十文字峠（信州往還）梓山〜四里観音避難小屋〜栃本

2019年05月25日(土) ~ 2019年05月26日(日)

• GPS: 12:41
• 距離: 31.2km
• 登り: 1,540m
• 下り: 2,314m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:40

距離 11.2km 登り 937m 下り 461m

9:03 梓山
9:58 毛木平
10:26 10:27 水場(五里観音)
12:12 12:15 十文字峠
12:16 12:17 十文字小屋
12:27 12:31 かもしか展望台
12:42 12:48 十文字小屋
13:12 13:15 四里観音
13:43 四里観音避難小屋

2日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:29

距離 20.0km 登り 613m 下り 1,864m

4:46 四里観音避難小屋
6:47 岩ドヤ
7:26 7:45 白泰山避難小屋
8:13 8:16 白泰山
10:52 栃本関所跡
10:58 11:04 栃本公衆トイレ
12:05 荒川ふれあいログハウス
12:15 秩父湖バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（JR小海線）信濃川上〜（川上村村営バス）梓山BS

（秩父市営バス）栃本または栃本関所跡
（西武観光バス）川又
（西武観光バス）秩父湖
　※「秩父湖」以遠（川又・栃本）のバスは本数が極端に少ないので要注意

写真

5/25 8:33

JR小海線、ディーゼルの2両編成
小海線はワンマン運行のため信濃川上駅での乗降は先頭車両の前の乗降口のみでSuicaは使えない（一部大きな駅は使える）
中央線から乗り換え時、小淵沢で一旦下車して切符を購入した。

5/25 8:33

JR信濃川上駅
ここからバスに乗車、乗客は私を含め登山者3名のみでした。

5/25 9:04

梓山バス停（川上村村営バス）
JR信濃川上から￥550でした。
ここから、毛木平まで延々と道路歩き。

5/25 9:19

時折大型のトラクターが行き交う高原野菜の畑の間の道を歩きます。
マイカーで登山の方でここを歩いている登山者を見かけた時、乗せられる余裕があれば是非声をかけてやってください。

