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Yamareco

記録ID: 1902481
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ハイキング
大雪山

富良野岳–化雲岳

2019年06月22日(土) [日帰り]
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GPS
18:02
距離
59.2km
登り
4,304m
下り
4,508m

コースタイム

21:35 十勝岳温泉凌雲閣
23:00 富良野岳
0:35 十勝岳
03:05 オプタテシケ山
06:40 三川台
07:30 南沼
08:00 トムラウシ山
09:50 化雲岳
13:05 天人閣
15:20 旭岳キャンプ場
天候 高曇りのち特濃ガスのち雨
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白銀荘にて前泊 (素泊まり2,600円)
下山後はホテルベアモンテ泊
コース状況/
危険箇所等
残雪はまだ多く夏道は多々途切れる。
オプタテシケ下りの雪渓は靴のまま下降した。チェーンスパイク等あった方が安全。
双子沼から三仙台まで猛烈な9kmの笹ラッセル。
天人峡–旭岳連絡路は去年より倒木が酷く、緊急時以外の通行はお薦めしません。
月が見えてテンションが上がる
2019年06月21日 22:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/21 22:44
月が見えてテンションが上がる
まずは最初ピークに到着
2019年06月21日 23:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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まずは最初ピークに到着
十勝岳なり
2019年06月22日 00:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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十勝岳なり
大雲海だった
2019年06月22日 03:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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大雲海だった
十勝ラウンド終了
2019年06月22日 03:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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十勝ラウンド終了
目指すトムラウシは遥か彼方
2019年06月22日 03:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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目指すトムラウシは遥か彼方
東の空は赤かったが、この後はずっとガス中を歩く
2019年06月22日 03:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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東の空は赤かったが、この後はずっとガス中を歩く
所々氷っている箇所があり痺れる雪渓下り
2019年06月22日 03:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/22 3:37
所々氷っている箇所があり痺れる雪渓下り
そうれはもう酷い酷い激笹が延々と続く
2019年06月22日 04:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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そうれはもう酷い酷い激笹が延々と続く
花も少ない
2019年06月22日 07:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/22 7:23
花も少ない
雨も降ってきた
2019年06月22日 07:25撮影 by  iPhone 8, Apple
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雨も降ってきた
やっとトムに到着
2019年06月22日 08:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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やっとトムに到着
ラスト化雲はもうヘロっヘロ
2019年06月22日 09:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ラスト化雲はもうヘロっヘロ
濡れ鼠
2019年06月22日 11:39撮影 by  iPhone 8, Apple
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濡れ鼠
またここを通ることなるとは
2019年06月22日 13:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/22 13:18
またここを通ることなるとは
幾重にも訪れる倒木に発狂しそうになった
2019年06月22日 13:56撮影 by  iPhone 8, Apple
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幾重にも訪れる倒木に発狂しそうになった

感想

いよいよ十勝-大雪への挑戦の日がやってきた。
白銀荘に前泊し鋭気を養う。フルメンバーは雨の暑寒別山スキー以来だ。凌雲閣に到着し準備していると小雨がパラついてきた。この程度は想定内なので行くしかない。タカ先生がペースメーカーとなり7割ほどで牽いていき富良野岳に到着。
稜線上はガスと雨に打たれる覚悟だったが、幸いガスも雨も時折程度で、星や大雲海が見えるほどだった。深夜の十勝岳連峰の峰々を超えていきオプタテシケに到着し十勝ラウンドは無事終了。ここから見るトムラウシは絶望的に遠く感じた。
オプタテシケから安全運転で雪渓を下っていくと眼下に広がる三仙台方向には特濃のガスに覆われており、そこへ突っ込んでいく。
ここから三仙台への夏道は初めてだったが、本当に酷い笹藪が延々と続き唸りながら掻き分けて9kmほど進み三仙台へ到着すると、長い長い笹ラッセルからやっと解放された。
しかしこの辺りから序々に足が重たくなりペースが落ち始める。やっと南沼へ到着し水の補給等し、着る物は全て着るが寒くて5分も停滞していられないのですぐにトムラウシへ向かう。
トムへの登りで売り切れていると実感し、この状況下での停滞は許されず、自分だけでなくパーティー全員を危険に晒してしまうのでこの時点で僕は天人峡下山すると決めた。
ロックガーデンでは僕とコンちゃんはもはや付いていけなくなっており下山を申し出る。ここで4人全員で降りることがを決定した。2人は全然余裕なので本当に本当に申し訳ない。
雨も強くなってきてビショ濡れになりながらトボトボと下り無事天人峡へ下山完了。
しかしここから旭岳へ戻るには去年通った連絡路を上って帰るしかない。倒木の数は去年より酷いし、ほとんど処理されていないので疲れた体にはマジで堪えた。怒りを原動力にして乗り越えて無事にベアモントへ辿り着き生還を果たした。

今回のチャレンジために今できる全てことをやってきたつもりだったが足りなかった。完膚無きまでの敗北を味わった。敗因は明確なので足りなかったことを補い次に繋げていくしかないだろう。今は体のダメージより心のダメージの方が大きいが次の1歩を踏み出していきたいと思う。

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