大猫山・鬼場倉ノ頭(剱岳を眺めながら東芦見尾根の赤線つなぎ)
- GPS
- 12:46
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 1,912m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大猫山登山道は、東芦見尾根に着くまでは大猫平以外、ほぼ夏道が使えました。 それでも残雪歩きが長くなる場所もあったので、赤布を持って行くと安心です。2カ所で使用しました。また、雪が固く滑るのでピッケルが必要です。 東芦見尾根に出ると残雪が豊富です。ただし、鬼場倉ノ頭から西側は、所々で藪が出ています。特に70mを一気に下る斜面は雪が全くありません。 |
写真
感想
先々週、細蔵山から大猫山へ登る計画をしましたが、東芦見尾根に出た所で行く手に立ちはだかる急な藪斜面を見て戦意喪失。敗退しました。
帰ってから調べると藪斜面の先にある1969mピークは、鬼場倉ノ頭と名前が付いているようです。鬼場倉ノ頭という鬼の隠れ家的な名前に魅せられて、このピークに登りたいという気持ちが強くなったので、攻略方法を探しました。
鬼場倉ノ頭の頂上自体は、大猫山から行けば簡単に行けそうです。しかし、やっぱり急斜面をクリアして東芦見尾根の赤線つなぎを完成させたいところです。
積雪期にもう一度、細蔵山からチャレンジという手もありますが、雪の急斜面の上り下りは危険度が増しそうです。それなら藪が出ている今の時期の方が良い気もします。
ネットで調べていると同じようなことを考えている人がいるもので、6月に赤線つなぎで大猫山から鬼場倉ノ頭を下った所まで往復している記録が見つかりました。
9年前の記録でしたが藪の中に踏み跡もあるようです。今はどうなっているか不安ですが行ってみないと分からないので、とりあえず決行です。
大猫山登山道は、1500m位から残雪が現れますが、ほぼ夏道利用で東芦見尾根に出ました。尾根に出ると残雪が豊富で、鬼場倉ノ頭までは快適な雪山歩きで楽に到着できました。
さて、その後がいよいよ核心部です。
微かな踏み跡を見定めながら慎重に藪の急斜面を下ります。難所をなんとかクリアして先々週の最終到達地点である1827mピークに到着。赤線がつながりました。
今度は急斜面の登り返しです。笹や灌木に繋がりながらよじ登って行きます。ザックをデポした地点まで無事に戻るとができると、ホッとしました。
その後も分岐点まで登り返しです。1800mまで下って2000mまで登り返えすのは精神的にも肉体的にもキツかったです。
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