5/25 10:00

毛木平の駐車場はいっぱいでした。
ほとんどの人はここから甲武信ケ岳へ登る模様。

5/25 11:12

水場で一休み
とりわけ急登とも思えないが、へばる。
以前、日帰り装備で登った時はなんでもなかったが、歳なのか？不摂生のの為か？

5/25 11:49

ここまで来ればもうきつい登りは無い。

5/25 12:14

十文字小屋

5/25 12:31

時間に余裕があるので、「カモシカ展望台」なる所へ行ってみた。
カモシカ展望台から。

5/25 12:31

カモシカ展望台から

5/25 12:53

栃本方面への分岐は小屋を少し過ぎた所にある。

5/25 13:01

バイカオウレンだ、群生して咲いていました。
十文字小屋から少し下った所です。

5/25 13:14

踏み跡は明瞭だが、道は細い感じ。

5/25 13:16

川又、柳小屋方面への分岐

5/25 13:19

四里観音
ここから四里観音避難小屋まではまだだいぶ歩く。

5/25 13:46

四里観音避難小屋への分岐
小屋はすぐそこです。

5/25 16:44

四里観音避難小屋
左に見えるのはトイレ

5/25 13:49

四里観音避難小屋

5/25 14:02

水場、小屋から2分の表示あり
写真中央が上の水場、手前のトラロープを下ると下の水場かな

5/25 14:02

上の写真の右側にある表示板の一つをUPで

5/25 14:04

小屋内部
ゴミも無く、整備された備品多数

5/25 14:05

小屋内部
この鋸や斧、鉈は最近（今年5月）に設置された物でした。
個人的に清掃や備品の整備、薪の準備をされている方がいらっしゃる模様。

5/25 15:07

小屋内にあった椅子（丸太）を外に持ち出して、本を読みながらビールを飲む。

5/25 14:12

氷とビールを入れてきたモンベルのクーラーバッグは結露してザックがびしょ濡れとなっていてびっくり。
危うく図書館で借りてきた本を濡らすところだった。

5/25 18:51

避難小屋への分岐点から夕陽

5/26 4:45

小屋前から朝日

5/26 4:53

四里観音避難小屋から歩きだした所

5/26 5:28

巻き道だったり

5/26 5:31

途中（廃）林道を通る。
チョット驚き。

5/26 5:34

尾根を通ったり

5/26 6:10

親切な案内版
そのとうりでした、的確な案内に感謝。

5/26 6:25

鍾乳洞があるのか？
気が付きませんでしたが、上の方に入り口があるらしい？

5/26 7:02

なかなか着かない白泰山避難小屋
標準タイムをオーバーしてしまいました。

5/26 7:33

白泰山避難小屋

5/26 7:34

のぞき岩にあったベンチと言うか丸太、ありがたい。

5/26 7:35

のぞき岩から
その名のとおり下をのぞき込むと迫力があるが、展望も良い。
小屋からは目と鼻の先でした。

5/26 7:35

のぞき岩から
中央は、お気に入りの避難小屋のある笹平かな。

5/26 7:35

のぞき岩から
中央は、雁坂嶺たぶん。

5/26 7:37

遥かに見えるのは八ヶ岳か

5/26 7:42

白泰山避難小屋
破風山避難小屋と同様にガラス窓が無いので暗く、写真での印象はよくないですが、実際はきれいで好印象でした。

5/26 7:42

白泰山避難小屋

5/26 7:42

白泰山避難小屋
ストーブ新しいです。

5/26 7:47

白泰山避難小屋

5/26 7:55

白泰山避難小屋をすぎると道も広くなりだいぶ快適になった。

5/26 7:56

白泰山分岐の少し手前、ゼンマイが群生していました。

5/26 8:18

白泰山、昭文社の地図では往復20分の記載。
せっかくなので、山頂に登ってみましたが展望はありませんでした。2等三角点があります。　基準点名：白泰

5/26 9:09

道は快適ですが、小さな虫と、枝からぶら下がる尺取虫？がうるさい。

5/26 9:28

一里観音

5/26 9:40

栃本広場方面への分岐
今回は栃本へ

5/26 9:56

舗装された林道を横切りました。
振り返って。

5/26 9:57

舗装された林道を横切りました。
ここから下ります。

5/26 10:03

植林された杉林だろうか、ありがちな風景だがあまり好きじゃない。

5/26 10:24

両面神社
狛犬に特徴が・・・

5/26 10:26

鳥居の工事をしていました。

5/26 10:32

登山口、ここから道路歩き
写真左の石の標柱には「右ハ信州道　左ハ？山？」とあった。大正時代の物か？

5/26 10:37

少し下ると栃本の集落が

5/26 10:39

「旧信州道起点に至る」の文字にひかれて右下へ。
「ばざくら街道」って何だ？

5/26 10:40

ばざくら街道？
いかにも古道って感じ

5/26 10:43

ワラビが大発生

5/26 10:47

ここにおりてきました。
旧信州道起点、「栃本」バス停のそばです。

5/26 10:46

旧信州道起点（前の写真左上）にあった古い道標
「右は信州道　左は川又を経て甲州・・・（読めない）」横面には「大正11年1月大滝村・・・」とあった。

5/26 10:48

栃本バス停
「栃本関所跡」より一つ奥（「川又」側）のバス停です。

5/26 10:54

栃本関所跡

5/26 10:54

「ばざくら街道」へ行かずそのまま道路を下れば写真右におりてくるハズ。
写真左は栃本関所跡

5/26 10:58

田部重治の歌碑は栃本関所跡からしばらく「上中尾」側に下った所にある。

5/26 11:20

気の遠くなる道路歩き。
暑いな

5/26 12:02

二瀬ダム（秩父湖）
このダムが出来たのは昭和35年（1960年）だそう、私の生まれた年だ。大洞（おおぼら）川と荒川本流の合流点にある。

5/26 12:37

みやま商店でビールを購入、今回もお世話になりました。
写真右端が「秩父湖」バス停

撮影機器：

Canon IXY 3 Canon

感想

辻 平内

　前回の秩父往還の山行で、埼玉の川又や栃本から公共交通機関で山梨で帰るルートの様子がわかったので、訪れてみたかった山小屋のある信州往還を歩いてみました。
時間に余裕があれば、1日目に白泰山避難小屋まで行こうかとも考えましたが、あまり時間に余裕も無く、予定通り水場もガラス窓もあり快適そうな四里観音避難小屋泊としました。
　当日、下界は記録的暑さだった様ですが、夕方にそよ風が吹くと少し寒く、ジャケットを羽織りました、6℃位だったと思います。
夜は意外に暖かく、夏用シュラフで十分だったと思います。
　当日の小屋泊は、私を含め2名でした。同宿の方は、栃本から登り翌日は甲武信ヶ岳から西沢渓谷へ下るとの事でした。
十文字峠〜栃本ではこの方以外は誰とも会いませんでした。
　十文字峠〜四里観音避難小屋は道は細いが明瞭で怖いところはありませんでしたが、四里観音避難小屋〜白泰山避難小屋は踏跡不明瞭だったり、やや緊張するような所もありました。
四里観音避難小屋〜白泰山避難小屋は急登はありませんが、地味なアップダウンがありました。
　白泰山避難小屋を過ぎると、道幅も広くなり快適な道で栃本に至りました。
はじめから、秩父湖バス停まで歩くつもりでしたが、日陰の少ない道路歩きが長くちょっとつらかった。
　白泰山避難小屋に泊まり、のぞき岩の上でビールを飲んだら、さぞ美味かろうと思うが、水場が無いので、どちらから登っても水を担ぎ上げるのが大変だ。
今度は、さらに大変そうだが柳小屋も訪れてみたい。

以下備忘録
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ビール350ml×4、ウィスキー350ml、2日目水は2.5L確保してスタート
夕食はカレーメシ、朝に食べ慣れたセブンのカップ麺を食べてみたが、やはり朝一はまずく感じた
前回痛めた小指の爪（両足）がやや痛い。
善意の管理者imokenpi さんに感謝。