雨天ナイトハイク山行!赤岳鎖場フルコース(県界尾根→真教寺尾根)
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- GPS
- 10:59
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,340m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:55
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(深夜2時車なし。戻ってきた時に他1台) ●トイレ:真教寺尾根・県界尾根を登ると一番近いのは赤岳頂上山荘 (美し森駐車場には24H使えるトイレ有) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●県界尾根登山口〜小天狗 前半約1時間はなだらかな登りのち小天狗まではは急登。 ●小天狗〜大天狗 比較的なだらかな道が続いた後、大天狗に向けまた急登。 ●大天狗〜赤岳山頂 大天狗からしばらく進むとハシゴ・クサリの連続。三点支持で落ち着いて登れば問題ないと思います。但し雨など天候不良の時は要注意。 ●赤岳山頂〜真教寺尾根核心部 樹林帯にはいる直前までクサリ・ハシゴの連続。岩のホールドもしっかりしていますが、悪天候時は岩が滑るだけでなく、落石の危険も大きくなるので細心の注意を! ●扇山〜牛首山〜賽の河原 ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら樹林帯の中を進みます。 |
その他周辺情報 | ●下山後の食事 サンメドウズ清里スキー場のバイキング http://www.sunmeadows.co.jp/ |
写真
感想
♪雨天ナイトハイク山行!赤岳鎖場フルコース♪
このところ週末になると雨予報で、もう2週間も山に行けない週末を過ごしている。今週の天気予報も芳しくないが、どうやら天気が崩れるのは昼頃からのようだ。この週末も山に行けないと身体がなまって今後の山行が苦しくなってきてしまうので、ここは多少の雨を覚悟し、昼頃に戻ってくる計画で、毎年恒例の「赤岳」に登ることにした。
ここ数年、「ホテイランとツクモグサ」を目当てに、美濃戸からの入山だったが、今年は久しぶりに県界尾根を登り真教寺尾根を下ることにした。5年前の9月にも同じルートで登っているが、コースタイムも長めなので今回もナイトハイクで。
事前の天気予報では夜中は曇りのはずだったのだが、現地に近づくと小雨が降り出す。雨天歩行訓練と割り切り、カッパを着てのスタートとなるが、そういえばナイトハイクで雨って今までほとんどなかったような?それにしてもガスも出て道も分かりづらいし、時折雨脚も強くなったりする。早く薄明が始まらないかな〜。
本日は夏至なので、4時少し前から明るくなってきたが、ガスのおかげで気持ちの良い夜明けにはならなかったが、それでもナイトハイクをしていて、この薄明からだんだん明るくなってくる時間は実にホッとするひと時。
なんてホッとしているのもつかの間。県界尾根の核心部クサリ&ハシゴがついに現れた。
手袋をしているものの雨に濡れたクサリヤハシゴは驚くほど冷たく、手がかじかんでくる。稜線に出てからは風も強くなってきたからなおさらだ。気温は10℃に満たず、下界からは想像もつかないこの冷たさが、夏山といえど標高の高い山の怖さなんだということを実感。ガスの中から赤岳頂上小屋の姿がぼんやり見えた時はホント安心した。
そして13回目の赤岳山頂は、景色こそ望めなかったが、大好きな赤岳に今年もまた登ることができたという達成感があった。しかし、ここで安心しきってはいけない。下りも手ごわい真教寺尾根が待っている。
その真教寺尾根、今まで何度も歩いているが、小雨ととガスの今日はいつもより難易度が高かった。岩は滑るし、落石も起こりやすい・・・。
何とか難所をクリアして樹林帯に入り、少し広くなった場所で長めの休憩。ヘルメットやザックカバーを外したり腹ごしらえをしたり。ここまでほとんど飲まず食わずだったのでさすがにお腹が空いた。
再始動の後、いくつかのアップダウンを経て牛首山を通過し、賽の河原へ出て、サンメドウズのゲレンデを下れば本日終了、のはずだったのだが、サンメドウズのリフト降り場に行ってみると、何と今の時期ゲレンデは通行不可になっていた・・・。
しかたない、もう一度賽の河原に戻って「大門沢」から戻ることにしよう。実はこの道まだ通ったことがないので楽しんでしまおう。
歩きやすい道を下って県界尾根との合流点に出て、もと来た道を引き返し、本日の登山無事に終了!今シーズン初めてのナイトハイク&雨ガス&クサリ・ハシゴの連続で、思いのほか身体に疲れが出ている。
こんな時は美味しいご飯を食べて元気になろう!ということでサンメドウズスキー場のバイキングに行くことにした。
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