机龍之介の大菩薩峠


- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,799m
- 下り
- 2,797m
コースタイム
28日8:30大菩薩峠→9:30大菩薩嶺→10::00大菩薩峠→12:00日向沢登山口
天候 | 27日晴れ28日曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
小管村日向沢登山道から登った。小管役場前から小管村白糸の滝を目指していくと道はだんだん細くなり砂利道の悪路となり岩石が露出した道となる。白糸の滝まで役場から約7kmであるがそれ以上に感じる。山側は岩石木片が落ちてこないようにフェンス網となっている。白糸の滝駐車場から赤沢登山口まで徒歩10分位、更に上にある日向沢登山口には雄滝駐車場を目指して車で10分位、落石に注意である。日向沢登山口に水場がありここが最終水場4L背負って上がることにした。雲取山三条の湯経由で登る予定を急きょ変更した。中里介山著「大菩薩峠」、黒紋付着流しの机龍之助が意味もなく老巡礼を斬った所から、人間の愛欲魑魅魍魎が始まる未完の長編小説となっている。映画は大映市川雷蔵主役、中村玉緒で三部作となっている。その後眠狂四郎へと変わっていく。中里介山は多摩の羽村市出身であり介山ちなみのイベントでこの映画を好んで見たのである。
50年前は良く上った山である。S45 当時新宿発23:55分新宿駅のコンコースはキスリングを背負ってニッカボッカスタイルの山好きのあんちゃんが闊歩して大賑わい。我先にホームへ走り列車席取りに急いだ。4人掛け椅子はびっしり埋まり座席下に新聞紙を引いて寝たり、通路にも寝ているのが普通。トイレに行くにも寝ている人の手足、頭を踏まぬよう三点確保で歩いたものである。塩山駅のバス始発まで仮眠し、時間になると一斉に乗り込んだ。裂石が終点だった記憶がある。今の倍の距離を歩いたような気がする。慣れて来ると黒川鶏冠山へも足を伸ばした。それからS48名古屋へ転勤となりすっかり山から遠のいた。再び大菩薩へ行ったのは長兵衛ロッジまで自動車道が出来てからS58かな。B/Sの下見(実地踏査)を兼ね登ったのであった。
麗嶺
コメント
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あの頃の休日前日の夜行は、それこそ10本程度出ていたと思います。バスも夜中、電車に合わせてどんどん出発し、裂石からライトをつけて歩いていました。
hoppuさま
コメント有難うございます。
当時のあの電車の混雑状況を知っている人は少なくなりました。
しかしこの辺の年代層に聞くとみんな知ってますね。懐かしく想い出すことの出来る同朋と思っています。三頭山もドラム缶橋を渡りヌカザス山を経由して登り避難小屋に一泊して数馬に降りたことがありました「50年前」ですが。今は「都民の森」となって1時間足らずで登れる山となりました。道路整備は良くもあり、良くも無しと言った所ですね。
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