稜線の絶景は見事なものでした。